燃えろ!!プロ野球
【もえろ ぷろやきゅう】
ジャンル
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スポーツ
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対応機種
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ファミリーコンピュータ
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メディア
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1.5MbitROMカートリッジ
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発売元
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ジャレコ
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開発元
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トーセ
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発売日
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1987年6月26日
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価格
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5,500円
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プレイ人数
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1~2人
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レーティング
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【VC】CERO:A(全年齢対象)
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配信
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バーチャルコンソール(配信元:ハムスター) 【Wii】2007年9月11日/500Wiiポイント 【3DS】2013年5月15日/500円 【WiiU】2014年10月22日/514円(共に税込)
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判定
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クソゲー
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ポイント
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ミリオン突破 実際の球団・人物とは関係ありません 野球ルール無視 バントでホームラン 初のパリーグ完全対応は評価点
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燃えろ!!シリーズ
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概要
ジャレコの放つスポーツゲーム『燃えろ!!シリーズ』の第一弾。
野球観戦の醍醐味を再現するリアル志向の演出の数々が盛り込まれているが、肝心のゲーム性があまりにも悪かったため、クソゲーとなってしまった。
収録されているチームは当時のセ・パ12球団とOB選抜の計13球団。
内容
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野球ゲームなので全般的なルールは現実のそれに準じている。
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ピッチングやバッティング時のアングルはピッチャーの斜め後ろからバッターボックスを見る格好のテレビ中継のようなスタイル。
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ピッチャーは上下左右にコントロールして投げることができる。
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バッターは立ち位置を動かせないが8方向にスイングを調節できる。
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バッターはBボタンでバントでき、バント状態で8方向調整も可能。(バース、ホーナーなど外国人は対象外)
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走塁の仕方がファミスタとは若干異なり、ランナーに紐づいた十字ボタン(1塁は右、2塁は上、3塁は左)を押しBで進塁、Aで帰塁する。
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言い換えれば「1・2塁間は右、2・3塁間は上、3・本塁間は左」という形になる。
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盗塁時のリードも同じ方式で、Bの長押し度合いでリードする距離を調節できる。
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野手は各選手に「内野手」「外野手」「捕手」とポジションが決められており、代打を出す場合、ポジションが違う選手を出すと次の守備に入るとき、該当ポジションの選手と強制的に交代させられる。
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この時、その対象の選手が残っていない場合、例えば捕手の選手に代打を出そうとしたが、残った控えに捕手がいないと「キャッチャーノコッテイマセン」と出てしまい交代できない(ピッチャーに代打を出す場合も同じ)。
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「ストライク」「セーフ」「アウト」など音声が出る(「トップギャラン」の森田公一氏のような声)。
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タイトル画面からその声で「プレイボール!」から始まる。
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スコアボードのバックスクリーンでの演出が多彩。
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ホームラン時はピッチャーがうなだれて、打者がベースを一周する姿がバックスクリーンで映される。
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他に代打を出すと素振りしている姿が、リリーフならリリーフカーでマウンドへ向かう姿が見られる。
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チームは当時の日本プロ野球セ・パ12球団が再現されていた12球団と、往年の名選手が名を連ねるOB球団「ST」の13球団構成。
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オールカタカナで濁点等も1文字扱いだが可能な限り実名に近い表記がされている。
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一部の選手はアルファベットで略した表記を用いている(例:パットナム→Pトナム、デービス→Dヒ゛ス、長嶋茂雄→ミスタージャイアンツ→ミスタG)。
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また南海ホークスの湯上谷宏(ゆがみだに ひろし)は文字数オーバーだが何故か「ユカ゛ミ」ではなく「ユノカミ」と妙な形で変名されている。
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またチーム名も巨人モデルなら「YG CLUB」Y(ヨミウリ)G(ジャイアンツ)、中日モデルなら「CD CLUB」C(チュウニチ)D(ドラゴンズ)と現実の球団名に準じた略称に「CLUB」を付けた形になっている。
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上記の通りセ・パ12球団勢揃いしているがこのゲームのペナントレースは1リーグ制で選択した自チーム以外の11球団と総当りになる(OB球団「STCLUB」は対戦プレイ専用でペナントレースでは登場しない)。
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それぞれ3連戦を4ループ(12試合)×11球団=132試合中80勝すると優勝となりエンディングが見られるという、非常に長丁場なペナントレース。
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もちろん一日単位でできるものではないので試合後にパスワードが表示され、それを入れることで続きからできる。
問題点
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野球の本来のルールに影響があるバグの存在
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ファールの次の投球はボール球を見逃してもストライクを取られるバグ。ファールからの復帰時にもスイングの状態がリセットされていないためと思われる。
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同じ塁に二人以上のランナーがいるときの守備側が気づかなければそのまま試合が進行してしまう。
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スリーバントを失敗すると、何故か次の打者が飛ばされて次の次の打者に打順が回ってしまう。
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これらの不具合に対し、スタッフはプログラムを直すよりこの紙1枚を封入するほうを選んだ。
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ただ、二次出荷以降のリビジョンではいくらかのバグはちゃんと修正されたようだ。
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ステータス調整がかなり大味
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全野手の9割以上が3割打者となっており、実在選手の成績があまり考慮されていない。
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一方防御率はセ・リーグモデルの6球団は現実味のある数値だがパ・リーグモデルの6球団は軒並み3~5点台で成績的にはかなり打高に偏っており、2点台は6チーム中3人しかいない。
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王貞治を模した選手「オウ」の無限増殖が出来てしまう裏技(というかバグ)も存在した。
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CPU戦で打ちまくっていると、CPUは代打を出し続け、最後には控えがいなくなり「ダイダ キャッチャー(ナイヤ、ガイヤ、ピッチャー)ノコッテイマセン」と出てその画面でストップしてしまう。こうなるとリセットを押すしかない。
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特に広島カープモデルの「C(HCCLUB)チーム」はキャッチャーが控えに1人もおらずスタメンの「タツカワ(達川光男)」のみなので、ここで出されると即詰み。
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選手名は本名だが、「実際の球団・人物とは関係ありません」の表記
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「選手の名前を使っているのに無関係とはどういうことだ」と思われやすいところである。メーカーは深く考えていなかったか、実際の選手に対してステータスが現実の成績にそぐわない面を指しているのかもしれないが、真相は不明である。
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しかし80年代のゲームでは企業名やロゴ・製品・存命人物の利用については現在ほど厳密に扱われていなかったこともあり、実在企業・存命人物の名前が無許可で背景などにそのまま使われることは本作に限らずメーカーを問わず行われていたことであり、プレイヤーからも大きく問題視されていなかった。本作の問題というより「そういう時代だった」という部分が強い。
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打撃判定が非常に曖昧で、バントであろうが当たればホームランになる選手がいる。本作の代名詞となった「バントホームラン」である。
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正確には球団に一人いる強打者(アキヤマ、ミスタG他)のみが「バントでホームラン」を打てるのだが、そのうちの外国人バッターはバントが出来ないので「スイングボタンを半押しして、止めたバットでホームラン」となる。
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それ以外の選手はいくらステータスが高くてもホームランが出にくくなっている。原辰徳をモデルにしたと思われるYG CLUBのタツノリも同様で、ここぞというときの弱さが再現されていてある意味リアルとまで言われていた。
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なおこの仕様は初期ロットバージョン(赤いカセット)のみで、後期ロットバージョン(黒いカセット)では(バグである)バントホームランは修正されている。
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あまりにも有名になってしまったゆえか、バーチャルコンソールの作品解説でもちゃっかりネタにされている。
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外野の守備範囲が狭い。
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外野の広さと打球の速さに対して野手の足が相対的に遅いため、フライ球に追いつけないことが起こりやすい。
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ゴロもボールに野手がなかなか追いつけず、ボテボテのゴロが二塁打・三塁打になりやすい。
評価点
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グラフィックや演出力は当時としては高かった。
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上か下(フォーク)か、右か左かしかないファミスタと異なり、8方向の投げ分け・打ち分けが可能。
選手のグラフィックもデフォルメ表現ではなく、高い頭身で描かれているので臨場感がある。
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バッティング画面はピッチャー後方からの視点となっており、本物の野球観戦のような醍醐味がある。
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音声合成を使用しており、電源投入時の「プレイボール!」を始めとする審判らの肉声や、バットの快音、観客の歓声など、リアルな声がきける。
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歓声は実際に球場に行って録音されているのでリアルなのも当然である。
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ただし、ノーアウト満塁で三振したときの監督の「アホ」の一言には腹立つ。「ピッチャー交代」の声がふてくされた様に聞こえるのはご愛嬌。
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ホームランを打った際、腕を振り上げて塁を回る打者と、ガックリとうなだれる投手をしっかり再現し、ホームランのすごさを強調していた。デモとして流れるシーンなので記憶に残っている人も多いのでは?
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各選手のピッチングやバッティングのフォームも一人一人しっかり再現されている。
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ただし打者が打席に向かっていく様子をいちいち映し出すなど演出過多と思われる部分も見られ、結果としてゲーム進行のテンポを悪くしている面もある。
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ファミコンで始めてパリーグに完全対応した。ちゃんと12球団が揃っている。
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一応『プロ野球ファミリースタジアム'87』も12球団だが、単独チーム8球団+連合チーム2球団+オリジナルチーム2球団となっており変則的な12球団になっている。
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また1チーム当たりの登録選手数も30人(投手12人、野手18人)とファミスタ'87(投手4人、野手12人)に比べて倍近く多く、SFC~PS1時代の野球ゲーム水準の登録選手数を誇る。
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それぞれ内野・外野・捕手とポジションが決められている。このため異なるポジションの代打を出すと次の守備で強制交代となり、対象ポジションの控えがいない場合出せない。当時の野球ゲームは打力と走力の概念しかなかったため長所が反映されず、蔑ろにされがち(すぐ代打を出される)だった捕手に重要性を持たせている。ただこれが上述のハマリの原因にもなってしまっているが…
総評
デフォルメではない、頭身の高いリアルなデザインの選手グラフィックや合成音声による演出など、臨場感の演出によるリアル志向の野球ゲーという点では意欲的な趣向を凝らした作品である。
しかし、肝心のゲーム性の部分の完成度が低かったため、せっかくの良い素材を台無しにしてしまっている点が否めない。ただ、野球ゲームとしては初期のものであることを考えれば仕方ない部分も大きく、さらにネットの発達で悪評が先行しそれが定評となってしまっている面もある。実際粗は目立つもののゲームにならないほど遊べないかというとそうとも言いきれなかった一本である。
粗の部分をどこまで受け入れられるかで、本作の評価が変わってくるだろう。
その後の展開
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『燃えろ!!プロ野球'88 決定版』、『新・燃えろ!!プロ野球』、『燃えプロ!'90 感動編』、『燃えプロ!最強編』……と続編が発売され続け、リメイクもされた。
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感動編はタイトルの通り「感動」がテーマになっており、なんと勝つこと以上にファインプレーやホームランなどの好プレイが重要になっている。
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ACでも本作のスピンオフであり
ホームラン競争だけ
に特化した『燃えろ!!プロ野球ホームラン競争』が1988年に、本作のAC版にあたる『実力!!プロ野球』が1989年に登場している。
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こちらは発売時期の関係で選手の名前は改変されている。
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三大野球シリーズのファミスタやハリスタは続編もそれなりに売れていたが、本シリーズは1989年の『新・燃えろプロ野球』からまるで売れなくなり、早くも息切れのようになってしまったこともあり、一発屋的なイメージが強い。
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本作がやたらと売れたためか、野球以外にも『燃えろ!!プロテニス』『燃えろ!!プロサッカー』といったタイトルが発売され、シリーズ化された。『燃えろ!!ジュニアバスケット』のように「プロ」とつかないものもある。
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一応テニスやサッカーは「プロ」と付いているので『燃えプロ』と略せるのだが、あくまでその略称は公式でも巷でも野球のみである。
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そして2004年、GBAにて野球も含むシリーズ作品を集めた復刻版として『燃えろ!!ジャレココレクション』が発売された。
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しかし特徴の一つである合成音声がなくなっており、ファンからの評価は低い。
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2001年にジャレコは本作のバントホームランを、なんと携帯アプリ『燃えろ!!バントホームラン』に昇華してしまった。「ファールの後は必ずストライク」バグも『燃えろ!!完全試合』(一度ファールにしてしまえば確実にアウトを取れる)として昇華している。
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2016年には完全新作『燃えろ!!プロ野球2016』が、PS4と3DS向けに配信された。本作の独自ルールがオプションで切替え可能になっており、ジャレコ作品のキャラが結集した球団「JACLUB」が新たに参戦している。
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尚、公式サイトにJACLUBに参戦する選手の紹介があるが、「どう考えても野球すること自体無理だろ!」って言いたくなるキャラが普通にいるのでそういう意味での荒唐無稽さを楽しむにはもってこいである。
余談
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前年オフで話題となった1対4の大トレード「落合博満(ロッテ→中日)」⇔「牛島和彦・上川誠二・桑田茂・平沼定晴(中日→ロッテ)」は有名だが、ロッテ入りした4人のうち、大多数のゲームでは牛島・上川以外オミットされているのに対し、本作ではちゃんと4人とも登録されている。
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特に桑田氏はロッテであまり出場機会に恵まれず2年後の1989年に引退したため、同氏が出ている数少ないゲームでもある。他には『スーパーリアルベースボール '88』ぐらい。よりにもよってクソゲーにばかり…
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同時期のシステムが類似した作品として、セガ・マークIIIで『ザ・プロ野球 ペナントレース』が本作の1か月半後に発売されている。そのため何かと比較されることが多かったようだ。
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作家の原田宗典氏が「テレビで見ているような画面で、ファミスタよりもおもしろかった」と著書で絶賛していたり、ライターの上野高一氏が宝島社のムック『僕たちの好きなテレビゲーム80年代懐かしゲーム編』にて本作について「ゲームバランスがどうとかは全然関係なし。『ファミスタ』よりリアルなだけで十分だった。勉強そっちのけでやりまくった」と記述していたりと、本作の演出力の高さに魅せられゲーム性の悪さを乗り越えやり込んだプレイヤーもそれなりにいる模様。
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本作は、予想以上に売れたため、赤いケースが足りなくなり、余っていた『妖怪倶楽部』の黒いケースが多数流用された。
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有名なバントホームランであるが開発者は発売まで全く気付かなかったバグであり、発覚時にはジャレコにこっぴどく怒られたという。
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ちなみにこのバグの理由であるが、開発者がサンケイアトムス時代からのヤクルトスワローズファンであり、1987年の5月に入団したボブ・ホーナーが2試合で3本塁打を飛ばした事から急遽ホーナーをモチーフとした選手のミート指数とパワー指数を上げる指示をした結果こうなってしまったとの事。
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ファミ通クロスレビューは32点。レビュー当時のファミコン作品に対するファミ通の評価指針を考えると完全にベタ褒めと言うべき評価であった。
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本作のホームランシーンは2000年代にAA(アスキーアート)で再現され、AAを利用した「ホムーラン打たれて…」という雑談スレッドが当時の2ch(現・5ch)各板で発生した。板によっては、今もしっかり更新を続けているスレッドもある。
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なお、ホムーランという表記には別の元ネタがあり本作由来ではない。(誤字脱字ではない)。
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ミリオンを達成した事もあって、世には本作の中古品が溢れており、なんとそれらを収集している人も存在する。但し、ゲームを楽しむ為ではなくゲームカセットでピラミッドなどのオブジェを作成すると言うものであるが。
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しかし、2019年4月28日「AKIBA HOT LINE!」にて『あの「燃えろ!!プロ野球」がBEEPに大量入荷していた話、1個100円』という記事で突然話題になった。やはりこのニュースの中でも「個人の方が大量購入」の件を語られている。
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任天堂・公式ホームページ『「ファミコンミニ」発売記念「ファミコンとの思い出」』では、このゲームに対しての投稿があった。内容はこちら(下から3番目参照)。
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このゲームの製作者は後にジャレコから独立し、ヘクトというゲーム会社を立ち上げた。しかし同社から出た野球ゲーム(エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編)は、リアルを追求していながら結果として難易度及びクソ度が長所を上回ってしまった作品だったりする。
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前述の通りWii/WiiU/3DSとでバーチャルコンソールが配信されており、3DS版はダウンロードプレイでの対戦に対応している。
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WiiVCではソフトの簡単な説明文が添えられているのだが、「バントでホームランなど摩訶不思議な~」と書かれてしまっている。
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『ファミリーコンピュータMagazine』(ファミマガ)1987年14号でミスタGが引退するウソ技が紹介された。
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この時の画面写真が「
ファミマカ゛
ハ 永久に不滅テ゛ス」とモロバレだったので正解率は高かった。
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だが小学生などの低年齢層にとっては長嶋茂雄の現役引退は生まれる前のエピソードなので現実の野球に興味がなかった者などは、この意味がわからなかったことだろう。
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2017年にPS4とWindows(Steam)で、2019年にはSwitchでも発売された『ゲーム天国 Cruisin Mix』のDLCキャラに本作モチーフの「番刀 炎(ばんとう ほむら) (CV:檜山修之)」が登場している。球団「J CLUB」にドラフト1位で入団した期待のルーキーというキャラだが・・・
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公式ページの紹介では「普段はビッグマウスの生意気なヤンキー風だが、バイオリズム(もはや死語)に全てを支配されており、不調の時は超ダウナーな性格に豹変する」とある。
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通常ショットは近接攻撃ができるバットスイング。しかも、殆どの敵弾を打返す事が可能(おまけに打返した敵弾で敵を倒すことも出来る)。
チャージショットは例のバントポーズを取りながら「ホームラン!」のボイスとともに放ち、
ボンバーは「余……売れまくった燃えプロのカートリッジを大量に降らせて爆撃する」
という登場キャラの中でも一番ブッ飛んだ代物である。
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TBS系列の説検証型バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の2016年7月13日の放送回にて、お笑いコンビアンガールズの田中卓志氏のプレゼンにより「時速300kmのピッチングマシンならバントでホームランできる説」が放送された。空想科学読本の著者である柳田理科雄氏監修の元で本作の代名詞であるバントホームランを再現しようとしたが、ボールをテニスボールに変えたりといった試行錯誤も虚しく達成する事は出来なかった。
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BSフジのクイズ番組『クイズ!脳ベルSHOW』の2020年2月6日放送回にて「レトロゲーム」問題で本作が取り上げられ、「各チーム1人いる強打者がバントの構え、ピッチャーが投球後何が起きるでしょう?」という問題が出題、バントの瞬間からピッチャーが崩れ落ちるまでの映像も放送された。
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ゲームを知っている司会のますだおかだ・岡田圭右が「初めてセンターからのテレビ中継と同じ絵のゲーム」とやや興奮気味に解説。アシスタントの川野良子アナは「臨場感のある演出で非常に人気になった」「ただ野球の概念を覆す不条理な設定もあって予想外のことが起きる」「現実の野球では起こらないようなことが起こる」とヒントを出した。正解発表後岡田は「燃えプロでの有名なシーン」、川野アナは「当時の子供たちは驚愕したが、燃えプロの代名詞ともなった現象」と解説した。
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テレビ朝日のバラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』2023年10月16日放送回で本作品が取り上げられた(参照)。
最終更新:2024年11月08日 21:05