この項目では、Wii U用ソフト『New スーパーマリオブラザーズ U』と、移植版であるSwitch用ソフト『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』について紹介しています。
判定は、両方とも「
良作
」です。
【にゅー すーぱーまりおぶらざーず ゆー】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | Wii U | |
メディア |
Wii U専用12cm光ディスク ダウンロード販売 |
|
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 2012年12月8日 | |
定価 | 5,985円 | |
プレイ人数 | 1~5人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
安心と安定の『New スーパーマリオ』シリーズ Miiverseとの連動は初期作品ながら良好 ローンチとしては少々パンチに欠けるか |
|
マリオシリーズ |
Wii/DS/3DSで発売された『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの続編であり、Wii Uのローンチタイトルである。ディスク版に加えダウンロード版も存在する。
当初は『New スーパーマリオブラザーズ Mii』として発表されていたが、Wii Uで遊ぶ『New スーパーマリオブラザーズ』ということで現在のタイトルに変更となった。
ある日、マリオやピーチ姫達がピーチ城でパーティーをしていると、クッパ達の飛行船が出現し、そこから巨大な手が出現した。
いつものようにピーチ姫をさらうのかと思われたが、クッパ達は隙を突いてマリオ達に攻撃し、
気を失っている隙にマリオ達をピーチ城から遠く離れた場所ヘ投げ飛ばしてしまい、ピーチ城を乗っ取ってしまう。マリオ達はピーチ姫を助けるため、ピーチ城へ向かう。
ちなみに、クッパ達がピーチ城を乗っ取るのは『マリオストーリー』以来となる。
Wii Uでの発売によってマリオシリーズでは初のHD画質(720p)に対応している。
1人プレイではWii U GamePadによるプレイ・従来のWiiリモコンによるプレイのどちらかを選ぶことができる。
マルチプレイの特徴として、数人がWiiリモコンでプレイし、内1人がWii U GamePadでアシストするというバディプレイが行える。
ゲームシステムは以前のNewマリオシリーズに準じたギミックが多く、大まかなアクション・システム自体もWii版に準じている。
そのため『New マリオWii』に新要素を加えたものともいえる。
ストーリーモードとは別に「with Miiモード」としておおまかに3つのモードが存在する。これらのモードのみ「Mii」も使用可能(性能はマリオ等と同等。)。
以下、Wii版に準じた批評点は割愛する。
Wii Uとなり色々とパワーアップしたいつもの2Dマリオ。おだいモードなどの追加で上級者でもやりこめるようになった。
過去作と比べてもあまり変わり映えがしない点が多いため、シリーズを続けてプレイしている場合はマンネリ感を覚える可能性も少なくない。
しかし、Wii/DSと培ってきた反省点などをよく活かし、Wii Uのローンチタイトルとして「Wii Uが出来ること」を示そうとしている努力は感じられる。
ただ、他のローンチタイトルなどを見ると、Wii Uでしか出来ないという要素に関しては見劣りする。
マンネリに感じている人にはあまりオススメ出来ないが、マリオのファンや久々にマリオを遊ぶのであれば満足の行くゲームになっている。
【にゅー すーぱーまりおぶらざーず ゆー でらっくす】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | Nintendo Switch | |
メディア |
Nintendo Switch専用ゲームカード ダウンロード販売 |
|
発売・開発元 | 任天堂 | |
発売日 | 2019年1月11日 | |
定価(税込) | 5,980円 | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
『New マリオU』『New ルイージU』をカップリング 初心者向けの新キャラクター追加 Wii U版を購入済みのプレイヤーには目新しさは薄い |
いつでも、どこでも、誰とでも、マリオ。
Wii Uで発売された『New スーパーマリオブラザーズ U』(以下『マリオU』)と、その追加コンテンツである『New スーパールイージ U』(以下『ルイージU』)をカップリング移植したタイトルである。
基本的なところは『マリオU』『ルイージU』と変わらないため、前2作と比較しての変更点を挙げる。
Wii Uで発売された2作の2Dマリオを1本にまとめた作品。
元々の完成度の高さに加え、アクションゲームが苦手な人にも配慮されており、さらに楽しめるようになった。
オリジナルを買った人には目新しさは薄いかも知れないが、新たに手に取る人には間違いなく楽しめる一作である。
「クッパ姫」について