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『アスラン・ザラ』
【ステータス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃【統率】7 【武勇】9 【情報】5 【政治】1
┃ メガザル王国所属の騎士。非常にメガザル王国らしい脳筋であり、能力は一流半と言う所。
┃ 前向きで真面目な性格だが非常にうるさい青年。とりあえず叫ぶ。
┃ あと、その真面目さがだいたい斜め上に向いている。
┃
┃【能力】
┃
┃○トゥ!ヘァー!
┃ 騎士として磨いた武芸の腕だがとりあえずうるさい。小規模戦闘時、勝率+10%。
┃
┃○ハッテァッモウヤメルンダッ!! キラキラバシュゥゥゥン! イクゾッ! イヤァァァァァァァ!! ウワァァァァァァ!! タァ↑!!
┃ 大声を出して周囲を鼓舞する。叫び過ぎる。ちょっとどころじゃなくうるさい。
┃ 大規模戦闘時、自分の所属する部隊の兵力を+5%。
┃
┃○野生の勘
┃ 索敵や戦闘に関わる方面での【情報】判定に限り、自身の【情報】ステータスを+3する。
┃ 野生的な直観による、非論理的な判断能力。
┃
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【人物列伝 "人民の騎士"アスラン=ザラ】
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『“人民の騎士”アスラン・ザラ』
この時代で騎士と言えばまず思い浮かぶのはヴィルヘルム・エーレンブルグだが、
その男の次に名が出るのは確実に彼と呼ばれるほどに有名な騎士。
騎士ではあるが主を持たず、その身一つで人民の為に戦ったと言われている。
メガザル王国のハイドリヒ公に仕える騎士であったが、戦乱で荒れたスペースコブラの地を見て、
国家という枠に縛られずに人民を守るため、涙を飲んで出奔。
その際には身に着けていた装備を「全てが主君から貰った禄で買った品故、それら一つも私する
わけにはいかぬ」と友に預け、自身は身一つでスペースコブラの山中へ向かったとされる。
その話を聞いたハイドリヒ公は、深くため息を吐いてそれを惜しんだと伝わっている。
ハイドリヒ公の元に居た当時は平凡な騎士だったが、在野の身となってからはその才を開花させ、
単騎でレッサードラゴンを討った逸話も残っている程の武人となった。
とはいえ彼の逸話と伝説の多くは武勇というより、大陸各地どころか別大陸にまで出没する神出鬼没さと、
無辜の民の為に身一つで困難に立ち向かう姿によるものが大きい。
また、類稀なる幸運に恵まれていたとも伝えられており、運・実力・思想まで含め、
当時屈指の英雄の一角であった事は間違いない。
グラズヘイムにて暫く活動した後は前述の通り、別大陸にまで活動を広げ、
世界各地で困っている人を助けに現れる英雄として名を馳せる事となる。
――――ただし全裸で。
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