【ほしのかーびぃ とりぷるでらっくす】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | ニンテンドー3DS | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ハル研究所 | |
発売日 | 2014年1月11日 | |
定価 | 4,571円(税別) | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
セーブデータ | 3個 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
3D映像の表現 | あり | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
新要素『ビッグバンすいこみ』 ハードを活かしたステージ BGMやサブゲームも好評 デデデ大王リスペクト |
|
星のカービィシリーズリンク |
ニンテンドー3DS初となるカービィ。携帯機で展開される本編作品としては『参上!ドロッチェ団』以来7年ぶり(*1)となる。
グラフィックやゲームシステムは『星のカービィ Wii』(以下Wiiと表記)をベースにしつつ、奥行きを活かしたステージ設計、ジャイロセンサーを利用した仕掛けなど、3DSならではの要素を取り入れている。
なおタイトルに「デラックス」とついているが、『スーパーデラックス』・『ウルトラスーパーデラックス』とは特に関係は無い(*2)。
なぞの敵、タランザにさらわれたデデデ大王を助けるため、
カービィは巨大な植物「ワールドツリー」をのぼって
「浮遊大陸 フロラルド」へと向かいます。(公式サイトより)
基本操作
冒険の舞台
ジャイロセンサー
コピー能力
ビッグバンすいこみ
サンストーン
キーホルダー
前作に当たる『Wii』ではアイテム収集が比較的コンプリートしやすかったために熟練者からは少々物足りないとの声も上がっていたが、本作のアイテムは巧妙な隠し方をされていることが多く(特にレアキーホルダー)、攻略情報に頼らず自力で完全収集を達成しようとするとかなりの手応えがある。
カービィファイターズ!
大王のデデデでデン
+ | 再登場したあるアイテムについて(ネタバレ注意) |
3DS第1号となる王道カービィは、新要素として「奥行き」を使ったギミックを違和感のないレベルで取り入れ、演出性能を大幅に高める事に成功。
見逃せない不満点は所々に見られるものの、良質なBGM、ファンサービス、ミニゲームなどの評価点はそれを補って尚余りある。
+ | ラスボスについて |
*1 リメイク作品である『ウルトラスーパーデラックス』もカウントするなら5年ぶり
*2 トリプルの「3」、デラックスの頭文字「D」を繋げると「3D」となり、本作の目玉要素と掛けたサブタイトルだと考えられる
*3 持っていると体力が無くなった時に自動で全回復。同じボスに4回以上連続で負けているとバンダナワドルディが投げてくれる。
*4 レベル1「ファイン フィールド(Fine Field)」など
*5 例えばザコキャラのサーキブルは同じ軸にいると、これまでの作品同様横にカッターを投げてくるだけだが、軸がずれていると奥や手前に向かってカッターを投げてくる。
*6 ソード、カッター、ビーム、パラソル、ハンマー、ボム、ファイター、ニンジャ、ウィップ、スナイパー
*7 しかもこちらは短時間だが空を飛ぶ
*8 熊崎氏が関わった『USDX』と『wii』では比較的優遇な立場ではあったが、『64』のような目立った活躍は本作まで無かった。
*9 『64』や『スマブラ』シリーズではカービィシリーズ元ディレクターの桜井政博氏が担当しており、そこもリスペクトしている。
*10 「ウィスピーフラワーズ」も同様。
*11 ただし、登場してすぐは防御力が高くなっている。
*12 ちなみに過去作の2,3,64(いわゆる数字カービィ)では収集要素をコンプリートしないと真のラスボスと戦えなかったため、自ずと効率を重視して今作も収集要素を先に済ませるプレイヤーも存在したと思われる。