【りゅうせいのろっくまんすりー ぶらっくえーす / れっどじょーかー】
ジャンル | ブラザーアクションRPG | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 2008年11月13日 | |
定価 | 4,800円(税別) | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
『流星のロックマン』最終作 大幅改善された戦闘システム ストーリーや音楽も好評 豊富なやり込み要素 全てにおいて前作から進化 |
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ロックマンシリーズ |
『ロックマン』20周年を記念して発売された『流星のロックマンシリーズ』3作目かつ、シリーズ最終作。 本作では前作までと異なり完全に2バージョン式となっている。
技術の進歩によって、電波技術は更なる発展を遂げた。しかし、「メテオG」と呼ばれる巨大流星の出現によって、電波ウィルスの凶暴化、ノイズ率上昇によるシステムの暴走が続発するようになる。
サテラポリスとスバルは、新たに開発された端末「ハンターVG」を使い、崩壊を始めた電波世界を救うために奔走する。
(Wikipediaより引用)
今作までは「ストーリーとBGMは良いがシステムに粗がある」という評価が大半を占めており、そのせいで『エグゼ』シリーズのファンからは離れられた傾向にある。
本作に対してカプコンは「もう一度何をしたかったのかを振り返った」と証言しており、実際システム面には大幅な改良が施されている。
+ | ネタバレ注意 |
前作までの短所を見事に改善し、ノイズなどの特徴的な新しいシステムまで搭載したため、ユーザーからの評価は抜群に高い。
しかし双葉ツカサ等の人気キャラの不在、「エグゼ」より続く関連商品商法など無視できない問題点もある。
また、Wi-Fi機能が使えない今フルに遊べないのも残念なところ。
本作は非常に完成度が高いが、前作までと同様あまり注目されず、隠れた名作となってしまっている感がある。
初代から子供達の心をがっちり掴んで離さなかったエグゼと比べるとこちらはシステムの完成が遅すぎたとも言える。
それでも前作よりも大きく進化した作品なので、エグゼファンも先入観は捨てて是非プレイしてほしい。
*1 ちなみに、撃破タイムによってギャラクシーアドバンスの威力が変化する。
*2 現在はwi-fi通信自体が終了している為、戦う事は出来ない。
*3 ブラザー同士で大なり小なり目標を定め、チームを結成してその達成を目指す事。
*4 特定のアビリティを外す事で対処は可能。
*5 自分のノイズが弱点属性だった場合は1発でも食らえば瀕死になりかねない。
*6 フィールドのBGMが通常と違い、若干暗い雰囲気のBGM
*7 具体的に言えば、2枚選ぶと攻撃力+50、攻撃範囲が横3マスに。3枚以上だと攻撃力+100、対インビジブル性能追加、耐風効果追加、攻撃範囲が横3×縦2マスに。
*8 彼を残してさえいれば、後述の裏切りを防ぎ野望を達成できる可能性は高かった。作劇の都合上とある重要人物とほぼ同時に退場させる必要があったのも事実と言えば事実だが、些か尚早だったと言うべきか。
*9 「主人公陣営の本拠地に態々赴いて宣戦布告し、裏切り者を始末しようとしてロックマンに阻止され引き下がる」というシーンがあるが、手段を選ばずロックマンが流星に乗り込んで破壊する作戦を阻止すれば勝利を確定させられた可能性が高い。「仲間に対してロックマンの正体が明らかになる場面」の為に雑に起用されている印象も否めない
*10 ジェミニはマヒ無効に加え確実性こそないが『エグゼ6』にあったタッグシステムを使用可能、ウルフはカードの回転率を大幅に上げられるクイックゲージを標準装備
*11 ロックマンと同じ列に敵がいる状態で使うとガード不可&マヒ付与の多段攻撃を繰り出すため、本編・対戦共に有用なカードであった。
*12 転校したとの事だが、作中での会話でサラっと語られるだけ。
*13 特定のカードで攻撃しない限り、両者共にHP1で耐える、ファイナライズによってロックオン対象カードの威力が二倍になる代わりにフォルダ固定、体力回復なし、ラスボスの体力増加、3ターン目から使えるカードが5枚に減る。
*14 意図的にデザインした事については否定している。
*15 プレイヤーは買えないが現実世界同様10ゼニーとのことで袋に流星のロックマンのコスプレをしたうまい棒のキャラが描かれている