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【ぽけっともんすたー そーど・しーるど】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() |
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対応機種 | Nintendo Switch | ||
発売元 | ポケモン | ||
開発元 | 任天堂 | ||
制作 | ゲームフリーク | ||
発売日 |
通常版: 2019年11月15日 DLC同梱版: 2020年11月6日 |
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定価 |
通常版: 5,980円 DLC同梱版: 8,689円(全て税抜) |
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DLC | 2020年1月10日/2,709円(税抜) | ||
プレイ人数 | 1~4人 | ||
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
ポケモンが巨大化する「ダイマックス」実装 過去作よりも格段に遊びやすくなったゲーム性 ポケモンや技の一部削除等は過去作プレイ済のファンに賛否両論 ポケモン本編初のDLC実装で発売当初の否定意見は緩みつつある |
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ポケットモンスターシリーズ関連リンク |
「Pokemon Direct 2019.2.27」で発表されたNintendo Switchの完全新作。『ポケットモンスター』シリーズのいわゆる「第八世代」に相当するタイトルである。
Switchでは『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(以下ピカブイ)』が先に発売されているが、こちらは初心者向けに簡略化された特殊な本編シリーズだったため、完全新作としては3DSの『サン・ムーン』以来となる。
公式の略称は「剣盾」。舞台は英国をモチーフとしたガラル地方。
従来の本編シリーズと違い、本作には細かい仕様変更を加えたマイナーチェンジバージョンが存在せず、有料DLCでシナリオや機能などを拡充する方式となっている。
ジムチャレンジ
ダイマックス
ワイルドエリア
マックスレイドバトル
新たなリージョンフォーム「ガラルのすがた」
あかし・二つ名
ポケモンキャンプ
わざマシン・わざレコード
ランクバトル
バトルタワー
チャンピオンカップ
マジカル交換
ゲームバランスの調整
変更・廃止された要素
その他
ポケモン本編シリーズとしては初(*9)となる有料ダウンロードコンテンツが実装された。
課金形態に関しては近年の任天堂系列作品で採用されることが多い「シーズンパス購入で全追加コンテンツを順次プレイ可能。分割払いは不可」という形になっている。
2020年11月6日からはDLCを最初から同梱した新パッケージ版も発売されている。
DLCを導入していない場合でも、導入済みのデータや『Pokemon HOME』を経由して追加されたポケモンを入手することは可能。
+ | ダウンロードコンテンツ第1弾「鎧の孤島」 |
+ | ダウンロードコンテンツ第2弾「冠の雪原」 |
シナリオ・演出面
新要素「ダイマックス」について
探索・収集面
育成面
アメのサイズ | 獲得経験値量 |
けいけんアメXS | 100 |
けいけんアメS | 800 |
けいけんアメM | 3000 |
けいけんアメL | 10000 |
けいけんアメXL | 30000 |
その他バランス調整
ポケモンキャンプ
通信要素
ダウンロードコンテンツ固有の評価点
ポケモンの削減
技の削減
+ | 知らない人向け:「めざめるパワー」とは? |
戦闘システムの削減
続投したポケモンの性能調整
わざレコードの仕様
ランクバトルのレギュレーション変更
シナリオ上のトラブルが少ない
マップ構成について
ダウンロードコンテンツ固有の賛否両論点
マックスレイドバトルの仕様
ダイマックス絡みの対戦バランス
対戦バランスの粗
通信要素の欠点
キャラクタークリエイト関連
ストーリー終盤のとあるキャラクターの行動
+ | ネタバレ格納 |
一部不便な仕様
ダウンロードコンテンツ固有の問題点
バージョンアップで修正済みの不具合・問題。大きなもののみを示す。
+ | 一覧 |
プラットフォームを移した事もあってかポケモン総数の大幅削減が行われ、発売前後の長きに渡って様々な意見も飛び交った本作。
しかし、ポケモンシリーズ特有のゲーム性は決して損なわれる事なく、必要十分以上のボリュームを備え、そればかりか恒例の要素にも格段に遊びやすい調整を施し、造りは堅実かつ非常に快適。
新要素についての惜しい粗も散見されるものの、シリーズの系譜や本作の調整を受け止めつつ対戦の楽しさに貢献する「ダイマックス」の実装は概ね成功していると言って良いだろう。
総じて「ポケモン」ならではの楽しさは存分に味わう事が出来、これまでのシリーズファンにも、新しくポケモン世界に飛び込んでみたいユーザーにも、十二分に勧められる作品に仕上がっている。
*1 ダイマックスできないザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナは上げられない。また、ヌケニンのHPは例外的に増えない。
*2 ただし威力の上昇率はZワザより控えめで160が限度。1回きりのZワザと異なり3回使えるためのバランス調整だと思われる。
*3 作中ではパワースポットと説明されている
*4 公式のアナウンスでは「サービス終了まで」、ゲーム内の表記は「2100年1月1日8:59まで」となっている。
*5 一撃必殺技である「ぜったいれいど」は命中率のランク補正が関係ないため。
*6 例えばナックラーはレベルアップで「じしん」の次に「ばかぢから」を覚えるが、進化後のビブラーバ・フライゴンは「じしん」の次に「さわぐ」を覚える。
*7 過去作では、出現した野生のポケモンの性格が先頭に配置した「シンクロ」ポケモンと50%の確率で同じになる。
*8 ポケモンの捕獲時にボールを投げた後、ボールが揺れる演出=捕獲の判定が稀に1回で済む現象。『BW』から実装された。
*9 派生作品も含むと『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』という前例がある。
*10 『SM』『USUM』と同様に、技「あなをほる」をフィールドで使った際にダンジョンを脱出する効果は無くなっている。
*11 プレイヤーがポケモンのステータスごとに任意に割り振れる経験値のようなもの。ゲーム内表記は「基礎ポイント」
*12 対戦には影響しない要素だが、ポケモンの思い出の確認もポケセンで可能。
*13 厳密にいえば、「トリックでのウイのみ押しつけ」のようなケースがあるため、「むしくい」等が未採用でも性格無補正にした方が良い。だが、ミント入手の手間もあり「パワーシェア意識のC0」と同じくそこまで気にするプレイヤーは稀。
*14 性別はメロメロや一部特性に関わる。色違いは登場時の演出が若干長く、時間切れ狙いの時に時間を稼げるというメリットがある。
*15 御三家も本作で初登場したガラル御三家を除いて登場しなくなったが、ヒトカゲ系統のみ例外で本作に登場していると同時に初の御三家単独出演となった。
*16 新たに「ねっとう」を覚えたライコウなど、代替と思わしきわざを覚えたポケモンがいないわけではない。
*17 クチートなどが顕著
*18 ザシアン・ザマゼンタ入手パート
*19 Aボタン連打で何度も行えるが、かかる時間に対して効率はさほど良くない。
*20 鎧の孤島はメインストーリーの進行度により変化する
*21 ダイマックス状態の個体に対してダメージが2倍になる技。ドラゴンタイプなので鋼・フェアリー以外の全ポケモンに対して有効。
*22 流石に進化前ポケモンの個体値は最高、所謂6Vらしいが進化前なので焼け石に水である。
*23 こうげきを上昇させるかくとうタイプの「ダイナックル」、とくこうを上昇させるどくタイプの「ダイアシッド」は威力の上昇率が控えめ
*24 攻撃後に壁・罠・フィールドを消滅させる
*25 相手の最後に使用した技のPPを2ずつ減らす
*26 急所以外の全ての攻撃のダメージを半減する防御壁を張る
*27 もっとも、あちらとはキャラクターのデザインや頭身が異なるため一概に当てはめることも出来ないが。
*28 ザロクのみ、ネコブのみ、タポルのみ、ロメのみ、ウブのみ、マトマのみ。なかよし度を上げる効果もあるがそれ目的で使われることはあまりない。
*29 もうかやげきりゅうを発動させる為等。