いぶき

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いぶき - (2021/09/24 (金) 16:57:06) の編集履歴(バックアップ)



「あのねぇ… あたしだって

         普通の女の子と一緒だよ!

「これ、遊びじゃないんだよ!

     大学進学がかかってんだから!」

  • 代表国/出身地: 日本
  • 生年月日: 12月6日(年齢不明*1
  • 身長: 157cm(III)、162cm(IV)
  • 体重: 46kg
  • スリーサイズ: B82 W57 H82(III)、B95 W57 H90(IV)
  • 血液型 : A型
  • 好きなもの: どんちゃん(ペットのタヌキ)、焼き芋、ガマガエル
  • 嫌いなもの: 補習
  • 特技: 早食い
  • ファイティングスタイル: 忍術
  • キャッチコピー: 高校生忍者(III)、夢多きくノ一(IV)、忍者時々女子高生(ストクロ)、薫風翔(V)
+ 担当声優
  • 天野由梨
    • 『III』『ポケットファイター』
  • 藤村歩
    • 『IV』『ストクロ』『V』
  • 植田佳奈
    • 『V』(アキラのキャラストーリー中の台詞のみ、藤村氏が2019年から休業に入られているための代演)


「いぶき、見参!」

III1st・III2nd
……なんだか私たちって、普通の小学生とだいぶちがうみたいよ。
今日図書館で見たインターハイや国体の記録って、ちっともすごくないんだもの……。
いぶきにかぎらず町の者は、町の北にある神社にくると思い出すことがある。
この町では小学3年生に進級するとき、この神社の境内に集められ、校長先生から町の秘密を教えられるのだ。
「良いですか、みなさんが今日までやってきたキビしい忍者科授業があるのは日本中でこの町だけです。
なぜなら私たちは忍者の里に生きる、本物の忍者なのです。
秘密は守らなければいけませんよ。忍者は影です、光が当たればそれは消えるときです」
あのキビしい修行の日々を経験したのが、日本中で私たちだけなんてなんだか不公平。けどまあそれもいいかも。
だって今では忍者の任務があれば世界中どこでも行かせてくれるもの。
III3rd
高校卒業を間近に控えたいぶき。
学校推薦の就職ではなく、一般大学への進学を強く希望する。
そのためには厳しい卒業試験にパスしなければならない。
新しい出会いと甘い恋が待っている、そう思うだけで苦無磨きに力がこもる。
「絶対、素敵な彼氏とキャンパスライフを楽しむんだから!」

キャラクター設定

ストリートファイターIII』に登場するキャラクター。『1st』より登場。
漢字表記は「息吹」。忍者の里で暮らす女子高生忍者。
忍者しか住まない里で生まれ育ち、幼い頃から忍術の修行に明け暮れているが、
修行の反動からか普通の女の子のような生活を夢見ている
「どん」という名の狸をペットとして飼っており「どんちゃん」と呼んで溺愛している。
里に複数いる狸の中で唯一忍術を使える忍び狸であり、何をするにもいぶきと一緒。
任務の際にも連れて行くし、柿泥棒のようなイタズラをする時ですら片棒を担いでくれる。
どんちゃんが行方不明になった際は異世界まで探しに出掛けるほど可愛がっている。
どんちゃんが非常食だと紹介しているサイトがあるが間違ってもそのような事実は無いので注意!
(非常食のガマガエルがいぶきの好物だという設定とごっちゃになっているのだろう)
『1st』『2nd IMPACT』のストーリーではギルの持つ「Gファイル」(具体的な内容は不明)の奪取任務を果たすために、
『3rd STRIKE』では一般の大学へ進学するのに必要な単位習得のために闘う。
後に『ポケットファイター』や『ストリートファイターIV』シリーズ(『スパIV』から)、
及び『ストリートファイター×鉄拳』『ストリートファイターV』にもプレイヤーキャラクターとして参戦している。
『スパIV』では里での修業ばかりの日々に飽き飽きしてしまい、異性の出会いを求めて抜け出す様子が描かれている。

彼女の住む里は外の世界を距離を取っているらしく、いぶきは「セーラー服を着たことが無い」「出会いがない」と語る。
と言っても、忍者であること以外は普通の女の子であり、その辺は根っからのアイドル好きと言う面からも窺える。
里の幼馴染みの友人には黒澤早雷(くろさわ さらい)や焔悠鉈(ほむら ゆうた)がおり、
ストーリー面では早雷が、『3』の演出面では悠鉈がそれぞれ画面内に登場する。
設定上は他にも複数の忍者が存在し、円城、三条、玄田、雷音といった大人の忍者が里に揃っている。
(『III1st』のいぶきステージ背景に姿を確認できる)。
『スパIV』では男の評価や恋話に目がないという等身大の女子高生っぽさが強調されている。
ケンフェイロンガイコーディーをイケメンと評価しながらも、
「弱い」「タイプじゃない」「忍者としておかしい」「札付き?まさかね…」と揚げ足を取ったり、
バルログには「自分の話ばかりする人はモテない」と究極のダメ出し。言いたいことははっきり言うらしい。
サンダー・ホークには「えっ?彼女探してるの?どんな人? かわいい?いつから付き合ってるの?」と色々詮索しようとしたり、
ローズには恋愛運を占ってもらおうとしたり…と、中々キャラ付けに拍車がかかっている。
小野プロデューサーによれば「いぶきは当時の開発資料と情報が大量に残っていたのでキャラクター作りは非常にやりやすかった」とコメントしている。
つまり元からこういうキャラだったのだろう。
寧ろ『3rd STRIKE』では、よりスレた……いや、より皮肉屋……いや、大人になったということか。

『III』シリーズよりも時系列が前になる『IV』シリーズではまことと知り合ったばかりなのか、
「修行もいいけど、他の趣味ないの? もっと視野広くしたほうがいいんじゃない?」と他のキャラと同じく辛口。
『3rd STRIKE』では対戦前の専用のイントロが存在するなど妙に接点が多い。
その甲斐あってか、UDONのアメコミではいぶきを主役にした作品が作られており、まことエレナと共に学校生活を楽しんでいる。
『III』のキャラは家族構成やプロフィールを結構明かされているキャラが多いのに、
いぶきは姓が不明で家族も不明と謎に満ちており、前述のアメコミ版ではそれを逆手に取って、
彼女の出生に関する秘密をと絡めてドラマチックに描いている。
何かと「忍者は地味」「修行生活は大変」と里や忍者をディスるいぶきも、
忍術以外の流派の対戦相手には忍術の優位性をアピールしてみせるし、
面倒な任務の最中には早く里へ帰りたがり、親友の早雷ちゃんからの電話にはテンションを上げ、
任務を終えて里に戻るときは無茶苦茶嬉しそうに「たっだいま~!」と声を上げている様子を見ると、
ツンデレ郷土愛が強い性格なのかもしれない。その理由が上述のアメコミ版設定に由来するものだったら…とか考えると面白い。

何かとイケメンに釣られる娘ではあるが、色々理由を付けて欠点をあげつらっては却下しており、まだ決まった恋人がいない。
しかし女友達(黒澤早雷、春日野さくら)と電話する際は苦無を指の中でくるくる回しながら上機嫌で喋り、
通話相手の早雷も電話のコードを指に絡めながら嬉しそうに話している様子で、
どうやらまだ異性との色恋よりも同性との友情の方が楽しい時期のようだ。
メナトが恋愛運に関して言葉を濁している辺り、ちゃんと恋人ができるのか不安な未来しか見えないが。一番脈があるのは意外にどんちゃんだったりして

『ポケットファイター』ではストーリーや勝利ポーズなど、色々な所に食べ物がらみのネタが目立つ。
非常食用のガマガエルを常備していたり、エンディングにて恥ずかしいほどに赤い胴着の男に勝負を挑むも、
手渡された焼き芋に夢中になっている内に逃げられている。これぞ!武神流!
この辺りからいぶきに「食いしん坊キャラ」というキャラ付けが為されるようになり、
エレナと一緒に野外でお弁当を食べているイラストの中では重箱弁当(恐らく一人分)を笑顔で頬張る様子が描かれている。
なお同作品のタバサほどではないがリアクションのポーズも変わったものが多い。

いまいち忍んでいるとは言い難いのが多い格ゲーの忍者(派手だったりうるさかったり)の中でも割と忍者している方。
他にも格ゲーの女性の忍者(くの一)は露出が高い傾向があるが、彼女自身はそこまで露出度は高くない。
ただ、装束の腰側面で素肌が露出しており、はいない、と思いきや、実はしっかり穿いている。
カプコンシークレットファイルにハイレグのような下着を着用している彼女のラフ画があり、電気ダメージ見えるはずだったが没になったようだ。
+ やや大きいサイズなので注意

またこの設定に従い、UDONのアメコミでは「はいている」絵が見られる。

+ 戦闘力について
意外なことに戦闘力が高く、『1st』と『2nd』の敗北時のイラストではそれが強調されている。
+ 敗北時のイラスト(流血注意)

『スパIV』登場の発表とともに掲載されたプロフィールにて、衝撃の戦闘力が公開された。
カップで言うと驚愕のHカップと、『スパIV』どころか格ゲー界でも稀有な戦闘力の持ち主と言える。
しかしこれだと時系列的に『III』の時代では大幅に縮んだことになるが。
『III』シリーズでの身長、戦闘力はゲーメストより発行された「ストリートファイターIIIファンブック」のQ&Aコーナーにおいてのみ発表されており、
一方で『IV』シリーズのプロデューサーである小野Pが「DENGEKI ONLINE」の「いぶきのサイズが変わったのは何故?」という質問に、
「『III』では(当時のディレクターとも確認を取った上で)カプコンの公式資料にはいぶきのスリーサイズのオフィシャルデータは無く、
 『III』当時にスタッフが答えた設定は公式設定に組込まれていないアンオフィシャルなものである」
と答えている。
よって今後は『IV』で設定された戦闘力が正式なものとなる。おっぱい星人の皆さんも大喜び!
なお、後に『IV』公式大会にて小野Pが同じ質問を受けた際は「運動のしすぎ(でサイズが縮んだ)」と、上記のものとは異なる回答を残しているが、
これはマイクの件や他社のマリオ・マリオの件等と同様その場で回答を迫られて発言しただけであり、
社内の人間と言えども個人の意見=公式というわけではない(ジョークの可能性もある)という事に留意されたい。
+ 水着で確認
『IV』。左からさくら、まこと、ジュリ、いぶき。
80のさくら、まことと比べるとこの通りである。というかまことの胸おかしいでしょう

『III』。左からいぶき、まこと、エレナ、春麗キャミィ
エレナは普段と変わらないとか言ってはいけない
それはともかく、浮き輪でよく見えないが『III』でも十分なサイズである。
この時はまことの胸もちゃんとあるとかも言ってはいけない

いぶきの戦闘力(本来の意味)に関してだが…。
こちらも公式作品内で描かれている限りかなりのものである。
  • 世界を掌握している秘密結社のボスを単身で撃破しGファイル奪取に成功。そのまま日常生活に戻る(III1st・2nd)。
  • 世界最強の大仙人を高校卒業単位取得のため5分以内に撃破。その後、もののついでとばかりに前述の秘密結社首領を再度撃破(III3rd)。
  • かっこいい男性を探すためのほんの一時の散策中に世界征服を目論む改造人間を単身撃破(IV)。
  • シャドルー壊滅作戦に参加し、苦戦するメンバーが多い中いぶきは最後まで無傷のまま戦勝を迎える(V)。
生身で宇宙空間に居られたりカタパルトで大ジャンプしたり単身で世界に挑み勝利したりする特A級ストライダーには流石に及ばないものの、
いぶきはいぶきで中々に超人的くノ一である。
「強すぎる女は敬遠される」とは本人の弁だが、なるほどそりゃ確かに…。
しかしなんとこの娘、忍者の里の中ではまだ見習い段階…所謂下っ端なのである。
自分では仕事を選べない身分らしく、長老から割り振られる無茶な仕事をこなす毎日なのだというから、
忍びの里のレベルの高さには恐れ入るばかり。
親友の早雷はいぶきが不意打ち気味に投げた大量の苦無をしっかり学生鞄で受け止めるし、
合宿の先生はいぶきの隠遁を見破るし、
百日紅大学の忍者サークルの先輩(恐らく一般人)はいぶきより強いっぽいし…。
なんなんだこの世界。秘密結社の首領<いぶき<大学サークルの先輩とでも言うのか。
そりゃあ、ベガ様が何年経っても世界征服を成し遂げられなかったわけである。サイコなんちゃらや殺意のなんちゃらと言う前に忍術に対策すべきだった。

戦闘力とは無関係だが嗜好が普通のコとは違う部分も見受けられる。
『III3rd』ではトゥエルヴを、『スパIV』ではジミーを「かわいい」と評しており、
あのセスを前にして「どうせ改造するならもっとカワイイデザインにすべき」という感想しか抱かない。
合宿の行き先が霊山か樹海の二択と知らされても「幽霊にしか出会えない」「素敵な出会いが無い」という不満を抱く辺り、
霊的な存在に対する恐怖心とかも無いらしい。
その割に豪鬼の顔を「里にある仏像に似てる。コワイ。夢に見そう」と妙に恐れているが…。
彼女の中の価値観は「自分基準で強いか弱いか」であって「うらめしや~」とかよりも「一瞬千撃!!」の方が恐ろしいのかもしれない。


キャラクター性能

性能面では、忍者らしい素早い動きと多彩なターゲットコンボがウリ。とは言え三角飛びとは無縁の存在。相手を固めてのラッシュで封殺する戦法が得意。
やたらと技の数が多いのが特徴で、一つ一つに名前が設定されているため覚えるだけでも一苦労。
忍者キャラのお約束かテクニカルキャラだと思われがちだが、主力として扱うコンボはそこまで難しくない。
豪鬼の次に少ない体力値(所謂、ちなみにスタンゲージの長さは並)と全キャラ中最低の投げ間合いが弱点。

『2nd IMPACT』までは元の強さに加え、
強烈な性能の通常技と「破心衝」という超高性能なスーパーアーツ(続編で言えば春麗の「鳳翼扇」のようなもの)を所有し、
ショーン、ユンと並ぶ3強とされていたが、
『3rd STRIKE』では「破心衝」が削除され「闇時雨」に変更された。それ以外の通常技もモーションごと変更されたものが多い。
それが原因と言うわけでもないが『3rd STRIKE』では中堅所に落ち着いている。

「神速 破心衝! どうだ!」

『ポケファイ』では、ゲームの主システムであるフラッシュコンボがどこで止めても隙だらけという困った性能だが、
その反面地上コマンド投げが数少ない1フレーム投げで、
空中投げもほとんどの敵に打ち勝てる優秀さのため、投げを主体に戦術を組み立てることが出来る。
更にジェムを集めて飛び道具の「苦無」をLV3へ成長させればガンガン固めまくることも可能。
…ただ、前記の通りフラッシュコンボが酷い性能なので、そもそもジェムを集めるのに一苦労する。

+ 『IV』での性能
『スパIV』においては、「破心衝」がウルコン2として復活
(「闇時雨」は削除。「鎧通し」はウルコン1、「霞朱雀」はスパコンに)。
「苦無」の速度が下がったので、起き攻めのめくりコンボ始動に使えるようになった。
「旋」の射程が(『III』の感覚と比べ)長くなり、EXなら硬直が殆ど無く「雷打」や「風斬り」に繋げられる。
またハイジャンプキャンセルで通常技から「破心衝」に繋げることも出来る。
だがスライディングがめり込むと当てても反確
「飛燕」の発生が遅くなり、「風斬り」はふんわりと飛ぶのでガードされたら反確、
EX版では「苦無」でフォロー出来るがガードされたらこれも反確。
通常技の判定も若干弱くなったので、「苦無」のめくり起き攻めなどが通用しなくなると途端に厳しくなる面も。
『ウルIVオメガ』では「影縫い」という技が追加。
地上で立ったまま相手の足元目がけて苦無を投げるという技で、
見た目は「闇時雨」の始動動作と同じ。
当たると相手の影を地面に縫い付けて動きを止めることができ、追撃が可能。
EX版は通常より強力なタイプのEX必殺技として「闇時雨」を発動することが可能となっている。
これにより4種類のスーパーアーツを全て使用可能ないぶきとなった
(『スト鉄』では通常のスーパーアーツが打撃投げ化した「鎧通し」で、クロスアーツ専用動作が「闇時雨」となっている)。

+ 『V』での性能
『V』にもSEASON1の追加キャラとして登場。
本作のいぶきの強みはなんといってもVトリガー「六尺焙烙玉」(以下「爆弾」)に尽きる。
このVトリガーは発動時に爆弾を1つ投げ、Vトリガー中にもう一度ボタンを押すともう1個爆弾を投げるというもの。
文章にしてみればそれほどでもないように見えるが、Vトリガーであることが重要で、キャンセルでコンボに簡単に組み込める。
何でもない引っ掛けからトリガーキャンセルでフルコンボに持ち込め、そこから2個目の爆弾を重ねて表裏もしくは中下の択を仕掛けられる。
この2個目の爆弾からの択一攻撃がガード出来なければ全キャラもれなくピヨるので、トリガー中の一度の引っ掛けが7~8割のリターンに直結するのだ。
飛び道具を重ねて択る安全な二択というだけでストリートファイター系の格ゲーとしては既に破格の崩し性能だが、
質の悪いことに爆弾の爆風がでかすぎて攻撃が煙で物理的に見えないという本当にちゃんと見て調整したのか疑わしいオマケまでついている。
『V』の防御手段は他のゲーに比べて貧弱極まりなく、Vゲージを消費して撃つガーキャンぐらいしかないため、この連携を安全に回避する手段は全く存在しない
そんな技がVトリゆえに勝手に溜まるわけで、対策らしい対策といえば「攻め続けて打たせない」というシンプルなものしかない。
いぶきはリーチが短くジャンプがふんわり遅いので立ち回りこそ若干弱めなものの、
当たればリターン大きくガードさせて有利Fを取れる飛び道具「苦無(EX版)」があるのでラインを上げやすく、触らせずに倒し切るのは困難。

追加されたS1でもその爆発力の高さは話題となっていたが、S2で多種多様な強化を受け、
その中でも特にジャンプと前ステが鋭くなったことと、5MKが不利から有利に変更されたこと、
そして体力が50も増えたことで一気に最強クラスの評価を受けるようになった。
火力が高い代わりに体力を低くしてバランスを取ったキャラ、の体力を上げたらどうなるのか…。
今でも歴史は繰り返されるものである。

S4(CHAMPION EDITION)からは人によって引き続き最上位に置かれたり逆に陥落したりと、評価は分かれてきているようだ。


MUGENにおけるいぶき

MUGENでは主に以下のものが存在する。GM氏のもの以外全て海外製である。

+ GM氏製作 3rd仕様
  • GM氏製作 3rd仕様
現在氏のサイトは閲覧できない状態にあるため、交差氏によって代理公開されている。
動画への出演頻度が最も高いのが恐らくこれ。WinMugen版とMUGEN1.0版の2種類あるが性能に差異は無い。
高い原作再現度を誇り、スーパーアーツを(「全種類」も含めて)選択可能。
また、『3rd』仕様ではあるが「破心衝」が使用可能である。

AIがデフォルトで搭載されているが、強さは控え目。
出雲氏と1%氏がそれぞれ外部AIを公開していたが、現在はどちらも公開停止。
2020年には新たにfoolish owl氏による外部AIが公開されている。現在、新規で正規入手可能なのはこちらのみ。
出雲氏のAIは、デフォAIを改良したもの。ブロ率が上昇し、高火力のコンボを的確に決めてくるようになる。
氏曰く「超反応はありだが対人用っぽく作ってある」とのことで、発生の速い攻撃や近距離ではブロ確率が低下したり、
適度に暴れたりなど人操作でも勝てるように作ってあるが、対AIとしても中々の強さを発揮する。
ちなみに「IIIキャラは飛び道具を連射されると基本詰む」という理由から飛び道具に対するブロ率が半端無く、
弾幕戦法が中心となる東方キャラあたりと戦わせると凄まじい光景を拝むことが出来る。
1%氏のAIは、全開アレクと同じくシステムディレクションを全開にしたもの。
ただし、10割コンボなどは使ってこない良識的な強さのため動画に出すときも安心である。
適用すると前歩きが暴発したまま止まらなくなってしまう不具合があるのが欠点。
foolish owl氏のAIは、ブロッキングを一切使用しないものの、中段を絡めた連続技などを適確にぶち込む「格闘らしい」AIである。
foolish owl氏AI

この他に、ふみⅤ3氏による狂改変版が公開されている。
WinMUGEN版と1.0版のそれぞれが存在。
性能は、
  • 1P~6P:エルクゥに圧勝してマスギに負ける程度
  • 7P:ゲジマユかつ投げに対する無敵が付くことでマスギに圧勝するようになる
  • 8P:通常攻撃に無敵が入り、マスター鷲塚Bスタイルを圧倒できる
  • 9P:飛び道具に無敵が付く
  • 12P:更に無敵が強化される。AカインAIレベル1に歯が立たないので狂中位下位程度
とのこと。

+ VIOLET氏製作 ポケットファイター仕様
  • VIOLET氏製作 ポケットファイター仕様
現在は公開されておらず入手不可。

+ Jedah12氏製作 MVCアレンジ仕様
  • Jedah12氏製作 MVCアレンジ仕様
氏のサイトにキャラDLリンクはあるが、リンク先であるMediaFire上のデータが削除されたままなので、現在は入手不可。

+ Fido氏製作 MXアレンジ仕様
  • Fido氏製作 MXアレンジ仕様
代理公開先のMugen Chinaから氏のキャラが全て消えており、現在は入手不可。

+ Kong氏製作 MVCアレンジ仕様
  • Kong氏製作 MVCアレンジ仕様
defファイルを切り替えることにより、AIをeasy/medium/hardの3段階に調整出来る。
原作の技は全て搭載されており、さらに空中から雨のごとく苦無を降らせる「kunai rai」というオリジナル超必が追加されている。
デフォAIはほとんどの技をバランス良く使い、中々の強さを発揮するが、バグが多いため試合の進行に支障が出ることもある。使用する際は注意が必要。
ペパーミント氏による外部AI&性能改変パッチが2012年8月19日に公開された。本体のバグ修正パッチも兼ねている。
AIレベルや常時起動の設定の他、最新版ではループコンボの回数やダウン回避の使用率などを設定可能で、幅広いレベルの試合に対応可能。
様々な局面から適確にエリアルレイヴを決め、近距離では通常投げでしっかり相手を崩す良AIである。設定次第ではかなりの強さを発揮する。
「旋」が中段判定になっており、これで相手を固めてから「鎧通し」でキャンセルする回避不能連係が強力。
「旋」がヒットしていれば「破心衝」や「闇時雨」でキャンセルしてダメージの底上げを図り、
「破心衝」がフルヒットすればさらにそこからエリアルレイヴが確定するため、さらなる火力アップが見込める。
つまり1ゲージ所持した状態で相手に「旋」が触れさえすれば大幅に有利になるということである。

+ Kong氏製作 ポケットファイター仕様
  • Kong氏製作 ポケットファイター仕様
こちらもdefファイルを切り替えることにより、AIをeasy/medium/hardの3段階に調整出来る(デフォはmedium)。
SD頭身キャラだと舐めてかかると痛い目を見ることになるだろう。

+ mazemerald氏製作 STIVアレンジ仕様
  • mazemerald氏製作 STIVアレンジ仕様
海外サイト「The Mugen Multiverse」で代理公開されているいぶき。
『ストリートファイターIV』風にアレンジされており、ボイスが英語なのが特徴。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ GigaHertz氏製作 CVSアレンジ仕様
  • GigaHertz氏製作 CVSアレンジ仕様
2013年6月27日公開。
Fido氏のいぶきを改変。開始時にグルーヴ選択があるが、コンフィグで固定化することも出来る。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ MUGENストーリー動画におけるいぶき
その分かりやすい忍者装束姿から、忍者やくノ一が集うストーリーでは出番が多い。
カプコン忍者繋がりに加え服装と勝利ポーズが似ていることもあり、
ストライダーズの一員として(MUGEN STORIES INFINITY)や、
飛竜の部下として(花鳥風月とワルツを)等、何かと飛竜に絡んだ役柄をもらう作品が散見される。
公式でも『V』で是空によってストライダーズ創設メンバーに勧誘され「飛龍戦隊 素斗雷打」に入れられるなどしており、
そのうち飛竜と正式に共演しそうである。
飛竜の旅に至っては主人公の飛竜同様ゲーマーというキャラ付けがなされ、
部下というよりべったり絡んでくる後輩女子みたいな性格に描かれているため、
『宇崎ちゃんは遊びたい』ならぬ「いぶきちゃんは遊びたい」状態になっていた(世に出たのはこの動画の方がうんと先だが)。
飛竜うらやましいぞコノヤロウ



「精進しなよっ!!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー



*1
『3rd STRIKE』では高校卒業を控えたいぶきは18歳。
『1st』と『2nd IMPACT』はその1年前なので17歳である。留年の可能性については考えないでおこう。
『III』では3歳になっていたケンの息子メルが『IV』では誕生間近であるため、『IV』と『III』の時間差は約3年。
つまり『IV』のいぶきは、「17歳-3年で14歳」ということになる。14歳でバスト95!!88の彼女をも上回る。