髪(武器)

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髪(武器) - (2020/10/01 (木) 22:09:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/08/20 Tue 23:35:48
更新日:2024/03/07 Thu 15:50:59
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ここでは髪の毛を武器にするキャラクターを紹介する。


概要

別名「女の命」「長い友達」ともされる髪の毛を使って戦う戦闘スタイル。
戦闘スタイルの都合もあってか、自然なロングヘアのキャラクターが多くツインテールだったりポニーテールだったりと言った髪型のキャラは少ない。
そのイメージからか、使い手は女性が中心……と思いきや、男性キャラも結構多く、その場合はロン毛のイケメンか妖怪めいたモジャモジャヘアになりがち。

実は人間の髪の毛というのは有機素材ながら意外と強度があり、一本でも同じ太さの銅線と同等の硬度が有り、一本で150グラムほどの重量を支えることができ、人間一人分を全てより合わせると 自動車ぐらいなら軽く引っ張れる ほどの強度がある。
これはアルミニウムにも匹敵するほどであり、武器に使えると考えるのも自然である。
ちなみに濡れると強度は半分以下に落ちる。髭を剃る時に濡らした方が効率がいいのはこのため。
ただ、髪の毛を支える毛根には筋肉がないため常人には髪を動かすことができず、念力など超自然パワーで操るタイプが多め。連獅子めいて振り回すやつもいるけど

使い方

主に2パターンに分類できる

◆1:髪そのものに殺傷力がある
糸(武器)に類似した部分も多く、細さを利用して切断したり、硬化させて先端で刺したりなど。
他には大量の髪の毛をまとめて鈍器のように使うキャラが結構多い。

◆2:髪で他の武器や物を握る、掴む
髪を第三、第四の腕のように扱う、または触手のように絡めとるというもの。
普通ではありえない3刀流、4刀流以上の攻撃もできる。


主な髪使いのキャラクター

頭から離れた長い髪を手で持って使う例は糸(武器)へ。
モヒカンヘアをその形のままブーメランにする例はアイスラッガーへ。

週刊少年ジャンプ作品

バトル漫画主流ということもあり、非常に多い。

絶え間ない訓練により髪の毛を自在に操る技を習得した騎士 「意外!それは髪の毛ッ!」
生前は髪の毛でを振って攻撃するほか、屍生人になったことで相手に絡ませた髪から吸血することも可能になった。
劇中では屍生人化によって得た能力*1と解説されたが、生前からの特技だったことや由花子の存在から、ファンの間ではスタンド使いの疑いがかけられている。
あくまで操るだけなのでラブ・デラックスと違って長さは変わらない。

引き抜いた髪の毛に波紋を通して硬質化させる「波紋ヘア・アタック」を使った。
なお、この時使った髪の毛は自分のではなくシュトロハイムのものだった。
また、「アタック」と付いているが、実際には空中にバラ撒いて、銃弾を防ぐとして使っている。

スタンド「ラブ・デラックス」により髪の毛を自在に操る。
なお、本人は度を越したヤンデレではあるが、あくまで普通の女子高生なので積極的に戦闘に使ったことはあまりない。
原作者・荒木飛呂彦監修のゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』ではボーイブレンドたる広瀬康一と合体必殺技を披露。
彼のact3能力「3 FREEZE」はハイスペックな近距離パワー型すら身動き一つ取れなくなるほどの重力を与えるのだが、
なんとプッツン由花子さんは荷重が掛かったままの敵を髪で持ち上げ叩きつけまくる……というなんとも豪快な連携を見せた。
少なくとも車が発進不可能になるレベルのはずなのだが……スタンドパワーは精神力に比例するとはいえ、相変わらず恐ろしいブッ飛びぶりである。

「陰獣」の一人。珍しいハゲている髪の毛使い。
操作系念能力により体毛を自在にコントロールできる。異名の通りヤマアラシの如きトゲトゲにもクッションボディにもなれる万能さ。
しかし、直接的な物理攻撃以外には弱くウボォーギンの大声で即死してしまった。

  • パーム=シベリア(同上)
元々は対象を常に監視し続ける念能力「寂しい深海魚(ウィンクブルー)」の使い手だったが、キメラアントに改造された影響で毛髪を強化して自身の全身を覆う鎧にする新たな念能力「暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)」に目覚める。
そもそも元々が強化系念能力者であったためか、こちらの念能力もすこぶる強力である。ただしこちらは豪猪と違い柔らかくすることはできない模様。

全身にナノマシンが埋め込まれた生態兵器であるため、全身の至るところから武器を出して戦うことができるが、作中では主に髪を武器に変化させて戦っていた。
ちなみに同作者の次作である『To LOVEる』に登場する「金色の闇」もイヴのパラレルキャラなのでほぼ同じ戦闘スタイル。

諜報機関CP9のメンバーで、髪の毛を自在に操る「生命帰還」を用いて戦う。
単なる腕の延長ではなく、髪を用いて六式を発動できるほどの練度を誇る。

  • オニグモ(同上)
海軍本部中将で、髪の毛を自在に操る八刀流の剣士。
恐らくクマドリと同じく生命帰還による技と思われるが、詳細は不明。
一部シーンで明らかに背中から蜘蛛の腹部と思われる物が生えているため、「蜘蛛タイプの動物系悪魔の実の能力者では?」という説もある。

逆立った長い髪は毒針となっており、「パムパムの実」の能力による頭皮の破裂で射出させる。
普通は近距離相手に毒針を少数撃ち込んで戦うが、全身を破裂させる「全身破裂(ファッションパンク)」を使用すると毒針も全て弾け飛び、本人は丸坊主になる

頭部のチャクラ代謝を一時的に高め、髪の毛を自在に操る「乱獅子髪の術」を使う。
鬼太郎のごとく髪の毛を硬化して発射する「毛針千本」という技も披露した。

主人公ボーボボの兄で、五大毛真拳の頂点と言われる「カミの毛真拳」の使い手。
なお、ボーボボ本人は「鼻毛真拳」の使い手であり、さらにその姉であるブブブーブ・ブーブブは「ワキ毛真拳」、もう一人の兄であるベベベーベ・ベーベベは「スネ毛真拳」の使い手で……え?もういい?ですよね。

桂木探偵事務所の壁に埋もれていた死体で、ネウロの瘴気が当たり、髪の毛だけが生き返った。
ネウロの魔界777ツ道具の力で弥子の携帯ストラップやウイッグとして外出することも出来る。
自在に髪の毛を操って事務所の事務作業だけでなく敵の捕縛、攪乱が可能。

四天王の中でも「触覚」に特化したナルシスト。極細かつ強靭な髪の毛を自在に操ることができる。
髪の毛使いの中でも珍しく純粋なパワーも非常に高く、一本につき250キロまで支えられる髪の毛を20万本も扱うことで、子供とは言えリーガルマンモスを持ち上げることができる(このパワーは物語が進むにつれてさらにインフレしていった)。
また、髪の毛自体が繊細な感覚器になっておりレーダーのように使うこともできる。
主に髪の毛を使って相手の攻撃を倍返しする「フライ返し」というカウンター技を得意とするが、その気になれば髪の毛をまとめて相手をぶん殴るだけでも十分すぎるほどの破壊力を出せる。

武術集団・狼髏館の闘士。
修行によって自分の髪を自在に操る術を身に着け、辮髪を武器にした辮締旋風大車輪や辮締鐓装刺といった技を使う。
男爵ディーノとの戦闘前は腰までしかなかったはずの辮髪が地面につくほどの長さに急速に伸びているが、これも何らかの技なのかは不明。

  • ラジャ・マハール(同上)
冥凰島十六士の一人で、ラーマ・ヨガにより自身の髪の毛を自由自在に操りまた鋼のように硬質化させることも可能な如意驍髪襲(にょいきょうはっしゅう)を使う。
飛燕との戦いでは、針のように突き刺したり両腕を縛り上げたりした。

  • 呉袁紹(曉!!男塾)
神拳寺で髪をのように自由に操る針鼠髪(しんそはつ)、自由に操る髪を擦りあわせて超高圧の静電気を髪の毛に纏わせる髪雷驚(はつらいきょう)、電気を帯びた髪の毛を針のようにして無数に飛ばす髪雷驚飛翔針などを修め、後にソドム七福神軍団と戦うため男塾(学校)へ入学。

髪に「聖なる力」(チャクラ)を伝えて針金のように変え、相手に刺す事で念を送り込む「怒髪針」、全ての髪に「聖なる力」(チャクラ)を送り、相手を刺し貫く「怒髪襲」の使い手。

髪を操る異常(アブノーマル)髪々の黄昏(トリック・オア・トリートメント)を持つ十三組の十三人(サーティーンパーティ)裏の六人(プラスシックス)
自在に伸びる髪で負け犬軍団を拘束、一毛打尽にしようとするも一瞬の隙を付いて日本刀で斬られ脱出されてしまう。

殺人マンドリル・マーチンの調教師を倒す時に、第三の武装現象であるバオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノンを初使用し、以後も使うことになる。
髪の毛を発射して攻撃し、体から離れた髪の毛は40度以上で自然発火する。

週刊少年サンデー作品

「自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える」能力の持ち主。自身の体術と合わせることで、かなりの力を誇る、と思われる。
ただし、本人が「能力を使わずに自身の武術のみで勝ち抜く」ことをポリシーとしているため、本編でその能力が披露されたことは無い。(神候補からの言及のみ)

  • ニコ(同上)
「髪の毛をドリルに変える」能力の持ち主で、どんなものでも時速300キロで掘り進むことができる。しかも無音。
能力は強いが、本人がアホのナルシストだったためか 地面に潜る前に瞬殺 された。

魔導具「式髪」を無理矢理移植された少女。本人に戦う気は全くないのだが、改造を施した張本人である幻獣朗に父親を人質に取られていたためやむなく裏武闘殺陣に参加。
本来、「式髪」は、引き抜いた毛を硬質化させて刺突武器にするという暗殺用の魔導具なのだが、彼女は体内に式髪を植え付けられたため、髪の毛を抜かず、そのまま伸ばして操るというスタイルに変わっている。
その後は父親を救出され、さらに「式髪」も除去された上で破壊されたために戦うこともなくなっている。
後に陽炎が別の機会に式髪を使って戦っているため、複数存在する量産型の魔導具のようである。

炎や雷などかなり多彩な攻撃手段を持つとらだが、髪もまた強力な武器になる。
普段は人間の髪と同じ様に櫛で梳かせられるが、自分の意のままに操作でき、また刃の如く硬質化させられる。
硬質化した髪は砕くこともできるが、とら本体にはダメージは行かず、いくらでも再生できるので敵にとってはなかなか厄介な武器である。


その他の漫画作品

メイン武器の一つが髪の毛を針にして飛ばす「髪の毛針」。また武器ではないが妖怪を探知するアンテナにもなる。
ちなみにあくまで消耗品の飛び道具なので使いすぎると ハゲる
なお、鬼太郎シリーズには髪の毛を使う妖怪はほかにもいる。
有名どころでは夜叉ラクシャサ髪様などか。
特に「髪の毛地獄」のタイトルを冠したラクシャサは、毛髪を分離させて行動させたり、猫娘に憑りつかせたり、剣のように変身させて斬りつけたり、挙句の果てには霊毛ちゃんちゃんこを引き裂いたりと、パワー・技術ともに強力。

ドビンボーなの母親。適当に伸ばされた長髪がトレードマーク。
とあるエピソードでパーマをかけようとしたが金がなかったため、 怪しい工場の廃液 を始め様々なわけのわからない液体をぶっかけたところ、 髪の毛が大暴走して周囲を手当たり次第に襲い始めた
最終的に暴走した髪の毛は最近髪が薄くなってきた大鉄の根性で大鉄側に移ってしまった。

主人公コロッケの父親バーグの愛弟子である、真っ赤なロングヘアと青い肌の大柄なイケメン。
髪の毛を抜いて硬化させ針のようにして飛ばす赤き閃光を得意としている。
基本的には手裏剣のように敵に投げる投擲武器として使われるが、相手の影に赤き閃光を刺して影縫いして動きを封じる「シャドウブレイク」という派生技もある。
また、長い髪を一気にうねらせて無数の赤き閃光を放つ「赤き大閃光」という大技もある。これは上述の鬼太郎の髪の毛針に似ている。
更にゲーム版では長髪を巨大な掌のようにして敵を握り締めて投げ飛ばす、クリムゾントルネードという超必殺技がある。

  • モッツァレラ(同上)
中盤のボスであるカラスミの側近、四獣士の一人である悦楽のチョウチンアンコウ。
紫色の肌と金髪の美少女であるが、大きなアホ毛のような前髪を使った「黒薔薇の怒り」という技を使う。
フォンドヴォーとは違い、こちらは硬化させた髪を直接伸縮させて使っている。
威力はシーンによってまちまちで、鉄をも砕く時があればプリンプリンを気絶させるだけに留まったりも…
また、前髪以外の髪を四方に伸ばして敵を束縛した状態で突き刺す「黒薔薇の激怒」という技もある。

ものすごいクセッ毛で、濡らして乾かすと鋼鉄並みの強度になる。
滝夜叉丸の戦輪をはじき返してしまった上で、剣山のようになった頭で刺して降参に追い込んだ。

金属製の髪を持つ暗殺用アンドロイドで、長いツインテールを巧みに操りターゲットを切り刻む。

海を支配するポセイドン族の王子の一人。
自分の髪を鮫に変化させる能力を持ち、相手に噛みつかせて攻撃する。
しかしこの鮫は弱点でもあり、鮫がやられると自分も死んでしまう。

クロノス十二神将の一人。本人曰く「鋼より強く絹よりも柔軟」という 臣毛 という体毛を展開し、自在に操る。
実は 臣民 という島一つの半植物の生態系をゾア・クリスタルで人型に圧縮したもので、
臣毛の形で展開するには時間制限があるらしく、途中で制限時間に達した際に自らゾア・クリスタルを外し元の姿に戻っている。

ゲーム作品

禁呪の影響で髪の毛を自在に操れるようになった暗殺者。主に髪の毛の形状を自在に変化させてのスピーディーな戦闘を得意とする。
非常に強力な武器であるが、将来的に髪の毛自体が彼女の意思を乗っ取る危険性が示唆されている。

  • ディクシー(スーパードンキーコングシリーズ)
体毛は茶色いゴリラだが、金髪のポニーテール
このポニーテールを回転させることで、落下の速度を大幅に落とすことができる。
ポニーテールでタルなどを持ち上げて敵に投げつけたり、振り回して敵を倒すなど武器としても非常に有用。

アメリカのウェイフォーワード・テクノロジーズからリリースされているアクションゲームシリーズ「Shantae」の主人公。
トレードマークの紫のポニーテールを鞭のように扱って戦うのがシリーズの定番である。
ちなみにこの髪は通常攻撃なので、「鞭のように相手を打つ、ってーより寧ろ本人がむち打ちになるだろ!」ってレベルで首を酷使するのもシリーズのお約束。

赤く変色した髪で防御や敵の拘束が可能。

暗殺教団「山の翁」の長が代々「ハサン・サッバーハ」を襲名した*2うちの一人…ではなく1代目~18代目の御業を再現するまでに至った狂信者の女性。
宝具『幻想血統(ザバーニーヤ)』で再現できる歴代のハサン・サッバーハ達の18の御業のうち、『狂想閃影(ザバーニーヤ)』は髪の毛を刃の様に鋭くしさらに膨張させて手足の様に操る事ができる。
これでもオリジナルより劣化しているらしく本来なら『髪の毛一本一本を蜘蛛の糸の如き細さに変質させ、数里先から誰にも気付かれずに相手の首を切り飛ばす事が可能』だという。

全空最強たる十天衆が一人、最強の刀使いである。
修行の果てに髪を操る術を身に付け、それを刀術に生かし……ということは全く無く、歌舞伎役者の様な出で立ちで両手に刀を持ち、更に長く伸びた髪の先に刀を括り付けており、奥義や連撃を放つ際はダイナミックに振り回して攻撃する。

  • メリッサベル(グランブルーファンタジー)
同じグラブルのキャラでもこちらは実際に髪を動かせるタイプ。
髪を刃に変えて戦闘もこなすが、栄養が全て髪に行っているため常に腹ペコという難儀な体質。
ちなみに幻覚が見えるレベルに強烈な栄養ドリンク「ハンサム・ゴリラ」を飲むと、本人は何ともないが髪がゴンさんや寄生獣みたいな感じになる。

がんばれゴエモン ~ゆき姫救出絵巻~』にて、無敵変化 しし丸の術 を使う。
概要の「連獅子めいて振り回すやつ」の一例。発動すると歌舞伎役者になって無敵になり、振り回す髪の毛で敵を倒せる。
また、同シリーズのキャラ、からくり忍者のサスケはチョンマゲを伸ばして上方向の敵を攻撃できる。

秘立蛇女子学園の悪忍。負の感情に由来する「禍根の力」で、先端に手裏剣を取り付けた髪を操り敵を攻撃したり空を飛んだりする。
本体はクマのぬいぐるみを抱いており、戦闘時に手は一切使わない。

ガラル地方に生息している、あくフェアリータイプのビルドアップポケモン。
細身の身体に非常に長い髪の毛を巻き付けることでマッシブな体格に見せると同時に
強力な怪力を発揮するようになるほか、髪をほどけば触手のように相手を絡めとることもできる。
また、進化前のギモーは槍のように尖った後ろ髪を持ち、これを用いた専用技「どげざつき」を覚える。

わざわざ7つの洞窟や迷宮の一番奥に長くて目立つ髪を置いて、それを鍵としてプレイヤーたちを自分の庭へ招待しようとする。
そんな辺鄙な場所に置かれた髪は、もちろん非常に強力なボスモンスターへと変化する。
酒呑童子は八岐大蛇の息子という説があり、そこから八本の髪が怪物になるという設定が出来ている。
七本しかない?庭に招待されているだろう?
「なるべく早く 遊びに来てくれよ!!母さんと ふたり暮らしで ちょっと寂しいんだ…」


小説作品


タイトルになっている緋弾の正体である「イロカネ」は様々な超能力(ハイパーステルス)を与える力を持つ。
その中の一つに「髪を自在に操る」というものがあり、サイドテールやツインテール部分で武器を自在に操ることができる。
これにより理子とアリアは2丁拳銃+2刀流を同時に使用する「双剣双銃(カドラ)」という戦闘スタイルを使いこなす。

竜宮流のしのびの者。髪を自在に操る忍術を使う。

伊賀忍者。全身体毛もじゃもじゃ男。髪の毛含む全身の毛を自在に操る。
硬化すれば防御や刺突にも使える。
なお、同作の忍者夜叉丸は女の髪を原料にしたワイヤー武器を使うが、流石にここに列挙するには無理があるため割愛。

おそらく日本で一番有名な怨霊。
長い髪を顔前に垂らすその様は、大人でも小便ちびるほどの恐ろしさだということは周知の事実であろう。
……と、それだけなら武器カテゴリには入らないのだが、ドリームキャストのゲーム「The Ring」に登場する貞子はなんとその長い髪をヘッドバンギングさながらに振り回して物理攻撃してくる。

常時所有しているわけではないが、下水道での戦いにおいて、遺体から取った長い髪で大型のゴブリン(ゴブリンチャンピオン)の首を絞めるかたちで使用されている。ゴブリンスレイヤーいわく「暗殺者は只人(人間)の髪を撚った絞殺具を好んで使う」とのこと。上記のように強度があり、なかなか千切れないといった特性があるという。駆逐には至らなかったものの、ゴブリン達を一時撤退させるのに成功した。

体毛を引き抜いて息を吹きかけることで、分身を作り出す「身外身の術」を身に着けている。
分身だけでなく、様々な道具に変化させることも可能。
また、首筋には観音菩薩に植えてもらった特別な毛が三本あり、これは通常の毛より強力な武器にできる。

アニメ作品


戦乱を好む女神。
髪をかき上げるだけで星が吹き飛ばすほどのケタ違いの戦闘力を持つ。

特撮作品


怨念を纏った金髪を伸ばして、相手を締め上げる 秘術乱れ髪地獄という技を使った。

秘密結社パンサークローの女幹部でサディストでレズビアン。仮面を被り怪人態に変身すると使用出来るようになる。伸縮自在で自分の意思で千切ることも出来る。主に戦闘中に相手に絡めて動きを封じる為に使用する。
なお封じた後は胸を揉んだりキスをしようとしたりと使用目的が若干不純。

番外~髪の毛なのか怪しい人々~

頭に無数の蛇が生えている人。
正確にはこの蛇の髪の毛は呪いなので、これで戦うということはないのだが、後年のフィクションで登場する時は蛇を使って攻撃してくることもある。

頭(帽子?)から生えた触手で様々な作業を器用にこなす。もちろん戦闘行為も(一応)可能。
部位的には明らかに人間でいう髪の毛にあたるのだが、本人も周囲も「触手」として扱っている。

長い髪のような攻撃装置「ハイパーライドヘアー」を備え、
単純に相手を捕らえて投げ飛ばしたりすることが可能なほか、
頭部を振り回すことで周囲を切り裂く黄金の竜巻が発生させたり、
ただでさえチート級の各能力を一時的に2倍にまで引き上げる効果がある。
決して光るそばではない。


追記・修正お願いします。

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