【せいけんでんせつすりー】
ジャンル | アクションRPG | ![]() 裏を見る |
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対応機種 | スーパーファミコン | ||
メディア | 32MbitROMカートリッジ | ||
発売・開発元 | スクウェア | ||
発売日 | 1995年9月30日 | ||
定価 | 11,400円(税別) | ||
プレイ人数 | 1~2人 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
ストーリーとクラスチェンジ分岐が登場 高いキャラクター性&戦術性 SFC全盛期の映像・BGMの高い演出性 コマンドRPG寄りになったシステム |
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聖剣伝説シリーズ |
スクウェアを代表するアクションRPG『聖剣伝説』シリーズの3作目。
魅力的な6人の主人公とSFC後期作品故の美麗なドットグラフィックからシリーズ内でも特に人気の高い作品である。
+ | 主人公達 |
+ | 各キャラの詳細 |
+ | 上記の一例:詳細については外部のwikiや攻略サイトを参照のこと |
+ | ネタバレ |
+ | アンジェラの出番(ネタバレ) |
+ | 関連する人物はどうなるのかというと……(ネタバレ) |
自由度の高いパーティ編成やクラスチェンジシステムなどにより、何度でも新鮮な気持ちでプレイできる。周回プレイが楽しめるゲームとして挙がることも多いタイトルである。
現在でもキャラクターのファンアートが多く見られるなど、高い人気を維持していることは確かであり、次世代ハードでの移植・リメイクを熱望する声が多かった作品のひとつである。
しかしコマンドRPG感覚の方向性に移行した本作は前作と比べてアクション性が低くなったことで「ただひたすら殴るだけのゲーム」という評価を受けることもあり、特に前作までのファンだった人たちの間に賛否両論を巻き起こした。
この後のシリーズ作はよりアクション重視の方向に進んでおり、本作のシステムはオリジナル性の高いものとなっている。
*1 順番も現実の1週間と同じ並びとなっている。
*2 各ストーリーにオープニングの異なる2人がいる
*3 ラスト付近に過去ボスのラッシュがある、中盤のボス「ビル&ベン」「獣人ルガー(戦闘時)」がザコの色違い、ぐらい。
*4 補助魔法など、攻撃以外の技をカウンターとする敵もいくつか存在する。
*5 カウンターであることがゲーム中に表示されるわけでもないため、「敵が頻繁に使ってくる必殺技がこちらの魔法に対するカウンターだったこと自体を知らなかった」というプレイヤーも多かった。
*6 大まかな時系列で挙げると、2人目がシャルロット以外の場合にそのキャラが仲間に入るタイミング→シャルロット(2人目/3人目を問わず)が仲間に入るタイミング→フルメタルハガー戦→3人目がシャルロット以外の場合にそのキャラが仲間に入るタイミング、となる。
*7 ただし、戦闘になるたびに変身演出がいちいち入るので、ややテンポが悪い。
*8 パワーアップや秘孔と同じ効果。
*9 闇クラス3「デスハンド」のみ完全な脳筋キャラになる(唯一覚える「エナジーボール」に何の効果もないというバグがある)が、ケヴィンの物理攻撃力が最終的に最も高くなるというアドバンテージがある(力が最大になるまでの間は武器の攻撃力差によりデルヴィッシュのほうが攻撃力が高い)。
*10 ネクロマンサーで習得、またはセージ/イビルシャーマンでクラスチェンジアイテム「灰のこびん」を量産。
*11 素早さは高いため回避率は高いが回避行動が出るほど打撃効率は落ちるため一長一短
*12 忍術(≒ステータスダウン)習得に素早さ、近接戦闘に力と体力、属性忍術のダメージUPに知性を求められるため、下手をすると器用貧乏になりかねない。
*13 加えてレベルアップ時ステータス上昇の制限を解除できるテクニック(攻略サイト等を参照)もアンジェラが一番発生させやすい
*14 特にパワーアップ/ダウン(効果量33%)が戦況を左右しやすい。
*15 例えば、上記「ブラックカース」を覚えるクラス「ネクロマンサー」は全体ヒールライトなどもあり、ボス戦で非常に有用。しかし、対複数での殲滅力に乏しく物理攻撃力も低いことから、ザコ戦でやれることは少ない。
*16 クインビーの「パワーアップ→光弾槍」、ガーディアン&ナイトブレードの「ラストハリケーン→分身斬」などは、まさに全滅フラグの代名詞。
*17 3人目まで連続で詠唱させてしまうと1人目の発動が大きく遅れてしまうため要注意だが、逆にこれを利用して敵の開幕技に割り込んで魔法を撃ったりもできる
*18 後に行く可能性があるミラージュパレスで全員亡霊となっている描写がある
*19 仮にクリティカルが実装されていた場合は、通常攻撃によるダメージ計算がほぼ不可能になるため、カウンターの餌食になるプレイヤーはさらに増加してしまっていた恐れがある。
*20 「新しい状態異常を付与するとその前に発生していた状態異常が消える」「状態異常の敵に、現在の曜日と同じ属性の攻撃魔法をかけてもその増加分が無効」「敵に現在の曜日と同じ属性の状態異常付与魔法をかけた後に殴るとそのダメージも増加」といった、他の状態異常と同じ特徴だけが残っている。
*21 キャラごとに能力値の差はあるため、ブラックマーケットで購入できるアイテムを使って戦闘の幅を広げる(精神・知性高めのリースでコインを使う、素早さの高いホークアイで飛び道具を投げるなど)ことは可能だが、2周目or上級者向け。
*22 厳密にいうとラストダンジョンは「マナの聖域」(ストーリー途中で来た時から変化した後のもの)だが、プレイヤー間では主人公ごとに攻略することになる「ドラゴンズホール」「ミラージュパレス」「ダークキャッスル」を指すことが多い。差別化するためにこれらのダンジョンを「(敵の)本拠地」と表現するプレイヤーも存在する。
*23 ラストダンジョンは最大規模を誇る上にカウンター対策などの戦略的な部分も集約されており、十分にやりごたえがある。そのため、使用期間の短さが気にならないという意見もある。