| 機種 | タイトル | 概要 | 判定 | 
| 本編 | |||
| AC | ドルアーガの塔 | アーケード初のRPG。かなり高難度の作品。 だが、それに魅せられたプレイヤー達によりゲーセン内コミュニティが大きく発展。 | スルメ | 
| イシターの復活 | 経験値による成長、パスワードコンティニューなどさらなるRPG要素を高めた続編。 | スルメ | |
| FC | カイの冒険 | ドルアーガの塔の前日譚。独特の浮遊感が特徴のアクション。 | なし | 
| SFC | ザ・ブルークリスタルロッド | 完結編だがジャンルがアドベンチャーに変更。48種ものマルチエンディングが特徴。 | なし | 
| 外伝 | |||
| AC | すごろくアドベンチャードルアーガの塔 | まさかのすごろくゲーとなったドルアーガのメダルゲーム。 『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』から一部キャラがゲスト出演。 | |
| GBC | 攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ | MTGのヒットを受けて作られたカードゲームライクのRPG。 | 良 | 
| PS2 | ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン | ローグライクゲーム『不思議のダンジョン』シリーズのシステムを採用。 しかし、似て非なる内容ゆえに賛否を分けることとなってしまった。 | スルメ | 
| AC | ドルアーガオンライン The Story of AON | オンラインアクションゲーム。2009年10月にオンラインサービスを終了。 | |
| Win | ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM ドルアーガの塔 The Phantom of GILGAMESH | 基本プレイ無料。MMORPG。2013年10月上旬に『GILGAMESH』に名称変更。 2016年3月をもってサービス終了。 | |
| 機種 | タイトル | 概要 | 判定 | 
| ドルアーガの塔 | |||
| FC | ドルアーガの塔 | いち早く発売されたFC初のRPG(*1)。パッケージ裏にもしっかりと「RPG」の文字を確認出来る。 しかし、まだその用語は認知されておらず、ほとんどの人はアクションゲームと認識していた。 | スルメ | 
| GB | ドルアーガの塔 | 発売はナムコではなくエンジェル、開発はトーセが担当している。 隠しパラメータだったHPが表示される、10階毎にボス戦があるといった若干のアレンジがなされている。 | |
| PCE | ドルアーガの塔 | RPG要素が大幅に強化され、大胆なアレンジが施された結果、別物と言えるほどに変化している。 | |
| PC(*2) | ドルアーガの塔 | 8bitパソコンへの移植(*3)。画面比率の関係上、横にステータス画面を配置し縦長風に表示した作品が多い。 | |
| Win | ドルアーガの塔 | ||
| Win | ゲームCD-ROM付き玩具菓子「ゲーム伝説」 | ゲームを収録したCD付き食玩シリーズ。特定ステージのみ厳選移植仕様のため、完全な形では遊べない。 | |
| GC | ドルアーガの塔 | 『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』の予約特典。ファミコン版の移植。 | |
| イシターの復活 | |||
| PC(*4) | イシターの復活 | ||
| Win | Ultra Series イシターの復活 | ||
| カイの冒険 | |||
| AC | VSカイの冒険 | 『カイの冒険』をアーケードに逆移植。 ナムコ直営店舗のみで稼働されたため、出回りも非常に少なく基板も殆ど現存していない。 なお、国内での任天堂VSシステム基板最後の作品でもあった。 | |
| オムニバス | |||
| PS | ナムコミュージアムVol.3 | 『ドルアーガの塔』AC版をほぼ完璧に移植。純粋な移植に留まらない豪華仕様となっている。 設定資料を閲覧したり、「裏(FC版とは別物)」「闇」の2つの高難易度Ver.が用意されている。 | |
| ナムコミュージアムVol.4 | 『イシターの復活』を移植。さらに高難易度アレンジVer.の「裏イシター」も収録。 | ||
| PSP | ナムコミュージアムVol.2 | 『ドルアーガの塔』AC版を移植。 | |
| DS | ナムコミュージアムDS | 『ドルアーガの塔』AC版を移植。 | |
| 360 | ナムコミュージアム バーチャルアーケード | ||
| Switch | ナムコミュージアム | 良 | |
| Win | Wセレクション 13 ドルアーガの塔&イシターの復活 | ||
| Switch | ナムコットコレクション | FC版『ドルアーガの塔』『カイの冒険』を購入可能。 | |
※コスチュームやアイテムのみの登場は割愛。
| 機種 | タイトル | 概要 | 判定 | 
| PS | テイルズ オブ デスティニー | 「ドルアーガの塔」が隠しダンジョンとして登場。 | 良 | 
| GC | バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海 | ドルアーガの塔をモチーフとしたダンジョン「不思議庭園デトゥルネ」が登場。 | 良 | 
| GC | ミスタードリラー ドリルランド | ドルアーガの塔をモチーフとしたアトラクション「ドルアーガの穴」が登場。 | 良 | 
| PS2 | NAMCOxCAPCOM | ギルとカイがPCとして参戦。ドルアーガを始めとする敵キャラも多数登場。 | 良 | 
| WSC | ナムコスーパーウォーズ | ギルとカイのみならず、女神イシターも味方として参戦する珍しい作品。 バビリム王国が舞台のシナリオもありドルアーガを始めとする敵キャラも多数登場。 | 
80年代のナムコを代表するアーケードゲーム及び家庭用ソフトとして発売された、バビロニア神話を下敷きとした世界観を持つゲームシリーズ作品の総称。
第1作である『ドルアーガの塔』では、バビロニア神話を下敷きとした世界観と当時としても美しいグラフィック、当時のゲームマニアをもうならせる超難度で大きな話題と人気を集めた。
次作『イシターの復活』でアーケードゲームとしてのリリースは終了し、家庭用ソフトで第1作のリメイクや外伝作、新作などがリリースされた。
SFCで出たシリーズ最終作『ザ・ブルークリスタルロッド』を最後に、制作者・遠藤雅信氏が直接手掛ける新作はでなくなったが、ナムコを代表する著名作の1つとして、キャラクターやアイテムなどが外部作に客演したりするなど、今もその知名度は衰えていない。
正統続編
『バビロニアンキャッスルサーガ』において、「正伝」とされている作品は『ドルアーガの塔』を除くと残りは下記の3つとなる。
この他にも『ドルアーガの塔』の名前を冠する作品は存在するが、生みの親である遠藤氏は「ゲームスタジオが製作に関わっていない作品は正史ではない」としている。
ただしストーリーや世界観の監修作業はそれらの外伝作品においても遠藤氏はきっちり行っている(*5)。
ゲームスタジオ未関連の外伝作品
*1 場合によってはRPGと見なされないケースもある。
*2 X1/FM-7/FM77AV/MZ-1500/MZ-2500/MSX
*3 MSX版のみナムコが発売し、他は電波新聞社から発売された。
*4 PC-8801/PC-9800/X1turbo/X68000/FM-77/MSX
*5 一例を挙げると、ドルアーガRoBにおいて開発スタッフが「ライオンを敵として出そう」と提案したが、遠藤氏は「ライオンはこの世界では神聖視されているのでダメ」とNGを出している。ちなみにPCE版ドルアーガやBCRではライオンが重要な役割を果たしている。
*6 MSX2版のみナムコ。他機種版はSPSが開発・販売。
*7 最終作が1994年発売で本作は2000年12月より展開されている。
*8 2012年以降は(他のMMOと共に)ウィローに移管されている。