【ぽけっともんすたー さん・むーん】
ジャンル | RPG | ![]() 高解像度で見る 裏を見る ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | ポケモン | |
開発元 | 任天堂 | |
制作 | ゲームフリーク | |
発売日 | 2016年11月18日 | |
定価 | 4,980円 | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | なし (管理人裁定による) | |
ポイント |
ポケモンの世界観に一石を投じた作品 賛否両論が激しいキャラクターとストーリー 対戦環境のバランスはやや改善 評価点だが練り込み不足も目立つUIと新システム |
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ポケットモンスターシリーズ |
ハワイをモチーフにした南国のアローラ地方が舞台の、第7世代完全新作。
シリーズ20周年を迎え、同年はVC版初代で久々に『ポケモン』に触れたプレイヤーが復帰したり、スマートフォン向けゲーム『Pokémon GO』が社会現象を起こしたりと、シリーズへ特に注目が向けられていた年でもあった。
+ | ライドポケモン紹介 |
+ | 5種類のリゾート |
+ | 詳細 |
+ | ネタバレ注意 |
+ | 詳細 |
+ | シナリオのネタバレ注意 |
+ | 進化条件の例 |
+ | 詳細 |
+ | クリア後のストーリーについてのネタバレ注意 |
+ | ネタバレ注意 |
+ | 詳細 |
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システムの問題点
対戦・育成について
+ | 対戦の問題点 |
+ | 育成の問題点 |
+ | 一覧 |
ポケモンシリーズ20周年を記念する本作。
育成環境はより充実した他、マップ上でもキャラクターの頭身が上がり、よりキャラクター性やシナリオを重視した作風となった。
一方で、シナリオは描写不足感があり、リーリエを始めとしたキャラクターを気に入るかで賛否が分かれやすくなっている。
また、図鑑説明文のメガシンカの絆を否定をする設定の矛盾、過去作キャラの改悪、プレイヤーへの煽りとも取れる発言など、相変わらず世界観を損なう表現が目立つ。
シナリオとイベントを一通り終えるとその後のモチベーションが通信対戦に左右されやすいのもマイナス。
対戦は目玉要素のZワザで戦略の幅が広がったポケモンは多いが、強いポケモンがゴリ押しに使う時もあり賛否は分かれる。
また、全体のバランス自体も第六世代で猛威を奮ったポケモン・戦法を弱体化した傍から、新たにカプ系やミミッキュと言った強すぎるポケモンを生み出したため結果的には改善されていない。
総じて、従来の要素を大規模に変えたり、数々の新要素が追加され新鮮になった反面、粗が目立つ部分や前作から劣化したり放置された問題点も多く、本作の新要素及びキャラクター、前作から改善された部分をどこまで気に入ったか、あるいは前作から改善されなかった/改悪された部分がどこまで気になったかで評価が分かれるだろう。
従来作と比較するとプレイヤーを選んでしまう面が強い仕上がりになっている。
*1 「努力値」の俗称でも知られる、ポケモンの各能力値に関わるパラメータ。
*2 ポケモンの種族ごとに設定されているステータスの基礎値。
*3 たとえばリザードは『金銀』以降Lv.36丁度でリザードンに進化させると「つばさでうつ」を覚えた。
*4 将来的にカロスマーク付きも出場不可能になると公式で発表されていたが、時期は明言されずじまいだった。
*5 勿論卑猥な意味ではなく「Lillie(リーリエ) + loss(失うこと)」という意味である。
*6 この際、ルザミーネは何故かリーリエの脱走までその時点で関わりが一切無かった主人公のせいにしている。当時のルザミーネの精神状態が異常だったとはいえ、主人公からしてみればとんだとばっちりである。ただし、グラシオは「くだらないバトルに突き合わせてつまなかった」と主人公に謝罪している
*7 そして、彼女が身体を張ってほしぐもちゃんを助けに行こうとしないので、それも相持って余計に悪印象を抱いてしまう。但し、コミカライズの「ポケモンSPECIALサン・ムーン」に於いてはムーン(原作に於ける女主人公)にこの事を指摘される場面はある。
*8 ハウの父親(ハラの息子)は「父の威厳から逃げるようにアローラ地方を出て行った」という設定まである。
*9 実際、アニメでもコルニがメガルカリオを制御できずに暴走させたことがある。
*10 むしろ一部のポケモンは、捕獲したボールによっては教え技・タマゴ技の有無等がバレてしまうデメリットがある。
*11 初期にカプ・コケコに助けられた時、エーテルパラダイスでウツロイドに初めて遭遇した時、ウラウラ島に向かう船でハウの挙動に驚く時など。全てマップ用モデルを使用したイベントシーンではなくムービーシーン。
*12 母親に御三家を選んだ理由を答える際の「カッコいいから」「可愛いから」があるが、どっちを選んでも母親は「可愛くてカッコいいのね」と答える、など。たとえ会話が変化するとしても直後の会話のみ。
*13 敵ポケモンは1~2回行動で動き、かつ2回目の行動は必ず仲間を呼ぶ行動、とイメージすると分かりやすい。
*14 これ自体は野生が2匹出てくる状況が出てきた『DP』から「狙いが定まらない」という理由でボールが投げられない仕様になっている。正確に言うと、こうした仕組みを導入したにもかかわらず直してこなかったのが問題と言えよう。
*15 戦闘1ターン目に使用した場合に限り、捕獲率が5倍になる。その性質上、体力が満タンの相手にいきなり投げることになるが、捕獲しにくいポケモンでなければかなり成功しやすい。
*16 特定の時間帯や天候でレベルアップ、特定のポケモンを手持ちに入れる、本体を逆さまにする、など。
*17 イモリのメスはフェロモンを出し、エンニュートもフェロモンを出すという設定があるため、進化条件はこの生態からきていると考えられる。
*18 ノーマルランクで20連勝を果たすと挑める。最終進化を遂げたポケモンが集い、クリアには相応の知識を要求される。
*19 一応負けても1BP貰えるため、ひたすら負け続ければ景品を狙う事自体は可能である。
*20 クリア後に解放される要素もあまり多くない。めぼしいのはバトルツリー近辺の一部地域の開放とクリア後ストーリー程度。
*21 しかも、同種同ランクの店を設置済みの場合は設置済み軒数に応じて2倍・3倍…と値上がりする。
*22 城外にいないプレイヤーは城内の受付で1人ずつ呼び出す必要がある。下画面から見られるゲスト一覧には載っているのに、城内受付での一覧には載っておらず呼び出せないプレイヤーが存在することもある。
*23 フェスサークルの設定にはゲストとの通信を制限できる項目があるのだが、これを行うとVIPではないフレンドとの通信も制限されてしまう。
*24 VIPのプレイヤーは別タブで最優先に表示されるため、お互いがオンライン状態であればほぼ確実にコンタクトが取れる。
*25 一時間経っていないときにオンラインに繋ぎなおした場合、その旨のメッセージが毎回長々と表示される。
*26 染物屋の染め直しによる色違いまで含めると男物679・女物1253。
*27 通信対戦時のダブルバトル(相手トレーナーが1人の場合)だとほぼ処理落ちしない。
*28 ただし調べられるものは何かしらの情報が得られ、ポケモン雑誌ばかりということはほとんどない。
*29 CMのバリエーション自体は7種類ある。
*30 ゴーストとフェアリー技を両方半減以下で受けられるのは全ポケモン中「ほのお・ノーマル」複合のカエンジシただ1匹のみ。そのカエンジシも防御力の低さから半減でも倒されてしまうことが多く、ミミッキュキラーとは言えない。
*31 ただし、ミストフィールドの前者の効果はカプ・レヒレ自身がドラゴンタイプの技無効なのでシングルバトルでは全く意味がない。一応、ダブルバトルなら味方のフォローに使えなくもないが、ドラゴン技がマイナーなので活かしにくい。
*32 かつては「絶妙な数値」と評された素早さも、環境における素早さのインフレ化により意味をなさなくなった点も辛い。
*33 第六世代ではあまり見かけなかったエレキフィールドやミストフィールドが展開される機会が守り神によって激増し、キノコのほうしが妨害されやすくなった点もマイナス要素となっている。
*34 ポケモンに持たせるとバトルで得られる経験値を1.5倍にする道具。
*35 バトルスポットで使う際の最高レベル。これ以上上げても自動的にレベル50のステータスまで落とされる。
*36 弱いポケモンしかいなくても、対戦相手の動向によってはマグレ勝ちできる可能性がなくはない。また、わざと負けても微量のBPを稼ぐことはできる。……が、いずれもまともな利用法とは言えない。
*37 これの該当ポケモンは手持ちやバトルボックスからは通常通り参戦できたために余計にたちが悪く、一部のユーザーがあらぬ改造疑惑をかけられてしまった。
*38 ちからずくランドロスは第5世代との連動ソフト『ARサーチャー』でしか入手できず、レート戦に出場させることは不可能。
*39 公式発表によると、2017年2月下旬で5,954人、3月下旬で7,651人。