バーチャファイター2

【ばーちゃふぁいたー つー】

ジャンル 格闘ゲーム
対応機種 アーケード(MODEL2基板)
発売元 セガ・エンタープライゼス
開発元 セガ・エンタープライゼス(第2AM研究開発部)
稼働開始日 『2』:1994年11月
『2.1』:1995年7月
プレイ人数 1~2人
判定 良作
ポイント ストII』に続く社会現象を起こした格闘ゲーム
筐体の中で人間が生きているとも評されたグラフィックの進化
操作性の良さや爽快感も抜群
バーチャシリーズ

概要

バーチャファイター』の続編。

1995年には一部ゲームバランスを調整した『バーチャファイター2.1』が稼働開始している。
グラフィックは変わっておらず、タイトル画面やゲーム中の残り時間のUIの上側にゲーム内フォントで「.1」と示されているかどうかで判別可能。


ストーリー

(セガサターン版説明書4ページから引用)

「世界格闘トーナメント」…。
それは、世界中から集まったあらゆる格闘家が己の肉体だけで死闘を繰り広げ、
世界一の格闘技王を決める、究極の武闘大会であった。
栄えあるその第1回大会に出場した戦士たちの顔ぶれは、そうそうたるものであった。
八極拳の使い手、結城晶。
截拳道の担い手であるジャッキーとサラのブライアント兄妹。
虎燕拳のラウ・チェン、燕青拳のパイ・チェンの親子。
パンクラチオンの使い手であるジェフリー・マクワイルド。
プロレス技を得意とするウルフ・ホークフィールド。
葉隠流柔術の影丸ら8人。
そして…。
第1回の優勝者は、伝説の虎燕拳を使うラウ・チェンであった、
その風格さえ漂う拳の前に、八極拳の使い手、結城晶は自分自身の未熟さを知る。
そして大会終了後、修行の旅に再び出ることになる。
1年後、修行を続ける晶の元に1通の手紙が届いた。
それは第2回世界格闘トーナメントの招待状であった。
招待状の中には参加者リストが同封されており、前回優勝者ラウの名前と彼も知らぬ
新たな挑戦者の名前があった、
そして何かしら感じる、邪悪な雰囲気。
しかし彼の格闘家としての血が、トーナメントへの参加を決意させた。
新たな技を身につけたであろうライバルたち、新しい挑戦者、謎の組織。
様々な思惑をまといつつここに、「第2回世界格闘トーナメント」が開催される…。


特徴

  • 基本的なゲームシステムは前作とほぼ同じ。
    • 使用キャラは前作から2人(シュン・ディ、リオン・ラファール)を加えた10人から選択できる。
      新キャラの2人は前作にはなかった軸移動を行うアクションを固有技として持っている。
    • 1人用モードは10人のキャラクターと決まった順番で戦い、最後には前作と同様CPU専用キャラのデュラルと対戦してエンディングとなる。
      デュラルステージは水中が舞台となり、通常ステージと比べて重力が効きづらく動きも重くなっている。
    • ゲーム開始時に特定のコマンドを入力しながら始めるとゲームオーバー時にプレイ内容に応じて段位が発表される「段位認定モード」と相手が強くなる「エキスパートモード」で遊ぶことができる。

評価点

  • グラフィックの爆発的進化
    • 使用基板が前作のMODEL1基板より性能が大幅に向上したMODEL2基板を採用し、使用ポリゴン数の増加に加えてテクスチャマッピングを行えるようになったことで、前作からグラフィックのリアルさが大幅に向上。先行して稼働していたレースゲームの『バーチャレーシング』から『デイトナUSA』間でのグラフィックの進化が人間の描写に適用されている。
      • 表情や肉体、服装に至るまでキャラクターのディテールが非常に細かくなった。また、リングと一枚絵のみだったステージも、「川を下るリングが橋の下をくぐる」シュンステージに象徴される建物や自然などの多彩な背景グラフィックが用意されている。
    • フレームレートも30fpsだった前作から60fpsに近い数値*1を出せるようになり、モーションも滑らかになっている。
      • それを象徴するのがコイン投入前のアドバタイズデモに披露される酔拳使いのシュンによる演武。酔拳特有の揺れるような動きの中で軽やかに技を繰り出しながら躍動する姿はゲーマー達に衝撃を与えた。
    • 前作もポリゴンにより滑らかに動く人体描写は非常に斬新だった反面ポリゴン剥き出しだった事で見た目のリアルさには欠けていたが、本作でのリアリティのある人体描写は同世代のゲームの遙か先を行っていたと言っても過言ではない。
    • キャラクター選択画面では寺田克也氏によるイラストがアイコンとして使われている。
      • 前作でのアイコンはゲーム内と同じポリゴンだったが、本作ではゲーム内においても寺田克也氏のイラストに負けない迫力の人物グラフィックを実現していると言える。
  • 前作譲りの完成度の高いゲームシステム
    • システム的な大きな変更点は無いが、近距離で技を打ち合うゲーム性のため当時としては別格の人物グラフィックやモーションを堪能しやすくプレイの面白さを高める相乗効果を起こしている。
    • コマンド入力よりも駆け引きの発生するタイミングで的確にボタンを押すことが重要なゲームシステムであり、現在からすると1ラウンド30秒制限かつ全体的に攻撃力が高めのゲームのためテンポ良く対戦を楽しむことができる。全国のゲームセンターで次々とコイン投入される光景が見られていた。
    • 既存キャラには新技が追加されている。特に主人公・アキラは「崩撃雲身双虎掌」(通称:アキラスペシャル)という入力は難しいが強力な必殺技的な固有技が追加され、難しいが極め甲斐のあるキャラクターとして人気を博した。
  • より派手になった音響面
    • キャラクターボイスにプロの声優を起用。アジア人キャラには日本人声優を採用しており、特にアキラの「十年早いんだよ!」という前作から存在していた勝利セリフは、三木眞一郎氏の演技によってまさに決め台詞にふさわしい迫力を発揮。アキラ役は同氏の代表的な出演作の一つとなった。
    • 前作のBGMは全体的にフュージョン系の楽曲が中心だったが、本作はキャラクターセレクト画面のBGMなど1音目からギターの音色が目立つロック系の楽曲が主に使用されており、プレイヤーの気分を高揚させる。アキラステージのBGM「Ride the Tiger」やサラステージの「Black Cat Moon」などはこの特徴が特に表れた楽曲であり名曲との声も多い。
    • 威力の高いキックが当たった時など打撃の効果音は前作に似せたものが使用されている。これは前作でも評価の高かった効果音であり、本作以降もシリーズの定番として定着している。

賛否両論点

これらの仕様は本作が同ジャンルの先駆者(他に参考になるタイトルがない)であることから開発中に厳密にゲームバランスが検証・調整が出来ておらず、全国的に対戦が行われた事で問題が発覚し現在では格闘ゲームを作る上でご法度になっている、いわば「昔の格闘ゲームあるある」が多い。
これらの仕様を本作ならではの味として楽しむプレイヤーも少なくない事から賛否両論点扱いとしている。
この他にもキャラ単位で「躍歩頂肘」「立ち斜上」に代表される調整が甘く異様に強力な技は多数存在しているが、ここでの説明は割愛する。

  • 共通技のしゃがパン(↓P)を中心にしたゲームバランス
    • 発生が早い、しゃがみなので上段攻撃を避けられる、ガードさせて有利(一部除く。詳細は後述)、カウンター時に追撃可能、下段技など非常に性能が高く、基本的に攻撃の起点はしゃがパン、とりあえずしゃがパンを連打するという行動でもかなり強い。
  • 失敗モーションが存在しない技が多い
    • 投げ技や返し技(対応した攻撃を受けると投げ技が発動する)の失敗モーションが発生せず(低リスクな立ちパンチやしゃがパンが発生)、入力直後から判定が発生するため、万能な選択肢として機能しやすい。
  • 投げ抜けの仕様が限定的
    • 本作から追加されたシステムだが、全キャラ共通のP+Gで発動する投げにしか投げ抜けが発動せず、コマンド投げは投げ抜け不可。
    • 先述したしゃがパンがカウンターヒットした場合、硬直の終わり際1Fは投げ無敵時間が切れていて投げが確定するという仕様があり、通常投げなら抜けられるのだがコマンド投げは抜けられないので実質連続技になってしまう。ローリスクなしゃがパンからジャイアントスイングや弧延落などの非常に威力の高い投げ技が確定するため非常に強力。
  • 足位置の概念
    • 本作のキャラには「カメラのほうを向いた構え」と「カメラに背を向けた構え」の二通りの立ちポーズがあり、ゲーム中技を出したりすることでこの構えが変化することが多い。自分と相手の立ちポーズとの組み合わせを足位置と呼び、この足位置によってダメージ時の吹き飛び方が変化し入るコンボ等が変化するという、本作に限らずシリーズを通しての仕様である。
    • リアルなモーション作りの一環であり、足位置に応じたコンボ判断を行うことは本作におけるアドリブ要素や上達の余地としてプレイヤーに受け入れられているが、覚えたコンボが確実に入らない・覚えることが増えて複雑というストレスも感じやすい仕様にもなっていると言える。

問題点

  • 千本パンチ(2.1で修正)
    • 「基本技のKボタンによるハイキックは動作途中にGボタンで蹴りを止めるフェイントができる」という仕様があるが、全キャラ共通のコンビネーションであるPKから出せるハイキックでもこのフェイントが行えたことで、P→K→Gと素早く押すのを繰り返すだけで即死コンボが成立してしまう。 このコンボが通称「千本パンチ」と呼ばれている。
    • GでKを止めた後の動きだせるタイミングを遅らせたことでこの千本パンチを不可能にしたのが2.1の最も有名な変更点であり、見た目のインパクトもあって有名な調整ミスである。『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』や『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』でアキラがゲスト参戦した際には超必殺技などにこの千本パンチを模した連続攻撃が採用されている。
    • なお、2.1でもアキラの投げ技「鷂子穿林」を決めて相手を背向け状態にした後にガード不能となった立ちパンチを同様の操作で連続で当てて行く「岐阜コンボ」と呼ばれる即死コンボは残っている。
  • 新キャラ2人の性能が低い
    • 共通して問題なのがしゃがパンが独自モーションかつ他の8キャラと異なりガードさせてもヒットさせても不利(他のキャラはガードさせて有利)という性能。
    • 両者とも小柄ですばしっこいタイプのキャラのためリーチや攻撃力が低く、また突出して強力な技などもないため、他のキャラと比べて性能的な魅力が薄い。

総評

格闘技を通してポリゴンを使ったリアルタイムレンダリングによって描かれた人間が生き生きと躍動する姿を描いたゲームとして、本作はゲーム史上に鮮烈な印象と名を残した歴史的一作となった。
対戦ゲームとしての完成度も高く、熱中性の高い対戦型格闘ゲームというのも相まって全国にバーチャジャンキーを生み出すことにもなった。
稼働から30年経った現在から見るとキャラクターの少なさからボリューム不足にも感じられるが、3D格闘ゲームのプリミティブな面白さを味わえる作品として現在もその価値は色褪せていない。


家庭用への移植版

基本的に『2』と『2.1』の両バージョンが収録され、切り替え可能。

  • セガサターン(1995年12月1日発売)
    • セガ自社ハードであるSS移植版は100万本以上の売上を記録した。
    • アーケード版同様に60fpsを実現し*2、移植にあたってある程度の劣化は当たり前の当時のアーケードゲームとして移植度はかなり高い。キャラクターにハードのポリゴン描写能力を集中させるため背景グラフィックは一枚絵になっているが、セガサターンのBG面の拡大・縮小・回転機能を用いることで立体的に見えるように工夫されている。
    • セガがスポンサーを務めた特撮番組『超光戦士シャンゼリオン』にて劇中の人物が本作のセガサターン移植版をプレイする場面が存在する。
  • Windows(1997年9月5日発売)
    • SS版をベースに高画質化。3Dグラフィックをアップグレードした限定版『スペシャルパック』も発売。
  • PlayStation 2(2004年10月14日発売)
    • SEGA AGES 2500シリーズ Vol.16』として発売。
    • エミュレーション移植により、AC版と同様の57.5fpsの動作を再現している。
    • AC版と比べると全体的に色使いが地味で、グラフィックが劣化している。
      • 開発者へのインタビューによると、ソースプログラムと言った元データが残ってなかったことに加え、MODEL2とのハード特性の違いにより*3色々と苦労していた模様。
  • PlayStation 3、Xbox 360(2012年11月28日発売)
    • ダウンロード専売。オンライン対戦可能。
  • その他、『龍が如く5 夢、叶えし者』『龍が如く 極2』『龍が如く7 光と闇の行方』『龍が如く7外伝 名を消した男』でゲーム内ゲームとしてアーケード版両バージョンをそのまま遊ぶことができる。オンライン対戦には非対応。

Genesis版(参考記述)

  • 海外でのみ1996年にGenesis(海外のメガドライブ)にて『Virtua Fighter 2』が発売されている。
    • ただし前作の32X版と違い、3Dではなく2D格闘ゲームとしてアレンジされており、登場するのは『1』のキャラクターのみで、リオンと舜はいない。操作感覚はさながらゲームギア版『バーチャファイターMini』に近い。
    • 後に日本でもこのMD版が、2007年にWiiのバーチャルコンソール(2019年1月をもって配信終了)、2010年にSteam(2024年12月をもって配信終了)、2022年にSwitchの『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』で配信開始された。いずれも英語版。

その他

  • 1995年には北米のみ携帯ゲーム機「R-Zone」でも『Virtua Fighter 2』が発売されているが、前作と同様にLCDゲームの延長とも言える内容であり、本家とは別物である。詳細は前作の項目を参照。

余談

  • 1995年5月には、本作のグラフィックをベースに、前作の内容そのままでモデルやテクスチャをリメイクした『バーチャファイターリミックス』も稼働している。
  • 1996年4月には、本作をベースにキャラクターを低頭身にデフォルメした『バーチャファイターキッズ』という作品が稼働した。
    • 使用基板はセガサターン互換基板のST-V。ゲーム内で大塚食品による企業広告が行われているのが特徴で、シュンが酒瓢箪の代わりにジャワティーを持っているのが印象的。
      • システムや技構成こそ『2.1』準拠だが、キャラクターの手足が短く、2.5頭身で頭が極端に大きいことに起因する独特な重心バランス、ゲームスピードの高速化などによって、プレイ感覚は大幅に異なる。
      • 子供や初心者でも楽しめるよう、「キッズモード」としてオートガードになり攻撃ボタンを連打するだけで様々な技が自動で出るモードも搭載されている。
    • 同年7月26日にはSS移植版も発売。家庭用独自要素として予め特定のコンボ操作をプログラム登録できる「コンボつく〜る」が実装。
    • 本作の後、翌月には同じく頭身が低い『ソニック・ザ・ファイターズ』も稼働している他、他社も続くように『にとうしんでん』や『ポケットファイター』など低頭身アレンジの格ゲーを同時期にリリースしている。
  • 1996年12月21日には本作と『ファイティングバイパーズ』をクロスオーバーさせた作品である『ファイターズメガミックス』が発売。当時としては同メーカーのコラボですら珍しい作品ということもあり、夢の対決として話題になった。
    • 上記2タイトルの他に隠しキャラクターとして先述の『バーチャファイターキッズ』や『ソニック・ザ・ファイターズ』、『バーチャコップ』などセガのゲームから様々なキャラクターも登場する。
  • 前作も同様だが、稼働初期は直営店を中心に「1クレジット200円・2本先取」という設定で稼働されていた。
    • 対戦では尚更、CPU戦でも対戦よりもダメージ設定が高くなっている仕様もあり、一瞬でクレジットが溶けてしまうという憂き目にあった初心者プレイヤーも少なくなく、特に当時の低年齢層には心理的ハードルを感じさせる設定でもあった。
    • 当時の大ブームもあって基板購入料金をペイできた対戦の盛んなゲームセンターでは「1クレジット100円以下・3本先取」の設定が主流に変わっていった。
  • 本作で活躍したプレーヤーは「バーチャの鉄人」と呼ばれ一時期、かつての高橋名人や現在のプロゲーマーのような有名人となった。
    • 「新宿ジャッキー」「柏ジェフリー」「ブンブン丸」「池袋サラ」「キャサ夫」「ちび太」等がそれであり、全盛期にはTVで彼らのドキュメンタリーが放送されるほどだった。
      • 今のようにネットで気軽に攻略情報や対戦動画を見ることができなかった時代であったため、トッププレイヤー達の存在場所や攻略法など、このゲームにハマった人々が求める「情報」への情熱はすさまじいものがあった。
      • 対戦格闘ゲームゆえの負の側面も多々あれど、ゲーセンのコミュニティを進化・発展させ、様々な場所への交流を促したという点においても、本作は無視できない影響力を持っていたといえる。
    • 後に、バーチャ鉄人の池袋サラがプログラマーとして在籍していたメディアミューズ開発により、新宿ジャッキー、ブンブン丸、柏ジェフリーらが監修に加わった3D格闘ゲームとして、1997年にSSで『御意見無用!! ~Anarchy in the NIPPON~』、翌1998年にPSで『御意見無用II』がKSSよりそれぞれ発売。操作性は『VF』シリーズと似通っているが、登場キャラクターの方向性は全く異なり、ヤンキー漫画『カメレオン』の作者である加瀬あつし氏がキャラデザインを担当しており日本人キャラクターがメインなど、デザインの方向性としては同じくセガの3D格ゲー『LAST BRONX -東京番外地-』に近い。
      • 1作目であるSS版では同じセガハードで発売のよしみか、なんとゲーム中に隠しキャラとして本作の開発に関わったバーチャ鉄人本人たちがバーチャ風の技を引っ提げてハンドルネームそのままで参戦した(流石に続編のPS版では削除)。
    • 鉄人の活躍以降、格闘ゲーム界隈では『地名+使用キャラ』というネームを使用する文化も発生。上記「新宿ジャッキー」「柏ジェフリー」「池袋サラ」がその文化の先駆けといえる。
      • 代表的な人物として、現在プロゲーマーとして活躍する「板橋ザンギエフ*4」氏やE-Sports写真家として活動するバーチャ勢の「大須晶*5」氏がこの命名方式を使ったプレイヤーであり、どぐら氏が使用する別名「生駒デビル*6」もこのネーミングをリスペクトした命名方式である。
  • テレビドラマ『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』では第8話、第9話のメインタイトルとして題材になった。
    • 同話のゲーム映像は上記「鉄人」が実際にプレイしたものが使用されている。
最終更新:2025年11月13日 00:43

*1 実際は57.5fpsと60fpsよりやや少ない数字

*2 AC版は57.5fpsだったのに対して、SS版は60fpsとAC版よりゲームスピードが若干速くなっている。PS2版『VF2』のインタビュー記事によると、「入力がAC版より少し速くなっている」と違和感を感じたユーザーがいたようである。

*3 ゲーム雑誌のインタビューでは「MODEL2は古い基板なので、当時ならではの技術が使用されていた。それをPS2で再現するのに苦労した」とコメントしていた。

*4 名前こそストリートファイターのザンギエフから取られているものの板ザン氏は元々バーチャ勢として知られていた。

*5 バーチャ2稼働当時は「白アキラのマサ」というネームを使用していた。

*6 「デビル」は鉄拳のデビル仁より。