「エターナルスレイヴッ!!」
「エレガントに
いきますわ!」
斬紅郎氏の製作したフリー格闘ゲーム『アイ・舞・ミー』の登場人物。
セシリアが出演している『タイトル未定 DS』にも
ラスボスとしてゲスト参戦している。
愛称は「
Zの人
」「
Z嬢
」等。
Xenonじゃないのかって?Uda様の例もあるし別に良いんじゃない?
極普通の
サラリーマンである父と
宇宙最強の存在である母(斬紅郎氏曰く昔の
この人のような存在(笑)らしい)の娘であり、兄と姉がいる。
性格も典型的なお嬢様であり、幼いながらも威厳を保っている。
ただ、特技の(「大会の開催」はまあいいとして)
「妖しい研究」
と
「少女をオトす」
が相当に突っ込みどころを作っている。
意外にも○学校に通っていて、そこでは先の父親の血が生きているのか上手くやっているようだ。
最近は「歩く」練習をしているとのこと(常に宙に浮いているため)。
年齢は12歳で、分かりづらいが右目は紫、左目は赤の
オッドアイである。
『タイトル未定 DS』では、かつて
セシリアの手により封印されたラファたちを開放したり、巨大モンスターをペットとして飼っていたり、
セシリアを自身の
コレクション
に加えようとしたり、
屋敷を自爆させたり、「
天下一舞踏会」なる格闘大会を開催したりと相変わらずフリーダムである。
しかし、『アイ・舞・ミー』の頃よりも威厳が増しており、ラスボスらしいキャラになっているとも言える。
金髪に赤い服、使う技(後述)などから
ルガールの影響を少なからず受けているのはほぼ確定である。
おまけに、上記の家族設定から「ルガールの娘(末っ子)」、「
アーデルハイド(とローズ)の妹」等と一部のファンからネタにされている。
もちろん、これはあくまでネタであるが、ニコニコのMUGEN動画(特にストーリー動画)ではゼノンを登場させる際の良い材料になるかもしれない。
『アイ・舞・ミー』における裏ゼノンのテーマ『Cruel Angels』。
(なお『タイトル未定DS』『森のくまを』では『ヘルマスカレード』がテーマ曲となっている)
「全ての美少女達よ・・・わたくしにチカラを!!!」
原作におけるゼノン
『アイ・舞・ミー』では初期プレイヤーキャラのゼノン(通称・表ゼノン)とラスボス仕様のゼノン(通称・裏ゼノン)の2人のゼノンが登場する。
表ゼノンは裏ゼノンが作り出した自身のクローンであり、性格もお嬢様と言うよりも子供っぽさが目立っている。
性能は、表・裏両方ともバランスの取れたキャラクターであるが、
ラスボスである裏とは違い、表は基本となるコンボや戦法がほとんど空中に絞られてしまうため、
総合的なランクでは下位キャラに位置付けられている。
裏はラスボスなだけにその性能はズバ抜けており、同作の
ちよと並んで2強として君臨している。
ラスボスということから、飛び道具の「
カイザーウェイブ」、対空技の「
プティ・ジェノサイド」、前方にレーザーを放つ「
エレガント・レイ」等格ゲーのボスキャラの技も使う。
他にも
地上全体が吸引範囲である極悪超必
コマンド投げや、
ブリス技、
お母様の力を借りて波動砲を放つといった技まで持っている。
ちなみに、「プティ・ジェノサイド」発動時の台詞が「エターナルスレイヴ」で、何故か技名が違ったりする。
なお、本項上の台詞は「エレガント・レイ」発動時に言う台詞。
余談だが、『アイ・舞・ミー』は
「チラリズム」
をテーマにしたゲームなのであるが、
ゼノンの場合はタイツを着用しているため、
どんなに頑張ってもパンツは決して見ることができなかったりする
。
『タイトル未定 DS』においても、性能はラスボスらしく非常に強力。
『アイ・舞・ミー』の裏ゼノンとは性能が大幅に変更され、使用する技の大半も変更・削除されたが、相変わらず飛び道具に対空技、
乱舞技となんでもござれな万能選手である。
だが、幼い外見のため
通常技の間合いが若干短く、
ジャンプのスピードが全キャラの中で一番遅いうえに軌道が緩慢なのが欠点。
全キャラで一番多くの技・超必を持つが、ゲージ消費が激しいものが多いのも弱点といえる。
使用する技は、飛び道具に「
烈風拳」が追加され、ますます
ルガールっぽくなった(ただし、
ギース、
ロックのように「ダブル烈風拳」も使える)。
さらに、世界中の美少女たちから少しずつ分けてもらった乙女力をぶつける「
乙女玉」なる空中技がある。
この技、発生まで隙が大きいので潰すのは容易なのだが、
原作では
自身のゲージだけでなく相手(つまりはプレイヤーキャラ)のゲージまで消費して発動する
というトンでもない代物だったりする。
発動するとゼノンのゲージが0になるまでが自動的にタメ時間となるのだが、発動の段階でゼノンよりもゲージが少なかった場合は問答無用でこちらのゲージも0にされる。
おまけに、ガード不可能(実際は
ガードクラッシュ効果があるだけなのだが、多段Hitするため実質ガード不可能)、
ゲージの消費量次第では
即死
(消費量が少なくても3割は軽く食らう)という桁違いの威力を誇るため、
CPU戦ではゼノンがこれを発動したら潰すよりも離れるほうが得策である。
しかし、うろついているNPCに立ちふさがられて避けきれないということも…
他にも
地上・空中どちらでも発動可能
な
時止めや、どこぞの
磁界王の技まで持っている。
総合的な性能では
セシリア、ラファと並んで3強に位置している。
上記2名と違い、即死コンボやお手軽な永久こそ持ってはいないが、数多くのお手軽かつ高威力のコンボをもつ。
特にゲージMAXの状態で時止め→小足連打という厨戦法(通称・
ガトリング小足
。これだけで並大抵のキャラは10割)がプレイヤーたちの間で猛威を振るった。
余談だが、「プティ・ジェノサイド」は性能こそ
ジェノサイドカッターをモデルにしているが、モーションはG・クレイスだったりする。
ラスボスはルガール風というコンセプトで作り始めたが、「ジェノサイドカッターのモーションそのままだと飽き飽きなので微妙に変えたらほぼ同時期に出たKOF2003とかぶった」らしい。
一応、G・クレイスとは体の向きが表裏逆という違いがある。
『REQUIEM』『森のくまを』では何故か「プチジェノサイド」と微妙に名前が変わっている。
「なんて脆い生き物なのかしら。
ウフフフフ…」
MUGENにおけるゼノン
MUGENでは現在のところ2種類のゼノンが存在する。
+
|
ハイパーヒロロ氏製作 『タイトル未定 DS』版 |
ゲージMAXの状態からスタート、ゲージが微量に回復していくという仕様まで再現されているがゲージロスト状態は搭載されていない。
「 乙女玉」の相手のゲージも消費するという鬼性能も再現されていないがこれは幸いと言うべきか。
7Pカラー以降で選択するとボスモードとなり、
体力が一定まで減ると低速で体力回復&ゲージ回復速度が大幅に上昇
という鬼畜仕様となる。
さらにこのボスモード、ピンチになると「カイザーフェニックス」を
五連発する
という外道じみた技まで使用可能。
ノーマルモードとボスモードの見分け方は、ボスモードの方はイントロで椅子に座って上から降りてくるので簡単である。
なお、ゲージは9本だが 1000ではなく900パワーで1ゲージ換算としているので人操作の際には技の不発に注意。
原作のゼノンの部屋ステージもテーマBGMつきで公開されている。
○○うめぇ氏によるAIが存在したが現在は入手不能。
原作のお手軽高火力コンボこそ自重しているが、その性能を生かした手強い立ち回りを披露してくれる。
また、先述のガトリング小足もまれに狙ってくる。
ニコニコでは 某世紀末覇者の「世紀末小パン王」にちなんで、「 世紀末小足」と呼ばれている。
最後に「王」が付いていないのは、やはり女の子だからだろうか?
強さとしてはノーマルモード(1~6Pカラー)、ガードレベルMAXで強キャラと互角以上の性能を持つ。
運が良ければ マスター守矢の隠し剣質を倒すこともある。
ただキャラの相性なのか相手の性能なのか、 トキに勝つことがあるのに、 ジャギには負けたりする。
コンボゲーのキャラとはそれなりの立ち会いを見せる。
現在AILvを作成中のようで、現在AILv1の少し弱めのAIしか使用できないがそれでも相当強く、
自重しないAILv3が実装された時、どのような強さになるのか非常に期待される。
だが、性能が最も発揮されるのはタッグ戦である。
先述のとおり、このゼノンは ゲージMAXスタート+ゲージ自動回復仕様であり、
相方が 禍忌だと開幕 ワキガになり、 前田慶次だと開幕一撃準備→ オーモーイーガーとなり、
鷲塚をはじめとしたマスター版 月華勢だとゲージ自動回復の相乗効果により ゲージの上昇率が増加、
ゼノンがガード時には あっという間に9ゲージ蓄積という現象も起きたりする。
さらに強いパターンとしては相方がゲージ蓄積に長けているキャラ( 天草や イグニスなど)と組んだ時であり、
場合によっては 狂キャラ同士で組んだタッグとも互角以上に渡り合う。
+
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大会ネタバレ注意 |
凶キャラ70人 最凶タッグ決定戦にはボスモードで出場……したのだが、
ランダムセレクトによって選ばれた相方が よりによって黒イエアだったのが運の尽き。
タイトルに反して狂キャラの方が圧倒的に多いこの大会で、相方が戦力にならないのが致命的なのは言うまでもない。
しかしそれ以上に致命的なのがゲージであった。相方がブラックカラーのため常時ゲージMAX……だと思ったら、
自身の最大値である3ゲージで固定のため、9ゲージ必要なゼノンにはむしろ全然足りないのであった……
ゲージの無いゼノンは凶レベルにすら達していないと言われており、付けられたチーム名は「悲劇のヒロイン」。
その名の通り、まさに悲劇としか言いようのないランセレさんの所業であった。
で、当然の帰結というか何というか、どの試合でもほとんどまともに身動きすることすら出来ず予選全敗。
……どころか、6試合中1ラウンドも取得出来ず、「もうちょいで勝てそうだったラウンド」すらたった一つ、
という涙のチョチョ切れる結果となってしまった。
なお、その惜しかった試合の相手は、同じく 相方がほとんど役に立たない 2nd R.S.P。
たまたま 相方が長く生き延びたため、かなり惜しいところまではいくことが出来たのだが……残念ながら力及ばず。
ちなみに、そちらのチームは 少なくとも相方が邪魔だけはしないため、どうにか2勝を挙げている。
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緋錬氏製作 『アイ・舞・ミー』版 |
ヤフブリのアカウント停止により入手不可となっていたが、代理公開という形で再公開となった。
しかし現在は公開元のサーバー障害により再び入手不可。
デフォルトでAIが搭載されており、飛び道具等を駆使した堅実な戦い方を見せてくれる。
技や性能は表ゼノンをベースに、裏ゼノンの要素を取り入れたハイブリッド仕様となっている。
そのため、先述した 全地上判定コマンド投げや ブリス技も搭載されている。
その後、本体にも裏モードが追加された。
やたら紙だったのはどうやら 根性値の値をミスしていたからとのこと。
2011年には、赤い残像が付く トランザムモード(仮)が12Pカラーに導入されている。
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