トップランディング
【とっぷらんでぃんぐ】
ジャンル
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フライトシミュレーター
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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タイトー
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稼働開始日
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1988年
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判定
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スルメゲー
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ゲームバランスが不安定
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ポイント
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フルポリゴン ゲーム的フライトシミュの金字塔 頻発する風向きの変化
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ランディングシリーズ ミッドナイト / トップ / ギア / ハイジャパン
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概要
『ランディングシリーズ』の二作目。全8ステージ。
前作『ミッドナイトランディング』から自由度が上がり、大ヒットを飛ばした。
特徴
ゲームの進め方
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1:コインを規定数入れて、操縦桿とスラストレバーを画面に表示された青い目印に合わせ、スタートボタンを押す。
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2:離陸ステージが始まるので、画面の指示に従う。
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成功すれば、残り時間から得点が加算される。ここでの得点も一応最後のリザルトで表示される。
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3:着陸する空港を操縦桿選び、スタートボタンで決定し、着陸ステージを始める。
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4:成功すれば着陸結果が表示され、どこで減点されたかが表示される。
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着陸した後は一切の操作が出来なくなる。多少斜めに着陸しても直進するように補正が掛かるが、余りに滑走路を横切るように着陸すると、確実にコースアウトしてしまう。
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天気・風速次第では適正速度でもオーバーランする危険も。
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5:失敗or全8ステージクリアーすれば、リザルト(とネームエントリー)が表示される。
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6:エンディング。失敗した場合はそのままゲームオーバー
ゲームの進行
インターフェイスの調整
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スロットルと操縦桿をスタート位置にセットする場面から始まる。いったん画面中の指定セット位置に合わせてから大きく操縦桿を動かしてしまうと、そのクレジットでのゲームでは操縦桿のセンター設定が大きくズレてしまい、ゲームが成立しなくなり捨てゲーになってしまう危険性があるため、一度スタート位置に合わせたら操縦桿をしっかりホールドして動かさないようにスタートボタンを押さなければならない。
離陸ステージ
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制限時間内にタキシングし、離陸して一定の高度に到達させる。
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失敗しても着陸ステージには行けるので、即ゲームオーバーのような事態は起こらない。
ステージ1
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練習機でのプレイとなる。無風なので操縦桿の左右の動きは必要が無く上下のみで着陸は容易だろうが、曇りや雨などの天候が悪い場合はまれに滑走路の中心からややズレていく事があり、着陸軌道の微調整が必要な時があるので、油断はできない。
ステージ2
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小型旅客機でのプレイとなる。風速は1~2mで風向きの変化は無い。ここから操縦桿を横に動かさないとクリア出来なくなるので、ここでコツを掴もう。
ステージ3
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同じく小型旅客機でのプレイかつ風向きの変化は無いが、風速が2~3mに増加している。
ステージ4~6
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中型旅客機になり、巡行速度が上がり、操作性が悪くなる。風速も4~6mに増加し、風向きの変化も加わる。因みに3~4回変化するタイミングがある。
ステージ7~8
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大型旅客機になり、更に巡行速度が上がり、操作性が悪くなる。しかも風速の初期値は8m前後となり、風向きは(無風になる事もあるが)最大15mと台風クラスになる。そして風向きは5~6回変化する為、その都度的確な操作が必要となる。
空港
今作では好きな順番に攻略可能。
名称
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空港
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開始高度
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開始残距離
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着陸滑走路
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東京
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東京国際空港
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2,500m
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13,558m
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34L
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大阪
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大阪国際空港
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2,300m
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13,558m
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32L
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福岡
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福岡国際空港
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2,300m
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12,558m
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16
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ワシントン
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ダレス国際空港
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2,000m
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12,060m
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1R
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サンフランシスコ
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サンフランシスコ国際空港
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2,000m
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10,000m
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28R
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シドニー
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シドニー国際空港
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2,000m
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11,000m
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34L
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リオ・デ・ジャネイロ
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リオデジャネイロ国際空港
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2,000m
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12,300m
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33
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パリ
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ドゴール空港
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2,000m
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10,260m
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26L
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この中で確実に最も難しいのは滑走路が2,700mと短く、オーバーランする危険性が他と比べて高い「パリ」である。最初の方かつ雨でない時に選択する事が非常に望ましい。
日本の3空港の中では滑走路が2,800mと短めな「福岡」がやや難し目。
逆にシドニーとリオデジャネイロは滑走路が長く、まずオーバーランの恐れはないので終盤に残すのが吉。
減点項目
着陸さえすれば次に進める為、ハイスコアを競う以外は特に気にしなくても良い。
但し、全ステージ100点クリアーは相当難易度が高い。逆に全ステージ0点クリアーもまた同じ位難しい。
減点項目
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減点点数
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解説
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蛇行
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10
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大きく蛇行した際にその都度減点される。意外とこの判定はシビアである。
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急降下
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10
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急激に降下した際にその都度減点される。
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急上昇
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10
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急激に上昇した際にその都度減点される。
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接地点
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1~30
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接地点から大きく外れて着陸した際に減点される。これも判定はシビアである。
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機首上げ
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1~30
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着陸時に機首が下に向く形で着陸した際、角度次第で減点される。
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着陸速度
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1~30
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オーバースピードで着陸した際、速度次第で減点される。滑空飛行さえすればまず減点されないだろう。
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筐体説明
前作からのデラックス筐体に加え、アップライト筐体が新登場した。
デラックス筐体
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可動式で、体感型の大型筐体である。半密閉式で、ドアが閉まらないとコインを入れてもゲームは始まらない。筐体外部の後ろにはプレイ画面と同じ映像を映して、プレイ状況が確認出来るモニターがある。
アップライト筐体
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その名の通り、立ってプレイするタイプの筐体である。モニターが筐体の内側に入っており、特殊なレンズ状になっている透明アクリル板によって、外側がやや歪んでいるように立体的に見えるようになっている。しかし、実際はさして立体的には見えず、この構造にあまり意味は感じられないどころか、プレイしている人以外は横からも後ろからも全くプレイ画面が見れないという問題があり、ギャラリーに腕前を見せつけるどころか、友人に自分のプレイを見せる事も出来ない。椅子の上に立ってプレイヤーの後頭部から覗き込むと、どうにか見れる程度。
評価点
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当時の出来る限りの技術で描かれた3D空間
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ポリゴンで表現された数々の風景は、テクスチャも貼られておらず、無骨で殺風景ながら味があり、雰囲気を盛り上げるのに一役買っている。
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各地の地形はこれでも忠実に再現されている方。簡素的ながらも建物等のオブジェ等が正確に置かれている。
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そのポリゴン空間を更に無限投影を利用したハーフモニターで表示して、どこまでも続く青空を表現している。
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浮遊感を味わえる絶妙な操作性
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着陸ステージでは処理落ちじみた挙動を示すが、それすらも絶妙な感じであり、面白味として味わえるゲーム的な操縦性。
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外注ながらBGMは良曲揃い
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今作のBGMは外注コンポーザーの1人としてタイトー作品に関わりのあった相澤静夫氏が楽曲制作を行っている。
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デモタイトルやステージ1~3の曲は短いながらも「飛行機を操縦する」「空を飛ぶ」という男子心をくすぐるにピッタリの名曲。未だに動画サイトでもこの曲を聴くと胸熱!とのコメントも多い。
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各空港選択後のBGMはそれぞれ違い、中々のマッチングである。
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ステージ1~3、4~6、7~8でBGMが違うのも雰囲気をやはり盛り上げるポイントである。
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意図的かは不明だが、後述でもあるステージ4~6と7~8のBGMは風向きが変わるタイミングをメロディで覚えやすい。
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エンディング曲は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のZUNTATAアレンジ。
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遊び方に幅がある
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通常の綺麗なプレイを行うと「オール100点クリア」を目指せるが、遊びこむと真逆の「オール0点クリア」でエンディングにいく等、懐の深いゲームでもある。
問題点
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難しい
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スラストレバーが離陸ステージ以外必要性が無い。
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本作には失速による墜落の要素は無く、出力を0%にしても下限速度がある為、滑空飛行であってもほぼ問題無い仕様である。寧ろ出力があるとオーバーランの危険が非常に高くなる為、着陸ステージでは極力使わないこと。
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一応は着陸軌道の修正に使えない事も無いが、大概はこの状況になった場合は滑走路に斜めに入ってしまうような状況が多く、着陸できてもそのまま斜めにコースアウトしてしまう事が多い。
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後述の「滑走路直前までフルスロットルで、BGMが終わる前に着陸」「急上昇→急降下して着陸(リザルト画面で魅せるプレイ)」等の曲芸をする時位か。
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本作には任意で操作できるブレーキに該当するものは一切無く、まっすぐ着陸できたら自然停止を待つしかない。完全に着陸に成功している場合は客室乗務員からの着陸空港のアナウンスのボイスが流れて安心できるが、オーバーラン寸前での着陸成功の場合、もしくはオーバーラン確定の場合はアナウンスが無いので、良くも悪くも着陸成功を祈るスリルがある。アナウンス無しで無事に着陸に成功できた時はとても嬉しい。
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難しさで一番槍玉に挙がるのは、後半ステージの台風クラスの風速&何度も変わる風向きだろう。EASY設定ならまだ良いのだが…。
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風向きの変わるタイミングは一定なのでBGMでタイミングを合わせる…のが主流。
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大型機を操縦している為、操作性も悪く、それも相まって着陸は困難。クリアーしたいだけならオーバーランを防ぐ為にも得点を無視して急いで着陸させた方が良いだろう。
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序盤ステージでは滑走路中心線を示す計器を見ながら機体が風に流されるのを止める方法で着陸できたが、高次ステージではそのやり方では頻繁に変わる横風に振り回されてハマる。エンディングまで到達できるプレイヤーの多くは、敢えて風に逆らわずに流されるに任せ、横風の変化が収まるBGM終了間際になってからおもむろに有視界飛行の要領で滑走路に向かうプレイをしていた。
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メンテナンスがなっていない物が多い
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ハーフミラーや凹面鏡の汚れが没入感を妨げる、操縦桿の緩みで不安定、傾くとドアが開く等発生。当時はタイトーには技術サービス部という修理専門部署が全国にあったが、直営店でもメンテナンスに長けた従業員がいないと追いつかない程の筐体だった。
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出回ってしばらく経つと、大きさの為かボウリング場やドライブイン、トラックステーションに設置される事が多くなったが、ことごとくメンテナンスが行き届いていなかった。
賛否両論点
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筐体周りの違和感
前作から指摘されている操縦桿デバイス周りの操作性は、今作で新たに追加されたアップライト筐体でもそのまま採用されている。また、外部モニターの表示をオフにすることや、代わりにアトラクトを終始流すことができないのも前作譲りである。
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減点方式のスコア。
タイトーの職ゲーは大体この減点方式の為このゲームだけではないのだが、狙うスコアの頭は見えているのでスコアを上げるというよりもミスをしない息苦しさがつきまとう。反対の見方をすれば、プレイの度に反省点がわかりやすいとも言える。
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雨と曇りで難易度がさらに上昇してしまう。=
難易度は「晴れ→曇り→雨天」の順に高いとされるが、雨天はそれでも滑走路が見えているのだが、曇りは完全に見えない為に目視が難しい。メンテナンスが悪い筐体ではハンドルが緩んでいたりするので、目視出来ないといつのまにか侵入角度が悪くなっていたりする。雨天は滑走路が滑りやすいとされるが、タッチダウンはわかりきった上で行うのでそこまででもない。ただしタイミングが遅れたら悲惨。
総評
テクスチャは無いながらも、フルポリゴンで再現された地形は当時として見れば優れた物と言えよう。
ただし、一般層には手に負えない難しさを誇るのも事実であり、特に後半ステージの風向きの変化に対処するためのアクションなどで、総合的な難易度が前作との比較に限ってもさらに高騰しているのが明白であるとは言え、フライトシミュとしての面白さは十分と言える。現存している筐体もほぼないため、もし幸運にも見かけたら是非一度は触っておいた方がいいだろう。
余談
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オールクリアーするとランキングの名前の左に『バブルボブル』のキャラがランダムで表示される。
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また、スタッフロールに『バブルボブル』のキャラが登場する。
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小さいながらも着陸ステージにおいてUFOが画面に登場する事があるが、残念ながら出現パターンは不明である。
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このゲームはゲームとしての評価以外に、筐体が非常に大きいことで有名。600×1760×975(mm)という規格外の大きさ故に、稼動当時は筐体の中で眠るサラリーマンが度々目撃された。
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この頃は大型筐体が置いてある店も多く、ダライアスやアフターバーナーの椅子で寝ているサラリーマン(じゃない人も)に遭遇する事は多かった。当然店にとっては困った客だったが。
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当時の技術ではポリゴンを扱うにはCPUもGPUも、RAMも未発達故にトップランディング開発秘話では「当初は畳一畳分の基板が必要だった」と答えているが、実際の基板サイズは確かに大きめだが畳サイズには全く届かない。
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この作品のオペレーション向け販促宣伝媒体として、85年度に制作された同社のLDゲーム『タイムギャル』の主人公・レイカのスチュワーデス姿の等身大ポップが作られ、直営店などの店頭に飾られ注目を集めた。
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レイカはキャラクター人気から長らくタイトーのマスコットキャラクターとして扱われていたため、キャラ人気のあまりこのポップが盗まれるという事態も多発したらしい。
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裏技というか、「無意味だけど魅せるプレイ」も多数出来たのも魅力。一番有名なのは「離陸時に逆走してテイクオフ」。誘導のキャラが巨大化するのも笑いを誘った。これは、通常プレイ時のキャラが、逆走するとそのままのサイズで地平線に表示される為。
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他にも、「滑走路が横にも描かれている空港では隣の滑走路にも着陸できる」「フルスロットルでBGMが終わる前に着陸(高難度)」「強風時にコースアウトギリギリから旋回すると逆走着陸できる(超超高難度)」等、ギャラリー用モニターのある筐体だからこそ&ポリゴン空間だからこその魅せるプレイがある。
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PS2のタイトーメモリーズ発売発表当時には、JETでGO!専用コントローラーがある事から収録を期待するファンが多かったが実現しなかった。イーグレット2ミニの発売時には、外付けで特殊コントローラーが使える仕様なので、今度こそ収録される事が期待されてはいたが、やはり実現の可能性は極めて低いと思われる。実は本作は未だにどのエミュレーターでも完全動作には至ってはなく、主にグラフィックがおかしい。2022年の時点ではだいぶマシにはなっていて、もう少しという感じになってはいるが、まだまだである。昨今の各社のゲーム詰め合わせモノは某エミュレーターをベースにしている事が大半なので、動作がきちんと形になれば、ミッドナイトランディング共々何かしらで家庭用移植される日がいつか来るかもしれない。同様の理由でアメリカで色々と発売されている「アーケード1UPシリーズ」の家庭用サイズ専用筐体で登場する事も、まだまだ期待できないだろう。この名作をきちんと正規に操縦桿で遊べる仕様で後世に残して欲しいものである。
最終更新:2023年11月07日 15:35