本稿は2020年9月16日時点(『Splash』アップデート以前)を基準としています。
2020年9月17日以降の状況については別ページ(Splash / UNiVERSE)を参照してください。
【まいまい でらっくす】
ジャンル | 音楽ゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
使用基板 | ALLS HX2 | |
発売・開発元 | セガ | |
稼働開始日 | 無印 | 2019年7月11日 |
PLUS | 2020年1月23日 | |
プレー料金 |
通常プレー:100円(1台につき2人まで) フリーダムモード:200円(1人プレー専用) でらっくすパス:100円~300円(CARD MAKERでの購入) |
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判定 | シリーズファンから不評 | |
ポイント |
筐体新調による旧バージョンとの微妙な差異 旧バージョンからの引継ぎが限定的 非常におとなしいCARD MAKER要素と非常に薄い有料コース特典 |
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ゲキ!チュウマイ maimai(旧筐体): 無印 / GreeN / ORANGE / PiNK / MURASAKi / MiLK / FiNALE maimai でらっくす: でらっくす / Splash / UNiVERSE |
2012年に登場した『maimai』だが、6年以上稼働を続けているうちに筐体の保守面などで限界を迎えていた。
それへの対処を検討した結果、ちょうど7周年となる2019年7月11日に新基板「ALLS HX2」(*1)を搭載した新筐体で新作が稼働することになった。
本稿では2020年1月23日にアップデートされた『maimai でらっくす PLUS』における変更点も含めて記述している。
以下は本バージョン以降で新しく登場した「でらっくす譜面」の新要素。
なお、以前から収録されていた曲にでらっくす譜面が追加されたものもあり、その場合は選曲時に2+7ボタン(*8)の同時押しでスタンダード譜面との切り替えが可能。同じ曲でもスタンダード譜面とでらっくす譜面では別集計。
+ | 修正された問題点 |
+ | 本当に気にする人でなければ気にならない問題点 |
内部ハードの新調によって動作は軽快になったものの、一部の過剰演出などによって(3曲プレーで比較した場合)プレー時間は逆に延びてしまっている感がある。
中には無理にCHUNITHMに合わせようとして元のmaimaiが持っていた良さを切り捨ててしまった感のある要素も。ただ、基本的な要素に関しては旧来のものをある程度は残している。
(CHUNITHMから持ち込まれた感のある)イベントちほーにおいても必要プレー回数という面で見てCHUNITHMよりは緩和されている、チャレンジトラック・サバイバルコース・宴会場などの上級者向けコンテンツが削除されている、など総じて見ると以前のバージョンよりライト層向けに寄っている感がある。
逆に言えば旧シリーズは上級者しか楽しめないコンテンツばかりが手厚くなっており、新規層へのフックが薄くなっていたこともまた確かであった。『でらっくす』でのイメチェンはそういった過去のイメージのリセットも企図していると思われる。
*1 『オンゲキ』と『WACCA』で使われていたALLS HXの第2世代に当たる
*2 PERFECT判定で始点を押したあと、少しの間だけ離して押し直した場合、終点判定時にそのHOLDがGREAT判定になる等
*3 ちほーコンプリート時の残りは切り捨てられるが、次の曲からマップを変更できる
*4 厳密にはMiLK PLUSからSSS+は存在していたが、その条件は達成率理論値、すなわち本バージョンにおけるALL PERFECT+のこと。
*5 2019年8月上旬のアップデート以降は2500点BREAK相当だとCRITICAL PERFECTの半分、2550点BREAK相当なら75%となるため、ALL PERFECTだとSSS+ランクが確定する。
*6 『beatmania IIDX』シリーズのTIME系モードと同様
*7 このため、無印では2020/1/10 4:00から「でらっくす PLUS」アップデートまで、「でらっくす PLUS」では2020/9/4 4:00から「Splash」アップデートまで販売が一時休止されており、またアップデート後も一度プレーしないと再度利用できない形になっている。
*8 最上段右から時計回りに番号が振られており、選曲画面では1/8が難易度変更、3/6が左右移動、4が決定、5がキャンセルとなっている。
*9 クレジット投入から1曲目の選択までや、曲プレー後から次の曲選択まで等
*10 でらっくすちほーは進行距離こそ本来のものになるがあまり意味はない
*11 イベントちほーでは覚醒回数が条件となるが、回数自体は全キャラ1回ずつに相当。また「怪獣娘ちほー」では全員1回ずつに相当する10回とは別に5回でも入手可能。
*12 別枠で利用権関連のリンクが用意されているが、その配置は「ご利用方法」より後。さらに余談だが、CHUNITHM-NETに至っては一連の項目が一切存在しない(ログイン後のAime選択画面で初めて購入/解約/解説のリンクのみ出現する)。
*13 2019年9月末より稼働開始した『けものフレンズ3 プラネットツアーズ』がロケテ時点で旧来のNuシリーズだったという報告があり、まだ移行は完全ではない模様。
*14 稼働開始時点でオンゲキからの移植曲はなかったが(こちらの稼働開始2週間後に向こうの1周年記念として「STARTLINER」「Jump!! Jump!! Jump!!」が収録されたのが最初)。
*15 ただし、後にオンゲキ→CHUNITHMの連動解禁曲が2曲追加されオンゲキからの移植曲は合計3+1曲となっており、結果的にオンゲキのみ2クレジット必要。
*16 オンゲキで「Titania」「グリーンライツ・セレナーデ」の2曲をプレー→CHUNITHMで「グリーンライツ・セレナーデ」を解禁させた上で「玩具狂奏曲 -終焉-」をプレー→本機種をプレーし「玩具狂奏曲 -終焉-」「Titania」を解禁、となる。
*17 海外ではCARD MAKERが展開されていない
*18 「極上スマイル」「Daydream café」などはFiNALE海外版までは収録されていたがDX海外版で削除された。ただし「only my railgun」「SHINY DAYS」など一部海外版DXで初収録となった曲もある
*19 「千本桜」「アゲアゲアゲイン」「*ハロー、プラネット。」などの有名曲はもとより、原盤権がセガにある「Magical Sound Shower」も未収録になっている