AkagiK氏によって改変されたアナブラも公開されている。
原作風だが完全原作再現に比べ「強みをやや抑えつつ、弱い部分を何となくフォロー」するアレンジが加えられてる。
オリジナル技として3ゲージ使用の「灼熱の血を孕む、爆ぜよ」が追加されている。
9~10Pを選ぶとゲージが常時回復し、11~12Pカラーではゲージが常時MAXとなる。
コンフィグの設定スイッチが非常に多くほぼ完全原作準拠にしたり、サクラカ氏オリジナル技を使用可能にしたりできる。
13段階変更できるAIもついているが、レベル12~13は性能強化モードなので「ご利用は推奨しません」とのこと。
ちなみにレベル13は「発狂モード」という名前が付いているが「 発情モード」と呼ばれることも。
このAIも手が込んでおり、なんとタッグ用モードを含む5つのAIモードを試合中に変更しつつ戦うというもの。なおタッグ時は自動でタッグ用モードから始まるようになっている。
性能やAIについては、HP上のreadmeとファイル内の後書きでさらに詳しく説明している。
ちなみに、このAIにはレベル11以上における当身投げ自重スイッチが用意されている。
しかし、これはバージョンアップでAIに学習機能が搭載される以前の動作と同等にするためのもの。
「学習した技に対しては100%当身投げを狙う」のを自重するだけなので、
自重あり設定でも全く自重していないように見えたりする(その後の更新により、当身投げを狙う確率をAIレベルにかかわらず半減させる設定も可能になった)。
また、こちらにも厨忍氏によってデフォAIのレベル11のみを当身を自重しないAIに変えるパッチが公開された。ただし対応バージョンが古く、現在は公開停止となっている。
最近になって バイトを雇ったようで、毎回フルボッコにしてから戦闘を始めている(レベル12以上のみ)。
しかし当の バイトの方にも特殊な条件下で 逆に雇われることがあるため、彼女ら二人をタッグで組ませるとなかなかシュールな事態になる。
よく勘違いされがちだが「 投げキャラに対しては無力」などということはあまりない。勿論投げは当身で返せないので
苦手ではあるものの、多くの投げキャラは牽制として打撃も行うのでそれを当身する事で反撃可能である。
その一方、最近一番良く動画で使われていると思われるAkagiK氏版のデフォAIは当身を多用する要塞戦術に固執せず、
ジャンプしながら果敢に攻める事が多いので、的確に反撃を返せるキャラクター相手だと高AIレベルでも意外によく負ける。
特に高火力のキャラには分が悪く、AIが学習する前に試合を決められてしまったり、
ゲージ上昇率が低いのにゲージなしでは火力が低めなので、ダメージ負けしてしまったりという事も多い。
(逆に言えば、その弱点を補える攻撃力ボスモードやゲージ上昇率アップはアナザーブラッドにとって額面以上に非常に強力なオプションと言える)。
他にも、ジャンプを迎撃して来る高性能・超反応の対空を持つキャラや、牽制の攻撃を咎めてガーキャンなどで反撃してくるキャラは厳しい。
特に 弾きから高火力のコンボを叩き込んでくる 月華キャラの一部などは天敵とさえ言える。
また、AIが上手く反応出来ない設置技や遅い飛び道具などに当身を失敗したり、隙の少ない固めに対しては割り込めなかったりと、意外に隙が多い。
ちなみに、 バイトやらタッグやらでネタにされる事が多いライバル、 恋するドラゴンに対しても非常に相性が悪い。
技の判定が弱いと言うドラゴンの弱点に付け入る事が出来ず、逆に高火力コンボがダメージレースに弱いアナブラにはモロに刺さる。
逆に遠距離から飛び道具で牽制を撒いたりするような、当身を取り易いキャラに対しては無類の強さを発揮し、
本来のランク以上の働きをする事もある。弾幕キャラ全てに強いと言う訳ではなく、強力だがワンパターンな飛び道具を持つキャラや、
画面制圧力が高いが一撃の威力が低いキャラなどに対して特に有利。
多彩な弾幕を持つキャラは、AIが当身を取れるかどうかで相性が大きく変動し、封殺してしまう事もあればされてしまう事もある。
相性にかなり左右され、AIモードによっても戦績のバラ付きが激しいので、動画使用の際は慎重に調整したいキャラと言えるだろう。
また、無機質氏によってAkagiK氏製アナブラ用のドット描き換えパッチが公開された。
また、QAZ氏によってAIパッチと改変パッチが作成されている。
改変パッチは性能が異常に高くなる凶悪なパッチだったが現在は機能がAIパッチに統合され公開停止。動画使用も禁止なので注意しよう。
AIパッチはコンフィグによりEX技の可否や性能、戦法、分身率を自由に設定することができる。
AkagiK氏のAIとほぼ同じ方法で原作準拠風にすることも可能
分身率を100%にすると「血の水面に魅入る、写せ」を多用する。一部の投げキャラは下手をすればこれだけで詰んでしまう事もある。
投げ範囲が広い こいつらには全く関係無い話だが。
戦法には当身重視とチャンスメイク重視がある。
チャンスメイク重視にするとなんと 当身を一切しなくなる。
しかしチャンスメイク率が通常より大幅に上がるせいかこの状態でも中々強い。
「アナブラは当身が無ければ何もできない」と思っている人たちもこれを見れば考え直すかもしれない。
EX技は氏が独自に作ったものが全部で5つある。
中でも「レムリア・インパクトEX」はまるで使い道の無いレムリア・インパクトが使えるようになっている
キャンセルの流れもかっこいいのでデモンベインを見たい人は必見。----でも隠し超必殺技を連発する方が威力もゲージ効率も上だったりする
QAZ氏AI最大の特徴は上記の隠し超必殺技の大道芸を 平然とやってくることである。
本当にアナブラとは思えないくらい減る。アナブラはダメージレースに弱いと言ったな… スマンありゃウソだった。
これをボスモードでやるとかなり悲惨なことになる。当身から10割なんてことも。
またライフが 原作ボスモード準拠になっているためデフォAIに比べてかなりタフになっている。
大きな特徴としてAILv13だと自分のライフが減ったり増えたりもの凄く増えたりするようになり、相手はやられ中にライフとゲージが減少し続ける、タイムアップ時とライフが全回復、超必または当身で勝利したとき、画面全てが点滅する。
氏いわく 眼に悪いので気をつけてくださいとのこと。
2Pは弱体化モード、11Pは超強化モードで 即死以外では死ななくなる。強さとしては 準神あたりだと思われる。
あと勝利ポーズが変化しており、たまにドラゴンが乱入してくる。
このAIパッチは普通に動画で使用できるが、QAZ氏曰く「可能な限り最新版を使うように」とのこと。
更新速度がかなり速いAIパッチなのでこまめにチェックしよう。現在の最新版は2011年8月28日。
なおこのAIパッチはAkagiK氏版アナブラと同じ場所に置いてある。
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