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8月 | 9月 | 10月 |
9月10日追加
籠絡の骨角器
最強の竜使いの話をしよう。昔々とあるところに、竜と話すことができる冒険者がいた。男はたくさんの竜を仲間にしていた。
男は目的や敵の弱点に合わせて共に戦う竜を変えていた。火竜、水竜、土竜……と。そんな男は、巷では無敵と評判だった。
ある日、彼は敵に襲われた。一人の時を狙われたため、戦うすべもなく男は瀕死の状態に。そこへ仲間の竜たちが駆けつけた。
助けに来てくれた! そう安堵したのも束の間。竜たちは到着するやいなや男を火で炙り、水に沈め、土で潰し、様々な苦しみを与え、葬った。竜たちは皆、敵の男が寝取ったのだ。そうやってたくさんの竜を侍らせた男。彼こそがのちに最強と謳われる男ってわけさ。
武器種 | 格闘 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | |
追加日 | 2021年9月10日 | ||
EN | Bones of Enticement | ||
解放 | レヴァニア(無血貌の怪物) |
赫灼ノ朧槍
オレが迷いこんだのは、一万人もの乗員を誇る巨大な移民船だった。人類が新たな星を求めて漕ぎだした船の一つだ。しかし、中で出会ったのは人間ではなく、ロボットばかりだった。
ロボット達は人間そっくりに作られていた。オレはそんなロボット達を一人ずつ殺していく。従順に作られたロボット達は不平も言わず、血も流さず、無抵抗のまま死んでいった。
オレは人間を探していた。故に彼らの腹を開き、人間かロボットかを判別していたのだ。しかし、人間は一人もいなかった。オレもロボットかもしれない……そんな疑念を抱きながら、船を彷徨った。
七つ目の区画で反撃にあった。オレの腹から赤い血が溢れる。それは人間であることの証明。そして、オレを刺した男が従順なロボットではないことを意味する。オレは満足して瞳を閉じた。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 赫灼 |
追加日 | 2021年9月10日 | ||
EN | Shiny Lance |
近代軍記ノ陸
音楽家を名乗る青年が、徴兵されて小隊のラッパ手に任命された。彼は、自分はもっと技巧的で格式高い音楽を奏でるべき人間なのに、と文句を吐きながら仕事をした。
小隊の仲間達は、自称音楽家のこの青年のラッパで起床し、食事を摂り、就寝した。戦地においては、襲撃の合図としてラッパの音色に鼓舞されて戦った。
自称音楽家でラッパ手の青年は、だんだんとこの役割が好きになってきた。皆が、自分の奏でた音に反応して動いてくれる。それは彼にとって、初めてのことだったのだ。
任期が終わって、ラッパ手の青年は除隊して元の音楽家に戻った。しかし、彼の凡庸な音楽は見向きされることがなく、業を煮やした青年は軍隊へと戻り、再びラッパ手へ志願したとさ。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 火 | シリーズ | 近代軍記 |
追加日 | 2021年9月10日 | ||
EN | War's Chronicle VI |
9月17日追加
金翅・翼角
皇帝たる者、夢想家であれ。
叶わぬ事としても、夢を見る事を忘れてはならない。
朕が果てなき野望に歩み続けるからこそ、民は未来を任せるのだ。
叶わぬ事としても、夢を見る事を忘れてはならない。
朕が果てなき野望に歩み続けるからこそ、民は未来を任せるのだ。
皇帝たる者、壮麗であれ。
それは朕の権威を、他国に知らしめる為だ。
国の代表者である以上、決して侮られてはならない。
それは朕の権威を、他国に知らしめる為だ。
国の代表者である以上、決して侮られてはならない。
皇帝たる者、贅沢であれ。
多大なる権力には、多大なる富が伴うべきだ。
朕の立場に憧れるからこそ、民は学び努力する。
多大なる権力には、多大なる富が伴うべきだ。
朕の立場に憧れるからこそ、民は学び努力する。
しかして皇帝は、不滅であってはならない。
人の世は変化する物だ。いつか朕の命を狙う者が現れるだろう。
だが、変化を拒めば歩みも止まる。皇帝たる者、没落を恐れるな。
人の世は変化する物だ。いつか朕の命を狙う者が現れるだろう。
だが、変化を拒めば歩みも止まる。皇帝たる者、没落を恐れるな。
武器種 | 大剣 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 金翅 |
追加日 | 2021年9月17日 | ||
EN | Goldfeather: Wing | ||
解放 | アケハ(黒緋染の剣客) |
不死鳥の槍
とある村に一人の兵士がいた。戦果と人気を夢見て故郷を離れたはいいが、僻地に配属されたために、これといった戦いに参加できなかった男。近隣住民さえ足を運ばない施設の見張りをする彼は、名声はおろか、友達すら作ることができなかった。
目が覚めては身支度を整え、窓辺の小鳥へ餌を与えてから家を出る。誰も通らない道の見張りを続け、日が暮れると施設の鍵を閉じて帰路についた。誰とも顔を合わさず過ぎる日々。そんなある日、兵士は小鳥に話しかけられたような気がした。
人恋しい余り、ついに幻聴まで聞こえたか。男はそう自嘲する。その内聞こえなくなるだろうと、これといった対処もせず日々を過ごしていた。しかし、快活な子供を思わせるその声は、何度も男に語りかける。「私が友達になってあげる」。
男は怖くなった。聞く度に鮮明になっていく小鳥の声が、自分が壊れていく証明のようにさえ感じられて。焦った男は窓辺の小鳥を握り潰す。だが、翌日も再び窓辺から声が聞こえる。小鳥の姿はない。男は自らの命を絶った。「私ガ友達ニナッテ……アゲタ」。
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 不死鳥 |
追加日 | 2021年9月17日 | ||
EN | Phoenix Lance | ||
NieR Replicant
NieR:Automata SINoALICE |
+ | NieR Replicant |
+ | NieR:Automata |
+ | SINoALICE |
覇国の境遇
戦争好きな王様のいる国で、青年とその母が暮らしていました。病気がちな母親を介抱する日々。貧しくも決して不幸せではありませんでした。青年は毎日、母にどんな顔を見せるべきか考え、笑顔で母を安心させて家を出るのです。
年中行われる隣国との戦争のために、青年は毎日のように王城で厳しい訓練に明け暮れていました。全ては母との生活を守るためだと、手になじんだ愛剣に誓います。どんなに訓練が辛くても、母親だけにはそれを悟らせず、笑顔を向け続けました。
王城からまた開戦の知らせが届きました。青年は兵として隣国へ出兵します。でも、日々悪化する病気の母を残して戦争に行くなど考えられませんでした。その日の帰路、母親には不安な顔を見せまいと、青年は想いを胸に押し込み、笑顔を作ります。
青年が家のドアを開けると、母親が冷たくなっていました。体を蝕み続けた病気が、ついに命を奪ったのです。青年は、こんな時どんな顔をすべきか考えた後、母というしがらみから解放されたことに歓喜し、満面の笑みを浮かべながら心臓を愛剣で貫きました。
武器種 | 小型剣 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | 覇国 |
追加日 | 2021年9月17日 | ||
EN | Stratocratic Circumstance |
9月28日追加
Si'F-unnumbered
道を引き返し始めた時は、まだ小さな違和感でしかなかった。
海を渡る手段を探すついでに、何か情報を探そうと思っただけ。
海を渡る手段を探すついでに、何か情報を探そうと思っただけ。
眠る前に置いておいた槍の位置が、少し違う気がする。
最初に気付いた時は、そのくらいの違和感でしかなかった。
最初に気付いた時は、そのくらいの違和感でしかなかった。
けれど今、状況は前よりもずっと悪くなってる。
だから私は、急いで道を引き返さないといけない。
だから私は、急いで道を引き返さないといけない。
私達に関する情報があるのは、あの研究施設くらいだから。
もしあれが、いつか眠りの外側にまで及ぶのなら……
もしあれが、いつか眠りの外側にまで及ぶのなら……
武器種 | 槍 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 白牙 |
追加日 | 2021年9月28日 | ||
EN | Si'F-unnumbered | ||
解放 | ノエル(無血貌の兵器) |
無法者の杖
ここはとても大きく、それは美しい宝石のようなお城。
人々の英知と富が集まる、ステキなお城。
人々の英知と富が集まる、ステキなお城。
わたしは王様、このお城の王様。
いちばん偉いから、こんな立派な杖を持ってるの。
いちばん偉いから、こんな立派な杖を持ってるの。
ぼくは子分、王様の子分。
いちばん下っ端だから、お掃除当番はいつもぼく。
いちばん下っ端だから、お掃除当番はいつもぼく。
ここはとても大きく、それは汚いガラクタのお城。
人々の死体と廃品が集まる、ゴミ溜めのお城。
人々の死体と廃品が集まる、ゴミ溜めのお城。
武器種 | 杖 | レアリティ | ★★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 無法者 |
追加日 | 2021年9月28日 | ||
EN | Outlaw's Staff |
抗抵の薬銃
病院で眠る息子のために、母親は身を粉にして働き続けた。
高額な医療費も、子供の命に比べれば大した問題ではない。
しかし、もしかしたら、二度と目を覚まさないかもしれない……
そんな不安が頭の片隅から離れることはなかった。
高額な医療費も、子供の命に比べれば大した問題ではない。
しかし、もしかしたら、二度と目を覚まさないかもしれない……
そんな不安が頭の片隅から離れることはなかった。
ある日のこと、母親は科学者を名乗る男に話しかけられた。
男は、病院に金を払っても子供は治せない、無駄だと言った。
そして、もし自分に子供を預けてくれれば確実に治せる、と。
男の目的はわからなかった。しかし母親に選択肢はなかった。
男は、病院に金を払っても子供は治せない、無駄だと言った。
そして、もし自分に子供を預けてくれれば確実に治せる、と。
男の目的はわからなかった。しかし母親に選択肢はなかった。
ある日の新聞に、ニュースが取り上げられた。
一面には、涙を流し息子を抱きしめる母親の写真が載っている。
それは、ずっと苦しんできた病から解放された、親子の姿だった。
文面には、ある科学者を称賛する言葉が綴られていた。
一面には、涙を流し息子を抱きしめる母親の写真が載っている。
それは、ずっと苦しんできた病から解放された、親子の姿だった。
文面には、ある科学者を称賛する言葉が綴られていた。
数年後、無人になった町の中で、テレビの音が鳴り響いていた。
それは、ある国が始めた戦争について伝えるニュースだった。
高名な科学者が細菌兵器を開発し、多くの罪のない市民が死んだ。
画面の中には、死んだ子供を抱く母親の死体が映し出されていた。
それは、ある国が始めた戦争について伝えるニュースだった。
高名な科学者が細菌兵器を開発し、多くの罪のない市民が死んだ。
画面の中には、死んだ子供を抱く母親の死体が映し出されていた。
武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 闇 | シリーズ | 抗抵 |
追加日 | 2021年9月28日 | ||
EN | Antinomy Pistol |
深闇1945
特別に強いわけでもなく、何かに長けているわけでもない。今までの人生もごく平凡なものだった。標準、平均、普通。それが私にふさわしい形容詞だと思っていた。この銃を手に入れるまでは。
この銃を撃った瞬間、突如として私の頭の中に映像がフラッシュする。数秒から数分後の未来が見えるのだ。事故が起きたり、怪我を負ったり、誰かが死んでしまったりする未来が。
見えてしまった悪夢が現実とならぬようにするのだが、俺が見た未来以上に状況が悪化していく。怪我をするはずの人間を助けることはできたが、より親しい人間が代わりに死んでしまったのだ。
この銃は俺に何をさせたいのだ?撃つ度に様々な未来がフラッシュし、数秒後には同じ出来事が目の前で起こる。そして、最後の弾を撃った瞬間のフラッシュに、銃を口に咥えた俺の姿が見えた。
武器種 | 銃 | レアリティ | ★★★ |
属性 | 光 | シリーズ | |
追加日 | 2021年9月28日 | ||
解放: グリフ(守護たる兵長) |
8月 | 9月 | 10月 |