聖剣伝説シリーズリンク

機種 タイトル ジャンル 概要 判定
本編
GB 聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~ ARPG ファイナルファンタジー』シリーズの派生作品として登場した第1作。
独自要素にはやや欠けるものの切ないスト―リーやそれらを彩る演出により評価は高い。
GBA 新約 聖剣伝説 『FF』要素を撤廃し、聖剣シリーズ要素を盛り込んだ新解釈リメイク。
しかし、設定改変の多くに問題がある。
劣化
携帯 聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~ DL専売。オリジナルのGB版を忠実に再現した上でカラー化。新アイテムも追加されている。 参考
PSV/iOS/
Android
聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝- DL専売。オリジナルの内容をほぼそのままに3Dでフルリメイク。アプリ版の新要素も継承。
プレイ感覚もほぼそのままだが、ユーザビリティは改善されている。
参考
SFC 聖剣伝説2 初代の雰囲気を継承しつつ、オリジナル路線のシリーズとして独立。
バグはあるが世界観やシステムなどの様々な概念を確立した名作。
携帯/iOS/
Android
聖剣伝説2 DL専売。原点に忠実な移植。致命的なバグは修正。 参考
PS4/PSV/
Win
聖剣伝説2 SECRET of MANA 3Dフルリメイク。原典に忠実なシナリオ+全編フルボイス化+幕間エピソード追加。
しかし不便な点まで忠実で利便性の改善はなし、アレンジBGMも玉石混淆。
原典に匹敵する程のバグはアプデにより修正されたが、リメイクとして淡白さは拭えず。
劣化*
SFC 聖剣伝説3 自由度の高い進行と美麗な演出、高いキャラクター性でファンを湧かせた。
Switch/PS4/
XSX/Win/
iOS/Android
聖剣伝説3 TRIALS of MANA 3Dフルリメイク。フルボイス・アクション性向上・親切設計・周回プレイなど新要素が満載。
原作の雰囲気を保ちつつ遊びやすくなったリメイク作。
PS2 聖剣伝説4 AADV 2006年KOTY次点前作『3』から11年振りのナンバリング作品。
しかし説明不足のシナリオと全てが間違ったシステムで、シリーズの人気を失墜させた。
PS5/XSX/
PS4/Win
聖剣伝説 VISIONS of MANA ARPG 約18年ぶりの本編新作。『ToM』を引き継いだ部分や美術面に関しては好評。
一方、世界観やシナリオの貫徹性の弱さや、現代ゲームとしてのシステム面の快適性に難あり。
なし
外伝
PS 聖剣伝説 LEGEND OF MANA ARPG ある種哲学的な世界と豊富な育成要素が特徴。自由度の高さもあってファンも多い。
『サガ』シリーズのスタッフが携わっており、良くも悪くも既存の聖剣伝説と異なる。
Switch/PS4/
XSX/Win
聖剣伝説 Legend of Mana HDリマスター版。パッケージはSwitch/PS4のコレクターズエディション限定。
背景が高画質化され、新規OPアニメやアレンジBGMなどが追加された。
本編の追加要素はほぼ無いが、ゲームバランスは海外版に準拠しており、実質インターナショナル。
参考
DS 聖剣伝説DS CHILDREN of MANA シリーズ再出発の聖剣プロジェクト1作目として発売されたが、その内容は薄味だった…。 なし
聖剣伝説 HEROES of MANA RTS
RPG
初のRTSだったが、頭の悪いAIが問題。しかし『聖剣伝説』である必要性は…。
世界観は『3』の過去という設定だが、繋がりも小ネタ程度。
なし
オムニバス
Switch 聖剣伝説コレクション ARPG シリーズ25周年記念作品。フルエミュレーション完全移植+α。
GB版『1』、SFC版『2』『3』を収録。
関連タイトル
SNES Secret of Evermore ARPG 日本未発売。『3』の代わりに北米で発売されたオリジナル作品。
『2』(海外版タイトル『Secret of Mana』)のシステムを流用しているが、世界観は大きく異なる。
音楽は後に『The Elder Scrolls IV: Oblivion』等を手掛けたジェレミー・ソウル氏が担当。
AC LORD of VERMILION TCG アーケードカードゲーム。『2』のキャラがゲスト出演。 なし
LORD of VERMILION III TCG 上記の後継作。『2』に加え『3』のキャラも追加出演。 なし
PS4/PSV みんなでスペランカーZ ACT 基本プレイ無料。コラボステージ及び防具として『2』のキャラクターパーツが登場。
2020年7月30日サービス終了。
AC/PS4 ミリオンアーサー アルカナブラッド FTG 『3』よりリースとホークアイがゲスト出演。
Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ACT 『3TM』からキャラクターのスピリッツが登場。
3DS シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール 音楽 『聖剣伝説』シリーズ*1の楽曲をプレイアブル収録。
AC シアトリズム ファイナルファンタジー オールスターカーニバル なし
Switch/PS4 シアトリズム ファイナルバーライン


評価対象外
『FoM』は月額アプリ、それ以外はいずれも基本プレイ無料+課金方式のため、本Wikiのルール上執筆不可。

  • 聖剣伝説 FRIENDS of MANA
    • ガラケー用アプリ。『LOM』と同じ世界観で、シリーズ初のネットワークRPG。2007年4月サービス開始。2011年2月末サービス終了。
  • 聖剣伝説 CIRCLE of MANA
    • スマホアプリ。GREE配信のカードバトルRPG。2013年3月サービス開始。2015年9月末サービス終了。
  • 聖剣伝説 RISE of MANA
    • スマホアプリおよびPSV(DL専用)。ARPG。iOS版は2014年3月、Android版は同年6月26日、PSV版は2015年5月14日サービス開始。久々のCS機で出た『聖剣伝説』シリーズ作品。2016年3月31日サービス終了。
  • 聖剣伝説 ECHOES of MANA
    • スマホアプリ。2DのARPG。2022年4月末サービス開始。2023年5月15日サービス終了。

シリーズ概要

スクウェア・エニックス(旧スクウェア)が発売するシリーズ。一部他ジャンルの作品もあるが、基本的にはほとんどのシリーズ作がアクションRPGに分類される。
王道的でファンタジックな世界観、切ないストーリー展開、キャッチーなキャラクターデザイン、それらを支える数々の名曲……と各要素のいずれも高水準でまとまっており、1990年代の旧スクウェアを代表するシリーズの1つだった。

とりわけGB/SFCにて発売された3作品とPSに舞台を移して発売された『LoM』は人気もゲームのクオリティも文句なしに高いと言えるものだったのだが、初代のリメイクである『新約』の原作ファンからの不評からシリーズの先行きに暗雲が立ち込め、
PS2にて発売されたナンバリングタイトルの『4』の大失敗によりシリーズ展開そのものに陰りを見せてしまう。
その後2007年を最後にCS機向けの新作はぱったりと止まってしまい、旧作を制作していたスタッフたちが軒並みスクウェアから独立・退社したこともあってIPとしては一時的に休止状態となっていた。

その後2010年代後半になりシリーズの再動が掲げられ、人気の高かった初期作の移植・リメイクや歴代キャラクターの外部ゲスト出演が行われるようになり、スタッフインタビューではこれらが好調であれば新作も出したいという旨が語られていた。

そして2024年8月に、約17年ぶりの本編作品となる『聖剣伝説 VISIONS of MANA』が発売された。
今後のシリーズ展開にも期待したいところである。

最終更新:2025年04月30日 20:09

*1 『FF外伝』『2』『3』『LOM』の4作品。