【がんぐれいう゛ おーでぃー】
ジャンル | フルブレイクガンアクション | ![]() |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | レッド・エンタテインメント | |
開発元 |
ポジトロン 戦船(いくさぶね) |
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発売日 | 2004年3月4日 | |
定価 | 7,329円(税込) | |
判定 | バカゲー | |
ポイント |
ゲームとしては前作から格段に向上した出来 グラフィックや音響といった演出面の出来は劣化 相変わらずのぶっ飛んだストーリーとトンデモ演出 |
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GUNGRAVEシリーズ GUNGRAVE - O.D. - VR / VR U.N. - G.O.R.E |
漫画家の内藤泰弘氏がキャラクターデザインとシナリオ等の原案を務めたゲーム『GUNGRAVE』の続編。
荒削りだった前作から多くの改良がなされ、一個の作品としての質が向上している。
なお、タイトルの『O.D.』は本作のOPで『Over Dose』(オーバードーズ、過剰服薬)の略であることが確認できる(*1)。
死人を復活させる『ネクロライズ』と、人間を強化し怪物に変貌させる麻薬『シード』。
それらの技術を用いて自らが所属するマフィア『ミレニオン』を掌握し、覇権を握ろうとした男『ハリー・マクドゥエル』。
彼はかつて自分が殺害し、死神『ビヨンド・ザ・グレイヴ』と名を変えて復活した男『ブランドン・ヒート』によって追い詰められ、死亡した……。
あの戦いから3年が経過し、グレイヴに助けを求めていたミレニオンの前ボスの娘『浅葱ミカ』は平和に暮らしていた。
だが、戦いは終わっていなかった。1年ほど前からシードは世界各地に広がり始め、世界中の人間が怪物『オーグマン』となっていった。
しかし無力でグレイヴに守られるだけだった彼女は強く成長しており、シード撲滅のため戦う決意をする。
母の眠る墓地で、オーグマンを交えた武装集団に追い詰められたミカだが、そこにはメンテナンス中のグレイヴが眠っていた。
復活したグレイヴは新たな仲間『スパイク・ヒュービー』と共に、新たな戦いへと赴く。
シードを追い求めるうちに、同じ目的を持った死人兵士『屍十二(かばね じゅうじ)』と、
屍の持つギターに憑依した幽霊『ロケットビリー・レッドキャデラック(RB)』と出会い、彼らも仲間に引き入れたグレイヴたち。
そして一行は、シードを広めている巨大マフィア『コルシオネファミリー』に戦いを挑むのだが……。
+ | 登場人物まとめ |
+ | ネタバレ |
演出面などで前作より劣化した部分はあるが、それでも爽快感は十分で、独特のキャラなどの魅力も健在。
ゲームバランスやボリュームなどの前作の問題も、本作ではかなり調整され良好になっている。
相変わらず人を選ぶ要素は多いが、前作以上の出来となった作品と評してよいだろう。