マリオゴルフGB
【まりおごるふじーびー】
ジャンル
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ゴルフRPG
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対応機種
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ゲームボーイカラー専用
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発売元
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任天堂
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開発元
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キャメロット
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発売日
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1999年8月10日
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価格
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3,800円(税別)
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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配信
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バーチャルコンソール 【3DS】2012年10月3日/572円
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判定
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良作
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マリオシリーズ・関連作品リンク
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概要
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『マリオゴルフ64』と同時期に対になる形で発売されたゲームボーイカラー専用ソフト。64版と同じく、マリオキャラクターと対戦したりマリオキャラクターを使ってプレイできるゴルフゲームである。
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任天堂が最初に発売したゲームボーイカラー専用ソフトでもある。したがって本作は旧ゲームボーイやスーパーゲームボーイで遊ぶことはできない。
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64と比べると使用できるマリオキャラクターの数は少ないが、最大の違いは自分でキャラクターを育成できるストーリーモードがあることであり、本ゲームのメインとなっている。
尚、64版と同じく本項においても説明の都合上ゴルフ用語を多用する。
ゴルフに関する基礎的な知識は事前に頭に入れた上で閲覧すると良い。
特徴
自分で好きなキャラクターを育成できるストーリーモード「マリオンクラブハウス」
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最強のゴルファーを夢見て修行にやってきた主人公が、マリオンクラブハウスを中心としたゴルフ施設でゴルフの腕を磨いていくストーリーモード。
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本ゲームで訪れる島には主人公が最初に所属することになる「マリオンクラブハウス」の他、「パームクラブハウス」、「デューンクラブハウス」、「リンクスクラブハウス」の計4つのクラブが存在し、またそれぞれのクラブハウスにはクラブチャンピオン(略してクラチャン)と呼ばれる凄腕のチャンピオンが君臨している。主人公は各クラブハウスにてトーナメントに参加して優勝し、あるいはクラチャンとマッチプレイで勝負して勝つことでそれぞれのクラブハウスを攻略していく。
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プレイヤーキャラには経験値とレベルの概念が存在し、ゴルフをプレイすることでレベルを上げることが可能。レベルアップの際は好きなステータスを伸ばすことができ、これによって飛距離重視型やコントロール重視型といった自分の好みのタイプのキャラを育成することができる。
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飛距離やコントロールはもちろん、弾の高さや弾道を変えることも可能。ただし弾道は最初に選ぶキャラによってある程度個性がついている(変更自体は可能)。
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最初に選ぶことのできる4人のキャラクター
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プレイヤーキャラは以下の4人から選ぶことになる。いずれも名前はデフォルトネームであり、作成時に好きな名前に変更可能。
キッド
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10歳の少年。3歳からゴルフを始めており現在は相当な腕前になっているとのこと。初期飛距離は202Y、弾道はドロー。
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飛距離の伸びがよく、パワータイプとして育成されることが多い。反面、コントロールはやや不得手であり、弾道の補正も厳しめ。
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ある程度飛距離重視の育成をした場合は4人の中で最も飛距離が伸びるようになる。
シェリー
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12歳の少女。母親の影響でゴルフを始めた。初期飛距離は200Y、弾道はストレート。
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4人の中で唯一初期弾道がストレートであり、コントロールやミートエリアの伸びもよい。挙動が素直で初心者向けのキャラクター。
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初期飛距離は4人の中で最下位であり、伸びもよくない。また4人の中で最も弾の高さが高くなりやすく、風の影響を受けやすい。
ジョー
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18歳の青年。ダンスで鍛えた身体でゴルフに挑む。初期飛距離は205Y、弾道は強めのドロー。
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4人で唯一強めの弾道でスタートであり、また初期飛距離は最も長い。一見すると上級者向け、飛距離重視のパワータイプにみえる。
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実際はレベルを上げていくと大抵はキッドに飛距離を抜かされることになる。代わりに弾の高さが最も低く、コントロールもキッドに勝っている。
アゼリア
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17歳の少女。元陸上部で現在は学校のゴルフ代表選手。初期飛距離は204Y、弾道はフェード。
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唯一のフェード。また初期飛距離もジョーの次点と長い。シェリーと同等のミートエリアを持つ。
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実は飛距離の成長率が悪く、レベルを上げていくとシェリーにすら飛距離を抜かされ、最終的に一番短くなる。
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クラブハウス内には他のゴルファー達も多数おり、中にはプレイヤーに稽古を付けてくれるゴルファーもいる。
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稽古は実質チュートリアルであり、ここでゲームの基本操作を学ぶことが可能。経験値ももらえるためレベル上げにもなる。
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島の中は自由に行き来でき、クラブハウス以外にも多数の施設やコースがある。
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コースによっては特定の条件下でプレイを要求されるミニゲームのようなものもある。
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シナリオを進めていくとゴルフクラブ職人の家で新しいゴルフクラブを手に入れたり、とあるプロゴルファーに頼んで弾道を逆に変えてもらったりもできる。
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ただし、クラブハウスのトーナメントは挑戦できる順番が固定されており、別のトーナメントに先に参加することはできない(コースをプレイすることはできる)。
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4つ全てのクラブハウスを制覇するとマリオワールドへの招待状が届き、ピーチカントリーで最後のトーナメントに参加することができるようになる。
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また、同時に本ゲーム最強のゴルファーであるマリオにマッチプレイを挑むこともできるようになり、勝つとさらに隠しキャラであるワリオと対戦できるようになる。
育成したキャラクターで他のモードを遊べる
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作成したキャラクターは通信ケーブルを使用して他の人が作ったキャラクターと対戦したり、64GBパックを使用すればマリオゴルフ64にキャラクターを持ってきて遊ぶことができる。
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また、上記ストーリーモードでクラチャン(および最後の隠しキャラ)に勝利すると、そのキャラも操作可能になる。
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マリオとルイージだけはゲーム開始時から操作可能。ただし作成したキャラクター以外はトーナメントやマッチプレイに参加できず、ストロークとトレーニングモードのみ。
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64版と違い容量の都合からかリングショットやパターゴルフなどのゲームモードは実装されていない。ただし近い内容のミニゲームがストーリーモードにある。
評価点
自分の好きなキャラクターを育成できる
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育成がメインとなっているだけあり、自由度は高い。初期値にこそある程度差はあるが、弾道以外は僅差であり最終的にキャラ間での差はほとんどなくなる。
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ただしステータスを偏らせることで明確に違いのあるキャラも作ることができる。
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弾道もシナリオ上で変更可能。ただし一度変更すると元に戻せないので注意。
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データをコピーすることで両方の弾道のキャラを同時に保持することは可能。
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ストーリーを進めていくことでゴルフクラブを変更できるようになり、これでキャラのステータスを一時的に変更することが可能。
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また、育成したキャラをマリオゴルフ64に連れて行くことで実質追加コースをプレイすることも可能。マリオゴルフGBにいないマリオキャラとの対戦も可能になる。
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ただし、育成したキャラはコンピューターに操作させることはできない。
個性豊かなキャラクター達
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プレイヤーキャラには台詞がないが、各クラブハウスで会える他のゴルファー達やスタッフには細かく台詞が用意されており、ゴルフクラブでの生活に華を添える。これにより「クラブハウスで他のゴルファーと一緒にゴルフを磨いていく」感覚を身近に感じられるようになっている。
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あえてマリオキャラを出さないことで、より自由な舞台設定を実現することができたのだろう。
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プレイヤーキャラ(クラチャン含む)もコースでスコアに応じてアップでアクションをとるようになっている。キャラが一喜一憂する姿は個性的でどれもコミカル。
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ちなみに隠し要素として主人公に選んだキャラ以外の3人は施設のどこかに隠れており、見つけ出すことで短いながらも会話が可能。
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クラチャン達もそれぞれキャラクター付けがなされている。
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クラチャン一覧
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パッツ
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マリオンクラブハウスのクラチャン。パリ育ちで眼鏡をかけた若い男。最近クラチャンになったばかりだがそのことを鼻にかけており、やや高飛車な態度。
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頭脳プレイが得意というだけあってミスショットの少ない堅実なプレイが特徴。ただしパットであえて寄せて2打消費するくらいに堅実すぎてスコアは今ひとつ伸びない。
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プレイヤーが最初に戦うことになるクラチャン。上記の通り堅実でスコアはあまり伸びないため、ある程度攻められるプレイヤーであれば簡単に勝てるだろう。
グレース
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パームクラブのクラチャンであり紅一点。ドイツで英才教育を受けており、「女子ゴルフの女王」の呼び名を持つ。
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マイペースな性格。ゴルフもセカンドどころかティーショットですら1Wではなく3Wを選択するなど個性的なプレイングを行う。
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パッツと比べるとパッティングでの攻め方が優れており、明確に強くなっている。プレイヤーも安定したスコアを出せるよう練習しておく必要がある。
ティニー
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デューンクラブのクラチャン。ハワイ出身で筋骨隆々の大男だが、朗らかな性格。
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250Yという脅威の飛距離を持つ。順当に進めてきたプレイヤーであれば飛距離は220Y程度であることからこのすごさがわかる(先にプレイヤーはマリオの270Yを見てしまっているため実際にはそこまで驚かないのであるが…)。圧倒的な飛距離によるパワープレイを得意とする。
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パワーショットも積極的に使いロングホールでは2オンを狙ってくる。反面風に弱く致命的なミスを犯す場面もあり、めげずに攻め続ける根気が大事。
ジーン
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リンクスクラブのクラチャン。「キングオブゴルフ」の異名を持ち、クラチャンの頂点に君臨する。紳士的で穏やかな男。
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最後に戦うことになるクラチャン。飛距離こそティニーに劣るが球の正確さ、攻めの的確さが桁違いであり、名実ともに最強クラスのプロゴルファー。
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前半は大きくスコアを伸ばしプレイヤーを引き離してくるが、後半になると徐々にミスが目立つようになる。諦めず最後まで戦うこと。
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シンプルな操作性
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ゲームボーイという制約上使えるボタンが限られてくるため、操作は64のものをさらに簡略化したものとなっている。
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逆に言えば覚えることはそれほど多くはないため、ストーリーモードでチュートリアルを学ぶことでテクニックの大半を取得することが可能。
ゲームボーイカラーの性能をフルに生かした鮮やかな映像
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ゲームボーイカラー専用ソフトというだけあって色彩は豊か。南国風なパームクラブ、砂漠のようなデューンクラブなど特徴を見事に表現している。
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色鮮やかなためコースが見やすく、フェアウェイもはっきりしておりコース取りが考えやすくなっている。
64版とリンクした良好なBGM
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BGMは64版と同じく桜庭氏が担当。64版と同じフレーズを使用している曲もありシンパシーを感じられる。
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単体でみても落ち着いてプレイできる通常コース、ライバルとの対決に燃えるマッチプレイ曲は評価が高い。
やりこみ要素の搭載
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マッチプレイの記録は64版と同様キャラ別に全て記録される。
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また、ストーリーモードで受けられる稽古やミニゲームは全てクリアゲッターがついており、コンプリート要素にもなっている。
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キャラクターのレベル上限は99。ここまで上げると既存のキャラよりも強くなるため、全く違うプレイスタイルでゴルフを楽しめるようになる。
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ただし、割り振り方によっては一部の既存のキャラより弱くなることもある。
アプローチショットのチップインが狙いやすい
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持ち球がストレートでミートエリアが広いキャラクターなら、アプローチショットでロングアイアンを使いボールの上を打てば簡単にチップインを狙っていくことができる。
育て方によっては飛距離が300Yを超えることがある
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弾の高さや弾道、ミートエリアとコントロールのうち1つ以上を1ポイントも割り振らないようにすれば、代わりに飛距離を大幅に伸ばすことができる。
賛否両論点
便利すぎる「ちゅうだん」機能の存在
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コースをプレイ中に「ちゅうだん」を選ぶと、プレイ状況を問わずそのコースの最初から再開することになる。
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これを利用してティーショットでOBやウォーターハザードを出す、アプローチやパットに失敗した時にわざと「ちゅうだん」することでミスを帳消しにすることができてしまう。マッチプレイやトーナメントもちゅうだんでトライアンドエラーを繰り返せば多少時間はかかれど誰でも勝ててしまうため、ゲームバランスを崩壊させる一因となっている。
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この機能そのものは64版にも同じ仕様で存在していた。しかしストーリーのない64版とは違い、シナリオ上で明確に対決している相手に対してズルをして勝つことでシナリオを進めることに抵抗を覚える者もいる。
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ただし、マッチプレイではちゅうだんを使用するか否かで勝利マークが変わる(〇→☆)ため、内部では明確に使用をカウントされているし全てを☆マークにするやりこみ要素も可能になっている。制作側が救済措置として意図的に用意した可能性は高い。
64版とゲームバランスやシステムに違いがある
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特にGBではハードの都合上「高さ」の概念を表現するのに限界があったのだと思われる。
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コースが64版と比べるとどれも平坦であり、ほとんど起伏がない。またアーチ状の障害物や木と違って跳ね返るような岩も用意できなかったとみられ、弾の高さが風の影響を受ける以外に意味を成していない。
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したがって、GBのキャラを64版に持ち込んでも思うように操作できない場合も出てくる。とはいえ、GB版のみで遊ぶ場合にはさほど問題ではない。
レベル上げに時間がかかる
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ゴルフをプレイしてレベリング…という都合上、マッチプレイで完封しない限りは最低でも9ホール、長ければ18ホールを回ることになり、ホールをまわりきらないと経験値を取得できない。人にもよるがレベルを1上げるのに20-30分かかることもざらである。
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コースの難易度が高いほど経験値は多く入るので、できるだけ難易度の高いコースで稼げば多少時間が短縮される。
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それを見越してか1回で入る経験値は多めに設定されてはいる。反面、レベルが上がってくるとやはりテンポの悪さが目立つようになってくる。
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とはいえレベルを上げきってしまうとやることが減ってしまうため、やりこみ要素としてはこれで問題ないという意見もある。
問題点
使用可能なマリオキャラが少なく、使用できるモードも限られている
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育成をメインにしたことによりその他のモードが控えめになっていることが原因と思われる。
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マリオキャラで使用できるのはなんと3人のみ(マリオ、ルイージ、ワリオ)。しかもマッチプレイやトーナメントには参加できず、ストロークかトレーニングで一人のんびりゴルフをすることしかできない。これによりマリオゴルフという名をしておきながらマリオでゴルフをすることがほとんどないという事態を招いてしまった。
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ストーリー上ではピーチ姫やヨッシー、クッパといった他のマリオキャラも出演するが、一部キャラと会話できる以外はトーナメントにスコアとして名前が載るのみという味気ない演出。
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マリオでゴルフをするのは64版でやってほしいとのことだろうが、いくらなんでも削りすぎである。
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ちなみに勝利することで使用できるクラチャンも同様の仕様のため、クラチャン同士でマッチプレイしたりクラチャンでマリオや自分の育成キャラに挑むといったこともできない。せっかくプレイアブルになるのであればせめてマッチプレイだけはできるようにして欲しかったところ。
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64版と64GBパックを使用すれば自分の育成したキャラでヨッシーやクッパと勝負することはできるが、それを強要するのは間違いであろう。
4人の中から育成キャラを選ぶのに同時に育成できるのは3人まで
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したがって4人のうち1人は同じソフトで育成できずハブられる羽目になる。64版に持ち込めば育成キャラ同士でも対戦できるため、少し惜しい部分である。
メモリアルが古い順に上書きされて消えていく
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お気に入りのメモリアルをロックして残しておくといったことはできない。これは64版から引き継いだ問題点でもある。
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キャラ全てで一つのスコアに5つまでしか残せず、また本作は上記の通りスコアによってキャラが固有のアクションをとるため、アクションを残しておきたいプレイヤーからは不満の声があがっている(一応トレーニングモードで無理矢理みることもできるが一々時間がかかる)。
64版と連携する際、64版にキャラデータを保存できない
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これにより、64版でGBのキャラを使いたい場合はその都度64GBパックにソフトを差し込んでゲーム開始時にロードする必要があり、手間がかかる。
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制作側も思うところがあったのか、この問題はマリオテニス64、およびマリオテニスGBでは改善されている。
エンディング後の展開
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エンディングはリンクスクラブのトーナメント優勝で一度流れ、その後ピーチカントリーのトーナメント優勝でトゥルーED、という形をとっているが、トゥルーED後の展開がスッキリしないものになっている。
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詳細
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ピーチカントリーでの優勝によりマリオに勝ったプレイヤーだが、ホームのマリオンクラブで「マリオが敗北したことが知れ渡ればゴルファーたちが目標を失ってしまうのではないか」と危惧され、その事実を伏せたまま活動するように忠告される、というもの。
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マリオという存在がいかにゴルファーの中で大きなものかを窺い知れるが、その頃にはプレイヤーも各地のトーナメントで優勝を果たし全てのクラチャンを撃破した強豪ゴルファーであるにもかかわらず、ここまで露骨に差をつけられてしまうのはいかがなものか。
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持ち球が極端なドローやフェードのキャラクターを使うと、落下予想地点から左右にズレて落ちる
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極端なドローのキャラクターの場合は左に落ち、極端なフェードのキャラクターの場合は右に落ちる。SW等の短いクラブで打つとよりズレが大きくなる。
総評
「自分の好きなゴルフキャラを育成してマリオに挑む」ことに重点を置いたゲームである。
マリオ要素の少なさ、ハードの制約による機能の限界といった問題点はありながら、自分でキャラクターを育成できる楽しさは十分。
マリオゴルフとしては異色の作品であるが、マリオ達のいるゴルフ世界に溶け込んでゴルフを楽しみたいのであれば是非お勧め。
もし64版を持っていればそこからさらに様々な遊び方を広げられるため、できれば両方そろえて楽しみたいゲームである。
続編・関連作品
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その後、本作の流れを継いだ作品『モバイルゴルフ』が同じくGBCにて発売された。
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更にその後はGBAより『マリオゴルフ GBAツアー』が発売された。
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本作から数年後の世界ということで世界観やキャラ設定を引き継いでおり、明確な続編という位置づけとなっている。
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クラチャンはもちろん、キッド達プレイアブルキャラも別の形で再登場するため、本作で興味を持った人はこちらも手にとっていただきたい。
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また、同じくGBCでは『マリオテニスGB』も発売されている。
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同作では『ゴルフ』と同じくキャラクターの育成がメインだが、発売元が一緒で64版と連携できる点も同様、かつ本作の欠点が改善されていたりと本作による影響を受けた作品と言える。
余談
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公式ページのキャラクター紹介はなかなかカオス。
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ルイージは今回も脇役ぽい予感と自虐ネタにしている。挙句、「ルイージゴルフGBを出せば絶対売れる」とまで豪語する始末。
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『ルイージゴルフ』なるゲームは発売されていないが彼が主役のゲームといえば『ルイージマンションシリーズ』である。
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『ルイージマンション2』はまさかのミリオンセラーを達成した為、ある意味彼の見立ては間違っていなかったのかもしれない。しかし、社長直々に「社内の誰も全く予想できなかった」と言われている辺り……
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マリオはこのゲームで最高のゴルフプレイヤーであることを自称。しばらく自分の名を冠するゲームが無かった事を自虐ネタにした上、当時売り出し中だったポケモンとピカチュウにもちゃっかり言及している。
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しばらくマリオのゲームが出ていなかった件については、この少し後にも『マリオストーリー』のテレビCMで「マリオゴルフ」ごとネタにされている。「マリオ」の名がつくゲームが出たものの、マリオが冒険するゲームは相変わらず出ない時期が続いていたのである。
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ワリオはシルエットなのだが、自画自賛のヒントを出した挙句、自らワリオだとカミングアウトしている。
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2012年10月3日より、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにて配信されていた。
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ただしつうしんプレイ、および64版との連携は不可能。
最終更新:2024年03月17日 15:12