●イメージガム
『イメージガム』に登場。
風船ガムの道具。頭に何らかのイメージを思い浮かべながらこのガムを噛むと、膨らませた時にそのイメージの形になる。膨らませたイメージの持続時間は30分で経過するとただのカスに戻る。
実体化の自由度はかなり高く、人間より大きな物を膨らませることもできる他、上に人が乗れるなど材質も丈夫になる。のび太は家より大きなロボット(
タケコプターを取り付けて飛ばした)、しずかは人間が2人分入れるサイズの城を作った。
当たり前だが『怪盗ジョーカー』とは関係ない。
●イルミネーション・クラッカー★
わさドラ『クリスマスきらきら大作戦』に登場。
食べると身体がクリスマスイルミネーションのように光る。
効果は約1日と地味に長く、作中では誤って酒のアテにしたパパの翌日の仕事に支障が出る羽目に。
ちなみに、中黒の扱いが不安定であり、アニメ公式サイト内でも「ひみつ道具カタログ」では中黒があるが、放送当時のあらすじ紹介では中黒がない。
●ウラシマキャンデー
『ウラシマキャンデー』に登場。
作中ではドラミが出した。昔話「
浦島太郎」に出てくる玉手箱のようなデザインの容器に入っている飴。これを舐めた後に人助けをすると、相手が恩返しをしてくれる。また、人間以外の動物を助けた場合でも同様に効果を発揮する。
おめでたい道具のように見えるが、相手は必要以上に過剰な恩返しをしようと手を尽くすため、おもてなし目的で家に招待されると最悪軟禁状態にされる恐れがある。
●うらめしドロップ
『ユーレイ暮らしはやめられない』に登場。
ドロップ型の道具で、容器も昔ながらのドロップ缶を彷彿とさせるレトロデザイン。
これを舐めてから眠ると体から魂が抜け、一定時間
幽霊のように動き回ることができる。幽霊になっている間は障害物をすり抜けるが、物は自由に手で持てるなど都合よく行動できる。
●おすそわけガム
『おすそわけガム』に登場。
板ガム型の道具。一枚を人数分に分けてそれぞれが噛むと、同じガムを噛んだ者同士が食べたものの味などが分配される。
使い方は特殊だが、人の食事を「おすそわけ」してもらうことで食費を節約できるなど結構ズルい使い道もある。
なお、味の濃さも人数で割られてしまうため、食べた側としてははた迷惑だろうが。
こんなファンタジックな道具でも
実際に「そういうことがしたい」という研究がなされており、割と順調であるそうな。食品アレルギーでひとくちでも厳禁の人でも、本格蕎麦や焼き立てパンが楽しめるようになるかも?
●おそだアメ
『おそだアメ』に登場。
黒飴型の道具。1粒なめるごとに10分間、自身の発する声が周囲には遅れて聴こえるようになる。
一度になめた飴の数だけ遅延時間も10分単位で増加する。
名前はのど薬「浅田飴」のパロディ。
●お助けだんご
『お助けだんご』に登場。
上から順に白・緑、黄、赤の4色が刺さった串団子型の道具。誰かに追われている時などピンチの時に団子を1つずつ放り投げると、それぞれが道路に異なる状態変化を与えることで追っ手を妨害する。
白は道が大きな山のように隆起、緑は道がトリモチのようになり追っ手の動きを封じ、黄は道に落とし穴を作り、赤は道が液体のようになり追っ手を沈めてしまう。
このように食用ではないものの、作中では特に「食べられない」とも言及されていない。
●ギシンアンコ★※
わさドラ『世の中うそだらけ』に登場。
原作に登場した錠剤型の道具「ギシンアンキ」の設定を変更したもの(錠剤のほうも映画『ひみつ道具博物館』などで登場している)。
悪魔の絵が描かれた壺入りのあんこでいかにも怪しい雰囲気を放っている。
効果は「ギシンアンキ」と同一で、食べると非常に疑り深くなる。
●強力ウルトラスーパーデラックスキャンデー☆※
●強力ウルトラスーパーデラックスキャンディー★※
大山ドラ『強力ウルトラスーパーデラックスキャンデー』・わさドラ『大パニック!スーパー赤ちゃん』に登場。
原作では『
強力ウルトラスーパーデラックス錠』というキャンディーのような薬であったが、アニメ版では大山版・わさドラ版共にキャンディーそのものに変更されている。
食べると赤ちゃんでも
ウルトラ・スーパー・デラックスマン並の超人パワーが身に付くため、間違って食べると危険。
「一日一錠」の謳い文句から、時間経過で効果が切れると思われるのが救いか。
わさドラ版では効き目が「キャンディーを舐めている間のみ」と短くなっている。
●声のキャンデー
『キャンデーなめて歌手になろう』に登場。
付属で録音した人物の声紋を分析し、声紋パターンをコピーしたキャンデーを製造する機械。これを舐めると対象の人物とそっくりな声になる。効果時間は30分。
わさドラでは「声のキャンディー」として登場しており、微妙に名前が異なる。登場話のタイトルも同様。
また、アニメ公式サイトの「ひみつ道具カタログ」には「声紋キャンディー製造機」として記載されている。
●ココロチョコ
『ココロチョコ』に登場。
ハートを象った
チョコレート型の道具。一人分ではなく皆で一欠片ずつ食べるタイプで、このチョコを食べた人は最初に食べた人の思考を基準にして行動するようになる。効果時間は一日程度。
乱暴なジャイアンを皆で除け者にするために、のび太がスネ夫や町の人々に分け与え、集団でジャイアンをからかった。
欠点は、集団行動とは無関係の個人的な思考や行動までも対象者が合わせてしまうこと。のび太は「世界中の人々に食べさせて心を一つにすれば平和になる」と力説していたが、しずか曰く
「大ぜいが同じこと考えるなんて、気もち悪いわ」……ごもっとも。
●CMキャンデー発射機
あなた、ぶらぶらしてるんだったら、ミニ四駆…。
なんか、へんなこといったかしら、ミニ四駆…。
草のざっそうがのびたからミニ四駆。草むしりを、ミニ四駆。
『虹のビオレッタ』に登場。
広告宣伝に使用する道具。機械の中にキャンデーがいくつか充填されており、品物の名前を言いながらこのキャンデーを発射して対象の人物に食べさせると、その人は会話中に品物の名前を何度も口にしてしまい、それを聞いた人もその品物を欲しがるようになる。
また、食べさせる対象は人間に限らず、
犬などの動物に食べさせても有効。
こちらはわさドラでも「キャンデー」表記のまま。
●しつけキャンディー
『しつけキャンディー』に登場。
瓶に詰められた飴玉型の道具。これを舐めてから迷信やことわざなどを言うと、それらが現実になる。
本来は理屈の通じない幼児へのしつけに使われる道具。作中では、うるさく迷信を言うからと自身の曾祖母を笑い者にするスネ夫をこらしめるために、ドラえもんが曾祖母に食べさせた。
迷信やことわざは辞書にあるものや世間一般に言われているようなものでなくても構わず、「テレビの邪魔をすると
ネズミが出る」など都合のいいデタラメを言ってもその通りになってしまう。
ある意味『ソノウソホント』並みのチート道具ではないだろうか…?
●シャラガム
『シャラガム』に登場。
板ガム型の道具。これを噛みながらある物事を決心するとガムシャラな気持ちが増幅する。あとは本人の根性次第でどんな困難も乗り越えることが可能となる。
ドラえもんが道具と偽ってのび太に出した「ただのお菓子」で、ひみつ道具でもなんでもない。プラシーボ効果を利用することにより、のび太に自力で目標を達成させた。
●しりとり変身キャンディ☆
大山ドラ『しりとり変身キャンディ』に登場。
原作に登場した「しりとり変身カプセル」を大山版アニメ化に際しキャンディ型に改変したもの。
●水中酸素あめ
『のび太と竜の騎士』に登場。
舐めると水中にいる間、水を分解して酸素を取り込み、水に潜りながら呼吸ができるようになる。持続時間は不明。
他の飴型道具と異なり瓶詰めではなく個包装タイプになっている。水中で開けることを想定しているのだろうか?
●そっクリようかん製造機★
わさドラ『そっクリようかん』に登場。
機械に手を載せた人のDNAを分析してクリようかんを製造し、そのクリようかんを食べるとDNAの提供者のそっくりさんになれるという道具。
クリようかん1個につき30分効果が持続する。
●ダイリガム
『ダイリガム』に登場。
板ガム型の道具。言わないといけないがなかなか言い出せないことを、代理として他の誰かに言わせるためのガム。
これを噛みながら言いたいことを喋り、噛んだガムのカスを対象者にくっつける。カスを付けられた人はひとりでにその言葉を言うべき相手へ向かった上でその言葉を喋ってくれる。
カスが自分自身に付いてしまった場合は、本人が強制的に喋る事になる。なお、カスは効果が終わると自動的に消滅する。
●タスケロン※
わさドラ『ぼくをタスケロン』に登場。
原作では錠剤タイプの薬剤型だったが、わさドラ版ではお菓子のようなデザインに変更された。作中でも「飲む」から「食べる」という表現に差し替えられている。
●超風船ガム☆
映画『
のび太の太陽王伝説』に登場。 このガムを噛んだ者は、体が非常に大きく膨らむ。体内に発生した空気には浮力があり、そのまま風船のように飛び上がってしまう。作中では敵の撃退に利用されていたように嗜好品には使えない。
●動物ドロップ
『動物ドロップ』に登場。
瓶詰めドロップ型の道具。様々な動物の形をしたドロップがあり、食べるとその動物と同じ能力が得られる。作中では
ネコ(木登り)、
ゴリラ(怪力)、鳥(飛行)のドロップとその効果が描かれた。
●どうぶつにばけるキャンディー
『動物キャンディー』に登場。
キャンディー型の道具。これを口に含んだ状態で特定の動物に手で触れると、その動物に変身することができる。
生きた動物でなくても構わず、おもちゃや牛肉でも同様の効果を発揮する。これを活用することで実在の動物だけでなく怪獣など架空の生物に変身することもできる。
●動物変身ビスケット
『変身ビスケット』、『ぼく、桃太郎のなんなのさ』に登場。
「たべっ子どうぶつ」のように様々な動物型のビスケットが箱に入っている。その名の通り食べるとその動物に変身する。効果時間は5分。
「変身」と言ってもその姿はいわゆる獣人のような容姿。二足歩行のまま動くことができ、口調に動物の鳴き声が無意識に混じる点を除けば、ある程度人間の時と変わらず行動できる。また、『動物ドロップ』とは異なりその種族特有の能力を得ることはできない。
いずれにせよ事情を知らない人物に見られると騒ぎの元になるため、食べてしまった場合は効果が切れるまで人目を避ける必要がある。
原作ではネコ、ウマ、ニワトリ、サル、カエル、
ウサギ、
ワニ(扉絵のみ)のタイプが、映画版『ぼく、桃太郎のなんなのさ』では、イヌ、キジが、さらにわさドラ版では
ライオン、ブタ、フクロウのタイプが登場した。
●なんでも信じるコ・缶入り★※
わさドラ『世の中うそだらけ』に登場。
原作に登場した錠剤型の道具「スナオン」の設定を変更したもの。
缶入りのお汁粉で、飲むと上記の「ギシンアンコ」の効果を打ち消す。
原作デザインのものが映画などに登場しているのもギシンアンキ/ギシンアンコ同様。食べやすさも考慮して進歩しているのかもしれない。
●熱血まんじゅう★
わさドラ『熱血!のび太の運動会』に登場。
「炎」という字が書かれたピンク色のまんじゅう。食べると背中に炎が燃え上がり、ものすごく
熱血な性格になる。
食べて熱血になったのび太を見た玉子曰く「まるでかちかち山ね…」と評していた事から、この炎は第三者からも見えている模様。
背中の炎は引火はしないが、水を浴びると鎮火し性格も元に戻る。
●のうりつチャカチャカあめ☆※
大山ドラ『プラモ化大作戦』に登場。
原作では「ノーリツチャッチャカ錠」という薬品だったが、大山アニメでは飴に変更されている。
飲むことであらゆる動作の能率が上がり、名前の通りチャカチャカ動ける。巨大プラモを一晩で組み立てるのに使った。
飴を舐める動作から高速化していく絵面はなかなかシュール。
●のど自慢アメ★
わさドラ『大スタージャイアン!?』に登場。
このアメを舐めると、ジャイアンでも美しい歌声になる。
●予知夢アメ
『宇宙戦艦のび太を襲う』に登場。
これを舐めてから寝ると、予知夢を見ることができる。その予知夢は的中率100%だが、風邪の病原菌を地球侵略者のように表現するなど少々演出がオーバー(あくまでのび太が見た夢の内容なので道具の効果によるものとは限らないが)なので真相を理解するのには時間がかかる。
●レインボードロップ☆
大山ドラ『レインボードロップ』に登場。
瓶入りのドロップ型道具。その名の通り7色があり、舐めると顔がドロップと同じ色に変わる。また、2つ以上の異なる色を同時に舐めた場合は顔も数種類の色になり、7色全てを同時に舐めた場合は顔の色が虹のようになる。
●ロケットガム
『ロケットガム』に登場。
ガム型の道具。噛むと
屁で空を飛べる。
●ウグイス印のおまんじゅう☆
『2112年ドラえもん誕生』に登場。
食べさせることで、対象の歌声をウグイスの鳴き声のようなさわやかで心地いいものに変えることができる。
作中ではドラえもんが使用。名前の通りとんでもない音痴の同級生ロボット・ジャイベイの歌を「歌いだすと口を開けるだろうから、そこでパチンコでこれを口の中に撃ち込む」という策で上手な歌に変更した。
土壇場・本番になるとメチャクチャ賢くなる上に一発で成功させるのものび太そっくりだな