【ねっけつこうはくにおくん すぺしゃる】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | アークシステムワークス | |
開発元 | エイビット新潟 | |
発売日 | 2011年12月15日 | |
定価 | 4,200円(税別) | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
熱血硬派くにおくんを現代風にリメイク 様々なシリーズの要素を継承 シリーズのファンならニヤリと出来る |
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くにおくんシリーズ |
『くにおくんシリーズ』25周年記念作品。アーケード版『熱血硬派くにおくん』をベースに『ダウンタウン熱血物語』などの要素を加えてリメイクしたメインの「ストーリーモード」、
アーケード風の操作感と演出を再現した「アーケードモード」、シリーズの様々なキャラで対戦する「バトルロイヤル」
決められた条件でミッションをこなしていく「ミッションモード」、歴代シリーズの資料を閲覧できる「ギャラリーモード」、すれちがい通信カードバトルの「タイマンバトル」で構成されている
リメイクにあたって「みすず」以外のキャラはダウンタウンシリーズ調の2.5頭身で描かれるようになった。(「みすず」はFC版の『熱血硬派くにおくん』をベースにしたグラフィックで表現されている。)
ストーリーモード
アーケードモード
ミッション
バトルロイヤル
CARD BATTLE(タイマンバトル)
操作感、及びストーリーは「昔に遊んだくにおくん」をよく再現できており、シリーズのファンがニヤリと出来るポイントが随所に散りばめられているが、2011年のソフトしては明らかにメインモードがボリューム不足であり、評価に響いてしまった。
また、その他モードもモード間の結びつきが弱くてどこか散漫な印象が強く、上述の致命的なバグの存在も含め、「25周年に発売を間に合わせようとして作りこみ足りなかった」という印象が否めないのが惜しいところである。
「くにおくん」の入門編としてや、シリーズファンが短い時間でプレイするには丁度いい作品だったが、安価で致命的なバグも修正されていたダウンロード版の配信が終了した現在では気軽に入手し辛くなったのもまた残念である。
*1 熱血高校ドッジボール部に登場した「それん(ろしあ)」のキャプテン
*2 つまり非戦闘キャラでもダメージモーションが用意されている。
*3 アーケード版では襟を掴んで顔面を連続で殴るものだが、本作では素早いパンチの連打になっている
*4 熱血高校ドッジボール部に登場したアイスランドのキャプテン。時代劇等にも登場。
*5 実写ドラマ版では言うシーンがある。また、本作発売の5年後に公開されたシリーズ30周年記念の新作紹介動画に出演した際もしっかり言っている(そもそも動画名が「みさこのビキビキ通信」)。
*6 次回作では入れるようになった上、多くの街に店舗が展開している。
*7 例えば『ダウンタウン熱血物語』でも、プロローグや「まみ」救出時に台詞がある。
*8 哀れにもそのまま「みすず」の襟首掴みビンタの餌食に…。
*9 ケンカ「後」にみすずから謝罪をうけたひろしが「デカいですね」といってキレさせるシーンもある