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カイドウ(ONE PIECE)

最終更新:

riddle

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だれでも歓迎! 編集
登録日:2017/10/07 Sat 15:19:00
更新日:2021/09/25 Sat 12:41:04
所要時間:約 40 分で読めます

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ONE PIECE ONE PIECEボスキャラ ONE PIECE登場人物項目 SMILE おでんポイント この世における最強生物 ウオウオの実 カナヅチ ギャラドス コイキング スタッフの本気 デビルリバース ノーガード パパのいうことを聞きなさい! プロレスラー メンヘラ ヤクザ ルフィを完敗させた男 ロックス海賊団 ワノ国 ワンピース 不死身 世界の破壊者 世界最強の生物 主人公に勝ったキャラ 侵略者 光月おでんガチ勢 動物系 四皇 圧倒的存在感 大海賊 天災 守護神 巨漢 怪物 悪魔の実 所要時間30分以上の項目 明王 最強生物 棍棒 武士道とは死ぬことと見つけたり 死にたがり 海の皇帝 海賊 海賊王に俺もなる! 濃すぎるキャラクター性 父親 犯罪者 狂人 玄田哲章 登竜門 百獣のカイドウ 百獣海賊団 総督 能力者 自殺願望 船長 落語 覇王色の覇気 賞金首 酒乱 金棒 青龍 鬼ヶ島





……くそ…!! 頭いてェ…


死ねねェもんだな……!!!


また生きちまった…うまくやったよ白ひげのジジイは…


もう…やるしかねェのか………!!!



くそったれ ……急げ“ジョーカー” 最期の戦闘準備を整えろ!!!


こんな退屈な世界壊れてもいい!!! 世界最高の戦争を始めようぜ!!!



カイドウとは漫画『ONE PIECE』の登場人物。



●目次

【プロフィール】

本名:カイドウ
異名:百獣のカイドウ、この世における最強生物、明王
年齢:59歳
身長:710cm
懸賞金46億1110万ベリー(現時点で存命中の賞金首最高金額)
肩書き:四皇
所属:ロックス海賊団見習い→百獣海賊団総督
所属船:不明
悪魔の実:ウオウオの実 モデル“青龍”(動物系幻獣種)
覇気:武装色 見聞色 覇王色
出身:偉大なる航路
誕生日:5月1日
血液型:F型
好物:酒
趣味:自殺
笑い方:ウオロロロ
CV:玄田哲章


【概要】

百獣海賊団の総督にして四皇の一角。通称「百獣のカイドウ」
容貌は長い髭に巨大な角、左肩から腕にかけて鱗のような刺青などが特徴的な魔人のような風貌の巨漢。
なお、ツノの生えた人間自体は、作者は「出っ歯のような普通の特徴で、ハンニャバルなどこの世界には時々いる」とのこと。
和風の服装や刺青もありどこかヤクザの親分じみた印象。
笑い方は「ウオロロロロ」と、酒浸り(とその結果)を思わせるようなものである。

彼が率いる百獣海賊団は、“旱害”、“疫災”、“火災”の3人からなる「災害」の異名を持つ大看板をはじめ武闘派揃いで、バジル・ホーキンススクラッチメン・アプーササキなど屈服させた強者(船長)を部下にすることも多い。
そのためカイドウ自身の肩書きも船長ではなく“総督”
更にドンキホーテ・ドフラミンゴを通じてシーザー・クラウンの作り出した人造悪魔の実・「SMILE」を取引しており、それを用いて多数の動物系能力者を生み出すことにより戦力を拡大している。
ドフラミンゴと共に、全員が能力者の最強の海賊団を作り上げようと目論み、日々軍備増強や兵力拡大、強者のヘッドハンティングに力を注いでいる。

本編から約二十年ほど前にワノ国の現「将軍」である黒炭オロチと共謀してワノ国を支配下に置き、ワノ国の大名で元ロジャー海賊団の船員だった光月おでんを錦えもんら家臣の命と引き換えにする形で処刑。
現在は一味共々ワノ国に本拠地を置き、オロチの後ろ盾となる形でワノ国に圧政を敷いている。
ワノ国首都「花の都」では、ワノ国を守る「明王*1として扱うようにされ、崇拝するように子供達には洗脳教育が施されている。


また、元々ワノ国にあったものである、最後の島「ラフテル」に到達するために必要な四つの「ロード・ポーネグリフ」の一つを所有している。
なお親族は判明している限りでは"息子"ヤマト一人だけであり、後述のビッグ・マムとは親族・海賊団色んな意味で対照的である。


【人格】

豪胆で冷酷、かつ気性の荒い性格。分かりやすく言うとヤクザの組長。
『ONE PIECE BLUE DEEP』には、新世界の覇者を目指す武闘派四皇で野心家だと書かれており、前評判では極めて好戦的かつ凶暴な性格だと思われていた。
その危険性は、ドフラミンゴですら怒らせることを非常に恐れていたほど。

弱肉強食を摂理とし、強者を尊び温情をかける一方で弱者には一切の容赦が無く、
ユースタス・キッド11人の超新星の存在と「最悪の世代」のことを「海賊ごっこ」と吐き捨てるなど新世代の海賊たちを若輩者と蔑む。
更に王下七武海の存在すら格下と見下しており、麦わらの一味が七武海を倒したことにも何ら興味関心を示さない*2
ただし、後述の評価を考えれば「代表者個人」を軽く見ており、組織力そのものはまた別問題のようである。
また、利用価値がなくなれば、十数年以上の付き合いだろうと平然と切り捨てる冷酷さを持つ。

海軍本部からは、個人の強さのみで凶暴な海賊達の尊敬を集め、「四皇」と呼ばれるに至った」と評価されている。

最終的に、ワンピースと世界最強の力を持つと謳われる古代兵器を手に入れて世界の秩序を壊し、“恐怖”と“戦争”に満ちた暴力の世界に君臨することを表向きの目標としている。
“ジョイボーイ”についても何かを知っている様子。
…古代兵器なんか使わなくてもコイツの存在自体が兵器なんじゃね?

◆総督としての器量

凶暴な一方で、「世界最強の軍隊」を作ろうと考えている為強い兵士を欲しており、上記の最悪の世代らに対しても「部下になるなら歓迎する」という姿勢を崩さない。
特にルフィやキッドのような叩きのめしても反抗するような芯の強い輩はむしろ大歓迎
この手の輩は敢えて殺さずに芯を折って勧誘しようとし、自分に歯向かってきて散々馬鹿にしたキッドも部下にしようと考えたり、「SMILE入手不可能」という大損害を与え、敗北してなお自分をにらみ続ける生意気なルフィに対しても「部下になるなら全部水に流す」と言ったりと器の大きさを見せている。
むしろ欲しがるあまり、時にストーカーになることすらある。もはやメンヘラである
旱害”“疫災”“火災”などの大看板・飛び六胞達幹部はこうした経緯で部下になったものと思われ、幹部達も酔ったカイドウは流石に煙たがりながらも、普段は「カイドウさん」と呼んでそれなりに敬意を払う様子を見せている。

事実キングがカイドウの名を借りて飛び六胞を招集したことを納得できる説明があれば事後承諾をするし、飛び六胞のうるティの愚痴や指摘にも眉を顰めることなく肯定。
自由参加の任務があっても宴に参加したい幹部がいれば無理強いはせず本人の意思を尊重するなど柔軟なところももちあわせている。
このように日頃は決して自分勝手に振舞っているわけではなく、冷静かつ柔軟な対応ができむしろ割と真面目であることから幹部に敬意を抱かれていることがわかる。
大幹部旱害のジャックはカイドウのために限界まで戦い抜く忠誠心を持っており、カイドウもまたそんなジャックを認め、いざというときにはジャックをかばって代わりに自分が前に出て戦うほど重用している。

また、同じく我の強いビッグ・マム海賊団は、幹部クラスが戦闘だけではなく国の統治も行っているが、百獣海賊団はワノ国黒炭オロチと結託することで、武器製造の労働力や兵站の一部・表向きの国の支配者をオロチに委託している。
これにより、軍備増強しつつも海軍の目を逃れ、戦争以外の部分をそこまで考えずに済む割り切りの良さとなっている。

後述の通り酔っ払っていたり自殺を考えているときはめんどくさいことが多い厄介な男だが、自殺直前に遭遇した、見知らぬ大男の自殺を一度は止めようとし本気ならば止めはすまいとした優しきウルージさん御一行を攻撃せずにスルーしたり、
ルフィを傘下にしようと考えたり、ワノ国住民に対する情報操作・隠蔽を怠らなかったり、リンリンがワノ国に乗り込んでくる際には「全面戦争になる」と焦ったりした(アニメ版では変更された。【余談】参照)。


世界政府が王下七武海を廃止したときも、政府が愚行に出たのではなく、ベガパンクらの開発した海軍の新戦力が、四皇の勢力を抑えられるほどに強力だということと分析。
以上のように、破滅願望丸出しの趣味とは裏腹に大海賊団の首領らしい器量と冷静さを見せている。


◆酒乱


おおう……じゃあもうこれ以上“能力者達”は増えねェじゃねェかよォ~~~!! うおおお~~ん!!!

(今日は泣き上戸か…!)

うおおおおおおお~~ん!!! 全て能力者の最強の海賊団を作ろうぜって言ってたじゃねェか!!! ウオオ~~~!
夢半ばで……あんなガキ共にやられたってのか…!? かわいそうなジョーカー…!! ひとえにてめェが弱いせいだが…

――ですが“麦わら”は話題の男です! ナメてかかると…


…ナメてかかると

何だってんだよォ~~~!!!!

おれが誰だかわかってんのかァ!!?


普段は仁義さえ通せば強者ならある程度話が通じる一面があるにも関わらず、トラファルガー・ローがカイドウを「話の通じる男じゃない」と言わしめる最大の原因。
酒好きのようだが酒癖が物凄く悪く、おまけにランダムで
と、その場その場で喜怒哀楽が目まぐるしく変わり情緒不安定と化す
酒乱の状態は完全にランダムな上に、この切り替えは一切の前兆なく行われ、場合によっては平然と竜に変化して、酔っ払いながら天空を舞い暴れ回る。
おまけに酒豪の癖に、自分が酔っ払っている自覚は全くない。


この時にドフラミンゴ敗北の報を知ったが、敗北は「お前が弱すぎるだけ」と一蹴した一方で、
計画が頓挫したことに対し号泣していたかと思いきや、部下から陳言を受けた途端、急に怒り上戸に変わって部下を巨大棍棒で海の彼方へとぶっ飛ばす狂乱ぶりをみせた。
酔った上に破壊規模は「怪物」並みなので、下手に暴れられるとだれも止められない上に一帯が壊滅する危険すらある。

一応無防備な状態でもあるのでルフィが酔っていて隙だらけのカイドウに一撃を食らわした例はあるがそこは最強生物、ダメージを与えるどころか「カイドウの酔いを醒まして本気にさせてしまう」だけの結果となってしまった。


◆“真面目さ”

酔ったときには上記の問題行動をとるものの、上記の海賊団の首領としての統率力や運営能力、強者を素直に認め勧誘にいそしむなど、根は意外な程「真面目」。
特にこだわりが強いことがうかがえ、敵討ちに挑む者に対しても「従わず挑むのならば讃えよう」と述べている。
海賊としては時には狡猾な手段も選ぶが、それもある意味では“まっとうな海賊らしさ”と言える。

謀略も組むがそれとは別にいざ直接戦闘となれば真っ向勝負を好み、光月おでんに対しては黒炭ひぐらしの勝手な策略によるだまし討ちで勝ってしまったことに対し、
処刑されるおでんへ「ババアの件は悪かったな、(ひぐらしは)殺しておいた」と彼なりの謝罪をしており、おでんは「真面目だな…せいぜい強くなれ」と返事されている。
また、おでんの言葉通りカイドウは20年の間に見違えるほど体格がマッシブになっている。

普段は真面目ゆえに鬱憤がたまって酒乱で暴れてしまうタイプなのかもしれない。


◆ライバルとの関係

かつて渡り合ったというゲッコー・モリアからは「カイドウの野郎(バカ)」というある意味馴染みのあるような呼び方をされている。

若い頃は当時世界最強の海賊と謳われていたロックス・D・ジーベックが率いるロックス海賊団に海賊見習いとして所属しており、そのせいか同じくかつてロックス海賊団に所属していた白ひげビッグ・マムとは顔見知り。
「世界の王」を目指していたロックスや世界の支配を目指した金獅子のシキの存在もあってか、「古代兵器」を求めている。

白ひげに対しては「白ひげのジジイ」と親しみを感じさせる呼び方をしている辺り、彼に対してはその実力を大いに認めていたことが見て取れる。
また、ビッグ・マムを「ババア」と呼んでおり、ロックス海賊団見習い時代に彼女に「でかい借り」があると語られていた。
一方、リンリンはカイドウのことを今でも弟のように思っており、闘うことこそためらいはしないが、彼女なりにカイドウに対して親しく話しかける。
ビッグマムとの電話の際に本人は「昔の話だ!」と突っぱねたが「一生の恩」という言葉には言い返すことができずにいた。とにかく現在仲は良くなさそうだ。

その借りの正体は……(後述)


光月おでんとの関係


光月おでんの影を見た…

光月おでんに対しては、白ひげのような人格の優しさ・甘さには呆れていたが、それは置いといてその強さは認めており、自分を追い詰めるほどの強さを持った彼を、直接対決にて自分の不本意ながら騙し討ちで勝利してしまったことは不服だったようで、勝手にサポートをした黒炭ひぐらしに対して気分を害して処刑している

更に、当初はおでんを単なる障害とみなして処刑にかけたが、おでんが油が煮えたぎる風呂を1時間耐えて部下達を逃して死を待つ時には、カイドウは彼が見せつけた「真の強さ」に思うところがあった様子。
おでんに対しカイドウは意図せぬだまし討ちを謝罪し「見事な死に様と、お前の死は語り継がれる」とある種の敬意を見せ、最期には油風呂ではなくわざわざ自分の手で処刑している。

赤鞘九人男との戦いでは、おでんから受けた傷跡が痛み、赤鞘九人男の攻撃におでんのことを思い出して動揺したほど。


おでんへのある種の敬意ゆえおでんの息子のモモの助にも大いに期待していたようだが、
実際にはごく普通の子供であったことには失望し、おでんを敢えて侮辱してモモの助を挑発し成長を促すも、それでも怖がりな普通の子供だと分かると不機嫌になり興味を失っている。
このようなおでんに対するこだわりは20年経っても残っており、「モモの助のような普通の子供をおでんの子供と認めたくない」「モモの助は親や部下からの借り物の夢である『未来の将軍』を名乗っていると見抜いた」ゆえに、
捕らえて処刑間近のモモの助に対し、「おでんの息子じゃないなら濡れ衣は面目ない。命は助ける。お前の名を言え」と取引を持ちかけ、両親に胸を張りたいモモの助が怖がりながらも「おでんの息子」と宣言したことに露骨に機嫌を悪くしていた。

おでんもまた、「オロチではなく、カイドウを倒さなければ意味が無くワノ国を救うことは出来ないと理解しており、自分がカイドウを倒せなかった以上、“世界の夜明け”を起こす者達が来るまでの約20年、ワノ国は待たなければいけないと考え、部下達を生かすべく上記の行動をとっていた。

しかし不意打ちで光月おでんを倒してしまった事に対してカイドウは数十年間燻ぶらせてる想いがあるようで、今でもその傷は疼くらしい。


ヤマトとの関係

そんなおでんとの関係は、何の因果か実の子ヤマトに伝播、おでんの処刑後に「光月おでん」を名乗るようになる。
おまけに貴重な幻獣種イヌイヌの実モデル“大口真神”をヤマトが間違って食べてしまったので(カイドウに言わせればそれで)殺す気も無くなり、自分を倒そうと何度も挑んできたためその度に返り討ちにするはめに。
おでんのように海に出たがるヤマトが百獣海賊団を出奔しないよう、「鬼ヶ島の外に出れば大爆発する手錠」をつけ、鬼ヶ島に軟禁した。

もしヤマトが本当に島の外に出れば爆発して死亡しうるため、我が子を殺す覚悟もあったようだが、
一方で表向きはバカ息子扱いしつつ「息子ヤマトをワノ国改め新鬼ヶ島の将軍にしようとする」など、カイドウなりの愛情?はある様子。

なお、ヤマトの母(カイドウの妻)については不明。
亡くなっているにしても後妻をとってはいないようで、ヤマトの弟妹もいない模様。


◆自殺願望


死は人の完成だ……!!! そうだろ?

終わろうか……!!!


カイドウという人間を表す最大の要素。
それらは世界最強の生物の心を大きく変えてしまった…


20年前に侍おでんとの戦いを経て様々な要因を重ねた結果、カイドウは遂に趣味が様々な手段による「自殺」を試すこととなってしまった。

自殺に失敗した際の「うまくやったよ、白ひげのジジイは…」という台詞から、かつて頂上戦争直前に赤髪海賊団と小競り合いを起こした理由は、白ひげの首が目的だったのではなく「頂上戦争を利用して盛大な自殺を試みようとした」のだと推測できる。
過去に単身海軍や四皇に挑んで敗北したり捕まったりしたことがあるが、「殺して欲しいから自ら捕まったのに死ねなかったので暴れて逃げた」かもしれない。
現在は自分が死ぬため、そして退屈な世界をぶっ壊すための「世界最高の戦争」を始める準備を進めている。

そのカイドウの死生観は上記のおでんの死に様の憧れからかその人の死に様こそがその人生を決定づけるという思想に至っており
若い頃は馬鹿にしていたはずの白ひげゴール・D・ロジャーの様な伝説的な死に様をした者に敬意を抱くようになるなど認識が大きく変化してるのが見て取れる。
また意外に思われるがワノ国を荒らす支配者という立場にありながら、常に死の覚悟を持って戦いに挑む「侍」には堂々と好感を持っている発言をしているなど、兎に角「死に様」という概念がカイドウの精神に大きく影響しているのが見て取れる。

そしてカイドウの最終目標は自分が満足できる死に様で死ぬ事であり、
特に主君光月おでんの敵討ちの為に自分を殺しに来た赤鞘九人衆には相応の期待があったようで、
おでんの影を見せ自分に血を流させた赤鞘九人衆に対して殺されてもよかったとすら発言している。
しかし結局の所光月おでんほど強くはなかった」という結論を下し、そのまま殺されることをやめることにした。
最悪の世代の自分にダメージを与えうる化け物じみた強さを見た際にも、怯えたり苛立ったりするどころか歓喜している。

つまるところ彼が望むものは、誰も自分を殺せない絶望と虚無感ゆえ、カイドウ自身が憧れと敬意を持つようになった人々の心や世界を大きく動かす偉大な死に方をしたおでんやロジャーや白ひげのように、己も「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」「古代兵器」を手に入れて『暴力の時代』をもたらすことで、時代を動かす偉大な死を遂げて完成すること。
そして、本当に出来ることならば、全力で戦った末の敗北をしたいのであり、20年前に光月おでんとの勝負に勝利し決闘で敗北した結果のやり直しが根底にある事が見て取れる。

カイドウが悪魔の実を二つ食べるような単純な死に方を選ばないのも、おでんらへの憧れから死に様にこだわっているためといえる。

【戦闘能力】


浅いんだよ…
そんな力じゃあの時の傷は…
開きもしねぇ………!!!

基礎戦闘力

四皇だけあって、やはり現状最強クラス。
「この世における最強生物」と恐れられ、「サシでやるならカイドウだろう」と人々は口を揃えて言う。
人型でもキッドの3倍もの巨体であり、棘付きの棍棒「八斎戒」を武器としている。

作中最高峰の驚異的な生命力を誇るが、その常軌を逸した肉体強度と生命力は過去の所業から知ることが出来る。

これだけのことをしても誰も彼を殺すことが出来ず、またカイドウ自身の力でも自分を殺せない文字通りの怪物*4

趣味の自殺もこの常軌を逸した生命力に起因するもので、初登場時も高度1万mの空島から飛び降り自殺をした際は落下地点にいたキッド達の船を意図せず1隻転覆させている程だが、やはり傷一つつかず。
その圧倒的強さは同じ四皇であるビッグ・マムも認める所で一晩ぶっ続けで互角に決闘を行える程

ちなみに最初からこんな異形じみた見た目ではなく、若い頃は背丈こそあるもののまだ常識的な体格であった*5
20年前には光月おでんから「せいぜい強くなれ」と言われており、それが影響しているのか不明だがこの20年で細身の体から非常にマッシブな肉体へと鍛え上げている。
そのため、実力的には光月おでんと戦った20年前から大きく成長しているものと思われる。

彼に傷をつけるためには、ワノ国の流桜(弾く覇気)による攻撃が最低でも必要。
しかもそれで単に傷をつけたとしてもカイドウに大きなダメージを与えるには至らない。


ウォロロロロロ!!!
まるで怪物じゃねェかコイツら!!!



麦わらァ!お前はいつでも“目”が死なねェなァ!!


とはいえ、上記の自殺願望もあってカイドウには強者と認めた相手との戦いを楽しむクセがあり、赤鞘九人男やルフィ・キッド・ロー・ゾロ・キラーら最悪の世代との戦いでは
など根っこは生粋の戦闘狂。
相手が大業を出して自分を傷つけようと抗えば抗うほどテンションが上がって過去を懐かしみ多弁にもなる。
何度殴り飛ばして戦意を失わないルフィを見て笑みを浮かべたり、テンションが上がりすぎてルフィを鬼ヶ島の外にまで殴り飛ばして、「首を取っておけばルフィの仲間達の戦意をくじけた」と後悔したことも。

本気を出すと、覇王色の覇気を纏った金棒を振るい攻撃を仕掛けてくる。


悪魔の実の能力

自然系よりも希少とされる動物系幻獣種の悪魔の実「ウオウオの実 モデル“青龍”」の能力者で、巨大な水色の東洋龍に変形できる。

「鯉の滝登り」「登竜門」というように、急流の滝を登り切った鯉は竜になるという古代中国の故事がモチーフ。
実の詳細が明かされたのは98巻のSBS*6

錦えもんが龍を「親の仇同然」と述べていたり気にくわない様子を見せていたことやカイドウが単身で空島に至ったことなどから予想されていた通り龍に変形でき、獣型では「焔雲」という雲を作り出しそれらがカイドウの体を支えることで飛行可能。
獣型では接近戦に弱くなり、最悪の世代や赤鞘九人男達との戦いでは懐に入り込まれてダメージを負っている反面、範囲攻撃を得意としており、いざ本気を出し始めると火を吐く咆哮が雷になる吹いた息が飛ぶ斬撃になる・回転を始めると周囲に竜巻を巻き起こす・飛ぶ斬撃をまき散らすなどその力は天災そのもの。

人獣型では、龍のウロコと尻尾を纏った姿となり、金棒で敵に人型の時以上の威力の近接戦を仕掛けるほか、口からの炎も併用可能。


ちなみに光月モモの助が食べた「ベガパンク製の人造悪魔の実」はカイドウとほぼ同じ能力を持つが、これはカイドウの血統因子を解析して再現した「ウオウオの実」のコピー。
金色神楽でルフィをはるか高い空に浮かぶ鬼ヶ島へ再び届けるために、ジュクジュクの実の力で肉体年齢28歳になったモモの助は、ピンク色のカイドウそっくりな龍の姿へと変身可能になった。

翼を持たず月歩も使わないカイドウが空を飛べる理由。
能力で発生させた焔雲で体を支えることで飛行が可能となっている。
この焔雲は人型でも使用可能であり、応用すれば小島とはいえ鬼ヶ島を岩盤ごと浮かばせることも可能。

口から火球や火炎放射を吹くシンプルな技。
だが軽く放った一撃ですら彼方の「おでん城跡」を瞬間に消し飛ばす威力を持ち、火を吹かれた場所は山肌もろとも建物の跡形もなく全焼する。
獣型人獣型問わず使用できる。

獣型で使用。
咆哮が雷に変わり、敵を襲う。

獣型で使用。
息を吹き出すことで、口からいくつもの風の刃(飛ぶ斬撃)を放つ技。敵の腕程度なら鎧諸共容易く切断し刎ね飛ばす威力がある。

獣型で使用。
自身の周囲に無数の巨大竜巻を具現化し暴風で薙ぎ払う。
上記の壊風と組み合わせ龍巻の回転に載せて全方位に風の刃の弾幕を飛ばす派生技龍巻壊風(たつまきかいふう)にも繋がる。

人型・人獣型で使用。
武装色の覇気を纏わせた八斎戒をフルスイングして吹っ飛ばす。以上。
部下を吹っ飛ばしたのもこれと思われる。
人型でも、四皇大幹部クラスに匹敵するギア4のルフィの武装色を一撃で貫通して叩き潰す威力を持ち、あらためて四皇のケタの違いを見せつけた。
パワーだけでなくスピードは尋常ではなく、未来視をしたルフィでもかわし切れないほど。

人獣型では、その時はかなりの距離があったにも関わらず直線上に居たゾロとローを纏めて吹っ飛ばすという桁外れの速度と範囲をもった打撃攻撃となっている。
アニメではその名の通り雷を浴び(雲を操る力の応用?)帯電しながら使用。さらにゴムゴムの大猿王銃(キングコングガン)をくらいながらも放っておりよりその強さに拍車をかけた。ひきのばしを兼ねて非常に戦闘時間が長く描写された。

人獣型で使用。
武装色の覇気を纏わせた八斎戒を振り回しながら飛び上がり、降下と共に振り下ろす強烈な一撃。
ルフィもまともに喰らえば失神が免れないほどの威力を誇る。

カイドウ版鳴鏑。
武装色の覇気を纏わせた八斎戒を振り上げ、「飛ぶ斬撃」のように飛んだ打撃が離れた相手に砲撃のごときダメージを与える遠距離攻撃。

人獣型で使用。ビッグマムとの合体技。
巨人族最強の“槍”「覇国と同じ構えをした後に、全力で八斎戒を振り衝撃波を打ち出す大技。
四皇二人がかりの大技だけあって、その破壊力は作中描写された技の中でも最強クラス。
構えの時点で最悪の世代達が全滅を覚悟するほどの威圧感を放っており、実際直撃していたら間違いなく全滅していた。
ゾロが決死の覚悟で一瞬だけ止めることができ辛うじて回避することはできたが、代償として全身の骨が粉砕するかのような衝撃を受けたゾロの戦線離脱を招くこととなった。ゾロの足止めには、あの口が悪いユースタス・キッドも素直に「ありがとよ…!」と感謝の言葉をゾロに述べた。


装備

カイドウが愛用する巨大な棘付き金棒。
特に位列等はないらしいが、作者によれば「カイドウが手渡したら伝説と呼ばれるでしょう」と評されている。
元ネタは仏教における8種類の戒律の総称のこと。


【ストーリーでの活躍】

◇過去

ロックス・D・ジーベックが船長を務めたロックス海賊団海賊見習いとして所属。
仲間殺しも絶えない危険な海賊団だったが、エドワード・ニューゲートシャーロット・リンリン金獅子のシキらとは仲間でもあった。

世界最強の海賊団だったが、38年前にゴッドバレー島にて、モンキー・D・ガープゴール・D・ロジャーの共同戦線を前にロックスが討ち取られて壊滅。
この時、姉貴分だったリンリンから動物系悪魔の実「ウオウオの実 幻獣種 モデル“青龍”」をもらい、能力者となった。
以降、独自に活動するようになり、百獣海賊団を結成。

その後ワノ国将軍代理であった黒炭オロチと手を組む。
23年前には、ワノ国に乗り込んできたゲッコー・モリアの「ゲッコー海賊団」との抗争に勝利。

20年前にはワノ国将軍の正当な後継者である光月おでんを処刑しワノ国を占領。その際におでんとの戦いで人生唯一とも言える傷を受けている。
この時返り討ちにしたもののカイドウにとっても不本意な勝ち方をしており、それを行った人物はカイドウに殺されたことが分かっている。

以降はオロチと共同でワノ国を支配し、カイドウはオロチに権威と兵力を、オロチはカイドウに食料や武器・兵器を渡すことで良好な関係を保っている。

◇偉大なる航路編

スリラーバーク

ゲッコー・モリアの口から、「かつて新世界でモリアが敗れた海賊」として名前が初登場。
スリラーバーク編ラストにて、モブ海賊らの会話から「かつてモリアと渡り合った」四皇と判明。

敗れたといってもモリアの汚点として捉えられてはおらず、むしろ名誉ある敗北として世間一般に捉えられているあたり、カイドウとモリア双方がこの時点で相当なレベルの海賊だったことが伺い知れる。

マリンフォード頂上戦争編

その後、白ひげ海賊団vs海軍本部王下七武海のマリンフォード頂上戦争前には海軍本部に四皇の一人である“赤髪のシャンクス”率いる赤髪海賊団と小競り合いを起こしたとの報告があった。

海軍側には「白ひげの首を取ろうとマリンフォードに乗り込もうとし、シャンクスに止められた」と推察されていた。
その後、シャンクスはマリンフォードに駆けつけているため、マリンフォードに来ることは諦めた模様。
実際の所、カイドウとしては、自分が派手に死ねるかもしれない場に乗り込みたかった様子で、後に「上手くやったよ白ひげのじじいは…」と「ワンピースは実在する」と言いつつ一切の逃げ傷無く仁王立ちで往生する立派な死に様を遂げた白ひげについて語っている。

◇新世界編

ドレスローザ編

ドンキホーテ・ドフラミンゴ王下七武海を除名されてインペルダウンに護送される前あたりの話。
空島からの飛び降り自殺を図るも死ぬことができず、ドフラミンゴがルフィに敗れたことを知らず、一向に死に切れない現実に嫌気が差したために彼に「世界最高の戦争」の準備を整えるよう高らかに叫ぶ。

更に、落下した先にいたキッド達と遭遇し、「おれの部下になるなら歓迎する」と勧誘。
元から実はカイドウの部下であったスクラッチメン・アプー以外の彼ら海賊同盟を一蹴し、ユースタス・キッドを瀕死の状態にして監獄にぶち込み、占いでもあっさりと「勝利確率0%」「逃走成功率0%」を叩き出すカイドウの次元の違いを前にして屈服を選択したバジル・ホーキンスを新たに傘下に加えた。(なお、服従を選ぶ時も「服従による生存率40%」と低い)
なお、キッドの元に落下したのは偶然ではなく、情報屋アプーからのタレコミによるものだった様子。


ゾウ編

程なくして新聞の報道によりドフラミンゴの敗北を知り、腹心の大幹部旱害のジャックによるドフラミンゴ奪還作戦も、海軍本部前元帥センゴク・大将藤虎・大参謀つるに阻まれて失敗。
そのため、酒を飲んで泣き上戸となりながら、「もうギフターズが増やせない」「夢半ばでかわいそうに」と泥酔しながら涙を流していた。
だが、部下にルフィの危険性を忠告されると突然激昂し、棍棒で部下を殴り飛ばし自分の力を誇示し始める。
そして、満身創痍の状態で牢屋に入れられたキッドを前に、彼ら最悪の世代を

おい お前 教えてやれよ 同世代のバカ共に!!


『早く逃げろ おれ達がやってたのは』


『海賊ごっこだった!!』ってよ!!

と侮蔑した。

ホールケーキアイランド編後

とはいえ大口の取り引き先を潰され少なからず損害を被った相手の動向は流石に無視できないようで、ホールケーキアイランド編後はルフィの活躍を報じた新聞を読む姿が描かれる。
自身の縄張りを荒らしたルフィがなぜホールケーキアイランドにいたのか怪訝そうな様子だった。
この直後、ビッグマムと直接連絡しており、「来るなら殺すぞリンリン」と言っている。


ワノ国

九里にて
錦えもんやトラファルガー・ローからその脅威が語られる中、龍の状態でジャックの前に現れ、「あのガキどもを今すぐ連れて来い」と命令。が、実はこの時も強かに酔っぱらっており、恒例の暴走状態。
機転を利かせたホーキンスが「麦わらたちはおでん城の跡地にいる」と告げる(偶然ではあるがこの時一味は本当に跡地の近くにいた)やいなや、その場から「熱息」を放って跡地を一蹴。

キレたルフィのギア4による猛撃を受けて地面に墜落するが、ダメージは全く受けずに終わる。
人型に戻って起き上がったところに強襲してきたルフィに対し、カウンターで「雷鳴八卦」を叩き込んで一発KO。見る者に改めて四皇の異常性を思い知らせるのだった。


何の王になるだと………? 小僧ォ……!!!

その場にいた部下たちに兎丼に投獄する様に命じるも、ルフィが無意識に覇王色の覇気を発動。 何人も覇王はいらないとボヤき、龍の姿となり帰って行った。

鬼ヶ島にて
しかしその後ビッグ・マム海賊団、それも四皇の一角たるビッグマム本人率いる本部隊がワノ国へと攻め上がってくる。
流石の「この世における最強の生物」も「天災そのもの」がくればせっかく築き上げた軍隊も唯ではすまないことに焦るが、幸いこの時はキングが妨害したことで事なきを得た*7
それでもなお「絶対に上げるな」と怒鳴りつけており、総力戦を非常に警戒している様子が見られた。

しばらくして、クイーンが泣きつく形で連れてきたビッグ・マムと鬼ヶ島で夜通し大喧嘩を始め、最初の一太刀交えただけで天をも割らせた。
一晩中打ち合い続けるという激しく続いた喧嘩だが、何とその最中に突然リンリンと和解。
世界を取ってからでも殺し合いの続きは出来る」ということで、前代未聞の四皇同士による最強の海賊同盟を結成した。

金色神楽(こんじきかぐら)
鬼ヶ島で行われる、オロチとの年に一度の大宴会「金色神楽(こんじきかぐら)」の日、息子ヤマトが行方不明に。
カイドウの考えを先読みした火災のキングにより、幹部「飛び六胞」が招集され、飛び六胞に「大看板への挑戦権」を褒美としてヤマトの捕縛を依頼。

そして、金色神楽(こんじきかぐら)の会場では、捕らえられた光月モモの助が磔の場に大看板と共に姿を現し、「ビッグ・マム海賊団との同盟」「世界最強の力である『古代兵器』と、ワンピースを手に入れる」と宣言。
手始めに、天然の要害であるワノ国の全国民を労働力として武器工場を増やすことを言い、オロチの逆鱗に触れるが、あっさりとオロチを処刑し、「鬼ヶ島を花の都に移し、ワノ国を滅ぼして将軍をヤマトとして新鬼ヶ島をつくる」と言い放つ。
オロチの部下たちに「おれに従うか、忠義のもと挑むなら(殺すことになるが)讃えよう」と選択を迫り、オロチの部下たちを配下に加えた。

モモの助に対しては、怖がりの普通の子供である彼を豪傑おでんの息子と認めたくない思いから「おでんの息子でないなら濡れ衣で処刑なんて面目ない。処刑を取りやめよう」と持ち掛け名を改めて問うが、両親に顔向けできる男でいたかったモモの助は勇気を振り絞って「光月モモの助」を名乗る。
気分を悪くしたカイドウは、モモの助を処刑しようとするが、そこに赤鞘九人男が乱入。

vs赤鞘九人男
カイドウを倒すために鍛錬を続けた赤鞘九人男は、“捨名ッ知(スナッチ)”を胸に特攻し、流桜(弾く覇気)をまとわせた刀でカイドウに傷をつけた。
カイドウは刃が刺さったことやおでんから受けた古傷が痛み動揺しながらも、交戦を開始。
同じく会場に乱入していたルフィが「全員ぶっ飛ばしに来た!全面戦争だ!!」と宣言していたのを聞くとカイドウは受けて立つと宣言。

龍形態に変化し、大柄な龍形態で戦える外に行くべく天井を突き破って、赤鞘九人男と共に鬼ヶ島ドクロドーム屋上へ到来。
イヌアラシ達が引き連れ、満月の夜を生かして月の獅子(スーロン)で大幅パワーアップしたミンク族の戦士達と、カイドウを守るため駆け付けた旱害のジャックの激闘を見守った。
そしてジャックが月の獅子(スーロン)化したネコマムシとイヌアラシに敗れると「大事な部下が殺されるのを黙って見てる道理はない」とジャックを労って戦闘を交代し、赤鞘九人男と戦闘を開始。

赤鞘九人男の連携攻撃、多種多様な忍術、決め手は赤鞘九人男渾身の、おでん二刀流『桃源十拳(とうげんとつか)など駆使しながら、僅かにダメージを与えることに成功するが、カイドウはまだまだ余力はあった模様。
それもそのはず20年もの間、「せいぜい強くなれ」の言葉通り自らを鍛え上げたカイドウは強くなりすぎていた。自分の傷をつけるほどの赤鞘九人男の気迫で「華々しく死んでもいい」と最初は思ったカイドウだったが、赤鞘九人男の攻撃は「今もなお疼くあの時の傷」を開かせるほどでは無かった。
「赤鞘九人男はあのときのおでんほどではない*8」と理解し興ざめしたカイドウは改めて本気になり、「敵討ちに挑む、死の覚悟を決めている侍」に対する敬意として赤鞘九人男を淡々と蹂躙して勝利。

そしてカイドウは、焔雲を用いて鬼ヶ島を空に浮かばせ、海賊の帝国「新鬼ヶ島」を築くべく花の都へと運びはじめる。
そこに不死鳥マルコを振り切ったリンリンが来て、「古代文字を読めるニコ・ロビンは殺さず確保」と注意された。

vs最悪の世代
鬼ヶ島ドーム屋上へやってきたルフィ・ゾロ・ロー・キッド・キラー達に、リンリンと共に5対2という形で対峙。
流桜(弾く覇気)を修得したルフィの「ギア3“ゴムゴムの業火拳銃”(          レッドロック)」が自分に効いたことに驚かされながらも、以前と見違えるほど強くなったルフィをはじめ“怪物”のごとき最悪の世代の強さに歓喜しながら戦闘を開始。

リンリンと共に最悪の世代を追い詰めキッドに「まるで地獄にしか見えねェよ」とまで言わせ、一致団結した最悪の世代によってリンリンと分断されながらもルフィ以外を離脱か戦闘不能に追い込み、ルフィも窮地において覇王色の覇気をまとう攻撃を開花させカイドウを楽しませる。
結果、熱くなったカイドウは、覇王色の覇気を纏う技の本領を発揮してルフィを島の外にまで殴り飛ばしてしまい、気絶したルフィを海に落下させ勝利。「ルフィの首を切って麦わらの一味と侍達に向けて勝利宣言すべきだった」と、カイドウも疲弊しながら別のことを後悔する余裕があった。

お前も(・・・)…“ジョイボーイ”には……なれなかったか………!!

バオファンから光月モモの助の居場所の連絡が入ったため、バオファンにルフィとの「対決結果」を島中に連絡させつつ、自身は1回天井裏のモモの助の元に向かい、モモの助を守ろうとした錦えもんを撃破。
モモの助がメアリーズによる通信を逆手にとり“聞こえてきた”ルフィの言葉「カイドウに必ず勝つ」を皆に伝えたところをカイドウは攻撃しようとしたが、島の端だったこともありしのぶがジュクジュクの実の力で地面を腐らせて落下。
空飛ぶ鬼ヶ島から二人を取り逃がし、そこへモモの助の陽動を務めていた我が子ヤマトが到着。
ワノ国を守るために親子の縁を切りカイドウと戦う覚悟を決めたヤマトと激闘を繰り広げる。


【余談】

「鬼が島」を根城にしていることや金棒を武器にしていることから、モチーフは民話「桃太郎」における鬼だと思われる。
加えて大酒飲みであることから「酒呑童子」も含まれているのだろう。

悪魔の実に関する死である、「2個悪魔の実を食べる(人造悪魔の実「SMILE」にもこれは適用される様子)」「悪魔の実を食べた後に入水する」などを試したのかは現在不明。「ウオウオの実」のため、少なくとも溺死は出来ないのかもしれない。

カイドウ自身普段は他の四皇との直接対決は可能な限り避けて勢力拡大に勤しんでいるため、海軍や他の四皇に何回も挑んだのは「酒乱」で気分が悪い時に、己の肉体の強さ・耐久度を試すような自殺のみを試みている可能性がある。

後にカイドウの目的として「世界を大きく動かすような偉大な死」が判明したため、「悪魔の実2個」のような単純に死ぬ方法は選ぶ気は無い様子。


2016年時点での作者尾田栄一郎は、「カイドウを出したときは「こんなヤツは倒せない」ってさすがに言いましたけど、ルフィと一緒に悩みつつ解決策を切り拓きたい。『このパンチが強いから倒せた』じゃ読者は納得しないだろうし、こうすれば勝てるだろうというアイデアが出たとき初めて読者は納得してくれると思う」と述べている。


924話では、リンリンが防衛ラインを突破してワノ国に迫り、対応に慌てる部下に対して、原作ではカイドウ自身もかなり焦っていたが、アニメでは「ワノ国に来させるな!」「全面戦争になるぞ!」という旨のカイドウのセリフは全て疫災のクイーンが言っており、当のカイドウは「狼狽えるなお前ら」「気合い入れてけお前ら 全面戦争だあ」とノリノリで鼓舞するような言動をとっているなど大物感を出す処置がとられた。

また、20年前のおでんとの戦いでも桃源十拳をくらってなお普通に立ち上がり、おでんと真っ向から激突する展開になっている。

991話では、光月モモの助の処刑をライブステージで宣言する黒炭オロチを見て露骨に不機嫌になっている。

戦いを楽しむカイドウは特に強者との戦いの最初では、
「基本どんな攻撃もノーガードで受ける」
「一定以上のダメージ*9を受ければ最終的なダメージはどうあれしっかりリアクションは取ってくれる」
という面を持ち、更に「相手が強力な攻撃を放ち、抗えば抗うほどテンションが上がって過去を懐かしみ多弁になる(誰が呼んだか「おでんポイント」)」といった要素から一部ネット上では「1人だけプロレス興行をしてる男」という評価も。


悪魔の実について

悪魔の実は食べると海に嫌われ、たとえ魚人であろうとも泳ぐどころか浮くこともできなくなる。だがここに来て、まさかの水中生物の能力を持った悪魔の実が登場することになったのだ。
既に「魚の能力を持つ人間」として魚人族や人魚族が存在しており、また悪魔の実の能力者はとにかく海にまつわる物事が天敵であるため、「水棲生物の能力を持った実は存在しない」という定説があったのだが、これがひっくり返された形である。
水棲の傾向があるスピノサウルスやアナコンダ、また一生のほとんどを水中ですごすアホロートルの能力者ですら水中を避けていたことも定説を補強していた。

また既に「リュウリュウの実」が存在していること、百獣海賊団にその能力者が多くいたことから、そのまま竜であるカイドウの能力もその幻獣種だと予想する向きも強かった(一方で「恐竜」と「竜」を一緒の系統にはできないのでは、という説もあった)。

現在のところウオウオの実の系列がどんな特性なのかは不明だが、カイドウが食べたのは幻獣種であることがわかっている。
この実はロックス海賊団が解散する際にシャーロット・リンリンから譲り受けたものであり、「一生モノの借り」の正体はコレ。

なお、カイドウが魚の能力を持っていることについては伏線があった。




ウオロロロ…おい お前教えてやれよ wiki籠りのバカ共に!!

「早く逃げろおれ達がやってたのは」「追記・修正ごっこだった!!」…ってよ!!


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*1 明王の語源である「大日如来の教令輪身(三輪身の一つ。他は「自性輪身」(如来)と「正法輪身」(菩薩))は、仏やその弟子を外敵から守護し仏敵を屈服させるもの。

*2 だが自分にとって価値のある取引相手に手を出したルフィやローについては何らかの落とし前が必要だと考えるなど、やっぱりヤクザっぽい

*3 時に首を吊られるも鎖はちぎれ、時にギロチンにかけられるもその刃は砕け、串刺しにするも槍は折れたという

*4 その反面、見てのとおりかなりというかすごく負けまくっている。逆を言えばこれだけ負けても死なない殺せない辺り、やはり、怪物とも言えるが。

*5 同時に至上の幸福を得ているかのような笑顔をしているあたりこのころからかなりの戦闘狂でもある様子

*6 質問内容はよくある「〇〇の食べた悪魔の実の名前を教えて下さい」ではなく、「麦わらの一味の非能力者メンバーが悪魔の実を食べるなら」というものであり、ゾロが食べるならということで「ウオウオの実 モデル“青龍”」と記載されていた。またこの質問では同時に白ひげ海賊団六番隊隊長ブラメンコの能力も判明している。

*7 ただしリンリンだけは記憶喪失になりながらも流れ着いた

*8 赤鞘九人男が弱かったのではなく、カイドウの記憶にある今もなお傷を疼かせるおでんの強さ・20年でカイドウが自分を鍛え上げたことが理由と思われる。

*9 或いは光月おでんを想起させられるだけの攻撃

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