【どらえもん ぎがぞんびのぎゃくしゅう】
ジャンル | RPG | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
メディア | 2Mbit+128kRAMROMカートリッジ | |
発売元 | エポック社 | |
開発元 |
ハイマックス研究開発センター レッドカンパニー |
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発売日 | 1990年9月14日 | |
価格 | 6,800円 | |
判定 | 良作 | |
ドラえもんシリーズ |
ドラえもんキャラゲーの金字塔。劇場版大長編ドラえもんの内、いわゆる大山ドラシリーズにおける各作品のストーリーを上手くクロスオーバーさせたRPG。
プレイヤーである主人公の少年(少女)は、ドラえもんたちと共に復活した悪の精霊王ギガゾンビの二度の野望を打ち砕くべく旅に出る。
シナリオは劇場版のアフターストーリーとして構成されており、それぞれの「その後」が語られる筋書きとなっている。
かつて太古の日本に遡り世界支配を企てるも、ドラえもんたちの活躍によって逮捕された時空犯罪者ギガゾンビが脱獄し、
過去に遡ってドラえもんたちが倒してきた悪役たちを復活させ、再び世界征服を企み始めた。
そのことを察知したドラえもんとのび太たちはタイムマシンに乗ってギガゾンビのいる時代へ飛ぶが、
それに気づいたギガゾンビの手によって引き起こされた時空乱流に巻き込まれ散り散りになってしまう。ただ独り現代に放り出されたドラえもんは、主人公である少年(少女)に助けられ、
仲間たちの救助とギガゾンビ打倒に助力してくれるよう懇願する。こうして、主人公は世界の平和を守るべく、ドラえもんと共に魔界・海底・地底・古代の4つの世界へと旅立つのだった。
原作面
システム面
+ | 映画のネタバレあり |
原作面
シナリオ面
システム面
バグ
エポック社発売作品らしく丁寧に作られた良質なキャラゲー。難易度は高めだが、それらを補う原作愛に溢れる作品。
ドラえもんファンには迷わず薦められるが、劇場版の後日談的な話になっているので、各映画を視てからのプレイをお勧めする。
*1 魔界編終了後に加わる
*2 本作では、金銭及びMPに相当するパーティ共有のパラメータとして扱われる。
*3 戦闘終了後にHP1で復活
*4 ボスが2体同時に出現する上、ステータス自体もかなり高い。ちなみに、他のボスは手下を引き連れたりせず単体で出現する。
*5 ザコ戦では消費0の隠しアイテム「まじんのマイク」で全体攻撃、ボス戦でも高い攻撃力で活躍。
*6 デマオンのHPはラスボス並みに高いので、500ダメージを与える銀の矢無しでは先にプレイヤー側がやられる可能性が高い
*7 グリフォンは頭部が鷲、つまり「嘴」なので「牙」というのは些か疑問だが。
*8 実際強いが、実は攻撃をよく外す。
*9 筆箱よりも小さい宇宙人の『宇宙小戦争』はもとより、『大魔境』も原始的な兵器を武器とする犬から進化した種族の軍隊というもので、当時から現代兵器には勝てないというツッコミがよく入れられていた。
*10 たたかう・にげる・ひみつ道具・普通の道具…の4つのコマンドで埋まってしまう。『ドラクエ3』で呪文が使えるキャラや勇者を先頭にした状態、といえばわかるだろう
*11 通常のまひ状態と同じである為、ターン経過や回復道具やアイテムで回復可能。しかし防ぐ手段は無い
*12 主人公のレベルが20近くも必要。ちなみに、弱体化ありで倒す場合はレベル11前後が相場である。DQでいうメタルスライムのような敵も存在しない
*13 『アニマル惑星』で登場した「お守り」と同じ、Aに○印を加えたもの。
*14 数に関わらずドラえもんの返事は必ず「ありがとう! ドラミ。」である。
*15 魔界編の町から町へ移動する過程でさえ、戦闘をきっちりこなすと数十個になる。次の海底編では簡単に百個を超えるレベル。
*16 「・・。」と沈黙したり、「ドアにはなしかけないでよ!」と怒ったり、「おれはドアだ!もんくあっか!」と逆ギレしたり、「きをつけろよ。ポセイドンはつよいぞ!」と警告してくれたりする。
*17 本当に消えてしまった場合は本当に消えたのか、最初からなかったのか把握できないため何のメッセージもなく勝手データがない状態になる。
*18 マイクをくれる闇商人も「マイクの使い方?ジャイアンにでも聞いてみるんだな」と的確なアドバイスをくれる。もちろんジャイアンのいないイセルハーサの世界では役に立たないアドバイス。
*19 地底編の最強武器。クロマニヨンの塔で入手可能