【ぱちぱらさーてぃーん すーぱーうみとぱちぷろふううんろく】
ジャンル | ギャンブラーRPG+パチンコシミュレーター | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | アイレムソフトウェアエンジニアリング | |
発売日 | 2006年10月26日 | |
定価 | 5,040円 | |
レーティング | CERO:D(17才以上対象) | |
廉価版 |
愛コレ!アイレムコレクション 2008年2月7日/1,800円 |
|
判定 | バカゲー | |
ポイント |
自由度・ボリュームの激増 バカゲー要素が超加速 |
|
パチパラシリーズ |
アイレムソフトウェアエンジニアリングと企業提携しているパチンコメーカー三洋物産のパチンコシリーズのナンバリング13作目。
今回は『CRスーパー海物語』を収録し、同時にシリーズお馴染みのストーリーモード「パチプロ風雲録」の新作を収録している。
前作『パチパラ12 ~大海と夏の思い出~』収録の『パチプロ風雲録4』にて3Dアクションアドベンチャーとして「パチプロ風雲録」が大幅なリニューアルを遂げた。
だが、今作はストレートなサブタイトルの通り、前作から凄まじい進化を遂げた『パチプロ風雲録5~青春編~』によって「ギャンブラーRPG」という新境地を切り開いたのである。
県立八原高校を卒業した主人公は、未だ進路が決まっていない事に悩んでいた。
校庭の桜の木の下で頭を抱えていた時、同じく頭を抱えていた同級生(*1)の小川桜子に声を掛けられる。
「ねえ!パチンコ勝負に出てよ!」
桜子は実家の自動車修理工場を借金の形に差し押さえられていた。
そしてその工場を賭けたパチンコ勝負に出てくれる人間を探していたのだ。
断り切れず引き受けた主人公はやがてパチプロの世界に足を踏み入れることになる。
勝負か?恋か?就職か?
『パチプロ風雲録』でただのパチンコゲームに留まらないシリーズとしてファンを獲得してきた中、
凄まじい進化を遂げた『風雲録5』によって、ファンはおろかパチンコに興味の無い層にまで名を馳せたレアなタイトル。
廉価版「愛コレ!アイレムコレクション」で発売されている本シリーズ唯一のソフトであり、人気の高さが窺える。
パチンコ好きでなくともオススメ出来る、非常に珍しいタイプのパチンコシミュレータである。
*1 主人公の性別で在学時代の関係がもう少し変わる。男性なら顔見知り程度。女性なら仲の良い友達。
*2 今作の男性主人公の担当声優も『バンピートロット』の主人公と同じである。
*3 釣り、食事は時間を進めず手早く済ませることも可能。
*4 汚れを落とすのも勿論だが、熱い風呂と水風呂で性格に影響を与えることもできる。
*5 屋外ばかりか屋内でも使用可能。良い子は真似しないように。
*6 鏡なのだから外れる訳が無いのだが、何故か鏡の中の主人公は一切動かない。魔法の鏡か…?
*7 性別は主人公と同じ。ストーリー上では嫌味な奴だが、合コンイベントでは途端に気前のいい友人になる。
*8 残念ながら見た目と名前に反して歩行はしない。
*9 しかも次回作ではこんな超兵器を一般人が買えたりしている。どんな世界だよ!
*10 使用時には運も上がるので普段よりは大当たり確率が高いが、それでも50%。
*11 しかもこの技はストーリーに絡んでくる。
*12 後にアイレムゲーム部門スタッフが独立して設立した会社。
*13 例えば火事のシーンで「こんなに火事を近くで見たのは初めてだよ!」とはしゃぐと言った鬼畜極まりないことも出来てしまう。勿論、ヒロインは大泣き。
*14 最後まで進められるのは男性主人公のみだが、イベントで最期を看取らなかったとしてもエンディング後には既に亡くなっているので、途中でイベントが終わる女性主人公でもやはり結果は同じ。
*15 中でも際立つのは、バトルロイヤルの最中に"舎弟を脅して出玉をリアルに奪い取る"という行為。どう考えても反則負けなのだが、あろうことかこれは「逆さ男」という必殺技と見做され、大島はいけしゃあしゃあと勝ち残ってしまう。
*16 負けた場合は養鶏場が再建される。
*17 逆に負けた場合は妙に優しく慰められる。
*18 「他の人とキスしてたでしょ!」と突っ込まれる形でイベントが進む為。
*19 上記の最後に死亡するキャラともイベント中にキス出来るが、注釈した通りそのキャラはED後には必ず亡くなるので、時期が遅いとこのイベントに応用は出来ない。
*20 男性主人公の方はイラストも制服時もスニーカーなので、着替えれば自然とイラスト通りになる。
*21 その実戦攻略も手持ちの玉を使うのだが、最初の勝負が終わるまでは食事代ぐらいしか貰えないので、その前に打ちたいなら質屋を利用するなどの金策が必要。また、運も低いので本当に稼ぎたいなら運上昇のためのマップ移動作業が生じる。
*22 海の王…即ち、サムを召喚してサムリーチ(確変確定)を出すというもの。
*23 当該キャラは『風雲録1』にも登場していたが、当時は別人が担当していた。
*24 ちなみに本作では父・則夫が病死するが、同作では桜子自身が(恐らく)死亡し、母・美佐子も既に亡くなっているため、則夫だけが残されるという本作と逆の結末となる。
*25 地震など全く起きず新たな職場と街を満喫した後に満足気に就寝するという、ゲームとして成立しているかも怪しい代物で、作中でもボロクソに酷評されている。