ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島

【どらごんくえすとびるだーずつー はかいしんしどーとからっぽのしま】

ジャンル ブロックメイクRPG

対応機種 Nintendo Switch
プレイステーション4
Xbox One
Windows (Steam/Microsoft Store)
発売元 スクウェア・エニックス
開発元 コーエーテクモゲームス
発売日 【Switch/PS4】2018年12月20日
【Win(Steam)】2019年12月11日
【One/Win(MS Store)】2021年5月4日
定価 【Switch/PS4】7,800円(税別)
【Win(Steam)】7,480円(税込)
【One/Win(MS Store)】6,380円(税込)
プレイ人数 1人(マルチプレイ時最大4人)
レーティング CERO:A(全年齢対象)
廉価版 【Switch/PS4】2020年12月4日/4,980円
判定 なし
判定(アプデ後) 良作
改善
ポイント クラフト要素が大幅パワーアップ
ストーリーもパワーアップ
致命的なバグ有り(現在は修正済み)
続くアップデートで遊び易く改善
ドラゴンクエストシリーズ


概要

ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』に次ぐ『ビルダーズ』シリーズ第2弾。
前作の舞台が『I』のIFだったのに対し今作は『II』のその後を描いている。

なお本記事の操作方法はPS4版、初期設定のもので記載する。


ストーリー

世界をつくれ、運命をこわせ

ロトの血を引く三勇者が大神官ハーゴンと破壊神シドーを討伐して数年後、
ハーゴン教団によって破壊された世界を再興するため多くのビルダーが活躍していた。
しかし教団の残党は各地で活動を続けており主人公であるビルダー見習いの少年(少女)も教団の船に拉致されてしまう。
奴隷として働かされているうち突如嵐に遭遇、船は大破し主人公は海に投げ出されてしまった。

目を覚ますとそこは荒れ果てた無人島で、主人公は1人の少年と出会う。
名前以外の記憶を失っていたその少年は自らをシドーと名乗った…


特徴、新システム

からっぽ島

  • 主人公が漂着する無人島で本作のメインの舞台。島の精霊的な存在であるおおきづちの「しろじい」からこの島一つを丸ごとプレゼントされる。
  • 前作では物語を進めるストーリーモードと自由なクラフトが楽しめるフリービルドモードが独立していたが、本作ではその2つが繋がっており「素材と住人を求めて新たな島へ → その島で起こっている問題を解決し、島を支配している教団の総督を倒す → 住人のうち何人かをからっぽ島に連れ帰り一緒に島を開拓する → そしてまた新たな島へ…」という流れを繰り返す。
    • 連れて行ける住人、島に残る住人はプレイヤーの任意ではなく最初から決まっているが、エンディング後は出身地とからっぽ島、そしてアップデートで追加された「かいたく島」の間で自由に引越しをすることができる。
    • 島の開拓では「かいたくレシピ」という目標があり、必須の課題をクリアすると任意の課題である「こだわりレシピ」が解放される。それらに挑戦するも、無視して気ままな開拓をするも、さっさと次の島へ行ってストーリーを進めるもプレイヤーの自由である。
  • ちなみにストーリー上訪れる新たな島は、クリアするまで装備品以外のアイテムを持ち込むことも持ち帰ることもできないため、新たな島に向かう際には前作同様新鮮な気持ちで挑むことになる。

少年シドー

  • 常に主人公と行動を共にする相棒。モノ作りはできないが強大な破壊の力を秘めている。
  • 主人公が壊した素材と同じものが近くにあれば破壊し回収してくれる。主人公が逐一壊すよりも早く、即アイテム欄に入るため便利。
  • 棍棒や斧など専用の武器が装備でき、その戦闘力は他のNPCよりも頭一つ抜けている。さらに一定レベルに達すると主人公との連携必殺技が使えるようになりその威力は破格。雑魚なら一撃、大型の強敵でも体力をごっそりと削れる。

ビルダー道具

  • モノ作りに活用するアイテムで、〇ボタンで切り替えてR2ボタンで使用する。いくつかはシナリオ進行上必ず入手し、残りはかいたくレシピを一定数クリアすることで手に入る。
    • ビルダーの象徴ともいえる各種の「ハンマー」をはじめ、様々な道具が用意されている。
+ 長いので折りたたみ
  • 1.ハンマー
    • ビルダーの象徴ともいえるアイテム。本作では剣などの通常の武器で壊せるものはごく一部のやわらかいアイテムだけでブロックを壊すには基本的にハンマーが必要。
    • 加えて、剣を振るのが□ボタン、ハンマーを振るのがR2ボタンなので拠点に侵入してきた敵を攻撃して建造物を壊してしまうということがなくなった。また、ストーリーを進めることでパワーアップしより硬いブロックを壊せるようになる。
    • 主人公のレベルが上がると2種類のハンマー技が習得可能。それぞれ3×3×3、5×5×5マス範囲のアイテムを壊すことが可能で用途によって使い分けたい。
    • 前作と異なりモンスターに与えられるダメージは微少となり、攻撃には不適となっている。但し例外的にうごくせきぞうなどの石系のモンスターには特効効果があり大ダメージを与えられる。
    • 最上位のビルダーハンマーは前作では耐久度が減らないという特徴があったが、耐久度が削除された本作では壊したアイテムが中間素材にならずそのままの形で入手できるといういわゆるシルクタッチ効果を持つ武器に変更された。
  • 2.グローブ
    • 物を持ち上げて置きなおすことができるアイテム。狭い部屋でアイテムを置き間違えたとき、ハンマーで壊してから置きなおそうとすると誤って別の物を壊してしまいがちなのでそういったときに便利。
    • 一部のアイテムは持ち上げているときに□ボタンを押すと向きを変えることができる。また、ビルダーハンマーを入手するまでは素材に変わってしまうアイテムをそのままの形で運ぶことができる唯一の手段である。ちなみに現在装備しているハンマーで壊せるものしか持ち上げられない。
  • 3.かわきのつぼ
    • 液体を汲み自由に撒くことができるアイテム。一度に汲める液体は一種類だけだがいくら撒いても空にはならない。前作では水は海面より低い低地にしか撒けなかったが、本作ではあらゆる場所に撒くことが可能で滝のような地形を作ることもできる。
    • かいたくレシピを進めることでパワーアップし溶岩など特殊な液体を汲むことができるようになる。さらに2019年5月30日の無料アップデートで浅く水を撒くことができる「あさせまき」機能が追加された。
    • また、牛からミルクを搾る際にも必要となる。
  • 4.やまびこのふえ
    • 物を探すことができるアイテム。吹くと目的の物がある方角から音色が返ってきて大体の距離もわかる。
    • オッカムル島ではストーリー上必要な鉱脈探しに用いることになる。それ以降ではそざい島でチェックしてないアイテムがあればそのアイテムを、それ以外のケースでは固まって配置されている鉱脈を探してくれる。
      • 固まって配置されている鉱脈、というのがミソであり、一応ミスリル鉱脈やオリハルコン鉱脈も探索対象ではあるのだが、これらは固まって自然配置されていることがないため、探索に引っかからないという難点がある。
    • そのため希少なチェック素材を効率よく探すためあえてチェックをしないという選択肢もある。
      • しかし、2019年8月20日の最終無料アップデートで追加されたエピローグを見るためには全てのそざい島でのチェックを完了することが条件の1つになってしまった。
  • 5.リフォームコテ
    • 既に配置してあるブロックを手持ちの他のブロックに置き換えることができるアイテム。その名の通りリフォームに便利な他、リフォーム前のブロックが手持ちに入る習性を利用し無限化素材だけで作れるブロック(木材のカベなど)を大量に作り置き換えることでブロックを入手するという使い道もある。
    • 地面のブロックはハンマーで壊すよりもこちらのほうが効率的に回収できる。壊すと種類が変わってしまうブロック(例:草原の土 → 土)もそのままの形で入手できる。グローブ同様リフォームできるブロックは現在装備しているハンマーに依存する。
    • かいたくレシピを進めることでパワーアップしブロックのまとめ置きができるようになる。
  • 6.ビルダーペンシル
    • 建造物をスキャンし設計図を作ることができるアイテム。建造物の引っ越しをする、同じ建造物を量産する、ビルダー100景をスキャンし再現するなど使い道は様々。本作では住人も建造を手伝ってくれるので設計図の完成は住人たちに任せて自分は別の作業をするといったこともできる。
      • スキャンできる範囲はかなり広め。高さが高くなればなるほどスキャン範囲は狭まるものの、高さが低ければ最大縦横62マスまでスキャンできる。
  • 7.カッター
    • ブロックを削ることができるアイテム。はんぶん(上半分・下半分)、ななめ、ひっこみの四種類の削り方が可能でななめとひっこみを利用することであらゆるブロックで屋根を作ることが可能。
    • 当たり判定は見た目と一致するのではんぶんブロックでなだらかな階段を作ったりもできる。これも削れるブロックはハンマーに依存する。
  • 8.つりざお
    • 追加DLC第2弾「水族館パック」を購入することで手に入るアイテム。その名の通り釣りができるようになる。前作ではタイミングに合わせてボタンを押すだけだったが本作ではちょっとしたミニゲームを楽しめる。餌などは必要なく釣竿と水場があればいくらでも釣れる。
      • 食料確保手段が豊富なモンゾーラ編クリア後すぐに入手でき、釣竿を持っている間は常にその辺の水場(自分で作ったものも含めて)から魚を釣って焼いて食べられるため、ストーリー攻略中の食料を得にくい時期に便利。DLCアイテムの中で唯一攻略に役立つと言えるがもちろん無くても困るというほどではない。

ビルダーハート

  • 前作のキャンプレベルに代わって採用されたシステム。住人からの依頼をこなすほか、きちんとした部屋で寝起きする、食事をする、農民なら農作業をするなど住人を喜ばせるとハートをドロップする。
  • ストーリー上の島ではハートを一定数ためることでビルドレベルが上がり、新たな住人が拠点にやってきたり、レシピが解放されることでストーリーが進んでいく。
  • からっぽ島ではビルドレベルは存在しないが後述のそざい島の開放に使われるほか、からっぽ島作業台でロックされているレシピの解放のために使う。
    • ビルドレベルを最大まで上げ全てのレシピとそざい島を解放したあとは使い道のないものだったが、2019年3月28日の無料アップデートでアイテム図鑑から一度手に入れたことのあるアイテム(一部除く)と交換できるようになった。
      • 交換できるアイテムの中には「ゆうきのオーブ」などの一品物も含まれるため、こういったアイテムを複数個利用したかったプレイヤーにとってはありがたい要素となっている。

そざい島

  • 最初の島であるモンゾーラ島をクリアすると解放される島々。ビルダーハートを消費することで航路がビルドされ自由に行き来できるようになる。行ける島はストーリーを進めることで増えていく。
  • 訪れるたびに地形が変わり島が再生成されるため素材の調達は基本的にここで行う。さらにリストにあるアイテムを島で探し全てチェックすると、木材や石材などよく使う素材が作業台で無限に使用できるようになる。
    • 前作でいうところのフリービルドモードの「一の島」から「四の島」である。ただし、前作と異なり島から出るだけで初期化されるため建築などを行うことは想定されていない。
  • ザブザブ島及びDLCで解放される島以外には前作で開催されたコンテストの入賞作品である「ビルダー100景」が展示されており、そこに住んでいるNPCをからっぽ島の住人としてスカウトできる。
    • ビルダー100景は島を訪れるたびに変わり、まだ発見してないものが自動で選ばれる。そしてその島でのビルダー100景を全て見つけると次回以降の訪問時、最初からビルダー100景にワープできるようになる。
    • ただ、その頃にはからっぽ島の住人が上限に達しているであろうから恩恵は薄い。好みの見た目の住人を厳選する際には役立つか?
  • 人間のNPC以外にも野生の動物やモンスターを手懐けて仲間にすることができる。

部屋

  • 前作と同じく扉と二段以上の囲いで部屋と認識されるが*1本作ではそれに加えて広さ、豪華さ、ムードの要素が追加された。
    • これに伴って住人に部屋の好みが設定されるようになっており、こだわりレシピを進めると住人の好みの部屋を住民めいぼで確認できるようになる。好みを無視した部屋でも問題はないが、好みの部屋に住まわせることでビルダーハートの入手量が増えるというメリットがある。
    • 広さ
      • 部屋と認識される面積は最低4マス、最大150マスで狭いほうから順に「超小さい・小さい・普通・大きい・超大きい」の五段階で設定されている。住人からの依頼では部屋に置く家具のほかに部屋の広さを指定されることもある。
    • 豪華さ
      • ストーリーを進めることで表示されるようになる。すべての建材・家具に豪華点が設定されており、部屋を構成するアイテムの豪華点が一定を超えると星がつく(星0から星4つの五段階)。広さと同様に豪華さを指定されることもある。
    • ムード
      • こだわりレシピを進めることでアイテムに設定されているムードが表示されるようになる。ムードには「ノーマル・キュート・クール・ナチュラル・ビビッド・えっち」の6種類があり、ノーマル以外のアイテムが部屋で最も多くなると「キュートなはじめての個室」のように部屋の名前に接頭語がつく。
      • ちなみに、えっちなムードを持つアイテムは「エッチなライト」と「エッチなほん」の2種類しかないが、この2つは1個置くだけで部屋のムードが大きくえっちに傾く。そのためえっちな部屋を作るのは難しくない。

カタマリ

  • 特定のアイテムの組み合わせで機能するオブジェで、例えばテーブルとイスを並べテーブルの上に食器を置くと「食事テーブル」となり住人が食器に盛り付けた料理を食べてくれる。
  • カタマリは部屋の外に置いても効果を発揮するが、部屋レシピにはカタマリを要求されるものもある。

染色

  • ストーリーを進めることで「染色がま」で染料を消費して特定のアイテムを染めることができるようになる。染料は全8色で、染めたアイテムは通常のアイテムと別枠として扱われる。
  • 染料はそざい島に鉱脈として存在するほか、「染料ダル」で作物を消費して作ることができる。また、レア作物を収穫することでも手に入る。
  • 染められるアイテムは染料1つにつき1個だけだが、染料を10個消費しカラーペンキを作ることで5×5×5マス内(つまり最大125個)のアイテムを一度に染めることができる。
    • 2019年5月30日の無料アップデートで染色可能なアイテムが増えた。

マグネブロック

  • 「マグネブロック」で作られた塊は「ひっぱりマグネ」で引き寄せたり「とおざけマグネ」で遠ざけたりできる。
  • さらに、マグネブロックは手持ちのアイテムにカモフラージュすることが可能で、ひっぱり&とおざけマグネは直接調べる以外にもスイッチでも作動する。これらの機能をうまく活用することで自動ドアやエレベーターなどを作ることができる。
    • なおこれらのアイテムのレシピは、攻略情報なしではまず見つけることのできない場所に隠されている*2
    • カモフラージュに使用するアイテムの制限はない。手に持てるアイテムであれば、何でも有効。マグネブロックとしてでなく、オーブなど稀少なアイテムをインテリアとして複製する目的で使うこともできる。
      • あくまで、本体はマグネブロックという1ブロックなため、2ブロック以上のサイズのものにカモフラージュする場合、本体部分以外は見せかけだけで触ってもすり抜けてしまう。
  • ブロックを隣に置いても接続はされず、マグネブロックが動くと置いてけぼりになるので注意。穴だらけの外見のため、液体はすり抜ける。

液体

  • 上記のかわきのつぼを始め、本作では液体の活用幅が増えた。
    • 水中であればスタミナの続く限りひたすら上に登っていけることを利用して、即席のエレベーターにすることも可能。はしご用に設置する必要はなく、高所から水を流せばそれだけで出来上がり。
    • 水車というアイテムがあり、水場に設置すると、近くにあるスイッチを押してくれる。流しっぱなしにしているとさらにスイッチが切り替わる。
      • 単純に水門を利用した遠隔スイッチにできる他、定期的にON/OFFを繰り返す装置や時間差で動く装置にしたりもできる。設置の仕方でタイムラグを発生させることもでき、ON/OFFのサイクルをコントロールすることも可能。

住人の生活

  • 前作のNPCの行動は夜になったらベッドで寝て朝になったら起きる以外は割と自由だったが、本作では朝起きたら食事をとり昼の間は働き夕方になったら風呂に入るといったサイクルが決まっている。
    • 食事テーブルに食べ物がないと落ち込んでしまい、風呂系の施設がないとさっぱりしたいと不満を漏らす。餓死などのデメリットはないがビルダーハートを落としてくれなくなるので、住人の衣食住はきちんと整えたい。
  • 前作では作業部屋があれば素材が無くてもアイテムを作ってくれたが、本作では部屋に設置した収納箱にしまった素材を消費し料理などのアイテムを作るよう変更された。
    • そのため使われたくない素材は手元に保管する、居住区以外の収納箱にしまうといった工夫が必要。
  • また、シリーズにしては珍しく排泄描写がありトイレ系の施設があれば利用してくれる。そして、排泄物を素材として入手し使用することが可能。ちなみに、手づかみで手に入れているらしい。
    • アレは肥料を作るのに利用したり、特定地形を作るための「草原だんご」「森林だんご」の材料にしたりする。ゲーム中では「アレをビルドする」などと言われるが概ね間違ってはない。

住人みんなでの建築

  • 前作では建築を行えるのはビルダーである主人公だけだったが、本作ではストーリーを進めると住人たちがビルダーとして目覚め、設計図の完成を手伝ってくれるようになる。
    • 収納箱に必要な建材を入れておけば設計図通りに組み立ててくれるし、設計図上に邪魔なものがあれば壊して収納箱にしまってくれる。
    • 建築中の住人たちは足場もないのに高所に登る、何もない空中にブロックを置くといった主人公にもできない芸当を見せてくれる。そのためビルダーペンシルで作成した設計図の建築は住人に任せた方が楽な場合も多い。

仲間モンスター

  • ゲームが進むと敵モンスターを仲間にする事が可能になる。そざい島の仲間にする事が出来るモンスターを倒した際に一定確率で起き上がり、時間内にまもののエサを与えると仲間にできる。
    • モンスターによっては特殊能力がありモンスターに騎乗したりモノづくりを手助けしたりしてくれる。

ちいさなメダル

  • シリーズでおなじみのシステムが本作でも採用された。かいたくレシピをクリアする、もしくは各地に設置されているビルダーパズルを解くことで手に入り、一定数集めてしろじいに渡すと様々な景品と交換してくれる。見た目を変更できるアクセサリーと楽曲を変更できる楽譜は主にここで手に入る。

けいじばん

  • 本作にはスクリーンショット機能があり撮った写真を家具の「けいじばん」に投稿することができる。投稿された写真は「けいじばん」を調べるほかロード画面で見ることが可能。気に入った写真には「いいね!」をつけることやお気に入りに保存することができ、その写真のポイントが上がっていく。
    • 撮影機能は視点の変更、ピント合わせ、キャラ表示のオンオフなどけっこう本格的。無料アップデートで表情の変更やカメラ目線などの機能も追加された。
    • けいじばんに投稿する際にはツイッターさながらタグをつけることが可能で、タグ別のランキングを見ることもできる。保存した写真を飾ることができるフォトフレーム系の家具も存在する。
  • 公式でのコンテストも開催されており、上位作品は公式生放送で紹介されたほか、攻略本にも掲載された。

マルチプレイ

  • ホスト側のプレイヤーが自分の島を開き、ゲスト側のプレイヤーを招くことがで一緒に建築などをすることができる。
    • ホストはビルド不可などの設定をすることができ単に島を公開するだけということも可能。Switch版ではローカル通信でのマルチプレイもできる。
    • なお、マルチプレイを行えるのはからっぽ島とそざい島だけである。アップデートで後述のかいたく島でもできるようになった。
    • ゲスト側は一切アイテムを持ち込むことはできず、作業台のレシピ、ビルダー道具もホスト側の入手しているものしか使えない。逆にゲスト側が入手していなくてもホスト側が入手しているレシピなどは利用できる。

有料追加DLC

  • オンラインゲーム、ソーシャルゲーム、アーケードゲーム及びその移植作以外ではドラクエシリーズ初の課金要素。購入することで新たなレシピなどが解放される。当初は第2弾までが予定されていたが好評につき第3弾が発売された。
    • 第1弾「和風パック」 2019年2月28日発売 700円+税
      • 畳やふすまなど和風の家具や建材を作れるようになるほか、そざい島「ワビサビ島」が解放される。ワビサビ島では松や竹、新たな作物であるイネとソバが自生しており、それらを使って新しい料理を作ることもできる。なお、ワビサビ島で無限化できる素材はない。
      • イネとソバはどちらも穀物であり、料理で穀物を要求される場合、小麦の上位互換として使うことも可能となっている。
      • 2019年5月30日の無料アップデートで「しょうじ戸」「しょうじまど」のレシピが追加された。もちろん入手するには和風パックを購入する必要があるが。
    • 第2弾「水族館パック」 2019年3月28日発売 1,200円+税
      • 釣りシステムが追加され、釣った魚を放流することもできるようになる。また、海にぴったりなアクセサリーと装備も追加される。新たなそざい島「ブクブク島」が解放され、そこではイソギンチャクや水草などアクアリウムを彩るアイテムが入手可能。ワビサビ島同様無限化できる素材はない。
      • DLC適用前に入手できる魚は3種類だけだが、新たに37種類の魚が釣れるようになり計40種類に。さらにそれぞれ普通・大・特大の3サイズが存在する。
      • つりざおの入手、チュートリアル等は新たな島「ツリル島」で行われる。ツリル島はそざい島と異なりストーリー上の島と同じ扱いで住人の依頼をクエスト形式でこなしていく。
      • エンディング後は彼らもからっぽ島に呼び寄せることが可能。なお、ツリル島へはモンゾーラ島クリア後に行くことができるが、すべての依頼をこなすにはストーリーを終盤まで進める必要がある。
    • 第3弾「近代建築パック」 2019年5月30日発売 1,200円+税
      • モダンな家具や建材が作れるようになり、フォーマルなアクセサリーと装備も追加される。新たなそざい島やシステムの追加はないが解放されるレシピの数は最も多い。

かいたく島

  • 2019年1月31日の無料アップデートで追加された島。第二のからっぽ島ともいえる場所でエンディング後に行くことができる。
  • 作成時にベースとなるそざい島と広さを選べる。ランダム生成だがそざい島と異なり、一度島を出ても地形は変化しない。モンスターも出現しない。
  • 当初はマルチプレイ不可、からっぽ島の住民の引っ越し不可…とかなり寂しい仕様であったが、アップデートでマルチプレイ可、からっぽ島の住民の引っ越しも可能となっている。
    • また、パスワードを入力することで初めて訪れた際の地形を再現できるようになった。
  • 当初は1つしか保持できず新しい島を作成しようとすると今ある島を削除する必要があったが、2019年8月20日の最終無料アップデートで最大3つまで保持できるようになった。

その他前作から変更された点

  • 経験値によるレベルアップシステムが導入された。
    • レベルアップによりHPが増える他、主に武器、防具のレシピを覚えたり、必殺技を覚えたりする。
    • ストーリー中の各島ではレベル上限、いわゆるレベルキャップがありそれ以上増えなくなっている。島を進むごとにレベルキャップが上がっていき、ゲームクリア後は99まで増えるようになる。
  • 装備品の耐久度システムが廃止された。
  • NPCの武器は前作では特定の施設を作ることで自動でパワーアップしたが、本作では戦闘可能なNPCに手渡しで武器を装備させてあげる必要がある。
  • 調理台や炉など一部の作業台ではアイテムの作成に時間がかかるようになった。専用の施設を作れば特定のNPCがこれらの待ち時間を短縮してくれるようになる。
    • 掛かる時間はアイテムによって異なる。中にはリアルに5分掛かるアイテムも。
  • 料理は前作では素材を入手するなどしてレシピを思いつき、通常のアイテムと同様に作っていたが、本作ではたき火などの調理台に食材を入れ一定時間待つことで出来上がるようになっている。
    • 上位の調理台では複数の食材を投入することができ、組み合わせによって様々な料理ができる。住人からレシピを教えてもらえることはまれで基本的に手探りでレシピを見つけていく。
      • ただし、料理が出来上がらない組み合わせについてはそもそも料理することができないため、変な組み合わせで料理してアイテムを無駄にする、といったことは起きない。
    • 同じ系統の食材でもより高級なものを使うことで高級〇〇、極上〇〇といった料理を作ることが可能。満腹度とHPの回復量がより大きくなる。
  • トロッコは、線路が途切れていた場合、スピードが乗っているとそのまま飛び出すようになった。
    • 下りで思いっきり加速して上りで途切れさせておくと、大ジャンプが可能。ちなみに、トロッコに乗っていれば落下ダメージはなし。

評価点

さらに自由度の増した建築

  • 家具の増加、染色機能、各種ビルダー道具により前作以上に幅広い建築が可能となった。
  • ブロックの種類も大幅に増え、似たような外見の建物ばかりになってしまうという問題点が改善された。染色すれば同じ建材でも雰囲気がガラリと変わる。
    • 前作では1種類しかなかった屋根も本作では3種類(+DLCで1種類)に増えた。そのうち2種類は染色可能。
    • メカニカルな雰囲気の壁やパイプ、ボルト、エアベントといった未来的な建材も作れるようになる。これらを使えば従来のシリーズではあまり見かけなかったSF的な建造物を作ることもできる。
  • スイッチの種類も増え、連鎖させればより遠くのものを一度に作動させることが可能。発想次第では面白いギミックが作れる。
  • 高さ制限も大幅に緩和された。地上だけでなく地下にも掘り進めることもできる。
  • 無限化素材だけで作れるアイテムは気軽に大量生産、削除ができる。これにより仮組みや大型建築などが楽になった。
  • 前作と異なり水中も移動範囲になった。冒険に絡むのはもちろんのこと、これを活かした建築も可能。

ビルダーアイ

  • 全てのかいたくレシピをクリアするともらえる最後のご褒美。手に入れるまでの道のりは長いがそれに見合った価値がある。
  • ビルダーアイモードに切り替えると主人公はその場から一切動けなくなるが、カーソルを動かすことで遠く離れた場所にアイテムを置いたり壊したりすることができる。
    • 高所にある素材の回収、巨大建造物の建築などに大いに役立ってくれるため、ビルダーアイを手に入れてからが本格的な建築のスタートと言うプレイヤーもいる。

システムの改善

  • 一人称視点が追加され、カメラワークはいくらか改善された。一人称視点では視線を示すカーソルが表示されアイテムの破壊などの位置調整がしやすい、壊したアイテムが即座に手持ちに入るというメリットもあるので場面によって使い分けたい。
  • 1スタックが99個から999個に増加。スタック数も前作の128スタック(フリービルドモードでは192スタック)から大幅に増え300スタックになった。さらに2019年5月30日の無料アップデートで120スタックが追加された。
  • ふくろに入れたアイテムはそのまま削除が可能となった。
  • ダッシュ機能が追加され移動が快適になった。また、風のマント(高所から滑空できるアイテム)での移動はスタミナを消費することもなく、地上を移動するより速く飛ぶことができる。
  • 満腹度が0%になってもHPが減らなくなった。代わりにデメリットとしてスタミナを使う行動が取れなくなる、武器やハンマーを振るった後に隙ができる、といったデメリットを受ける。
  • どんな高所から落下してもHPが1残り耐えられるようになり、高層建築中の事故死がなくなった。また全体的に落下ダメージ自体も低下している。
    • また、モンスターに騎乗している場合や下が液体だった場合、ダメージは受けない。
  • HPが0になっても拠点または船着き場に戻されるだけでアイテムを落とすことがなくなった。
  • 前作では天井のある部屋を作ると窓を設置しない限り中が暗くなってしまっていたが、本作では全体的に画面が明るくなり狭く窓のない部屋でも圧迫感がなくなった。
    • 夜間も明るめになり行動がしやすくなった。もっともチャレンジシステムが削除された本作では夜に行動するメリットはあまりないのだが。
  • 前作でのファストトラベルはキメラのつばさを消費して拠点に戻るだけだったが、本作では各地にある「みちびきのたま」を起動することでその地点に無消費でワープできるようになった。ルーラと異なり天井のある場所でもワープができる。
  • 前作では作業台で物を作るとき1つ作るか今ある素材を全部使って作るかの二択だったが、本作では作る数を指定できるようになった。
  • 設計図を設置すると必要なアイテムや足りない数が作業台や荷物一覧から確認できるようになった。
  • シドーをはじめとしたパーティーメンバーは、はぐれてしまった場合でも自動でワープして後ろについてくるようになった。
  • NPCのAIが賢くなった。具体的には前作ではできなかったはしごの上り下りができるようになったり、敵が大技の発動のタメに入ると距離を取ってくれるなど。
  • 敵に触れるだけではダメージを受けなくなった。
  • 前作では拠点でしかセーブが行えなかったが、本作ではメニューを開ける場面ならそざい島以外ではどこでもセーブができるようになった。

ストーリー

  • サンドボックスとは思えないほどのボリュームと完成度をほこる。特に相棒であるシドーとの友情、絆の描写は評価が高い。
  • 全体的にユーモラスな雰囲気で「アレをビルド」「いやがっても からだは しょうじきなくせに!」「シドーは こんらんしている!」など迷言も多い。
    • もちろん全編がギャグというわけでもなく、ストーリーの根幹にあるのは夢や愛、信念といったシリアスなテーマである。
    • そしてストーリー全体の大きなテーマは「破壊と創造」。この問いかけに対して主人公達がたどり着いた答えは必見。
  • 『II』のその後が舞台なのにモンゾーラやオッカムルなど原作に登場しない地名ばかりなことに疑問を感じる人もいるだろうが物語終盤、終わらない戦いの島を訪れることでこの世界の真実を目の当たりにすることになる。
  • 序盤から幾度となく語りかけてくる「声」の正体に驚かされたプレイヤーも多い。ボイスのないドラクエシリーズだからこそできた芸当であろう。
  • そして最終盤からエンディングまでは怒涛の急展開とベタながらもアツい展開のオンパレード。ラストバトルの演出は多くのプレイヤーを感動させた。

キャラクター

  • なんといっても少年シドーの人気が非常に高い。粗野ながらも純真な少年のような部分や優しさも併せ持っており、仲間思いで主人公のことを何よりも信頼してくれている。戦闘面でも頼りになり愛着がわきやすい。本作のメインヒロインという声も
    • それゆえ終盤にある事情で離脱してしまう期間は戦闘とストーリーの両面で非常に苦しくなる。だがそれを乗り越えて迎えるエンディングは感涙もの。
  • シドー以外では船長*3の人気が高い。主人公を奴隷としてさらってきたくせに妙に面倒見がよく、序盤のチュートリアルの短い期間でも人(?)の良さがにじみ出ている。
    • 船長以外にも本作ではモンゾーラ島副総督のマギールなど人間と魔物との友情の描写が多い。モノを作るビルダーと破壊の教団という垣根、種族の壁を越えて築かれる絆はベタだが感動的。
  • それ以外も名有りのNPCはいずれも個性豊かで魅力的な人物ばかり。いささかアクの強すぎるキャラもいるが。

音楽

  • 近年のドラクエシリーズでは過去作からの楽曲の流用が多く本作もその例に漏れないのだが、本作ではより効果的に使われている。
    • からっぽ島で流れるBGMは『VI』の「ぬくもりの里に」であり、何故『II』のBGMではないのか疑問に思われるかもしれないがそれは物語を進め世界の謎が明かされたとき自ずとわかるはず。
    • 各島の終盤、巨大建築物を住民総出で作るときに流れるのは『IV』の「コロシアム」て、勇ましい曲調は絶望に打ちひしがれた状況から立ち上がり教団の脅威に立ち向かおうとする住人たちの決意とこの上なく合っている。
    • XI』で事あるごとに流れて難色を示された「敢然と立ち向かう」*4だが、本作ではここぞという場面で一度だけ流れる。
    • そしてラストバトルは反則ものの選曲である。

ファンサービス要素

  • ラーの鏡が毒の沼地から手に入る、終わらない戦いの島の拠点の構造がある場所と全く同じなど『II』を意識した要素がそこかしこに見られ、ファンならばニヤリとできること請け合い。
    • モンゾーラ島ではそざい島でペットにすることができる犬とは別に固有のNPCとしての犬が登場する。そして本作では上記の通りラーの鏡が手に入る…あとは言わなくてもわかるだろう。
    • あの有名な裏技である「はかぶさのけん」がなんとそのままの名称で正式に採用された。破壊の剣の攻撃力で2回攻撃でき呪われていないという性能もそのまま。入手方法もいかにもそれらしいものである。
  • 『II』だけでなく前作のファンを意識した要素もある。前作主要人物によく似たキャラが登場するが単なるそっくりさんというわけではなく、関連性をにおわせる発言をしたりもする。

賛否両論点

お使いゲーム感の強さ、その反面の妙な自由度の高さ

  • 前作から引き続きストーリー中はお使いをさせられている感覚が強い。目的地には目印が付けられて迷うこともなく、ボス戦の特殊なギミックも早々にNPCが答えを出してしまったりする。
    • 自由にできるはずのからっぽ島もストーリー中は地形の造成や建築をやらされる。そのためエンディングまでが壮大なチュートリアルなどと揶揄されることも。
    • 『ドラゴンクエスト』は初心者への手厚い配慮を旨としてきたシリーズであり、『ドラゴンクエスト』シリーズそのものや『Minecraft』に馴染みのない初心者に対する配慮も必然とはいえ、「さすがに過保護すぎる」という意見も多い。
  • 一方、その割に自由に行動できる範囲はやたらと広く、風のマントを手に入れれば海を越えることもできてしまう。
    • そのため寄り道していたら後で訪れるべき場所に着いてしまった、後に必要になるアイテムを先に手に入れてしまったなんてことも。
    • 例えば終わらない戦いの島では終盤に洞窟を通ってある場所に行くよう指示される。そこには驚くべき光景がひろがっているのだが、その場所へは山を乗り越えてもたどり着くこともできてしまうため、探索をしていたら盛大なネタバレをくらったというプレイヤーもいた。
    • ではゲーム中の指示通りに行動すべきなのかというとそういうわけでもなく探索、寄り道をしないと手に入らない隠しアイテム(モンゾーラ島のドラキートーテムなど)も存在する。
    • しかし通行止めをしたり見えない壁で制限をすれば自由度が低いという批判も起きうるので、匙加減が難しいところではある。

連結すると形が変わるアイテム

  • 例えば前作ではおしゃれカベは「おしゃれカベ」「おしゃれカベ・地」「おしゃれカベ・天」の3種類が存在したが、本作のおしゃれカベは3段以上積み重ねると一番下が「地」で、一番上が「天」に自動的に変化する。それ以外にも線路や屋根も置き方によって自動で曲がったり角の形に変化したりする。
  • 便利になった面も多いのだが融通が利かない場面もある。そういったときは「パーツふるい」で形を固定化できるが余計な手間が増えた感じは否めない。
    • なお、固定化したアイテムはビルダーハンマー以外のハンマーで壊せば元に戻る。逆に、パーツふるいを使っていないアイテムでも変化後にビルダーハンマーで壊せば固定化した形で手に入る。

人間とモンスターの性能差

  • 仲間にしたモンスターは人間キャラと異なり食事や排泄をしないため*5睡眠時間以外はずっと働いてくれる。それ以外にも人間キャラにはない便利な特性を持っている。
    • 特に顕著なのがキラーマシン系統で、彼(?)らは農作業を行ってくれるのだが種植え、水やり、収穫を3×3マス一気に行ってくれるため複数仲間にすれば農民がいらなくなってしまう。
    • 騎乗すれば高速で移動でき二段ジャンプもできるキラーパンサー、スタミナを消費して空を飛べるキメラ系統は、そざい島の探索に必須ともいえるほど。
    • 2019年5月30日の無料アップデートでゴーレム系統のモンスターに騎乗できるようになった。騎乗中のパンチ攻撃は広範囲のブロックを一撃で破壊できるため整地や素材集めに非常に有用。
  • しかし人間キャラが全くいらないというわけではない。本作ではNPCの攻撃力をあげる手段が武器を新調する以外にないため*6、武器を装備させることができないモンスターは戦闘においてどんどん役立たずになっていく。結果としてバランスはとれていると言えるのかもしれない。

シドーのパワーアップ

  • ストーリーを進めるとシドーがパワーアップし敵に与えるダメージが飛躍的に上昇する。しかし戦闘に入る際にタメの動作が入ってしまい、雑魚相手ならシドーが攻撃する前に戦闘が終わってしまうことも。無論、拠点防衛バトルや大型の強敵との戦いでは頼りになるのだが。

モブキャラ

  • ストーリー上訪れる島では「農民A」や「兵士B」といったいわゆる名無しのモブキャラが多数登場する。
    • 彼らには拠点にやってきたときなど一部しかセリフがなく、話しかけても小さなフキダシであいさつを返されるだけである。
  • 前作ストーリーモードでは個々のNPCに名前と個性が与えられていたため、それと比べると少々味気ない。
    • ただ、本作では巨大建築物を作るためなど多数の人出が必要となったので致し方ないと思われる。

ルルについて

  • 主人公とともにからっぽ島に漂着した最初の住人なのだが、とにかくワガママで自分の要望を遠慮なく口にしてくる。
    • 一応プレイヤーに「はい」「いいえ」の選択肢が表示されることもあるが、このゲームでは「いいえ」の選択肢は機能しないため、結局は彼女のわがままに強制的に従わされる。
    • しかし単なる他力本願の自己中というわけではなく、主人公たちが他の島で冒険している間にからっぽ島の調査をして開拓の際には率先して整地や建築に加わるなど、命令するだけでなく行動力も伴っている(本人曰くビルダー系の王女様)。
    • 囚われた主人公とシドーの帰りをずっと船着き場で待っていたり、周囲から孤立してしまったシドーを一人気にかけていたりと優しい面もある。
    • なんだかんだで最終的には好きになったというプレイヤーもいるが、メインキャラとしては人を選ぶ性格をしているのも否めない。

オッカムル島のストーリー

  • 町のアイドルであるペロのためにあらくれ達が奮闘するというギャグ傾向の強いシナリオ。
    • それ以外にもバニーガール姿のオバサンやガラス張りのシャワールームを要求するヘンタイなどアクの強いキャラも多いため、賛否両論。
    • ペロ自身は決して悪い娘ではなく、町のみんなのことを気遣う優しい女性で、あらくれ達を焚き付けるのもみんなにかつての元気を取り戻してほしいという理由からのことである。料理を作ってくれたり戦闘に参加してくれたりと攻略面でも頼りになる。

ラストバトルの演出

  • 前述のとおり非常に感動的なものなのだが、イベントバトルとしての側面が強く*7画面の指示に従っていればまず負けない。そのため興ざめしたというプレイヤーも一部いた。
    • ただ、後述する車の操作を強制される他、前作のラスボス戦は普通に戦ってもかなり強くチャレンジ課題を達成しようとすると人によってはクリア出来ない程の難易度だったため、敢えて簡単にしたともみられる。

問題点

操作性

  • 人に話しかける、ビルダー道具を切り替える、扉を開ける、作業台を使うなど多くの操作が〇ボタンに割り振られているため誤動作が頻発する。
    • 特にありがちなのが「常に主人公の側にいるシドーに間違って話しかけてしまう」というもので、後にエンディング後の会話(追加分)にて公式にネタにされてしまった。
    • アップデートで追加された操作方法の切り替えで多少は改善されたが、どの操作方法も一長一短である。
  • 最終盤に作ることができる車の操作もかなり独特で慣れが必要。最終的に空を飛ぶ機能が追加されるので、そちらはあまり複雑ではないのだが。

作業台関連

  • からっぽ島作業台は覚えている大半のレシピを作れるのだが、作れるものが多すぎて目的のアイテムを探すのが大変。
    • カテゴリ別に分けられているのだが、目的のアイテムがどのカテゴリかわかりづらいという問題もある。
    • 例えばツボやタルは飾り家具ではなく生活家具に分類されている。五十音順でのソート機能か検索機能がないのも不便。
  • からっぽ島作業台ではビルダーハートと交換でレシピが解放されるのだが一括解放ができず、個別に解放しなければならず面倒くさい。
  • 作業台メニューを開いているときもゲーム内の時間は止まらない。そのためクラフト中にモンスターに襲われ作業が中断してしまうことも。素材は失われないのがせめてもの救い。

部屋関連

  • 豪華点はゲーム中では確認できない。
    • 金や銀で作られた壁が豪華点が高いなどイメージ通りの物もあれば、木材だけで作れて見た目もシンプルなはしら時計が150というトップクラスの豪華点を持っていたりとその基準がいまいち不明。
  • 一部の住人の完璧な好みの部屋を作るのが難しい。
    • 豪華さは星が1つ増えるたびに次のレベルに上がるために要求される豪華点が飛躍的に大きくなる。参考までに星3つが1,600点以上なのに対し最大の星4つは3,000点も必要。
    • そのため豪華さの高い部屋を作ろうとするとゴチャゴチャと物が溢れかえった部屋になるか、金や銀のカベを使った部屋になりがち。
    • 逆に豪華さの低い部屋は作るだけなら簡単だが物をあまり置けないため生活感のないスカスカな部屋になってしまう。特に顕著なのが終わらない戦いの島から来るあるキャラで、大きい部屋かつ豪華さは星1つと言う極端な好みを持っている。
    • そざい島でスカウトできるNPCの部屋の好みは完全にランダムらしく、ナチュラルな超小さい豪華さ最大の部屋などの無茶を要求されることも。
      • 余談だが、当初はスカウト出来るNPCの好みは広さ「大きい」で、ごうかさ☆1のキュートが好みで固定だった。
  • 地面を掘って地下室を作った場合、そこに到達するまでの斜め通路においては、人間の身長よりもさらに数ブロック高く余分な空き空間を設けないと住人が降りてきてくれない。
    • 一見すれば、身長程度の空きがあれば通れそうに見えるのだが、通路として認識してもらえない。モンスターは人間より大きい容姿の者も多いが、気にしなくて良い。
    • この条件はゲーム内では一切説明がないため、気づくことが難しい。頭上が狭っ苦しい通路を作ってしまった人は原因が分からず右往左往してしまう可能性が非常に高い。
    • もし階段が無い場合、住人はジャンプで段差を昇降するため、頭を打たない高さに設定されているということだろうか。
    • 斜め通路の地面から天井までの高さは4ブロック分あれば通路として認識される。階段を置いても大丈夫。ver. 1.7.3時点。

かいたくレシピ

  • 2019年3月28日のアップデートで多少緩和されたが、一部のこだわりレシピの達成条件がやたら厳しい。特に厳しいといわれるのが以下のものである。
    • 部屋レシピを100個発見する。部屋レシピについてはゲーム中で教えてもらえるもの以外は基本的にノーヒントであるため攻略情報なしで100個見つけるのはかなり難しい。
      • 現在では45個と半分以下に緩和された。またNPCの会話で教えてもらえるレシピも増えたため積極的に会話すれば試行錯誤せずとも達成可能。
    • 商売でビルダーハートを500個稼ぐ。商売は完全にNPC頼りなため時間がかかる。商品は自分で補充しなければならず、無限に生成できるものはそもそも売れないか、売れ行きが良くなかったりするため難しいところ。
      • 一応、エッチなほんは売れ行きが良いため、これを置くと達成しやすい。ただエッチなほんを量産する方法がまた隠し要素のようなものなので結局のところ攻略情報がないと気付きにくい。
      • 現在では200個と緩和されたが、NPC任せなので時間が掛かるのは変わらない。大規模建築する際には多くの商品を置いておくなどの工夫が必要。
    • エッチなライトを50個設置する。課題そのものは難しくなさそうだが、エッチなライトを50個作るためには希少な素材である赤い宝石が250個も必要になる。
      • 赤い宝石は入手出来る場所が限られており集めるのには時間が掛かる。もちろん無限化もできないので中々大変である。また、達成後は取っ払えばいいだけの話だが、エッチなライトを50個も作らなければならない、というのもプレイヤーにとっては面倒臭い要素。
      • 現在では10個と1/5に緩和された。えっち好きの住人のために用意することも考えればさほど難しくはないだろう。
    • ペットを3回繁殖させる。前提条件として同種2体の犬または猫の幸福度を最大にしなければならないが、幸福度を上げるためエサとして大量の生肉が必要になる。
      • エサが尽きると幸福度が下がってしまうため、生肉は継続的に与える必要がある。中途半端な数の生肉を用意すると結果として全て無駄になることさえある。
      • 幸福度を最大にさえしてしまえば後は3回繁殖させるだけなのだがあまいちごを与えなければいけないなど手順もあるのが地味に面倒。
      • この課題は条件緩和がされていないので今でも難易度は据え置きであり、最も面倒臭いという声も聞かれる。
    • 中には毒沼を広げるといった開拓から逆行しているようなこだわりもある*8

建築の上での上限

  • からっぽ島の住民の上限は各開拓地20人の計60人まで。一見充分に見えるが動物とモンスターも同じ枠を使う。家畜は牧場を作り同じ種類を2匹以上飼っているとどんどん繁殖するし、モンスターもかいたくレシピのためにある程度仲間にしておかないといけないため上限に達しやすい。
    • 2019年3月28日の無料アップデートで開拓地の上限人数が60人までになったが島全体の上限は60人のまま。
    • 公式も問題視していたが「容量の都合上、住人の上限は増やせない」と公言している。
      • 実際問題、建造物が増えると特にSwitch版では処理落ちが発生したり、部屋の判定に時間が掛かったりするので本当に容量ギリギリなのだと推察できる。
  • 部屋数の上限は各島100室までで、建築に夢中になっているとあっという間に上限に達してしまう。
    • 部屋の好みが全く同じ住人は相部屋にする、特にこれといった機能のない部屋は壁のブロックを抜く、扉を付けない、151マス以上の部屋にする、いっそのこと機能させるべき部屋を先に作り上げてから作るといった対策が必要になる。
  • 収納系アイテムは各島で設置上限が決められており、例えば収納箱系統は32個までで33個目を設置しても収納機能を持たない単なるオブジェになってしまう。
    • ふくろに入りきらないアイテムを整理するためなど住人が使う必要がない場合は収納箱ではなくタンスなどにしまうといい。ただし、タンスなどにも個別の設置上限が決められている。
    • いずれも設置上限を超えても収納機能がないだけで部屋レシピの構成要件として使う上では何の問題もない。

監獄島

  • 物語中盤主人公とシドーが囚人として捕らえられるハーゴン教団の島。囚人ゆえに行動が制限されクラフト要素もほとんどないため退屈、苦痛という意見が多い。
    • ステルス要素などもあるがあまり楽しいものではない。この島をクリアして解禁されるのはモンスターを仲間にするシステムだけである。
    • また収監される流れもかなり雑で、からっぽ島に教団が攻め入ってくる → 狙いは主人公なのでシドーと一緒に島から逃がす → 教団の船に追突し捕らえられるというもの。
    • 目の前に敵が迫っているのに一番の戦力の主人公とシドーを逃がすという判断には首をかしげざるを得ない。

装備の持ち逃げ

  • 終わらない戦いの島では一部のモブ兵士が戦死などの理由で永久離脱してしまうが、彼らに装備させていた武器は回収することができない。インゴットの精製に時間のかかるはがねのつるぎや貴重な素材を使うほのおのつるぎを持ち逃げされる可能性もある。
    • そのため総督戦まではモブ兵士に装備させる武器はてつのつるぎまでにしておいたほうがいいだろう。幸い味方の数は多く罠も多数作れるのでなんとかなる。

取り返しのつかない要素

  • 監獄島及びラストステージは一度クリアすると再訪問できない。
    • 監獄島では没収されたハンマーを取り返したあと逆走することでギロチンを壊し回収することができる。正規の入手手段ではないのだがこれ以外ではそざい島の強敵のレアドロップしか入手手段がない。
    • ラストステージでのバトルではおうじゃのけん・ひかりのよろい・ゆうしゃのたての伝説の装備3点セットが入手できるのだが、イベント入手ではなく通常のドロップ扱い。
      • そのためNPCがとどめを刺したなら自動で手持ちに入るが、自身がとどめを刺した場合は地面に落ちたまま。それに気がつかずクリアしてしまうと二度と入手できなくなる。現在はアップデートでそざい島の強敵が落とすようになったがやはりレアドロップ扱い。
      • もっとも、いずれも仲間に装備させることが出来ないアイテムの上、いずれの敵も限定のドロップアイテムがあるので、入手率が高いと実質ハズレ枠が増えてしまうことになってしまうので妥当であろう。
    • それ以外にもラストステージではクリア前最強の武器のいなずまのけんが入手できるのだが非常にわかりづらい場所に隠されており、なんと攻略本にも載っていない。これを逃すとハーゴンのきしのレアドロップを粘るしかなくなる。
      • ちなみに隠しアイテムかつハーゴンのきしが低確率で落とすというのは原典の『II』と同じ。こんなところまで再現しなくても…。
  • 一部のアイテムは入手出来る数に限りがある。
    • モンゾーラ島の「枯れた樹皮」「枯れ大樹の葉」「けがれた泥」などは入手数に限りがあり、ビルダーハートと交換も出来ないため捨ててしまうと再入手ができなくなる。
    • 特に「枯れ大樹の葉」や「けがれた泥」は普通のハンマーで壊すと入手できない。コレクターは特に注意が必要。
    • アップデートにより、いずれも特定のモンスターがドロップするようになり、ビルダーハートと交換も出来るようになった。
  • 第3の島では物量で攻めてくる敵に対して拠点に罠を仕掛けて迎撃するいわゆるタワーディフェンスのような要素があるが、その島のストーリーの後に一度だけ起きる襲撃が終われば罠が必要になる大量の襲撃イベントはもう起こらない。
    • からっぽ島に発生するのは直接戦って撃退する方が早い小規模のモンスター出現のみで、それもアイテムで止められる。
    • 強制的にイベントを起こすと戦いたくない人間にとっては邪魔になるのだが、メインストーリーが詰まないように低難易度の防衛戦を複数回だけやったらそのセーブでは魔法の罠を活用する機会がないので、任意で拠点防衛戦を遊べる機会も欲しかったところ。

説明不足な点

  • 以下の要素はゲーム中(一部は攻略本にも)一切説明がない。
    • 風のマントで滑空中□ボタン(攻撃ボタン)を押すと滑空を中止し急降下しながら攻撃することができる。与えられるダメージは微少だが落下ダメージを受けることなく降りられる、降下前に一瞬上昇する習性を利用すれば高所に昇る際にも役立つなど有用なテクニックなのだが。
    • 家畜として飼っている牛にかわきのつぼを使うとミルクを入手することができる。そしてつぼに汲んであった液体が空になってしまう。
    • かいたくレシピを進めるとレア作物が実るようになるのだが、カボチャのレア作物であるドデカボチャはその名の通り大きく2×2スペースを占有するため、びっしりカボチャを植えているといつまでたっても実らない。
    • 染色をするとアイテムの持つムードが変わるのだが元々持っているムードとは別にムードが追加される。例えばナチュラルなムードの木のカベをキュートなムードの桃色に染めると、ナチュラルとキュート両方のムードを持つブロックとなる。
    • PS4版のトロフィー入手のためには珍しい柄のペットを住人にする必要があるのだが、その方法は野生に生息している第一世代同士を掛け合わせ産まれてきた第二世代同士を掛け合わせ…ということを繰り返すというもの。
      • もっともトロフィーはやり込みの果てに入手する一面のあるものなので、他の要素と違い実害はない。この要素の解説がないのは自然といえば自然だが。
  • 未クリアの島にアイテムを持ち込めない理由がうまく説明されていない。
    • 初めて船に乗る時には「船が小さくてアイテムまでは載せられない」と言われるが、それならばクリア済みの島にも持ち込めないはず。
    • 未クリアの島にアイテムを持ち込めたらゲームバランスが崩れるので仕様自体は妥当なのだが、ゲーム内でも不自然にならないような説明が必要なのではないだろうか。

テンポの悪さ

  • レベルが上がる度にメッセージウィンドウが出てゲーム内時間が停止する。シドーがいるとハイタッチを交わし、さらに特定のレベルでは会話が始まってレシピを思いつきモーションを取り…という流れを戦闘中でも見なければならない。
    • なお、ハーゴン教団バトルの最中には発生しない。
    • ハイタッチやビルダーの書に書き込むというモーションは本作から追加されたものだが、プレイ中かなりの頻度で発生するため前作よりもテンポを悪化させる要因となっている。
  • からっぽ島でちいさなメダルを取得すると、毎回しろじいが現れてほぼ同じ会話を残して去っていく。同時に複数枚のメダルを取得した場合、その枚数分連続で会話が繰り返される。
    • ちいさなメダルは他に用途がある訳でもないため、目標達成時ならまだしも途中経過を逐一報告されてもあまり意味がない。
  • 完璧な好みの部屋を作りその住人の部屋に指定すると、初回のみ盛大で長いファンファーレ(カジノの大当たりのやつ)が流れる。スキップすることもできず、住人全員に好みの部屋を与えてあげようとするとだんだんうんざりしてくる。

ロード時間が異様に長い

バグ

  • バグや不具合が多く一部には進行不能になる危険なものもあった。度重なるアップデートで現在はほとんど修正されている。
    • かいたくレシピを達成した際にしろじいが出現せずゲームの進行が停止する場合もある。
    • からっぽ島で船長がいなくなることがある。再起動等をすると戻ってくることが多いが、やや手間。

ストーリー

  • いわゆるゲームパート、アドベンチャーパートのような区切りがしっかりしておらず、話が非常にぶつ切りで進行していく。「実は、私たちはこういう事情を抱えていて……あ、そうだ次は〇〇をお願いね」「この人は〇〇。あ、じゃあ次は~」といった感じで、次の指示のついでで不自然に話を語ってくる。
    • 島の事情、村人の紹介、敵の事、全てを途切れ途切れで出してくる上、それに対して主人公サイドも「そこで話終わるのかよ!?」「〇〇って何のこと?」のようなリアクションもしない。登場人物の自然な会話というものを完全に投げ捨てており、没入感を損なっている。
    • 特に序盤は、世界設定などの最低限プレイヤーに必要な説明もロクに進まないため「何かよく分からないまま、出会う人たちの指示を聞いておつかいしてる」ゲームになる。
      • 主人公のビルダーという職業も、オープニングでは「これからの世界復興を担う重要職」という立場から一転して、ゲーム開始後は「え?ビルダー………?あちゃー。変な奴きちゃったよ」「まあまあ皆、悪い人では無そうですし………」「えっと………じゃあ自称ビルダーさん?〇〇お願いできます?」とかなり感じの悪い対応を受ける。
      • それに対してやはり主人公は一言も発しない。その後、主人公の活躍を目の当たりにして急にチヤホヤと周囲は褒めだしてくるが、そこでも改めて世界観の説明もしない。とにかく何をするにしても展開が非常に遅く、むやみにもったいつけている描写が目立つ。
  • 恒例の無限ループの粗
    • たびたびプレイヤーに「はい・いいえ」の選択肢が提示されることがあるが、「いいえ」を選択しても無視されて会話がループし続ける。昔のドラクエお家芸とも呼べるレトロな演出だが、1回や2回程度のみならず、クドイくらいに頻発する。
    • 「了承しないと先に進めない」場面はストーリー性のあるゲームなら珍しくないが、キャラのリアクションや会話内容の変化、好感度の変動など「選択肢で遊ぶ楽しみ」に制作者のこだわりが現れる。だが本作は「いいえ」を選んでも「……そんなこといわずに、お願い!」と機械的な定型文で一言断られて終わるパターンが大半。ただ定期的に「はい」を押すだけの面倒なだけのシステムである。
      • しかも、前述のルルのわがままのようにプレイヤー自身が断りたいと強く感じる場面でも、ゲームシステム上「主人公が快諾した」という体裁で話が進むため、プレイヤーと主人公との感情移入すら妨げている。

掲示板

  • 掲示板から行ける他人の島はどの機種で作られたかを問わないのだが、仮にSteamやPS4で作り込んだ島にSwitchで入ってしまった場合、歩くのすら厳しい程の処理落ちを起こしてしまう。
    • これによってエラー落ちなどは起きないのだが、掲示板の時点でどの機種で作られた島を事前に知る事が出来れば良かった。

改善点

海岸を再現できない

  • 本作では海岸線の水の高さとしていわゆる浅瀬(キャラクターの足元のみ液体がある状態)が使われているが、プレイヤーがこの浅瀬を作ることは出来ない。
    • 結果として海岸沿いで水を汲んでしまったり、別の液体を流入させてしまったりして浅瀬を壊してしまった場合には作り直すことが出来ない仕様である。
  • さらにプレイヤーの意思に関係なく物語が進むとからっぽ島に敵船が襲来し、その船が放置された状態になる。
    • この船は壊す事はできるのだが、船を壊した場合、その部分の海水の高さが歪になってしまい、浅瀬を作れないという仕様上完全に水平な海の再現ができない。
  • この浅瀬の作成はプレイヤーからの要望が多かったようで2019年5月30日のアップデートでかわきのつぼをパワーアップさせることで「あさせまき」が可能となり浅瀬を作ることが出来るようになった。

ガラス越しに水が見えない

  • ガラス越しに水を見ると水が透けるという謎の仕様があり、ガラス越しには液体が全く見えない。
    • きれいな水であればまだ分かるが、溶岩や毒ですら透けるため違和感が強い。
    • いずれにせよ建築で「ガラス越しに水を眺める」といったことは出来ない。
    • 2019年2月28日のアップデートでガラス越しに液体が見えるように変更された。また2019年3月28日のアップデートでは液体の透過の有無、透過の濃さを選べるようになった。
    • 余談だが、ガラス越しに液体が見えないという仕様を利用してそざい島の毒の沼の中に存在する鉱脈をガラス越しに見ることで発見するという方法がある。

からっぽ島にモンスターが出現する

  • からっぽ島にはストーリーの進行に応じてモンスターが出現するが、これが建築の妨げになりかなり面倒臭い*9
    • それ程危険なモンスターが出るわけではないが、遠距離からでもこちらを捕捉して襲ってくるアイアンアントやてつさそり、遠距離攻撃をしてくるキメラなど建築を邪魔するモンスターは多い。
    • おおきづちが出現することもあり、建造物を壊される被害が出ることも。
    • 夜になるとしにがみさえ出現する。夜に拠点で作業をしていたら家畜が襲われ肉になってしまっていたということもザラ。
  • 2019年1月31日のアップデートでロトのまよけが追加されモンスターの出現を防ぐことが出来るようになった。
    • ただし、作成可能なのはゲームクリア後なのでそれまでは依然としてモンスターの出現は防げないが。

セーブデータの数

  • その莫大なデータ容量ゆえか1つしかセーブデータが作成できない。一応ゲーム機本体のユーザーを追加すれば疑似的に複数のセーブデータを作成可能であるが。
  • さらに島から島へ渡る際にオートセーブが削除され強制的にセーブデータが上書きされる。前述のバグ、不具合もあって進行不能なままセーブされ詰んでしまう可能性もある。
  • 2019年8月20日の最終無料アップデートでようやく改善され最大3つのセーブデータを保存できるようになった。
    • ただし、けいじばんやアルバム機能がある関係上セーブデータをコピーする際には少々ややこしいことになる。公式サイトに記載されているQ&Aをしっかりと確認しておきたい。

総評

サンドボックス×RPGという全く新しい試みで始まった本シリーズ。
前作では一作目ゆえに粗削りな部分や本家サンドボックスに及ばない点もあったが、本作ではそれらの問題点の多くが調整、改善されクラフトゲームとして格段の進歩を遂げたと言っていい。
かといってRPG部分がおざなりになったわけではなく、ストーリーとキャラクターの魅力は本家RPGにも引けを取らない。

進行不能バグという見逃せない問題点もあるがそれらは早期からの度重なるアップデートで解消されている。
また、不具合の修正だけでなくユーザーの声を取り入れたシステムの改善、拡張も幾度となく行われている。

総じて言えばメーカー側の真摯な姿勢により良作に生まれ変わったゲームと言えるだろう。
今から新しく購入しプレイする際にはネットに接続しアップデートを適用することを強くオススメする。


余談

  • ゲーム中では語られないが公式サイトによると、本作主人公は前作主人公の子孫らしい。つまり本作と前作は時系列的に繋がっているはずなのだが…。
    • 『I』の勇者が竜王を討伐しなければ『II』の勇者たちが生まれることもなくなってしまい、彼らがハーゴンを討伐することもできなくなる。
    • 素直に解釈するならば本作は正史(『I』→『II』)とパラレル(『I』→『ビルダーズ』)の複合的な世界観ということだろうか。
  • あるボス戦において、『ドラゴンクエスト』では非常に珍しく石化の状態異常がある。
    • これまでのシリーズでもシナリオ上のイベントとして石にされる人物は数多くいたが、戦闘中の状態異常としては初めて採用された。
  • 本作は平成最後に発売された『ドラゴンクエスト』となった。ただし移植、ダウンロード専売も含めればSwitch版『ライバルズ』が該当する。
  • 本作の「DRAGON QUEST」のロゴをよく見ると、「T」の部分が剣ではなくハンマーになっている(『ビルダーズI』は従来と同じ剣だった)。
  • 2019年3月28日に配信されたアップデートでイワシがフナに差し替わったが、告知番組で使われた「イワシがフナになります!」という珍妙なフレーズは各所でネタにされた。
    • この差替えは『X』のモデル流用が原因であるとされている。
  • 本作ではバニースーツを男性でも装備可能であり、職業バニーの男性も普通に登場する。過去シリーズ作にも男性のバニーが出るものはある*10が、本作は男性バニーの出現頻度が高い。
    • 男性バニーの存在に疑問を呈するキャラクターも居ないため、この世界では男性バニーも特段不思議な存在ではないのかもしれない。
  • シリーズでお馴染みのぱふぱふは「バフバフ」として存在している。バフバフを受けることでスタミナが減りにくくなる効果を受けられることから、『ドラゴンクエスト』シリーズの用語としてはあまり用いられないが、「バフ」(能力上昇などのプラス効果)と「ぱふぱふ」を掛けた言葉と思われる。
  • 本作の最終アップデートの後、『ビルダーズ』シリーズの企画者でありディレクターだった新納一哉氏がスクエニを退社し、『ビルダーズ』シリーズでシナリオを担当した塚田耕野氏と共にTYPE-MOONに移籍したことが発表された。
  • 体験版が2種類配信された。
    • 1つ目は発売前に配信されたもので、モンゾーラ島に旅立つ直前までを遊べる。
    • そのため遊べるのは最序盤のチュートリアル部分だけだが、けいじばんに写真を投稿することもでき発売前から限られた素材だけで作られた力作がアップロードされていた。現在は配信が停止され製品版にデータを引き継ぐこともできなくなっている。
    • 2つ目は2019年11月5日に配信された「たっぷり遊べる体験版」である。こちらはモンゾーラ島のボスバトルの直前までを遊べる。
    • 最終アップデートの後に配信されたため不具合などもなくシステム面も改善されている。製品版への引継ぎも可能なので興味のある方はまずはこちらを「たっぷり」遊んでみるといいだろう。
  • 2019年12月11日にWin版がSteamで配信された。DLCの第1弾から第3弾までが適用済み*11。PCのスペック次第では4K画質の設定も可能となっている。また、一部のアイテムのグラフィックが北米版準拠となっている。
    • 一方で、部屋数などの制限はSwitch/PS4版から変更されていない。PCのスペック次第では制限を緩和してほしかったというプレイヤーにとっては残念なところである。
    • このSteam版、ストアページなどのバナー表示だと、文字数の関係で「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとか」で切れているため、「破壊神シドーとか」という字面がネタにされたことがある。
  • 2021年5月4日にOne/Win(Microsoft Store)版が発売された。Steam版と同じくDLCの第1弾から第3弾までが適用済み。
    • パッケージ版は無くダウンロード専売。
  • Switchのいっせいトライアル海外版の対象となったため2022年4月20日から同年4月26日まで無料で海外版を遊ぶことができた。
    • 当作のSwitch海外版は日本語が削除されたいわゆる「おま語」の別ソフト扱いのため、海外のSwitchソフトを遊べる人間がこのサービスで遊んでセーブデータを作っても日本版ソフトと互換性は無い。

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最終更新:2024年05月02日 18:16

*1 灯りは必要なくなった。また、扉の種類によっては一段の囲いでも部屋と認識される。

*2 大勢のうち少数のNPCがかなり遠回しな言い方でヒントをくれるだけ。

*3 主人公お抱えのヤス船長ではなく魔物のほうの船長。

*4 正確にはあちらで流れるのはイントロと後半部分が異なる「ムドーの城へ向かう」だが。

*5 風呂やシャワーは利用しないが温泉があれば入る。

*6 ゲーム中は表示されないが主人公のレベルが上がるとNPCのHPと守備力もあがるらしい。

*7 戦闘中に「ラスボスが回避不能の攻撃を繰り出してくる → 主人公が対抗方法を思い付く → シドーが主人公のHPを全回復させる」という展開が何度か繰り返される。

*8 一応、「毒沼の土」というブロックでも代用可能。

*9 なお、前作のフリービルドモードでは知られざる島(ホームエリア)ではモンスターが一切出現しなかった。

*10 『II』もSFC版に「ぱふぱふに誘うオカマのバニーガール」という強烈なものがルプガナにいた。FC版ではバニーではないが、「ぱふぱふ」と「オカマ」設定は当時からあった。

*11 それに加えてりゅうおうの玉座などの前作プレイ特典なども入っている。