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ヽ .l l / ,.へ、`‐、.__,.‐',. ィ| / .| 少しは腕を上げましたわね、
`‐、 i i | / /:::.. `''.:‐-:.' .:|.| / < ルサルカ。
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`‐、 ヽ. !| |. |__〈 |::::::| 〉_| ト、 //\________
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`''‐、 / ニ ,> ヽ. | |/::::゙!::::::レ! | |/ < = \,. -─
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【人物列伝 ミストバーン・アームストロング】
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- .,.// r、\_8__ハヤ=-、
r- ___く // { 〈 .{`ヾーィ_}| マ=-、ヽ ___
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/ `マ=|○ |ムィ_l○ j7 ト、
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入//// | / | O(∴)) .! ヘ ヘヘ` ノ
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ト-z__/ ! !ァ‐く.| ! |マ j
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『ミストバーン・アームストロング』
“例の一族一号”ことアームストロング家を支えた女傑。二号は島津家。三号はクール家。
基本的に番号が後ろに行くほど能力や逸話が狂っている。
宮廷魔術師長の妻であるが、自ら料理や洗濯、裁縫をする事を好む、家庭的な人物であった。
彼女の娘であるルサルカが料理上手として名を残しているのは、
間違いなく彼女の功績であろう。
戦後は夫と共に楽隠居をしており、次女であるルサルカの元へ孫の顔を見に行ったり、
近所のセレブな奥様達と寺前ロマエのアロマの湯に行ったりと、割と悠々自適だったようだ。
家中一切を取り仕切り、有能ではあるが娘や孫を溺愛するあまりに道を踏み外しそうな夫や、
脳筋思考の息子、生活力が残念な長女に、自宅研究員だった次女など、
癖のあり過ぎる一家を完全に纏めていた点で、『メガザル女傑かくあるべし』と
後の世で賞賛された。
ただ、当人は慎み深く恥ずかしがりな性格だったらしく、
そのフードを他人の前で外したという逸話は一切残っていないのだった―――
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