【まどうものがたり ふぃあとふしぎながっこう】
| ジャンル | RPG |  |   | 
| 対応機種 | Nintendo Switch プレイステーション5 プレイステーション4 | ||
| 発売元 | コンパイルハート | ||
| 販売元 | アイディアファクトリー | ||
| 開発元 | スティング | ||
| 発売日 | 2024年11月28日 | ||
| 定価 | 通常版:8,580円 豪華版:17,380円 デジタルデラックス版:10,780円 | ||
| プレイ人数 | 1人 | ||
| レーティング | CERO: B(12歳以上対象) | ||
| 判定 | なし | ||
| ポイント | 世代交代した新生魔導物語 致命的ではないものの不備の多い出来 良くも悪くも王道でライトな世界観 | ||
| 魔導物語・ぷよぷよシリーズ | |||
1990年代にコンパイルによって据置機から携帯機まで幅広く展開された、3DダンジョンRPGシリーズ『魔導物語』の流れを組む作品。
コンパイルハート発のシリーズ作品としては『聖魔導物語』があるが、世界観が完全オリジナルだったそちらとは異なり、本作はセガの許諾のもと、『ぷよぷよ』でもお馴染みとなった旧作キャラクターも登場している。
そのため、クレジットには『魔導物語』のタイトル自体の権利を持つD4エンタープライズと、『ぷよぷよ』シリーズの登場キャラクターの権利を持つセガの社名が併記されている。
制作には複数の元コンパイル関係者が関わっており、キャラクターデザインに『ぷよぷよ通』を始め多くの旧作イラストを担当した壱や『ぷよぷよ~ん』のイラストを手掛けた戸部淑ほか、アドバイザーとして元祖『魔導物語1-2-3』を手掛けたシリーズの生みの親である米光一成および『魔導物語 (SS)』でディレクションやシナリオを手掛けた織田健司、音楽にk.h.d.n(永田大祐・林康)等が名を連ねている。
古代魔導学校。
正しき魔導を学び、志を育てる学校。大魔導師を目指す少女フィアは、
故郷の地を離れ、魔導を学ぶため、
かつて祖母が通っていた古代魔導学校へ入学する。厳しくもユーモア溢れる教師たちや、
ハチャメチャで愉快なクラスメイトたちに囲まれながら、
大魔導師になるため、
少女フィアは魔導を学び、成長していく。
※公式サイトより引用。
教師陣を含めると長くなるため、ここではフィアとカーバンクル、並びにパーティメンバーとなるクラスメイト達に限って紹介する。
魔導師見習いとして入学したフィアが、「学校で課題を受領→ダンジョンを探索→単位を取得」のサイクルを繰り返し、一定以上の単位取得によって進級試験を受け、大魔導師を目指す…というのがゲームの大まかな流れとなる。
探索関連
バトル関連
育成・学園関連
ストーリー関連
オリジナルスタッフを複数招聘し、過去の要素を取り入れつつ新しいキャラクターを中心に作られた新生魔導物語。
しかし結果としては、致命的な欠点は無いとはいえ、細かい不備や仕様の練り込み不足が目立つ出来であり、突出した魅力にも乏しい惜しまれる一作となった。
一応は魔導物語の新しい幕を切り開いたと言えるため、今後の展開に期待したい。