毛利元就

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毛利元就 - (2012/12/24 (月) 15:52:50) の編集履歴(バックアップ)


+ 史実の毛利元就
毛利元就(もうり もとなり 1497年4月16日-1571年7月6日)
室町時代後期から戦国時代にかけての安芸国(広島県の西部)の国人領主で戦国大名。

安芸の国人領主から中国地方のほぼ全域を支配下に置くまでに勢力を拡大し、戦国時代最高の名将の一人と後世評される。
日本三大奇襲作戦の一つ、厳島の戦いでの活躍など、用意周到な策略で自軍を勝利へ導く稀代の策略家として名高い。
西日本三大謀将の一人で謀神と呼ばれ、戦国最高の知将と評されている。

毛利水軍は戦国最強の水軍と言われる。
「三本の矢」の逸話でも有名。これは後世の創作であるが、元になったといわれる「三子教訓状」という書状がある。

厳島の戦いで勝利した事から、当時政情が不安定なため荒廃していた厳島神社を支配下に置き庇護し大幅な改修も行っている。現在の本殿は元亀2年(1571年)に毛利元就によって改築されたもので、反橋の擬宝珠の一つに毛利元就・隆元父子の刻銘が残っている。
また同神社の行事である桃花祭の翌日から行われる神能は永禄11年(1568年)に毛利元就が厳島合戦で神聖を傷つけたお詫びとして京都から八世観世太夫元之らを招き、奉納したのが始まりと伝えられている。

なお彼の孫の毛利輝元が関が原の戦で西軍の総大将であったため、戦後周防・長門2ヶ国の37万石に大減封されるが、この時の遺恨が後の幕末での長州藩の原動力になったといわれる。

「貴様程度の知略では、我にかなうまい…

 我が名は毛利元就! 日輪の申し子なり!

 来 る が い い!!」


『戦国BASARA』シリーズに登場するキャラクター。初代より敵武将として登場し、『BASARA2』よりプレイヤーキャラとなった。
二つ名は 「詭計智将」 。CVは中原茂

中国地方全土を領土とし、最強の水軍を持つ「毛利軍」の当主。
いかなる時も冷静沈着な戦国屈指の策士。様々な知略を巡らせ、他軍を圧倒する。
表情を変えない端正かつ鋭い容姿は、さながら氷のようでもある。
領土保全と毛利家の安泰のためにのみ戦っており、天下統一や勢力拡大には興味がない。この辺りは比較的史実に忠実。
但しアニメ二期では「我が天下人たる必然なり」と発言しており、原作と違い天下を狙っている模様。
日輪(太陽)を篤く信仰しており*1、初代では武器が采幣だったが、
2以降は日輪を模した巨大な輪刀に変わり、同時に属性も炎から光に変更された。

自軍の兵士を己が策のための捨て駒としか見ておらず、数が減ったらまた補充すればよいと考える冷酷な考えの持ち主。*2
平気で兵を囮として使い犠牲にし、役に立たないものは容赦なく斬り捨て、勝利の為には手段を選ばない。
但しその冷静さ・見識の広さ・推察の深さは群を抜いており、自身も「功有る者を咎めたてはせぬ」と言うとおり、不必要に将兵を使い捨てはしない。
いつ捨て駒にされるか解らない兵士達にとっては恐怖の対象でしかない筈なのだが、
武将としては有能なためか、恐れを抱きつつも付いてきている様子。その規律の取れた陣形は戦国屈指であるという。
元就自身も己を駒の一つと考えており、あくまで見据えているのは毛利と安芸の安定の未来である。
3では毛利軍武将が「なんだかんだで中国は安泰」、「この人がいなければ安芸の平和はなかった」などと発言しており、
武将としてではなく一国の主として紛れもなく優秀な手腕を持ち主とされている。

四国を治める長曾我部元親とは思想の違いから瀬戸内海を挟んで対立している他、同じ智将である豊臣軍の軍師、竹中半兵衛には強い対抗心を抱いている。
その一方で織田軍には関心がなく、「織田などひとさじほどの興味もないわ」と断言している。
また、日輪信仰者であるが故なのか、禍々しい力を持ち不幸を呼ぶお市のことを嫌っており、
2では「寄るな、気味の悪い」、3では「去れ、穢らわしい」と吐き捨てている。

如何なる時でも冷静であり、3で信長が甦った時ですら「何をしている、地獄に帰れ」の二言で終わらせたり、
その推察の深さは大谷吉継の本当の望みを看破した上で矛盾点を突き付けその死を予言するほどである。
当然自軍の兵士たちと同様に敵軍の兵士にも恐れられており、「我らの思考など既に見通されている…」と元就の存在自体が相手を恐怖させるほど。
元就が冷静さを欠く場合といえば、ザビーky長曾我部元親と対峙した時くらいのもので、『2』のストーリーにおいては、元親の
「アンタ、一度だって寂しいと思ったことはねえのか? ……いや、そんなはずはねえだろ?」
という言葉に動揺するという場面もある。

バトル物の王道を行く他のBASARAの面々と違い、根源的な部分が完全に為政者であり、そういう意味ではかなり異色の存在。
為政者らしく、リアリストを追及しているが故に冷酷非道に映る部分が多いが、
その手腕は徹底して国を守るという事のみに費やされており、国を支えるという事の重さを誰よりも知っているとも言える。
『3』での慶次との会話で「責を負った事の無い貴様が我をそう抜かすとは驚きだな…」と言う辺りでもその重さを感じられるだろう。

特徴的な兜の形と色が緑ということから、プレイヤーからは「オクラ」呼ばわりされている。
+ その他のあだ名
同じ理由で『X』ではカラーパレット次第で「唐辛子」とか「バナナ」とも。
(この兜は、史実では竹中半兵衛が被っていた物で、実物は少し短い)
実際放置していると「ふむ…呼吸を忘れておった」と呟くため、光合成疑惑があるとかないとか。
え?植物だって呼吸はしてるって?聞こえんなぁ~。
他には「ナリ様」とか「ナリー」とか「サンデー」と呼ばれている。(下記参照)
『2』の自由合戦「最北端一揆勃発」で「米が無いなら麦を食べれば良かろう」と言ったことから、「ナリー・アントワネット」とも命名された。
(元ネタほど無茶な発言ではない、というか実際に米を年貢としてほとんど納めていた場合、代わりに麦など別の物を食べるのが一般的なのでむしろ当たり前の話である)

NPCである敵武将として登場した『1』から人気の高いキャラで、新作が出る度に着実に順位を上げている。
『英雄外伝』では遂に ベスト3に名を連ねた 。敵対関係の長曾我部元親も同様に人気が高く、
英雄対決ランキング(早い話が名ライバルランキング)では、伊達政宗&真田幸村に次いで 常連2位をキープしている
その為かセットで扱われる事も多く、二次創作でもよく見受けられる。
そして公式でも、アニメDVDの特典映像にて 二人仲良く主役の座を射止めた
グッズ等も多数出ており、戦国BASARAにおいて伊達&真田に次ぐ人気&知名度を誇っていると言えよう。
え? どっかの誰かはどうしたって? お察し下さい。

ゲーム中の性能は策略家に相応しく、地雷や壁などのトラップなどを張り巡らして戦うテクニカルタイプ。
自身の攻撃力、攻撃性能そのものは高くない…が、なぜかBASARA技は知略関係なしに高性能である。
その技の特性のため「神の領域」では神将と怖れられる本多忠勝を瞬殺できる。
(もっともこれは忠勝のアーマー性能を利用しているのであって、他のキャラ全てに同じことができるというわけではない)
BASARAシリーズにおいては、明智光秀・お市(『2』まで)と並んで味方を攻撃することの出来るキャラであり、
敵兵を味方として引き連れ自爆させる固有技も有し、ゲーム本編では 「近付くと駒にされるぞ!」 と敵兵に言われる始末。
お楽しみ武器は虹の輪(武器名は「輪刀 令音望」)。「雨上がりの日輪の奇跡を再現した」らしい。
他の武将たちに比べるとやや地味だが、属性付きの為かなり使える武器となっている。

2010年発売の『戦国BASARA3』にも参戦。
舞台が関ヶ原*3に限定され、史実通りに織田信長豊臣秀吉といったボスキャラクターまでもがリストラされている(と思われていたが信長は健在だった)中、孫達を押しのけて長曾我部元親と共にさも当然というように続投された。これが人気補正というやつか…
冷静に状況を見極め、豊臣軍に従わず戦わず息を潜めて耐える道を選んだ結果、徳川軍や石田軍と並ぶほどの力をつけた強国となった。
日輪好きが高じてソーラレイ終の手「照」という固有技が追加。
他にも、『X』からの逆輸入と思われる捨て駒たちによる弓矢攻撃、自身の幻影(ただし、こちらは爆発させることも可能)を作る技なども。

+ 3での元就 ※ネタバレ注意
結論から言うと、性能面ではかなりの弱体化を食らったということは間違いない。
但し強力な壁ハメは健在で、壁を通常攻撃で動かせるようになり、リアルタイムでの調節が可能に。
この壁ハメのため敵大将には滅法強く、上手くハマれば究極の織田信長でさえ瞬殺可能。
更に、自身の幻影を設置し、敵の注意を惹き付ける新技・誘い手「幻」が高性能。
自分に攻撃が向かわなくなるのに加え、発動中は敵がガードしないというおまけ付き。
幻を挑発で爆発させる事もでき、この爆発がそこそこの威力を持つ。
+ …しかし現実は非情である
3の強キャラと言われている連中は
チャージ通常攻撃とショットガンで凶悪な威力になる上マシンガンで1万ヒット楽勝な雑賀孫市
反則性能な頭突き(しかもタメ頭突きも通常の速度で撃てる技(バグ?)が発見された)を持つ徳川家康
多少弱体化しても相変わらず戦国最強な性能な本多忠勝
攻撃力、機動力、攻撃範囲と三拍子揃い、陣大将を一撃で倒せる慟哭スル魂を使うチートキャラな織田信長
「夢心地」の異常な回復速度や「恋のかけひき」の死亡キャンセルによる死ににくさと風属性の高い追加ダメージや「押しの一手」で攻撃面も兼ね備えた前田慶次
「刹那」からのキャンセル技を使いこなせば誰にでも永久ができる石田三成
トップクラスのラッシュ力、5武器にダッシュ速度上昇効果もある伊達政宗
常時クリティカル、被ダメージが5分の1になる熱血大噴火が専用装具で時間無制限になる真田幸村
ボス武将に反撃を許さない「刻め苦の疵」により難易度究極の信長もノーダメ楽勝なお市
「示現流・断岩」でボスだろうが兵器だろうが一撃のもとに葬り去る島津義弘
etc…
ありえん(笑)

それに比べ元就は、武将戦はともかく他での低スペックぶりは隠しようもない。
終の手「照」は壁にハメるように使えるが威力が控え目で、封じ手「懐」は隙が大きくダメージで簡単に解除される等、固有奥義の性能が軒並み低いのも痛い。
『X』で猛威をふるった足軽呼びが死に技になっているあたり、本当に『X』へのあてつけなのかもしれない
これで壁ハメができなければ、もしくは 敵ルーチンが単純で無ければ
どうしようもない弱キャラと言われていただろう。
103歳なのに無茶するから…

弱体化されるわ、ザビー教絡みでネタキャラ扱いされるわ、第二衣装が赤くて唐辛子と言われるわ
「我は時を乗り越えてきた」って言っていたが 乗り越えた結果がこれだよ!!

しかし『宴』においては、敵のガードがかなり固くなった為、「幻」のお陰で元就はかなり攻め易く、「縛」も実用レベルにまで使えるようになり、火力増強系アイテムも充実してきたので、相対的に元就の強さはかなり上がっている。具体的には、
  • 雑魚には「幻」を置き、安全な場所から「縛」を投げ、「縛」の中心に「壁」を置く。すると、「縛」は三回ほど輪が元の大きさに戻る。敵はその「縛」に圧殺され、何もできない。攻防一体の攻めといえる。
  • 陣取りは前に「幻」を置き、横から「烈」で安定。火力を挙げれば一発で落ちる。
  • 武将戦はもともと得意。
といった具合である。
まぁ、足軽呼びは相変らずの死に技ではあるが。

しかし、西軍側でもただ石田三成らを利用しているだけだったり、 徳川の軍勢に見せかけて長曾我部元親の領地を襲撃させていたり
(元親の件はあくまで立案しただけで、命令を出したのは大谷吉継、実行したのは黒田官兵衛)
その癖して平気な顔で元親と同盟を結んだり何知らぬ顔で西軍に付くように進言したりと、黒幕ポジションになっているため、
3のラスボスはこいつとも言われている。
また実際、孫の毛利輝元が西軍の総大将だったこともあってか、「関ヶ原の戦い・謀略」では彼が総大将。
ストーリーでは黒田官兵衛の緑ルートと前田慶次の赤ルートのみでしか登場しないが、最終ステージであるため名実共にラスボスである。
(魔王化した織田信長もいるが、条件を満たさないと登場しないので隠しボスとされる)
今までのBASARAのラスボス的な方々はほぼ人外だったので、103歳まで生きている元就がその枠に入ったと噂されている

因みに先述の「関ヶ原の戦い・謀略」では元親と一緒に敵として登場するが、当然和解するわけがなく元親も「てめえとの決着は後だ!」と言っており、
元就に至っては 敗れた元親を毛利軍の兵器で近くにあった門ごと吹き飛ばす (元親の生死はプレイヤーキャラ依存のため、殺した訳ではないが。)
横で島津義弘が 吹っ飛ばされた元親そっちのけで光学兵器の破壊力に大喜び、まさに『鬼』島津。
用済みになった元親を始末したにも関わらず、 自身は長曾我部軍の新兵器に乗り登場 (但し元就は、この新兵器を ガラクタ呼ばわり )。
他にも同士の大谷吉継が散り悲嘆に暮れる三成の言葉の直後に、 心底どうでもよさそうに 「気の毒であったな」と言い放つなど、
3では非情な性格がより一層強化されているようだ。でも肝心の性能は、非情にも弱体化
他にも義理の孫、小早川秀秋も容赦なくぶちのめしたり。内訳はビンタ三回+倒れた所で 体の上を歩かれる 。おじいちゃん!孫の上を歩かないで!
その後も、しこたまボコられ「Q:自分の役目は何だか思い出したか?」「A:ぼくは駒です!」と泣きながら謝る羽目になる。*4
一方で、大谷吉継とは赤ルートでは互いの武運を願い合うなど、微かな友情めいたものが芽生えた
…ように見えたが、直後に大谷が家康に敗れると家康を不幸にしてくれと懇願する大谷を「それがどうした?」と速攻で見捨てた
しかもこのルートでは上記の「気の毒であったな」は大谷に言い放つ。これには大谷を倒した家康の方が激怒していた(大谷の方は納得していたが)。
なお、青ルートでは援軍を送らずに散々西軍を消耗させた挙句に反旗を翻し、三成の心を踏みにじった元就に対して大谷は「殺したいと思うほど人を憎んだのは主一人だけだ」とマジギレする。
因みに今まで自称だと思われていた「日輪の申し子」も赤ルートENDで真実だったことが判明。
「我が呪いを背負って生き続けよ」と気合入れて呪いかけたらあっさり日輪で解呪されて都合のいい部分だけ「百も承知」にされた大谷さんはマジ泣いても良い
お楽しみ武器は開店祝いなどに飾られる花輪になっている。

アニメ『弐』でも小田原城決戦とは別に九州にいる幸村が最後に戦う強敵として登場したりと、
そのキャラとBASARAXでのあまりに御無体な性能から近作では敵サイドとしての活躍も多くなっている。

「耐えよ……これしきの傷、どうとでもなる。

 手駒の血で大地をしどどに濡らそうと…我が一手にて追いつめるのみ!」


+ アニメ版での元就 ※ネタバレ注意
一期の出番は1話と最終話のみで、最終話で登場した時には原作未プレイの視聴者からはすっかり忘れられており、
元親ともども「誰だよw」「新キャラ?」等と言われるほどの出番の少なさだったが、
その一方で多数のグッズが発売されたり、DVD特典に「長曾我部くんと毛利くん」というミニアニメが作られたり、
DVD7巻では慶次、元親、元就がメインのOVAが発売されたりと、本編以外では普通に優遇されている。
原作では考えられない程に仲の良い様子(とは言っても、色々争っているが)に、世の中のお姉様方が歓喜したとかしなかったとか。
なお、二期のDVD7巻には「帰ってきた長曾我部くんと毛利くん」が収録されている。

二期ではめでたくメインキャラに昇格、OPにも登場。
織田軍の足どめの手駒として使われ、その結果負傷した島津義弘からも「国を守るための清濁を超えた筋」と評価されたり、
半兵衛の策を見破りそれを逆手に取ったりと、知将としての活躍も描かれている。
信じ難いことに最終話では幸村に対し「これぞ真の捨て駒、捨て駒としての理想」という賞賛を送っている。
え、全然褒めてないどころか貶してるようにしか見えない?元就だから仕方ない。

9話では秀吉の手によって破壊された元親の兵器・「富嶽」を改造し、
まるで遊園地のようななんとも言えないセンスを発揮した兵器「日輪」を製作。
ニコニコの運営視聴者からは「わくわく日輪ランド」と命名され、 大百科 も作られた。
その破壊力たるや宇宙世紀でも通用しそうなとんでもない代物だったが、最終話にて幸村の手によって閉園、もとい破壊された。
同時に元就も討死した…かのような演出をされていたが、劇場版にも登場(最も、「死んだと思ったら生きていた」が当たり前であるBASARAにおいて、元就が死んだと思っていた視聴者は少ないと思われるが)。

因みにゲームでは部下からは主に「元就様」と呼ばれているが、アニメでは「毛利様」呼びとなっている。

+ 黒歴史

「我が名はサンデー毛利! 跪くがいい!」


ストーリーによっては胡散臭い南蛮人のザビーを教祖とする「ザビー教」に兵士達と共に入信し、
愛に目覚めた愛の伝道師サンデー毛利」と改名している。
何だかサンデーになっている時の方が幸せそうな気もする。
しかしサンデーになってからも「神の名のもとに敵を滅ぼすのも悪くはないぞ」「夫婦共々畑の肥やしになるがいい」
等という物騒な発言をしており、愛というものを本当に理解しているかは不明である。

あんまりにも本来のキャラと違うからか、小説版ではサンデー毛利にはなるものの性格は変わっておらず、
乱世に於いて無視できない勢力となったザビー教の軍事力を利用する為に入信したことになっている。

「この扉を開けてはならぬ! 我が名はサンデー! …違う!!毛利元就!

 れっきとした、日輪の申し子なり!」


『3』でのストーリーモードでザビー教の信者である大友宗麟との戦いになると、
ファンの予想通りステージ開始イベントで上述のサンデー毛利に戻りなりかけるという始末(その上、このステージの彼は 必死。本当に必死 )。
どうやら3の元就は ザビー教に入信してたらしい 。それも、利用していたにすぎない小説版準拠ではなく 素でザビーに心酔していたゲーム版準拠で

「この感情はならぬ……我は流されることを拒否する!!」

しかし最新作の宴では…

…どうしてこうなった。

+ …元就です。
最近になってBSR48総選挙なる企画が打ち立てられた。
公約は「日ノ本に相応しきは日輪信仰のみぞ…!」
様々なポスターが立ち並ぶ中、一人だけ地味なポスター。
元就よ、それでいいのか…?
頑張れ元就!負けるな元就!なってたまるかサンデーに!


戦国BASARA X』での性能

文句無しの最強キャラ。 「相手が毛利を使ったらそれは『(さっさと終わらせて)飯食いに行こうぜ』の合図」 とまで言われるほど。

戦闘スタイルは、原作のようにトラップを張り巡らせて戦う設置系キャラとしての色が強い。
地面にトラップを仕掛ける「先の手 発」はボタンによって距離を変えることができ、三つまで設置可能。
再びコマンドを入力することで爆発する。なんとこの爆発、 ガード不能 となっている。その上持続が10フレームとやたら長い。
そのためダウン→起き上がりに設置爆破からコンボ→再度ダウンのループコンボで双方援軍無しの状況でも容易にハメ殺せる。
並のオクラが相手ならバクステ等の無敵で抜けられないことも無い(無敵の短い前田慶次等はそれさえも厳しい)が、対応されると……。

「弾き手 壁」「弾き手 壁 射光」は回転する壁を設置する技。この壁はそのままではダメージを与えることが出来ないが、
相手が喰らい状態か、BASARA技の「禁じ手 縛」のヒット後の状態で当たると、ダメージを与え相手を再度吹き飛ばす。
相手が壁吹き飛ばし状態なら、│→ ←│ (矢印は相手が吹っ飛ぶ向き)などと設置すれば相手をピンボールのごとく跳ね返しまくることもできる。
「縛」には援軍封じの効果もあるので、永久に組み込むと相手はカウンターを決めることが出来ず完全に詰む事になる。
更に「縛」永パの要である溜め吹き飛ばし攻撃に簡単に繋げることが出来るので……。

+ 元就の援軍について

兵士「さすが元就様! そこに痺れる憧れるゥ!!

元就「何をしておるか… この役立たずどもめが……」

兵士「も、元就様…申し訳ございませ…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」

援軍は毛利軍兵士。
他のキャラと違い援軍を複数呼ぶことができ、レベルが上がる毎に呼び出せる兵士の数が増加。
兵士は自分の攻撃を当てて飛び道具として飛ばすことが可能である。

全援軍の中でも使い勝手が非常に良い上、レベルの増加速度がダントツで、あっという間に100になる。
(他キャラの約二倍の増加速度を持つ本多忠勝よりも10カウント以上早い)
援軍ゲージの使用率も少なく、おまけに回復も非常に早い。
レベル100の状態で援軍を連発しているだけでも十分に勝ててしまう為、殆ど人間弾幕一人STG状態
更に呼び出した援軍兵士を自分で殴ってゲージ回収できるなどやりたい放題。「兵は投げ捨てるもの」とか本気で言いそうで困る。
一応、援軍兵士を自分で殴ると1体に付き援軍レベルが1下がるというデメリットがあるが、レベルの回復が早いので殆ど気にならない。
同キャラ対戦ではあらゆる方向から兵士が乱れ飛ぶ事態になり、 「俺の捨て駒じゃなかった」 と言いだしてしまうこと請け合いである。

他キャラと違い、コマンドで攻撃方法を様々に変化できる。
  • 令 槍兵前進
援軍ボタンを押すことで発動。
自分の背後から槍兵が走ってきて相手に突撃する。
この技のみ発動中は援軍ゲージにバツがつくので、他の兵士を呼ぶことが出来ない。その代わり、この技はノーモーションで出せる。
単純に攻撃判定が強い上攻撃判定が出てから2フレームやられ判定がない(つまり 無敵 )。
更に 1Fから発生保証がつく ため、ガードしながら援軍ボタンを連打していれば、連続ガードが途切れた瞬間に槍兵が走ってくる。
牽制、暴れ、固め、盾にして前進or後退、隙のフォロー、コンボパーツとあらゆる用途に使うことができ、まさに万能。
「先の手 発」と並んで毛利の壊れを象徴する技の一つ。
  • 令 弓兵前射 236+援
弓兵が現れ、火矢をまっすぐ発射。
大半のキャラのしゃがみに当たらないのであまり使われないが、ムックによるとガードさせて毛利側が 22F有利
  • 令 弓兵上射 214+援
火矢を上空に放ち、放物線を描いて落ちてくる。
発と絡めることで簡単に脱出困難なガー不起き攻めを仕掛けることができる。
  • 令 槍兵上昇 623+援
足元から槍兵が飛び出して攻撃する対空攻撃。
発生が早く、相手を浮かせる上受身不能時間も長い。コンボの要。
  • 令 槍兵降下 421+援
頭上から槍兵が降下する。中段。
  • 令 虚実設置 22+援
兵士が地面にトラップを設置。
その後、「惑い手 虚(22+強)」を発動することで仕掛けた位置に瞬間移動。
立っていた場所には囮の兵士が登場する。

基本的な戦い方としては、援軍による飛ば落とが強い。
槍兵突進で地上を問答無用で支配し、ヒットしたらそのまま端に運ぶ。固まっていたら「発」でガードを崩して端に運ぶ。
相手はそれらがわかっているので嫌がって飛ぶのだが、それを立ちB、エリアル、ジャンプA、槍兵上昇、
などなど選り取り見取りかつ強力な対空で落として端に運ぶ。
地上牽制のつもりで出していた槍兵突進が普通に対空としてヒットすることも日常茶飯事。勿論その後端に運ぶ。
端に運んだ後は、とりあえず「縛」を当てる。
そこから吹き飛ばし攻撃を当てて永パへ移行するか、ダウンさせガード不能連携へご招待するかの二択
二択と言っても毛利を使っている中の人の見通しや気分次第でどちらかが決定されるというだけで、
攻撃される側はどちらが来るかわかろうが 画面を見ることしかできない

+ ガード不能連携とは
主に画面端で「縛」を当ててダウンさせ、倒れた相手の上に「壁」「発」を設置するループコンボのこと。
相手は「縛」の効果により起き上がった瞬間「壁」が当たってしまうので、
そこにガード不能の「発」を当てて高く浮かせ、またエリアルコンボへ。コンボからまた「縛」を当てて、という風に繰り返すもの。
因みに「縛」の効果により援軍が一定時間使用不能になり、かつ次の「縛」が効果が切れる前に当る為、援軍カウンターすら出来ない。

ガード不能というか ほとんど行動不能 なので、やられる側は毛利側がミスするのを待つしかない。
一応、起き上がりからのバックステップでタイミングはずらせるものの、回避は出来ないので時間稼ぎにしかならない。

更に通常「縛」の発動にはゲージが1本必要なのだが、途中でコンボを挟んでいるために約0.4ゲージ回収する。
つまり 「縛」を使っても次の「縛」までに必要なゲージが溜まっていく という、非常に凶悪なループである。

強力なループを持つだけに飽き足らず、永パ自体も、
  • 与ダメージが高く、全キャラに安定して入る戦国フルマラソン2種(スタイリッシュポイント回収、援軍ゲージ及び援軍レベル回復用)
  • キャラ限ではあるが援軍レベル回復速度が速い戦国横跳び
  • 高ダメージの上ゲージ回収まで行える戦国ゴールイン
など非常に高性能なものが揃う。これらも強力な癖に操作難易度が高くなく、
キャラ限が少ない上(=汎用性が高い)、ミスしても援軍を絡めればフォローが利く。

援軍による立ち回りの強さ、投げ・中段・下段・ガード不能技などほとんどの攻撃から永パへ以降可能、
更に永パ中に一撃準備→発動で感動のエンディングを迎えることが出来るなどの理由から、
ダイヤグラムでは 全キャラに対して7:3以上 (一説には8:2)をつけており、
「(現在でも圧倒的な性能を発揮しているのに) まだ詰める箇所がある
「(今後他キャラにどんな永久が発見されようと) 毛利一強は絶対に変わらない
などと凄まじい評価を受けている。

こいつに勝つためには、まず毛利側の援軍レベルが低いうち (約50秒間でMAX) に頑張って1ラウンド目を取ることが必須。
2ラウンド目には積極的に永パをしかけて毛利側に援軍カウンターを使わせ、その隙にチャンスを与えず永パで封殺するしかない。

…ないのだが、毛利単体でも非常に強力なのでそれすら難しいという有り様。
その強さを支える要因として、
  • このゲーム最強クラスの判定・長いリーチ・隙無し・低姿勢のしゃがみBよる牽制
  • このゲーム最強クラスの判定・発生が早い・隙無しの立ちBの対空
  • 上半身無敵・前面から真上までをカバーする長いリーチのエリアル攻撃
  • エリアル攻撃と同モーションのため長いリーチ・ガードされても硬直差が-2Fしかないガードキャンセル
  • 単体ガード不能連携
等あげていくとキリが無い。これ以外のほとんどの技も凶悪なくせして援軍まで強力なので、本当に手が付けられない。

弱点らしい弱点はないが、強いて言えば(援軍がいないと)切り返しに使える技がガードキャンセルのみである事だろうか。
少なくとも援軍つきよりマシなことには違いなく、あの伊達政宗でも上手く立ち回ることが出来れば 1ラウンド目だけは 取れるかもしれない。
但し、対空技で落とされようものならそのままガー不ハメに持っていかれ、牽制に手こずっているとあっと言う間に援軍が到着してしまう。
しかも、どこぞの病人と同じく空中の食らい判定が小さいため、永パを受けにくい。その上、座高も全キャラ1の低さ。
援軍無しの単体性能でも上位であることを踏まえると……。幾ら何でも、日輪のご加護を受けすぎである。
闘劇'10においてもガー不ハメ・フルマラソン・反復横跳びの戦国フルコースで会場を大いに沸かせ、見事に(?)優勝を果たした。

+ しかし……
圧倒的に強いオクラ様であるが、トキのようにキャラ人口が多いかというとそうではない。
他キャラとの差がありすぎて勝ってもつまらないため、すぐに飽きてやめてしまうのである。
勝っても負けても白い目で見られることを覚悟しなければならず、とても初心者向きではない。
「最もキャラ愛を必要とするのは毛利」という説もあるほどで、使い続けるには強靭な精神が必要とされる。

どれぐらい御加護を受けているかがよく分かるムービー
永久って動かなくてもできるんだね!

MUGENでの毛利元就

  • ニート運送氏の毛利元就
援軍などもしっかり再現されている。
戦国BASARA2の固有技"返し手「転」"が追加されており、対空技として機能している。
これが援軍が居ないと切り返しに乏しいという毛利の(数少ない)弱点を完全に補っており、
与えるダメージこそ少ないものの、より付け入るスキを無くし、その凶悪さに拍車を掛ける結果となっている。

さらにタッグ戦では、味方にも全ての攻撃が当たるという原作再現ぶり。
しかも、攻撃された味方には攻撃判定が付く上に多段ヒットまでするので、上手く吹き飛ばしてやると敵に大ダメージを与えることも可能。
原作だと1コンボのダメが低い為嬲り殺し状態になることが多いが、補正が原作よりもかからないため、勝つときはテンポよく勝つようになっている。

また、追加要素として同じ人海戦術使いの春日舞織エルルゥに対して特殊イントロがある。
更に別の掛け合いでディズィーシェルミーリーゼロッテ・アッヒェンバッハなどを「不吉な女」呼ばわりしてファンの怒りを買ったとか買わないとか。
また、信長とも特殊イントロが……ってそれ別人ですよ

但し、原作ゲーで狂性能な割にはトキペットショップに比べるとあまり大暴れしてはいない。
原作より設置爆破の受身不能時間が短くなっていることや、デフォルトAIがいくらか有情なのが原因だろう。
タッグ戦で力を発揮できないことも大きい。

しかし更新でAIが大幅に強化された。
コンボは若干ムラがあるものの、戦国フルマラソンを容赦なく行い、一撃発動可能状態であればマラソンからの一撃を決めてくる。
立ち回りも前にも増してえげつなくなり、並のキャラでは到底敵わないような強さになっている。
援軍が貯まる前はパーフェクトガードによるガン待ちで時間を稼ぎ、
援軍が到着した瞬間槍兵突進とガー不設置による崩しで永久を狙ってくるため、
援軍MAX開始なら凶中位~上位ランクのキャラと言える。

…だったのだが、最近の更新でさらにAIが強化され、援軍MAXスタートならモヒトキに有利になった他、
とうとう上記の動かない永久(通称戦国ゴールイン)までもが可能となった。
また陸上スイッチが搭載され、永久をするかどうか選択可能になった。

その他、12Pにはザビー天使によるバリア、常時援軍ゲージ回復、喰らい中に槍兵が出せるなどの強化をされた サンデー毛利が搭載。
このカラーだとセンチネルやボスモードゼノンなどに圧勝し、初期設定のバルバトスとも互角に戦える実力。今後は狂クラスの大会にも期待がかかる。

+ (味方は)邪魔だ、消えよ
一撃BASARA技で敵味方問わず殲滅する様は、どことなく某味方殺しに定評のあるドラゴン娘を髣髴とさせる。
とはいえ、あくまで超必殺技のみが味方巻き込み攻撃な向こうとは違い、
平常時から味方を巻き込むオクラのほうがずっと凶悪であることは間違いない。
マジで「味方は投げ捨てるもの」とでも言いたいのか、この智将は。

実際に、守ったら負ける-倍返しタッグトーナメント削除)にて、前のラウンドで恋するドラゴンの例の技を食らったことへの報復とばかりに彼女ごとオーモーイーガーした。
また特殊ルールのプチタッグトーナメント2【背中に気を付けろ】では敵を使って味方へ88HITお見舞いする凶悪振りを発揮している。
そして同じく世紀末一凶の男タッグを組んだ際は、
相方をコンボに組み込んで大ダメージをたたき出し、あげく「使えぬ駒」呼ばわりするなど傍若無人の振る舞いを見せていた。
しかし全体的には味方殺しが災いし、結果は原作ダイヤ最弱タッグと同順位。ひどいレベルでバランスが取れているとはこのことか・・・。

…とまあ、観ているこっちは楽しめてもタッグ相手はたまったものではない。

更には(おそらく)ストーリー動画初登場の際にも、初っ端からうp主ごと殲滅するという暴挙をやってのけた。

+ 大会ネタバレ
戦国ゴールイン実装後、中々活躍する機会に恵まれなかったが、AILv最大禁止アークオンリーシングルトーナメントで遂に本領を発揮する。
初戦でいきなりナテルオ氏AIのAC+モードジャスティスと対戦するも、これを戦国ゴールインで撃沈。
援軍レベルが0開始なお陰でラウンドこそ取られるものの、上記のガー不、永パなどを駆使して予選を全勝で通過。
他のBASARAX勢が中々勝てずに苦戦するなか、別次元の強さを発揮していた。
そして決勝トーナメント準決勝にて、ナテルオ氏AIのAC+モードジャスティスと再戦、リベンジを果たされてしまうこととなった。
その後の3位決定戦には勝利し、BASARAX最強キャラの面目は保った。
だがその後のエキシビジョンにてガン攻め高火力キャラに弱いことが発覚。アークゲーのヤバさを視聴者に再認識させることとなった。
  • pH10氏の「オクラ」
夫氏の霊夢戦車を改変した、船に乗ったままで戦う元就。
砲門などどこにも見当たらないのにマスタースパークのようなものを放ったり、「兵など投げ捨てるもの」と言わんばかりにぶつけてみたり、
戦国最強から拝借した3way弾や長曾我部のオウムをも使い捨て、挙げ句にはスマイルビームもどきで一撃必殺とやりたい放題。
船が赤くなって突撃する技を出すとしばらく動けなくなる欠点はあるが、そんなものではちっともマイナスにならないほど強く、カオスである。

「数多(あまた)の手駒を失ったか…

 だが構わん、代わりは幾らでもいる…


      へ
    ιヘ \ 
      K>_ゞ/77/<> 、< 兵は使い捨てるもの。
      州゚д゚)/7'   <><>
     /7_∴iノ    <> <>
      /=l_)_)     <>
      ̄ L L 

出場大会

+ ...
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止
凍結
削除済み
非表示

オクラ


出演ストーリー

+ ...


*1
因みに史実の毛利元就は表に日輪・裏に月が描かれた金の扇を持っており、今でも博物館で展示されている。
戦の前に卜占を行った時、凶兆が出て兵士たちに動揺が走ったが、この金扇の日輪を見せ動揺を鎮めたという逸話が残っている。
また毎朝、日の出に向かって祈りを捧げていたと伝わっている。

*2
資料では嫡男の毛利隆元が若くして死んだ時、三日三晩泣き腫らし、まともに食事すら取れず憔悴しきったという話がある。
更に非常に愛妻家であり、妻の妙玖が亡くなるまで側室を置かず夫婦円満であったという。
側室を一切置かないのは戦国時代ではかなり稀有な事である。

また厳島の戦いで親友である弘中隆包と望まぬ戦いをする事となり討ち取ったが、その智勇と忠節を深く悼み親族を手厚く遇し毛利家に登用・保護した。
毛利の繁栄のため婚姻・謀略・同盟と色々手段を講じてはいたが、別段冷酷非情というわけではなかったりする。

*3
史実での『関ヶ原の戦い』では西軍の名目上の大将は彼の孫、毛利輝元。元就が関ヶ原まで生きていたら満103歳である。
ムービーにて披露した台詞は「我は時を乗り越えてきた」…苦境の時とか試練の時という意味だろうが、幾らなんでも超え過ぎである。
ただし、大谷吉継が「主も若きであったか」と言ってるので、BASARAの元就はまだ若年らしい。
まあ、彼に限らずBASARAの登場キャラは年齢を無視しているし、史実では関ヶ原時点ですでに死んでいるキャラは他にも多いので(例えば新キャラである鶴姫からして史実ではすでに死んでいる)今に始まったことではないのだが、やはり100歳オーバーというのはインパクトが…

*4
ただ、この時の秀秋は唆されてこっそり毛利を裏切ろうかなんて考えて、元就軍に対して兵を展開していたので殴られてもしょうがない。
それでもやっぱり関ヶ原で史実通り、でも「元就爺ちゃんと三成に毎度毎度殴られていたから」とか言う情けない理由で西軍を裏切ろうとして、
結果普段荒げない語気を荒げ、本気で元就を怒らせてしまう。

もっとも裏切った理由は
「役に立つ為に死ね、役に立たないなら死ね。貴様は我が駒に過ぎんとのたまう義祖父」(挙句に上記の虐待)
「情緒不安定で普段から苛つき不良のような石田三成」(イベントで秀秋を納刀した刀で叩きまくりながら罵倒&脅迫三昧)
「怪しげな術を使い、望みは人類の不幸とか言っちゃう大谷吉継」
「口調は穏やかだが実は一番ドSな天海」
・・・むしろ普通の人間なら逃げて当然である。

凄惨な小早川イジメの実態
+ ところがどっこい・・・?
3の外伝とも言える3宴の日本統一モードでは条件を満たすと秀秋に『西軍』を裏切る様言い含める元就という会話イベントを見る事ができる。
これが何を意味するのかはプレイヤー自信の解釈に委ねられてはいるのだが
仮に東軍が勝てば秀秋の口添えによりお家取り潰しは避けられ
逆に西軍が勝てば秀秋を裏切り物として処罰しつつ勝利できると言う
どっちに転んでも最悪の事態を避けられる状態東西両軍大将に知られることなく自身を置いていると言う事だけは言える。

やっぱりこの人がラスボスなんじゃ・・・