初出はSteamで販売されたPCゲームですが、本Wikiの執筆ルール上、個人パブリッシングのPCゲームの執筆は認められていないので、Steam版固有の情報については割愛しています。
【あんだーている】
ジャンル | RPG | ![]() ![]() ![]() ![]() |
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対応機種 |
Windows(*1)/Mac OS/Linux プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ Nintendo Switch Xbox One |
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発売元 | PS4/PSV DL/Switch/Win10/One | ハチノヨン | |
Win/PS4/PSV パッケージ | Fangamer Japan | ||
開発元 | Toby Fox | ||
発売日 | PS4/PSV DL | 2017年8月16日 | |
Win/PS4/PSV パッケージ | 2018年1月11日(*2) | ||
Switch | 2018年9月15日 | ||
Win10 | 2019年7月4日(*3) | ||
One DL | 2021年3月16日 | ||
One パッケージ | 2023年10月26日 | ||
定価 | PS4/PSV DL/One | 1,500円(税別) | |
PS4/PSV パッケージ通常版 | 4,320円(税込) | ||
PS4/PSV パッケージ限定版 | 9,504円(税込) | ||
Switch パッケージ | 4,320円(税込) | ||
Switch DL | 1,620円(税込) | ||
Win10 | 980円(税込) | ||
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
敵を倒さなくてもいいRPG 世界観に合う選択の多い物語 RPGのわりに自由度はそこまで高くない |
誰も死ななくていいやさしいRPG
アメリカのインディーゲーム制作者であるToby Fox氏によってリリースされた2DRPG。
レトロテイストなグラフィックとサウンド、活き活きとしたキャラクター達、「敵を生かすか殺すか」をプレイヤーの選択に委ねるという独自性、シューティングゲームなどの避けゲーの要素をミックスさせた独特の戦闘システムなどが特徴。
Toby氏はインタビューにて、『MOTHERシリーズ』『真・女神転生』『スーパーマリオRPG』『マリオ&ルイージRPG』『東方Project』といった日本製のゲーム作品から影響を受けたと語っており、本作にはそれらの作品と類似する要素も多くみられる。
元々は2015年にSteamで配信されたインディーゲームだったが、その後2017年にPS4/PS Vita版、2018年にSwitch版が配信され、PC版を含むパッケージ版も発売された。
なお、本作はストーリーに関するネタバレが特に注意されるゲームであるが、
考察や二次創作などが非常に盛んなため動画サイト・ファンアート・百科事典サイトなど各所でラスボスなどの重大なネタバレだらけなので要注意。
(常識の範囲内のプレイをしているのであれば)詰むようなポイントもないのでゲームをクリアするまで本作に関する情報収集はしないことを勧める。
(公式日本語版OPより)
むかしむかし ちきゅうには ニンゲンと モンスターという 2つのしゅぞくが いました。 ところが あるとき 2つのしゅぞくの あいだに せんそうが おきました。 そして ながい たたかいのすえ ニンゲンが しょうりしました。 ニンゲンは まほうのちからで モンスターたちを ちかに とじこめました。 それから さらに ながい ときが ながれ……… イビト山 201X年 それは 「のぼったものは にどと もどらない」 といわれる でんせつの山でした。
オーソドックスなコマンド選択式の戦闘システムをベースに、いくつかの特殊なシステムがミックスされている。
+ | 詳細 |
+ | ネタバレ注意 |
インディーRPGとしては異例の大成功を収めた傑作。
活き活きとした登場人物達が暮らす地下世界には作り手の「愛」が存分に込められていることが感じられる。不殺を貫いた末のエンディングを迎えた時には、プレイヤーもこの世界の住人達を愛しているかもしれない。一方でそんな世界の住人であるモンスター達を虐殺していくのもまたプレイヤー(人間)の自由であるとして許容はされている。
RPGに自由度を求めるプレイヤーやクセのあるキャラクターとゲームデザインは人によってオススメしにくい作品だが一度プレイしてのめり込んでしまえば、この世界を生かすか殺すか…それがいかなる選択であったとしても、その果てには心に響く何かを感じ取れることだろう。
+ | 【公式】UNDERTALE 日本語版 発売アナウンストレーラー (PS4/PSV/Win) |
*1 通常版とは別にWindows 10専用版もあり。
*2 Fangamer Japan限定。一般店頭での発売日は同年5月24日。
*3 Microsoft Storeにて販売。
*4 敵によっては「にがす」コマンドを複数回実行する必要があるが。
*5 「相手を和解したときは戦利品が取れないので、経験値だけが入るのが正しいのではないか?」と思う人も多いだろうが、この仕様の詳細についてはゲーム内で説明がある。
*6 このときにエンカウントすると誰も居ない中専用のメッセージが表示されるだけでバトルが終わり、その後の展開も変わっている。
*7 例えば英語版における「MT.EBOTT」は逆さから読むと「TOBE」つまり作者の名前であるトビーというネタに合わせ、日本語では「イビト山」になっている。他にも作中に訪れる町「Snowdin」は英語で「snowed in」=「雪に埋もれる」だが、日本語版では「スノーフル」=「snow+降る」に変更される等。
*8 Win版もデータ改造でPS4版と同じ隠し要素を得ることは可能だが、非正規。
*9 Toby Foxがコラボを懇願して無事に承諾したが開発チームはZUN直々に指名した。