【ばーちゃふぁいたー】
ジャンル | 対戦格闘 |
対応機種 | アーケード(MODEL1) |
発売・開発元 | セガ・エンタープライゼス |
発売日 | 1993年9月 |
基板 | MODEL1 |
判定 | 良作 |
バーチャシリーズ |
世界初の3D対戦格闘ゲーム。
それまでメジャーであった2D格闘ゲームに代わり、「3Dで表現された立体空間内で繰り広げられる、3Dグラフィックによって表現されたキャラクター同士のリアルな殴り合いと駆け引き」というテーマをシリーズ初作ながら高いレベルで実現し、後年の3D対戦格闘ゲームブームの礎を築き上げた金字塔である。
斬新なコンセプト・システムの数々。
格闘ゲームと言えば2Dが常識であった世に放たれた本作は、世界初の3D対戦格闘ゲームという斬新さで絶大なインパクトを与えた。
初代作ということもあり、ゲーム性自体は2次元の範疇を脱しきれていないが、それまでの格闘ゲームにはなかった3Dグラフィックならではの駆け引き要素を入れ込み、後の3D対戦格闘ゲームの基礎的な部分を1作目にしてしっかりとした形で作り上げている。
この存在は業界に大きな影響を与え、後に様々な展開が生み出されると共に、後続の3D対戦格闘ゲームの始祖となった。
【ばーちゃふぁいたー】
対応機種 |
セガサターン メガドライブ(スーパー32X) |
![]() ![]() |
メディア |
【SS】CD-ROM 【MD(32X)】ロムカセット |
|
発売元 | セガ・エンタープライセス | |
発売日 |
【SS】1994年11月22日 【MD(32X)】1995年10月20日 |
|
定価 |
【SS】8,800円 【MD(32X)】7,800円(各税別) |
|
プレイ人数 | 1~2人 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
ハードの制約の中で、しっかりした移植 ゲーム性も安定 |
|
バーチャシリーズ |
基本的にはシステム上の大きな変更や追加要素のないベタ移植となっている。
ハード性能うんぬん抜いて、ゲームセンターの花形タイトルが自宅で遊べる、という事もありセガサターンタイトルの中でも「最初のキラータイトル」として名高い。
基本的にベタ移植だったSS版に対し、若干の追加要素が存在する。
+ | ... |
+ | ... |
*1 本来「スプラッシュマウンテン」はトーキックを当てた直後のみ使える特殊な投げ技であり、いきなりは出せないはずだった。後に『5FS』で本来想定していた仕様になった(壁投げには直接出せるものもある)。
*2 直線と曲線では当然、曲線のほうが表現が難しい。そして男性は体のラインが直線的なのに対し、女性の体は丸みを帯びた曲線的な体型である。
*3 よく60fpsと思われがちだが実際のMODEL2基板の仕様はこれが正確なものである。PS2移植版では描画速度の違いを補完する為、途中に同じグラフィックを2フレーム連続描画するタイミングを挟んでいる。
*4 いわゆるキャラに装備させるカスタマイズアイテム。
*5 なお、新作が「6」ではなく『5 ファイナルショーダウン』のリメイクなのは、生みの親である鈴木裕氏が「バーチャファイターは5まで」と過去に明言しているからだと思われる。
*6 リュウ、覇王丸、愛乃はぁと等、敵らとの因縁が薄い主人公は一定数いる。
*7 ストーリー上では本職の力士として活躍しており、九場所連続優勝という大記録を果たしたという設定になっている。
*8 VF2.1および各家庭版では隠しキャラ。
*9 当時『4』のネットワークは「ISDNも可」だった。
*10 SS版のCMでこのシーンが流れた事も一因。
*11 当然、当時はかなりの金額で取引されていた。
*12 正確にはラスボスが作りだした分身。