NieR Re[in]carnation ストーリー資料館

アケハ

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nier_rein

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キャラクター  アケハ


紅蓮 - 昏の剣客

承知。
何百と口にした此の言葉に、感慨など無い。

私は主命に随い、人を殺めるだけの操り人形。
心を殺し、人を殺す。此の身朽ち果てる其の日まで。

斯様な時代だからこそ。
生まれる場所は選べずとも、せめて自分らしく生きられたら。

承知。
彼の日、少女へ向けた其の言葉に、私は初めて心躍った。

武器種 大剣  レアリティ ★★   
属性 シリーズ 灯火
EN Shimmering Lotus
解放: アケハ(昏の剣客)

赫星 - 異存たる剣客

かつて、幕府に仕える忍の組織があった。敵将の暗殺、味方の口封じ、復讐の代行。それが任務であるならば、彼等はどれだけ困難な殺しであっても成し遂げてみせたという。

その組織に属する一人の女。彼女が忍の道へ進む事を選んだのは、優秀な忍であった母に憧れた為だ。母と同じく双刀を手に、彼女はただ真っ直ぐ、母の背を追う様に生きてきた。

だがある日、彼女は母を殺せと命じられる。多くの任務をこなしたが為の口封じだった。忍に、任務の拒否が認められる筈もない。泣き喚く彼女の刃は鈍り、必要以上に母を苦しめてしまった。

その後彼女は、自分の刀と母の刀を合わせて打ち直した、一振りの大太刀を使う様になった。母の最期の顔を振り払い、彼女は逃げる様に歩み出す。その大太刀に一撃必殺を誓って。

武器種 大剣  レアリティ ★★★  
属性 シリーズ 灯火
EN Flamestar
解放: アケハ(異存たる剣客)

葉影 - 守護たる剣客

その当主は忠義に厚い男だった。大名の為その身を尽くして戦った。
だからこそ、大名が栄華を手にした時、この家が生まれたのだ。

その当主は殺人の術に長けた、鬼の巣としての家を確立した。
当家の者達が誇る技量と戦術は、彼の功績と言って差し支えない。

その当主は、大名の栄光の輝きが増す程に、深くなる影を担った。
私情を挟むことなど許されない、冷酷な教えが根付いていった。

その当主は過ちを犯した。己と似た道を行く少女の為に。
その為に命を落とした、そう思われていた。

武器種 大剣 レアリティ ★★★  
属性 水   シリーズ
追加日 2021年8月31日
EN Hakage
解放 アケハ(守護たる剣客)

銀雪の牙 - 形而上の剣客

春の色は青、其れは芽吹いた命の色。
海の色は青、氾濫する程の生命の色。
生の色は青、然し其れは無知なる色。

夏の色は赤、其れは燃え立つ焔の色。
血の色は赤、身体を満たす活力の色。
生の色は赤、然し其れは道知らぬ色。

秋の色は白、其れは恵みと豊穣の色。
霞の色は白、行く手を阻む際涯の色。
生の色は白、然し其れは罪知らぬ色。

冬の色は黒、其れは死と終わりの色。
罪の色は黒、生ける者全てを穢す色。
生の色は黒、故に全てが果て逝く色。

武器種 大剣  レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ 銀雪
EN Silversnow Fang
解放: アケハ(形而上の剣客)

墨染の向日葵 - 刺客の夏

花をより輝かしく咲かせるための葉。
人知れず生きる者、それが女の生まれた血筋だった。

平穏とも、普通とも程遠い生き方。
装いを真似ても、その溝が埋まることはない。

女には眩し過ぎた。海辺の太陽も、笑顔の人々も。
光に背を向けて、彼女は日傘を差す。

日に向けて開くその日傘を、向日葵のようだと誰かが言った。
それを美しいと、語る者が居た。

武器種 大剣  レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ
追加日 2021年6月30日
EN Black Sunflower
解放: アケハ(刺客の夏)

金翅・翼角 - 黒緋染の剣客

皇帝たる者、夢想家であれ。
叶わぬ事としても、夢を見る事を忘れてはならない。
朕が果てなき野望に歩み続けるからこそ、民は未来を任せるのだ。

皇帝たる者、壮麗であれ。
それは朕の権威を、他国に知らしめる為だ。
国の代表者である以上、決して侮られてはならない。

皇帝たる者、贅沢であれ。
多大なる権力には、多大なる富が伴うべきだ。
朕の立場に憧れるからこそ、民は学び努力する。

しかして皇帝は、不滅であってはならない。
人の世は変化する物だ。いつか朕の命を狙う者が現れるだろう。
だが、変化を拒めば歩みも止まる。皇帝たる者、没落を恐れるな。

武器種 大剣 レアリティ ★★★★ 
属性 光   シリーズ 金翅
追加日 2021年9月17日
EN Goldfeather: Wing
解放 アケハ(黒緋染の剣客)

不死鳥の大剣 - 機械人形の剣客

とある森に棲む一羽の小鳥は、生まれながらにみすぼらしい姿をしていました。その姿に他の鳥達も嘲笑いました。色味も艶もないボロボロの羽でしたが、そんな羽でも翼を広げれば自由に大空を舞うことができると、小鳥は大好きな空を飛び続けました。

他の鳥達は汚い羽で空を飛ばれるのが不愉快で、とある賭けを持ちかけることにしました。「誰が一番高く飛べるか勝負しよう。勝てばこの羽をお前にやるが、負けたらこの森から出て行け」と。綺麗な羽で空を飛んでみたいと、小鳥は勝負を受けることにしたのです。

いよいよ勝負が始まり、鳥達は大空へと飛び立ちました。次第に空気が薄くなり、気流も読みづらくなっていきます。やがて小鳥と大鷲だけが残りましたが、体躯の大きな相手に敵うわけもなく、あと一歩及ばず小鳥は限界を迎えてしまいました。

小鳥は宙を舞い、真っすぐ堕ちていきました。このまま地面に叩きつけられると思われたそのとき、太陽が小鳥を照らし、身体を炎が包み込んだのです。火に焼かれながらも空を舞うその姿は、まるで伝説に名を聞く不死鳥のように美しかったそうです。

武器種 大剣  レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ 不死鳥
追加日 2021年7月31日
EN Phoenix Sword
解放: アケハ(機械人形の剣客)
NieR Replicant
NieR:Automata

+ NieR Replicant
NieR Replicant
今は昔のお話です。
ある所に光り輝く羽根を持つとても美しい小鳥が、森の奥深くで静かに慎ましやかに暮らしておりました。

ある日、森の奥に口減らしの為に捨てられた子どもが迷い込みました。
飢え衰えた子どもを憐れに思った美しい小鳥は、自らの羽根を一枚啄ばみ子どもに渡しました。
子どもはそれを持ち帰ると大層喜ばれ、再び家族と暮らせるようになりました。

それを聞きつけた人が次々と森に押し寄せ、美しい小鳥に向かって自分が如何に貧しく不幸で報われぬかを訴えました。
憐れに思った美しい小鳥は一枚、また一枚と輝く羽根をむしっては与えむしっては与え、そしてとうとう最後の羽根も与えると、美しかった小鳥の姿はみすぼらしい体となり果てました。
それでもみすぼらしい小鳥は悔いなどありませんでした。

羽根を失い寒さに凍えるみすぼらしい小鳥の前に、いつかの子どもが現れ、恩返しの為に光輝く美しい小鳥を探しているのだと伝えました。
みすぼらしい小鳥は喜び、自分の願いを子どもに伝えました。
「それは私です、どうかその胸で私を温めてくれないでしょうか。」
けれど子どもはそのみすぼらしい小鳥を一瞥すると、嘘付きめと大きな剣で斬り捨て焼いて食べ尽くすと、また美しい小鳥を探し始めてしまいましたとさ。

+ NieR:Automata
NieR:Automata
ある日、森に一羽の鷹が迷い込んできました。大空を飛ぶ優美な翼は傷付き弱り果て、今にも死んでしまいそう。その姿を憐れに思った美しい小鳥は、必死に鷹の世話をしました。

美しい小鳥のおかげで、鷹は徐々に元気になりました。優々たる大きな翼に寄り添う、光輝く小さな鳥の姿は、森の動物たちの憧れの的となりました。

傷が完全に治った鷹は、森の外へ帰ると言いました。けれど必ず戻ってくるとも。美しい小鳥は、友情の証としてその輝く羽根を一枚、鷹に与えました。

約束通り鷹は戻ってきました。その傍らに人間を連れて。「この羽根は高値で売れる。良くやった」人間は鷹を褒めると手にした大剣で小鳥を叩き殺し、その羽根を全てむし取りました。

トウの剣 - 絶世歌姫の剣客

トウ様は本当に優しいお方です。
砂の国を治め、民を愛するトウ様を、子供達も愛していました。
まぁ、一番トウ様を愛しているのは間違いなく私ですけどねぇえ?

トウ様は本当に力強いお方です。
なんせ武器も持たずにモンスターを倒してしまうのですから。
いやだなぁ、私など比べ物になるはずないじゃないですかぁぁあ?

トウ様は本当に誠実なお方です。
ご自身のお姉様とその理想、そして国民達の為に努力するお姿!
余りにもまっすぐで……私、心配でどうにかなりそうでしたよう!

トウ様は本当に……そう、本当に優し過ぎた。
だからあの日、私はトウ様に子供達を斬らせてはならなかった。
その為に私が居た筈なのに。トウ様、たとえ何があろうと私は……

武器種 大剣  レアリティ ★★★★ 
属性 シリーズ
追加日 2021年5月8日
EN Two's Sword
解放: アケハ(絶世歌姫の剣客)
DOD3
SINoALICE

+ DOD3
DOD3
二人でだから生きられると思った。
トウという名の示す通り、二人で生きていくのだと。

手を繋げば分かり合えた。
何も恐れるものなどないと信じられた。

二人の時間は永遠に続く筈だった。
小さな命を守るように末永く生きる筈だった。

私の中で壊れる音がする。もう戻らない。
全ての喧騒が遠く、暗闇に沈む音を聞いた。

+ SINoALICE
SINoALICE
アコールの店へようこそ!こちらの武器にご興味がおありですか?こちらは遠い未来に「砂の国」と呼ばれる国を治めていた女性が持っていた武器です。あの時代は女性の統治者が多かったんですよね。

当時にしては本当に珍しい事でしたが、統治者としての性格は明るく朗らかだったそうです。砂の国は貧しかったらしいのですが、彼女の明るさで支えられていたのかもしれませんね。一方で、彼女は細腕にもかかわらず、かなりの力持ちだったそうです。一説によると岩を両断する程の腕力があったとか。

そんな彼女ですが、大変に美形な恋人がいたそうです。ちょっと頭が悪かったらしいのですが、二人は支え合い、貧しい国を一生懸命ささえていたとか……そりゃまあ、イケメンの恋人が居たら何でも支えられますよね。恋は全てを解決する。うん。

しかしどうやったら彼氏とか彼女とか出来るんでしょうか。長年武器商人をやっているので「また会いに来るから」と言ってくださる方も結構いらっしゃるんですが、結局お会い出来ないんですよね。その方の使っていた武器が戻ってくる事はよくあるんですけど。

白蓮 - 輪廻実存の剣聖

+ ※ネタバレ注意
――迷獄。
檻に囚われた、壁に阻まれた。その感覚が視界を黒に閉ざした。
道も、目指す場所も、分からぬまま闇に迷う。
闇の中では、自身の内情だけが浮き彫りになっていく。

――忘獄。
気付かされるのだ、何も願えなくなった自分に。
この心は、かつて何に動かされていたのか。
私は忘れてしまった。忘れた事にも気付けずにいた。

――融獄。
伽藍洞の心に、麻痺する様な闇が融け込んでいった。
あらゆる認識と感覚が歪み、感情は重く横たわるまま。
その様は骸に似てしまう。だが、それに安堵さえ覚えていた。

――常獄。
その日、深い深い泥を抜けて、光の下白く咲き誇る花を見た。
常闇に肺を満たされた私に、その二輪は余りに眩しく。
闇の底から光へと手を伸ばす姿に、気付けば涙が頬を伝っていた。

武器種 大剣  レアリティ 真暗ノ記憶
属性 シリーズ
EN Pure Lotus
解放: アケハ(輪廻実存の剣聖)
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