【ねっけつこうはくにおくん すぺしゃる らんとうきょうそうきょく】
ジャンル | 熱血2Dアクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | アークシステムワークス | |
開発元 | エープラス | |
発売日 | 2013年8月8日 | |
定価 |
パッケージ版:4,428円 ダウンロード版:4,286円(各税別) |
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レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
熱血硬派シリーズの新ストーリー ABボタンで数多くの必殺技を繰り出す爽快感は健在 |
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くにおくんシリーズ |
『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』及び『りき伝説』の続編。
東京以外の関東圏を傘下に収めた謎の武装集団「関東獅子連合」を相手に「くにお」くんが「りき」や「しんじ」、「みすず」といったライバルを相棒に挑んでいくベルトスクロールアクションRPG。
前々作のようなリメイクではなく、熱血硬派シリーズの完全新作ストーリーとなっている。
+ | 周回要素 |
+ | ネタバレ |
若干のボリューム不足やマルチプレイ問題、フリーズバグが発生していたといったマイナス点は見られるものの
前作、前々作からは順当に進歩しており、ゲームとしての完成度は上がっている。
テクノス倒産後の「くにおくんシリーズ」は、面白さは感じられるがどこか致命的な欠点を抱えていたり、単純にクソゲーだったりと評判が芳しくないものが多いが、
その中でも従来のシリーズに近い完成度で完全新作をやってのけたという点は十分に評価できる。
また、従来の「くにおくんシリーズ」も後期になると、難易度が高く慣れるまではまともに遊べなかったり、ゲームのクセが強い、といった作品も多いが、
本作は『ダウンタウン熱血物語』や『時代劇だよ全員集合!』の辺りで感じられた「誰でも簡単に殴り合える」ゲーム性が復活しており、万人が楽しめる出来になっている。
多彩な必殺技を単純操作で繰り出し、爽快感あふれる2DベルトアクションRPGとしてシリーズ未経験者にもオススメ出来る内容となっている。
*1 本編でも登場するので倒せば連動しなくともアンロック可能
*2 アーケード版「熱血硬派くにおくん」の雑魚敵のヤクザと同様の一撃で体力が無くなる超高威力のドス攻撃を放ってくる上に得られる経験値も非常に少ない。余談だが、どの街でも必ず同じ名前のヤクザが襲ってくるので「やけに顔が広いヤツ」というネタにもなっている。
*3 「まっはきっく」の場合、「しんじ」と「くにお」では速度が異なる
*4 特に「みすず」は規格外のグラフィックであるためか、必殺技のほぼ全てが専用の物になっている
*5 このほかにもGB版『熱血硬派くにおくん 番外乱闘編』は、海外で『Double Dragon II』として発売していた。
*6 アルバイトで戦うことができる。
*7 『くにおたちの挽歌』の続編として企画されていた。
*8 本作発売に合わせて放送されたドラマ版の方ではこの二人は主要人物になっている。
*9 リメイク作の『超熱血高校くにおくん ドッジボール部』を除けば実に25年ぶり(!)の登場である。