【もんすたーはんたーふぉー】
ジャンル | ハンティングアクション | ![]() |
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対応機種 | ニンテンドー3DS | ||
発売元 | カプコン | ||
発売日 |
通常版:2013年9月14日 3DSLL同梱版:2013年9月14日 3DS同梱版:2013年11月7日 |
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定価 |
パッケージ版:6,276円 ダウンロード版:6,276円 3DSLL同梱版:27,238円 3DS同梱版:20,742円(全て税込) |
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レーティング | CERO:C(15才以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
新システム&新武器が誕生した新時代の狩り アクション性の強化でより利便性が増す ストーリーは歴代屈指のボリューム 物議を醸した狂竜ウイルス 公式でも大問題となったオンライン |
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モンスターハンターシリーズ |
進化したのはモンスターか、ハンターか
2011年9月、『モンスターハンター3G』発売直前となるニンテンドー3DSカンファレンスにて突如コンセプトムービーが公開。
「高低差の極めて大きなフィールド」「大胆な地形変化」「モンスターに乗って攻撃する」など今までの『モンハン』になかった要素が多数盛り込まれた内容であった。
それから2年の時を経てようやく発売された『MH4』で、コンセプトムービーの要素は段差からのジャンプ攻撃として実装される。
ナンバリングの前作『MH3』の「水中戦」とは異なるアプローチで、「平面的なアクションの打開」という課題に向き合いつつ、完全新規のモンスターや武器種を追加してボリューム満点に仕上げた一作となった。
高低差を活かした狩猟
新武器種「チャージアックス」と「操虫棍」
オトモアイルーが復活
「探索」と「ギルドクエスト」
充実したボリュームとやり込み要素
バランスの調整
アクション性の強化
システムの改善点
秀逸な演出
その他の評価点
「ギルドクエスト」と「発掘装備」
オトモアイルーの仕様について
史上初のマップの使い回し
登場できなかったモンスターの扱い
新モンスターのデザイン
モンスターの「隙潰し」調整
賛否の沸かれる新規モンスター
+ | 代表的なもの |
復活したモンスターの扱い
+ | 代表的なもの |
狂竜ウイルスへの批判
ギルドクエストとモンスターの狂竜化
メインモンスターのゴア・マガラについて
登場人物のセリフについて
筆頭オトモについて
発掘防具の性能
新種に加え、旧作からも大量復活し、新たな戦法を習得したモンスター達。
新たな武器を携え、より遠方の狩友と共に立ち向かうハンター達。
どちらも謳い文句通り「進化」を遂げた一作。前作のノウハウを活かしつつ、新たな境地に達したモンハンである。
オンラインやギルドクエストを始めとしたやりこみ要素など非難を浴びている部分もあるものの、全体的なボリュームはシリーズ随一と言ってもいいだろう。
+ | 若干のネタバレ注意。 |
*1 実際、インタビューにて開発スタッフは「原種は攻撃モーションが大きく隙が多いのに対し、亜種は隙の少ないモンスターにした」と語っている。この時発言した「誰もが嫌がる蝕龍蟲弾の完成です(笑)」は多くのプレイヤーの反感を買った。
*2 指揮・オーケストレーションは和田薫氏が担当している。
*3 旧作までの火山は基本的に最後に登場するステージであった(特定のクエストでしか使用されない特殊マップを除く)。
*4 フロンティアにはゴゴモア以前にサソリをモチーフにしたアクラ・ヴァシムが実装されているが、スタッフインタビューには多数のプレイヤーから生理的に受け付けないとの意見が寄せられたことから、蜘蛛モチーフを取りやめることにしたと書かれている。
*5 モンスターの表皮の老廃物を餌として摂取するために貼りつくという設定がある
*6 乗りを2回を成功させるとほぼ確実に破壊できる。慣れれば1回目の乗りでダウンした際に背中を集中攻撃しただけで達成できてしまう。
*7 イャンガルルガの足元から回避2回分の距離を取っていても普通に巻き込まれる
*8 飛びかかりの後に振り返り突進を行うと確定で急停止を行う。
*9 例えばリオレウスは怒り時の攻撃力上昇が『MHP2G』でまでは1.6倍、『MH3』でも1.5倍とかなり大きかったのに対し、今作では1.25倍と大幅に落とされている。
*10 ジンオウガ亜種、ブラキディオスといった一部の★5モンスターも栄光の装備で固定される
*11 2頭狩猟クエストは単体クエストに比べて報酬の量が多くなる。古龍種は基本的に単体にしか対応していない。
*12 怒り時限定で行う自己強化技で、腕が充血して赤く染まり、腕を使った攻撃技の威力が強化される。更に腕の肉質が白ゲージすら弾く(弾に至っては跳ね返される)ほどに硬化する。後ろ足と尻尾の肉質が柔らかくなるため立ち回りに慣れたハンターからは狩猟時間を縮めるチャンスと歓迎されている。
*13 テオ・テスカトルの本来の弱点は水属性。しかし怒り状態になると後ろ足の肉質が大幅に軟化+最大弱点が氷属性になるため後ろ足を集中狙いするなら氷属性武器が最適解とされる。
*14 『MHF』でチートを使用したプレイヤーが逮捕された事例もある。
*15 ただし、前作『MH3G(HD版)』にはキック機能があり、またそれ以外でもアドホックパーティを利用する場合はそちらに元々キック機能が存在する。
*16 但し猟虫をカスタマイズ出来るのでそれによって一応は個性は出すことができる
*17 ただし、スロットはあっても装飾品はついていない場合もあり、その場合は従来の装飾品も着脱は可能。とはいえこの場合付与されているSPがゼロなので同じスロット数の通常装備を使った方が遙かにマシ。
*18 攻撃を当てた時に一定確率で切れ味の消費が0になる効果
*19 次回作の『MH4G』では、『ギルドへモンスターの情報を持ち帰ることも叶わず全滅』という最悪の事態を避けるため、帰還する二人を逃がすために囮を引き受けていたことが語られている。
*20 さらに、モンハンシリーズは村クエを一切無視して先に集会所(オンライン)で良い装備を作ってから村クエを進めることも可能なため、「上位ゴア・マガラ装備のハンター(主人公)を一瞥して「もっといいハンターを雇った方がいい」と我らの団団長に進言する」というシュールすぎる事態も起こり得る。
*21 一般的にハンターが狩っているのはあくまで「既知のモンスター」であり、筆頭ハンターのような存在がいて初めて(単独での)狩猟可能となる。不意打ちとなればなおさらであり、次作『MH4G』でもプレイヤー的には対処可能な事態であっても、事態を重く見てクエスト失敗(「中断」でも「なかったこと」でもなく、ゲームの記録的にも「失敗」とカウントされる)にさせられるイベントがある。
*22 厳密には正真正銘の「古龍種」であるが、作中ではまだ未成熟であることや他の古龍種と異なる性質が多々見られることから、最終的に「分類不明の古龍級生物」で落ち着いている。
*23 ランサーだけは未登場。