ゲキ!チュウマイ

2012年以降セガがアーケードで展開している音楽ゲームのシリーズ。3シリーズそれぞれのタイトルからとられている。

機種 タイトル 概要 判定
maimai
AC maimai そのフォルムから「洗濯機」というあだ名が付いた。 良作
maimai PLUS 多彩なオプションなどで話題となった、最初の中規模アップデート。
maimai GreeN 初の大規模アップデート。明るいイメージとなっている。
このバージョンから『東方Project』のアレンジ楽曲が追加されるようになった。
maimai GreeN PLUS 新しいスライドの形が追加されたり、HOLDノーツが六角形に形状変更され区別しやすくなった。
Slideの音とBreakの音が変えられるようになったのはここから。
maimai ORANGE 楽曲購入専用ゲーム内通貨のmusic ticketやmaiCHALLENGEなどのやりこみ要素が登場。
天下一音ゲ祭への参加などで話題に。
maimai ORANGE PLUS 新しい難易度「Re:MASTER」が登場。
物議を醸す要素の多かったmaimaiの暗黒期。
maimai PiNK システム面の大規模リニューアル。
4曲設定店舗が増えた他、上級者向けの「チャレンジトラック」が登場。
maimai PiNK PLUS 「段位認定」がリニューアルして復活と「イベントコース」が新たに登場。
チャレンジトラックのLIFEの調整も行われている。
maimai MURASAKi maimai版WORLD'S ENDといった裏譜面カテゴリ「宴会場」登場。
乙姫やカメ、タイといったmaimaiオリジナルキャラが初登場。
maimai MURASAKi PLUS 乙姫の部屋が登場。これで乙姫が好きになった人多くなったのでは?
イベントコースがスタンプ仕様にリニューアルしたが、このバージョンで最後になった。
maimai MiLK パートナーが追加。ラズ、シフォン、ソルトの3キャラが登場。
デザインがメルヘンチックになった点と新カデコリー「サバイバルコース」は賛否両論。
maimai MiLK PLUS 乙姫が復活。パートナーとして選べるようになった。
リニューアルされたサバイバルコースは各バージョンのボス曲にRe:MASTERが追加されることに。
maimai FiNALE 旧筐体最終バージョン。FiNALEコースとPANDORA BOXXXが登場。
2019年9月3日(日本国外は2020年2月28日)にオンラインサービス終了。
maimai でらっくす 筐体を一新して再始動するも、旧バージョンの味が薄れたと不評。 シリ不
maimai でらっくす PLUS 旧作キャラがパートナーとして選択可能になった。
maimai でらっくす Splash デザインとちほー進行に関するシステムが大きく変化。
よりCHUNITHMに近くなり面倒になったシステム面と、上級者向けのチャレンジ要素が特徴。
maimai でらっくす Splash PLUS チケット登場、段位認定復活、そしてオトモダチ対戦がリニューアルされた。
でらっくすパスの効果が変更されている。
maimai でらっくす UNiVERSE オトモダチ対戦にシーズンが追加、電子マネーが使用可能、すたんぷカードの種類が追加された。
しかし、シーズン不開催時のアナウンス遅れの問題とコンプリートまでの道のりが長くなったすたんぷカードなどが不評に。
シリ不
maimai でらっくす UNiVERSE PLUS 空いている隣の台でBASIC譜面を無料で遊べるお誘いプレイが登場。
すたんぷカードが2人で遊べばもう1個押せるようになったりなど、細かい修正点が多め。
maimai でらっくす FESTiVAL 10周年記念バージョンとして登場。
旧筐体にあったランダム選曲の復活や、自分の実力に応じておすすめな曲をピックアップしてくれるカデコリーなどが登場。
maimai でらっくす FESTiVAL PLUS ライバルスコアとお気に入り機能など、基本的にCHUNITHMや一部オンゲキにあった機能が登場。
パーフェクトチャレンジにあったLIFE制がトラックスキップとして使えるようになったなど、便利な機能が沢山追加。
maimai でらっくす BUDDiES バージョン名にちなみ2人プレイランキングが追加。
MURASAKiにあった「宴会場」が大復活。「バディ譜面」という2人専用譜面が新たに登場。
maimai でらっくす BUDDiES PLUS maiマイル機能が復活。
コレクションにお気に入り機能追加やその場でフレンド登録など、あったらいいな的な機能が追加。
maimai でらっくす PRiSM
maimai でらっくす PRiSM PLUS 現行作。
CHUNITHM
AC CHUNITHM スライダー(タッチパネル)とその上空のセンサーによる、スタンダードかつスタイリッシュな音ゲー。
コナミの『BEMANI』開発チームが制作協力しており、『BEMANI』楽曲がコラボ等を経ずに直接収録され話題に。
良作
CHUNITHM PLUS 新要素「WORLD'S END」が規格外の代物として話題となると同時に賛否を巻き起こした。
CHUNITHM AIR 新要素で新幅ノーツ、斜めAIRノーツ、振り下ろしAIRノーツ、キャラクター限界突破、装飾アイテム追加。
SLIDEノーツとFLICKノーツの判定緩和、多数のスキル効果上方修正等でより遊びやすく。
タイトル繋がりで恋愛ADV『AIR』とのコラボが話題を呼んだ。
CHUNITHM AIR PLUS 新要素でレベル表記を「Lv14」まで拡張、コースモード追加。
このバージョンにて、『BEMANI』楽曲の直接収録は一旦終了した。
CHUNITHM STAR 天下一音ゲ祭初参加バージョン(第4回*1)。装飾アイテム収集要素「チュウニズムクエスト」追加。
ゲーム外では「CHUNITHMキャラクター人気投票」が開催。
CHUNITHM STAR PLUS 新要素で新たな新幅ノーツ、幅が変わるSLIDEノーツ、新エフェクトExTAP追加。新レーベル「アニマリア」登場。
ゲーム外では「第一回CHUNITHMオリジナル楽曲コンテスト」が開催。採用楽曲は『AMAZON』で収録。
CHUNITHM AMAZON 装飾アイテム収集要素「チュウニズムデュエル」追加。これによって一部のキャラクターが喋るように。
『AIR PLUS』までのキャラがCARD MAKERのガチャ解禁に移行。ポップなUIが賛否を呼ぶ。
ゲーム外では「第二回CHUNITHMオリジナル楽曲コンテスト」が開催。採用楽曲は『CRYSTAL』で収録。
CHUNITHM AMAZON PLUS 新要素でレーティングポゼッション、判定の調整、フィールドウォール、スタンダードコース加入者限定各種追加。
音ゲーアプリ『Arcaea』とのコラボ、楽曲相互収録が話題を呼んだ。
CHUNITHM CRYSTAL 新要素でFAST/SLOW表示、スタンダードコース加入者限定各種追加。新レーベル「シビュラ精霊記」登場。
『STAR』『STAR PLUS』『グッズシリアルコード』のキャラもCARD MAKERのガチャ解禁に移行。
CHUNITHM CRYSTAL PLUS キャラクターランクが50まで拡張。
CHUNITHM PARADISE ログインボーナスがリニューアルされた。
チームランキングが筐体内でも見れるようになっている。
CHUNITHM PARADISE LOST 中規模アップデートだが、目立った新要素はなし。
「PLUS」ではない中規模アップデートは初めてである。
CHUNITHM NEW!! 新筐体としてゴールドモデルが登場。また、シリーズ初として全国対戦が搭載された。
このバージョン以降、『BEMANI』楽曲の直接収録が再び行われるようになった。
CHUNITHM NEW PLUS!! 月間ログインボーナスや平日ボーナスが登場。
全国対戦では選曲ジャンルグラフが実装されたり、マッチングの仕様が変更された。
CHUNITHM SUN
CHUNITHM SUN PLUS
CHUNITHM LUMINOUS ミッションをこなすことでアイテムが入手できるチュウニズムミッションの追加。上位のクリアマークの追加など。 シリ不
CHUNITHM LUMINOUS PLUS
CHUNITHM VERSE 現行作。
オンゲキ
AC オンゲキ 近年のセガ新規アーケードタイトルの中では健闘しているものの、初期はいろいろと重かった。
レベル表記は本作時点でLv14はおろか「Lv14+」すら存在する。
なし
オンゲキ PLUS 「お求めやすくなって新登場」……確かに、いろいろと改善されてはいる。
CARD MAKERに遅れてこちらも本バージョンより電子マネー決済対応。
オンゲキ SUMMER 各種便利アイテムの登場で基本的には改善されている。クリスマスは戦場と化した。
ストーリーはいきなり決勝戦というトンデモ展開、その後末期までメインストーリーは追加されず。
なし
オンゲキ SUMMER PLUS ストーリー面は『SUMMER』と同じ時間軸。オリジナルキャラのランキングイベント2連発が物議をかもした。
キャラ間の格差が目立ったが、最後の最後に今季最大の不遇キャラが大逆襲。
オンゲキ R.E.D. 新規シナリオはシリアス路線。最初から印刷不可能なデジタルカード採用コラボなど、イベント面が不評気味。 シリ不
オンゲキ R.E.D. PLUS アタッチメントでキャラに物などを持たせる要素が追加された。
ストーリーは相変わらずシリアス路線である。
オンゲキ bright 親密度上限が解放された。
ライバルスコアの追加や、ランダム選曲などが追加されている。
オンゲキ bright MEMORY MASTER譜面とLUNATIC譜面限定ですべての楽曲にPLATINUM SCOREが実装。
特定の条件を満たせば隠しチャプターが解禁される。
オンゲキ Re:Fresh 現行作。
その他
AC CARD MAKER 元々は『オンゲキ』のカード販売機。
後に『CHUNITHM』の旧作キャラ解禁ガチャや『maimai でらっくす』のでらっくすパス発券機能も追加された。
(参考)

概要

  • 2012年に稼働開始した『maimai』のスタッフが後に手がけた『CHUNITHM』『オンゲキ』と合わせた3機種合同のシリーズ名として2018年よりこの名を使用している。
    • 2015年の『CHUNITHM』稼働当初から2機種合同で「チュウマイ」と呼ばれており*2、『オンゲキ』稼働開始時に同作を追加して現在の名称となっている。
    • この際のオンゲキの配置やその後に「!」が配置されている点については、『サクラ大戦』の主題歌「檄!帝国華撃団」が元ネタだとされている(ちなみに3機種全てにプレイアブル楽曲として収録されている)。
    • プレイデータ閲覧用サイトについても、『オンゲキ』に対する利用権を順次他機種にも適用する*3とともに、3機種のサイトを合わせて「ゲキ!チュウマイ-NET」と総称するようになっている。
  • どの作品も、半年程度で「PLUS」付きのバージョンとメジャーバージョンレベルでのアップデートを交互に繰り返している(筐体そのものが代替わりした『maimai FiNALE』⇒『maimai でらっくす』を除く)。
  • (『オンゲキ』ではゲーム自体に組み込まれていると解釈すれば)どの作品にもキャラクターコンテンツ的要素が存在する(『maimai』は「言ノ葉プロジェクト」、『CHUNITHM』は「イロドリミドリ」)。
  • 時折3機種間の連動イベントが開催されることがある(イベント自体は『CHUNITHM』稼働開始当初から開催実績あり)。
    • 楽曲解禁の場合、その曲を一度プレイすればOKと条件はリーズナブルだが、オリジナル曲以外でもやることがある点は賛否両論。

CARD MAKERについて

対応機種 アーケード
販売・開発元 セガ・インタラクティブ
対応開始日 オンゲキ: 2018年7月26日
CHUNITHM: 2018年10月25日
maimai でらっくす: 2019年7月11日
備考 上記ターミナル3機種のカード販売機
  • 元々は『オンゲキ』で使用するカードを印刷するための機器。
    2018年後半以降、CARD MAKERを使用する要素が先行2機種にも追加されている。
    • 『オンゲキ』『CHUNITHM』においてはガチャ要素あり。
    • 『maimai でらっくす』においては「でらっくすパス」を発行することで特典を得られるものとなっている。
    • 各機種ごとの詳細は各機種の記事を参照のこと。
  • 料金の支払いは通常のコイン投入の他に電子マネーの使用も可能(『オンゲキ』本体と違い稼働開始当初から対応済)。
    • 電子マネー使用の可否、および使用可能な電子マネーの種類はカードリーダー上部の液晶に表示されている。
    • 店舗によっては、2016年度以降に発行されたe-amusement passやアミューズメントICカードを介してPASELIも使用可能となっている(予めWebサイトにて「暗証番号省略OK」設定にしておく必要あり(解説))。
    • 電子マネーでのクレジット投入の場合、当初は1/5/10クレジット投入の対応だったが、その後10クレジットの削除→3クレジットの追加という変遷をたどっている。
  • 印刷されたカードの質については「反りやすい」という意見が稀に見られる程度。直射日光に晒したりファイル(軟質塩化ビニル)に入れてしまうといったことをしない限りは十分鑑賞に堪えうる品質である。
    • 万が一機器トラブルによって見栄えの悪いカードになってしまった場合でも、印刷後30日以内であればユーザーサポートで対応してくれる。
最終更新:2025年06月27日 10:38
添付ファイル

*1 ちなみにこの時はmaimaiがブロック決勝までの開催。

*2 『オンゲキ』では稼働開始当初から他2機種からの移植曲のカテゴリとして「チュウマイ」が存在している。

*3 3機種共通で利用できるスタンダードコース+オンゲキのみさらなる追加特典のあるプレミアムコースとなっている。