【ほしのかーびぃ すーぱーでらっくす】
ジャンル | アクション | ![]() 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | スーパーファミコン | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 | ハル研究所 | |
発売日 | 1996年3月21日 | |
定価 | 7,500円(税別) | |
プレイ人数 | 1~2人 | |
セーブデータ | 3個(バッテリーバックアップ) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※バーチャルコンソール版より付加 |
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配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2009年10月13日/800Wiiポイント 【WiiU】2013年5月1日/800円 |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
カービィ初の2人同時プレイが可能 色々なゲームの詰め合わせ 恐ろしいほどセーブデータが消えやすいのが玉に瑕 |
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星のカービィシリーズ |
「2人同時プレイ」と「6つのゲームのオムニバス」を売りに発売された作品。
パッケージも豪華さを出すべく「焼印を押した桐箱」を模した独特のデザインになっている。
一見ボリューム感があるが、一本一本は短めで遊びやすい作りとなっている。
メインゲームの基本アクションは共通なので、全く別のゲームが複数収録されているというよりは様々なストーリー/大ステージが用意されていると言った方が近い。
各モードには全て専用のタイトル画面があり、凝った作りになっている。
+ | 初めから遊べるもの |
+ | 一部のメインゲームクリアで遊べるようになるもの |
+ | ピコーン!テロテロテロテロタタッタッターンタタッタッタターン… |
シリーズ初のオムニバス形式、多彩なアクション等から非常にハイクオリティで高く評価され、濃いマニアを多く生み出した。
特にアクション面は以降のカービィシリーズの基盤にもなっており、カービィシリーズの代表作として挙げられることも多い。
家庭機用の多人数同時プレイ可能なアクションゲームは難易度が高い傾向にあったが、
本作は難易度を低く抑えアクションを楽しませることに特化したことにより、気軽に家族や友人と協力して楽しめるアクションゲームとなっている。
後年のカービィやスマブラシリーズなどは、ネタやシステムなど様々な箇所で本作の影響を受けている。その原点が知りたいという人にも十分オススメである。
*1 「洞窟大作戦」ではスライム、おどりにんぎょう、まほうつかいの3体、「銀河にねがいを」ではまほうつかい、あくまのきし、レッドドラゴンの3体が登場するが、前者のバージョンは用意されていない。
*2 本作とリメイク作品のUSDXのみジャンプの高さが固定されており、ボタンを押した長さでジャンプ高度を調節することができない。プレイヤーが空中でスムーズに技を出せるようにするための調整と思われる
*3 必ずコピーを失う攻撃もあるが、中ボスのジュキッドの投げ技といった一部のものに限られる。
*4 「ホイール」のヘルパーであるウィリーはカービィが乗りこめる「ウィリーライダー」があるため、ハンドルやサドル、マフラーが付いたバイクのような見た目となる。
*5 ロッキー(「ストーン」のヘルパー)は例外で、カービィよりも体力が多い。
*6 ネタとしても際立っているため漫画版ではよく取り扱われている要素でもある。特に「異様に口うつしを求めるボンカースとそれを頑なに拒否するカービィ」と言う構図は、アンソロジー4コマ等でよく見かけた人も多いのではなかろうか。
*7 ボタンを押す長さで大・小が使い分けられる。また、鉢巻をつけていて昇龍拳的な技もありまさに「格闘ゲーム風」コピーの代名詞。
*8 押すボタンの長さで苦無投げと斬りを使い分けられる。急降下キックや壁張り付き、イヅナ落とし等、アクションゲームの忍者と格ゲーの忍者をうまく組み合わせたようなコピー。
*9 ヨーヨーをぶつけるだけでなく、ブレイクダンス的な技も持っている。格ゲー風にわかりやすく言えば『餓狼伝説』のキャラ、ダック・キングの必殺技。
*10 『夢の泉』のバックドロップのリメイクだが、ダッシュしながら掴みかかるようになった。
*11 もともと「コピー」の能力は、吸い込むことが出来ない敵からも能力をコピーできる、という能力。しかし、いつでも能力を捨ててタックに戻れるなど、自由度の高いヘルパーと違い、カービィの場合は1度能力を奪うと元の「コピー」能力には戻れない(1度能力を奪った時点で「コピー」の能力は失われる)、1回切りの使い捨て能力になっている(能力を持たない敵にはダメージを与えるだけのため、失うことは無い)
*12 プラズマはどうだんの威力が「40」なのに対し、星型弾はなんと「52」。
*13 ただし乗り物として利用できるウィリーのみ別。とは言え、コイツはコイツで着地点に移動してきて無理矢理搭乗させようとするのだが。
*14 本作の取扱説明書ではすいこみブロックと表記
*15 勘違いされやすいが、初代から存在する、一定距離落下を続けると逆さになって真下の敵などを攻撃できる「急降下アタック(プランチャ)」とは別アクション
*16 同じ任天堂発売のアクションゲーム『スーパーマリオUSA』が夢オチで終わるエンディングだった事も、誤解を助長する一因になっていたと思われる。
*17 この戦略に関わるものとして他に1995年4月、TVCMで「宇宙からゲームが降ってくる」とアピールした『サテラビュー』もあったが、これは当時殆ど普及していなかった。衛星放送環境が必須なことから存在は知られていたがプレイヤーレベルの年齢層で購入意欲はあっても入手できなかったという例も多い。
*18 メタナイトは『きらきらきっず(SFC版)』、クラッコは『コロコロカービィ』でそれぞれボスとして登場。
*19 Wiiリモコンにはセレクトボタンに割り当てられているボタンが存在しないため