交代技(ポケモン)

登録日:2020/08/30 Sun 22:12:13
更新日:2023/07/20 Thu 18:20:59
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パチリスは アニヲタの元へ 戻っていく!



ここでは、ポケットモンスターに登場するわざのうち、発動後に控えと交代するわざを解説する。

▷ 目次


概要は アニヲタWikiの元へ 戻っていく!

ポケモンは基本的に控えと交代するときには、いま出ている手持ちをひっこめて出す(ターン消費)か、
いま出ている手持ちを見殺しにする(死に出し)の2択しかない。
しかし前者はそれだけで行動回数を消費してしまうのでダメージレースの点で不利となり、
後者はその手持ちが有効な相手がまだ相手に控えとして存在する場合に負荷をかけづらくなってしまう。

そこで相手に負荷をかけつつ交代するわざが交代技である。
……というものの、初出の「バトンタッチ」(第二世代)はそういうわざとはまたちょっと違うのだが。
「とんぼがえり」(第四世代)以降、「ボルトチェンジ」(第五世代)、「すてゼリフ」(第六世代)、「クイックターン」(第八世代)と地味に増えている。
また、「テレポート」(第一世代)はLPLE以降仕様が変更されトレーナー使用時のみ交代技になっている*1

なお、ここでは自分が交代するわざを扱うが、相手に交代させる技も存在する(ほえる・ふきとばし・ともえなげ・ドラゴンテール)。
また特殊状況下で引っ込む道具(だっしゅつボタン・だっしゅつパック)、引っ込ませる道具(レッドカード)、引っ込む特性(にげごし・ききかいひ)も存在する。


交代技の共通仕様

  • 交代先は基本的にプレイヤーが交代成功時に選択する。
  • 『かげふみ』などの交代封じ特性、「くろいまなざし」などの交代封じ技の効果を受けずに交代可能。バインド技や「ねをはる」すら無効にする。
  • 無効にされたとき、外れたとき、「まもる」などですかされたときには交代できない。
  • 相手の持ち物『だっしゅつボタン』『だっしゅつパック』や相手の特性『にげごし』『ききかいひ』が発動した場合は交代できない。
  • 『レッドカード』持ちに撃った場合、交代はできるが『レッドカード』の効果が優先され交代先がランダムになる。
    • 上記3点は相手あってのことなので、「テレポート」と「バトンタッチ」には関係ない話である。
  • 当たり前だが、控えがいないときも交代できない。
  • わざによる交代が成功したときは、「おいうち」の対象となり(「バトンタッチ」のみ例外)、割り込んで2倍の攻撃をする。「おいうち」が先に発動した場合は交代しない相手に撃つときと同じ処理になる。
  • 交代技を撃った結果そのポケモンがひんしになった場合(『ゴツゴツメット』や特性『さめはだ』など)、交代は発生しない。

交代技一覧

  • テレポート
エスパー/変化/PP20/自分/優先度0 → -6(ピカブイ以降)

初代初出の技で、ケーシィの代名詞。ケーシィを捕まえたいのにすぐ逃げられる、というのはよくある話。
プレイヤーがバトルで使った場合、野生戦では絶対逃げられるわざだったが、対人戦では必ず失敗するため実質「はねる」と同じであった。
トレーナーが使用するユンゲラーが「テレポート」をしたおかげで勝てたなんてケースは有名。
どちらかというと、対戦用というよりは第六世代以前においてシナリオで『あなぬけのヒモ』の代用として使うことが主*2

ピカブイ以降、野生ポケモン使用時の効果こそ変わらないが、トレーナー使用時の効果は変わり、
逃げる技から控えと交代するわざになった。このとき優先度も -6に変更。
つまり「確実に後攻で交代できる技」というアイデンティティを得たのである。

ただ、習得者の耐久自体が足りなさすぎると言う問題が。
効果が変わったピカブイではわざマシンだったのだが剣盾で早速没収
まともに扱えそうなのはネンドールソルガレオルナアーラくらいで、コイツ等に持たせる必要があるのかと言うと何とも微妙…。
他にも耐久が高い「テレポート」使いはソルルナの進化前のコスモウムがいるが、習得技が「コスモパワー」と「テレポート」だけなのでやはり実用性は怪しい。
SVに至ってはラルトス系統専用技なので、最早影が薄いでは済まない。

ちなみにランクバトルでの使用を考慮しないのであれば主に初代勢+進化系が過去作から持ってくる形で使用可能。
習得ポケモンはエスパー勢や「サイコキネシス」を習得できるポケモンが多いのだが、
何故かウインディやらジバコイルやらマルマインやらパルシェンまで覚える。中身でもすっ飛んでってるのか


ノーマル/変化/PP40/自分/優先度0

第二世代初出の技。最大の特徴は「自分の能力ランク、受けている状態変化を引き継ぐ」点。
これを生かした戦術も存在している。
例えばハッサムのように耐久力の高いポケモンに「つるぎのまい」や「こうそくいどう」を積ませ
エースに能力を引き継がせて全抜きを狙う戦法は初出の二世代の頃からのメジャーな戦法であり、
テッカニンペンドラーバシャーモといった毎ターン自動で素早さが上昇する強力な特性『かそく』のポケモンが表れて以降、
同時に「つるぎのまい」等の積み技を使用する、あるいは「まもる」等でより安全かつスピーディに積みエースに上昇値を委譲するという戦法が開発された。
弱点は「バトンタッチ」する前に積み役のポケモンが倒されたら戦術が崩壊するという点。
更に自身の自分の能力低下や状態変化も遠慮なく引き継いでしまう。
特に「こんらん」や「ほろびのうた」などを引き継いだら、エースが機能不全を起こし目も当てられない事態になりかねない危険性もある。


  • とんぼがえり
むし/物理/威力70/命中100/PP20/相手1匹/優先度0/接触

第四世代初出の技。
蜻蛉返りから名前をとっているためむしタイプ。なお英語名は「U-turn」。
日本語を知らない海外プレイヤーはなぜこれがむし技なのかわからないそうである。
威力は高くないうえ、そもそも使用者の多くがむしポケモンではない(むしポケモンも覚えるが)。
もっぱら壁貼ったり「おいかぜ」吹かせたりして場を整えた補助型が、最後に打ち逃げする技である。
他にも、相手の交代読みで打てば相手の交代先を見ながら交代が可能。
ヌケニン以外には透かされない。なおカラマネロに撃つと可哀想なことになる。
ちなみにこっちの技モーションがなぜか遠距離で、下記の「ボルトチェンジ」の技モーションがなぜか近距離になっている。
ミミッキュでも『ばけのかわ』を消費させつつ有利対面を作れる。

先攻で撃った場合は交代先で受けることを前提に相手からのダメージを減らす用途で使われ、
後攻で撃った場合は逆に無償降臨を狙う事が多い。

なお特性『いかく』と組み合わせると相手を徹底的に弱らせることができる。
この戦法を取れるのがガオガエンウインディムクホークランドロスなど。

普段は通りが悪く不遇なむし技だが、この技に関しては若干ダメージを与えつつ交代できれば問題ないため、無効化できるタイプが存在しない点と覚えるポケモンの多さから交代技の中でも利用価値が高い。


  • ボルトチェンジ
でんき/特殊/威力70/命中100/PP20/相手1匹/優先度0/非接触

第五世代初出の技。
理屈はわからないが攻撃すると戻る技。こちらはタイプの都合上じめんタイプに無効化され、
習得者もでんきやはがねタイプばっかりなので、先制で撃ち逃げするのが主な仕事。ただし安定した耐性や技範囲による後攻ボルチェンが強力な例外もいる。
こだわりサンダーボルトロスが高火力と化したこれを撃って相手に負荷をかけつつ交代するという芸当が主。
第七世代以降はカプ・コケコレジエレキ等のでんき技が強化される特性を持ったポケモンが次々登場しており、じめんタイプがいないとボルチェンを撃たれるだけでパーティーが崩壊するというパターンも増えてきた。
シナリオではBWカミツレ戦で同じでんき/ひこうエモンガが2匹でこれを繰り返すのが鬱陶しいと話題に。

もちろん「とんぼがえり」と同じように特性『いかく』と組み合わせることも可能。メガライボルトの十八番である。
「とんぼがえり」と「ボルトチェンジ」をひたすら繰り返す「とんボルチェン(蜻蛉返りパ)」も存在するほど。
しまいには「とんぼがえり」と「ボルトチェンジ」がタイプ最高火力でない場合でも交代しつつ負荷をかけられる。


  • すてゼリフ
あく/変化/PP20/相手1匹/優先度0

第六世代初出の技。
相手にすてゼリフを残して交代するわざ。相手のこうげきととくこうを1段階下げる。現在唯一の相手の能力を下げつつ交代する技。
「おきみやげ」に比べると効果は小さいが、ただ交代するだけであるため死なないのが優秀。
特性『マジックミラー』持ちに撃つと『マジックミラー』持ちが交代を強制されることになる。
なおゴロンダ系統の元専用技だが、ゴロンダは番長で弱気を助けるポケモンなのにすてゼリフって全然ヒーローらしくなくない?
ほかにはガオガエンアローラペルシアンシルヴァディタチフサグマフォクスライモルペコが使える。


  • クイックターン
みず/物理/威力60/命中100/PP20/相手1匹/接触

第八世代初出の技で、DLCにて追加。
先行する「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」よりも威力が下がっているが、通りがよく特性ぐらいでしかスカせないみずタイプなのが強み。
そもそもみずタイプの耐性や安定性が優秀なので、後攻での交代先の無償降臨を狙いやすい。
特にラグラージは起点を作りながら「クイックターン」でのサイクル戦ができるようになり、強さに磨きがかかった。
その他カメックスケルディオヨワシカマスジョーなどの一部のポケモンに配られている。タイプ自体の優秀さを考慮されたのか、覚えられるみずポケモンはあまりいない。
なぜインテレオンにくれなかったのか

  • さむいギャグ
こおり/変化/PP10/フィールド全体

第九世代にて登場した、ヤドキング専用技ガラルヤドキングの方は思い出し技。
天気を5ターンの間「ゆき」状態にして交代する。
天候変化技と交代技のハイブリッドという珍しい技で、こおりタイプのポケモンの防御補強や相手の天候変化特性へのカウンター技として使えるだろう。

  • しっぽきり
ノーマル/変化/PP10/自分/優先度0

第九世代初出。自らの身代わりを残しながら交代する技で、モトトカゲと同時に発表され大きな話題を呼んだ。
後続に安全に行動させられるとんでもない効果の技だが、もちろんデメリットがないなんてことはなく、通常1/4消費するHPが1/2と倍増している。身代わり自体のHPは通常通り使用者の1/4。
他にミミズズが習得できる。こちらは特性「どしょく」、技「メタルバースト」「まきつく」をちらつかせて成功させたい。


追記・修正は意中の子に告白しようと思ったけどやっぱり出来ずにとんぼがえりした経験のある人にお願いします。


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最終更新:2023年07月20日 18:20

*1 野生ポケモンが使う場合の仕様は過去作と同じ。

*2 第七世代以降この効果はなくなった。