"You monsters adios die!"
   (あんたみたいな怪物は消えて無くなるがいい!)
 身長:166cm
 体重:50.4kg(『3』では49kg)
 
年齢:23歳(『1』(1998年)時)
 血液型:B型
 所属:ラクーン市警「S.T.A.R.S」アルファチーム
 標準装備銃:ベレッタM92F S.T.A.R.Sカスタム・サムライエッジ
    
    
        | + | 担当声優 | 
Una Kavanagh『1』
Catherine Disher
『3 LAST ESCAPE』『MVC2』Heidi Anderson『1』(リメイク版)Kathleen Barr『めいわく星人パニックメーカー』Tara PlattパチスロPatricia Ja Lee『アンブレラ・クロニクルズ』『5』『マーセナリーズ3D』『TEPPEN』
Kari Wahlgren
『MVC3』
Michelle Ruff
『リベレーションズ』シリーズNicole Tompkins『レジスタンス』『デスアイランド』『RE:3』Elysia Rotaru『Puzzle Fighter』 
 
鶴ひろみ
『1 ディレクターズカット デュアルショックver.』
宮村優子
ドラマCD
湯屋敦子
『1 HDリマスター』『リベレーションズ』『オペレーション・ラクーンシティ』『RE:3』実写映画(劇場・ソフト版)、『MVC3』『PXZ』シリーズ、『TEPPEN』『デスアイランド』『勝利の女神:NIKKE』コラボストーリー「REBORN EVIL」
岡本麻弥
実写映画(テレビ放送版)
井上喜久子
『めいわく星人パニックメーカー』不明『鬼武者Soul』
沢城みゆき
『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』 
 
    
    
        | + | ボイス集 | 
		| Kavanagh女史 
 | Disher女史 
 |  		| Anderson女史 
 | Lee女史 
 |  		| Ruff女史 
 |  |  
		| Tompkins女史 |  		| 『レジスタンス』 
 | 『RE:3』 
 |  		| 鶴女史 
 | 宮村女史 
 |  
		| 湯屋女史 |  		| 『PXZ2』 
 | 『NIKKE』 
 |  |  | 
CAPCOMのゾンビゲーム『バイオハザード』シリーズの主人公の一人。
ラクーン市
警察の特殊部隊S.T.A.R.S.(
Special 
Tactics 
And 
Rescue 
Serviceの略)の元隊員。
地方都市の警察官でありながら米陸軍デルタフォースの訓練プログラムを修了しており、爆発物やトラップ処理・解錠に関する技術を持つ。
チーム内では後方警戒を主とするRS(リア・セキュリティ)にてトラップ・爆発物処理要員を担当していた、その他にはピアノが上手。
    
    
        | + | 原作での活躍 | 
『1』で人間が食い殺されるという怪事件が発生していたラクーンシティにおいて、
 
事件を捜査中のS.T.A.R.S.ブラヴォーチームが消息を絶ってしまい、
 
捜索のためにクリス・レッドフィールド らアルファチームの隊員としてラクーンシティ郊外の山中の調査に向かう。
 
だが、銃撃にも怯まない凶暴な野犬の群れに襲撃を受け、避難した先は異様な雰囲気の漂う洋館 だった。
 
そこで彼女達は、アンブレラ社が行っていた恐怖の実験により生まれた脅威を身をもって体験する事になる…。
 
得体の知れない化物の徘徊する館内で、彼女は同僚のバリーの手助けを受けつつ捜索を続ける。
 
異常な事態に物怖じせずにグレネードランチャー等の銃器や調合した化学薬品で敵を退け、
 
カラクリに満ちた館の謎を解き、アンブレラ社の地下研究所にまで踏み込む。
 
そこで真相を知ると共に仲間の裏切りに合い、実験生物兵器「タイラント (スーパータイラント)」との戦闘になってしまう。
 
しかしヘリで待機していた仲間の機転で投下されたロケットランチャーを使い撃退に成功し、辛くも生還を果たす。*1
 
その2ヶ月後の『3』では『1』での出来事以来、アンブレラ社の調査を行っていたが、
 
アンブレラ社内の権力闘争にからむ事故のためラクーンシティ全域でウィルス汚染が発生してしまう。
 
無数のゾンビが徘徊する文字通り死の町となったラクーンシティにおいてジルは必死に脱出方法を探す。
 
警官隊は壊滅し、アンブレラ社が事態打開のために投入した私設傭兵部隊も壊滅状態に追い込まれるが、
 
僅かな生き残り兵士とジルは協力し、脱出のために物資や武器を集めるため奔走する。
 
しかしアンブレラ社は同時に混乱に乗じてS.T.A.R.S.抹殺と新兵器テストを兼ねて新生物兵器ネメシスを投入、
 
強力な再生能力と銃火器を扱う知能を持ったこの「追跡者」に幾度も襲撃されてしまうジル達だったが、
 
最後はアンブレラ社の汚水処理施設に逃げ込みそこに投棄してあった米軍の試作レールガン を利用しネメシスを退ける。
 
冒頭のセリフは選択イベントにて、撃破したと思われたネメシスが最後の悪足掻きでジルに襲い掛かろうとした際に、
 
マグナムで返り討ちにし、トドメを刺した時のもの。なおトドメを刺さなくてもこのイベントは省略できる。
 
しかしこの事件を収拾不可能と判断したアメリカ政府は核ミサイル でラクーンシティを消滅させるという最後の手段を強行する。
 
ミサイルが飛来してくるラクーンシティにおいて絶望しかけたジルであったが、
 
そこへ危険を顧みず救出のために飛来した仲間のヘリに発見され、辛うじて脱出に成功する。
 
    
    
        | + | 別に超人って設定じゃないんだよね? | 猛スピードで暴走する列車から飛び降りても無傷。タイラントの攻撃を喰らって数メートル吹っ飛ばされても平気。4回か5回くらい連続で喰らわなければ大丈夫。追跡者のロケットランチャーが後頭部に直撃しても、体力が満タンならば生きていられる。ヘリコプターの銃撃を受けても体力が満タンならば生きていられる。ヘリのミサイル直撃を受けても体力次第では大丈夫。体力が満タンで且つ難易度がLIGHTならば、軍用大型レールガンの直撃を受けても生きていられる。しかもそのレールガンは、他の武器では倒せない『3』のラスボスを一撃で戦闘不能にできる威力。
そして、これ等の常人ならば死ぬのが当たり前の攻撃を受けても、救急スプレーや薬用ハーブを体にぶっかければあっという間に全快する(これは他のキャラにも言える事だし、ゲームだからではあるが)。
ゾンビやケルベロスにどれだけ噛まれても、絶対にウィルスに感染しない。追跡者に強力なウィルスを直に注入された際も、ワクチンを接種した途端に一瞬で回復した
 (これには一応、『バイオ』シリーズの歴代主人公は全員ウィルスの抗体を持っているという裏設定がある)。
 
この様に、常人では到底不可能なマネ を既にやらかしている。
 
というか、このシリーズに出てくる主人公は大体こんな感じである 。あなた、ほんとうにただの人間? 
ただし『3』においては、ジルは他に操作できるとあるキャラとの違いとして、
 
「ナイフ攻撃のモーションが小さい為、狭い場所でもナイフを扱える」という特徴があり、
 
やはり他の者達よりも格闘面では抜きん出ている事が分かる
 
(一応身体能力は『1』ではクリス>ジル≧レベッカという設定、まあそうでないとクリスの立場が無いが…)。
 
また、これらの様な戦闘面以外の技能に関しても、
 爆発物処理の専門家簡単なものであれば、キーピックで部屋の鍵を解除できる材料さえ揃っていれば、拳銃やショットガン、更にはグレネードランチャーの弾丸を精製する事ができるベートーベンの「月光」を、楽譜を見ただけで完璧にピアノで演奏できる
 
見ての通り、 最後のはともかく相当の才能を持ち合わせている。
 
……伊達に特殊部隊に選ばれていないという事なのだろうが、どこの完璧超人だ、お前は。
 
ちなみにノベル版の『バイオハザード1 アンブレラの陰謀』ではキーピック関係の能力は、
「実家が泥棒稼業でジルも子供の頃から片棒を担いでいた」というとんでもない理由付けがされていた。
 もちろん公式設定かは不明。なお、実家の泥棒稼業は父の逮捕をきっかけに全員足を洗い、
 この時父が家族を庇おうと全ての罪を被ったため、ジル達は罪に問われなかったそうである。
 |  
 
    
    
        | + | 『5』では…(ネタバレ注意) | 
『5』では、本編開始前にウェスカーに殺されそうになったクリスを庇い、ウェスカーを道連れに崖から転落、
その後の捜索で遺体が発見できなかった為、公式には死亡扱いとなった。
 
 
当のジルは、共に落下したウェスカーに回収されて冷凍睡眠状態に処されており、
 
数年後に薬物「P30」によって精神を支配され、ウェスカー達に操られてバイオテロに加担する事になってしまう。
 
最終的にはクリス達に投薬装置を引き剥がされて自我を取り戻し、無事に帰還を果たした。
 
なお、P30の副作用で 漂白脱色金髪になっているがこれについての評判は芳しくない。
 |  
 
『リベレーションズ』では久しぶりに主人公に復帰。時系列は『4』と『5』の中間。
 
本作では英語以外の音声も選択可能であり、日本語版声優は前記の通り映画の吹き替えと同じ湯屋敦子女史が担当。
 
劇中で海洋汚染テロ用に作られたTウイルス「T-abyss」の試作ワクチンを自ら投与している。
 
…何というか怖いもの知らずにも程があるが、しておかないと直後のイベントで死んでしまうので、仕方が無い 。
 
おかげで『リベレーションズ』以降のジルは2種類のウイルス抗体が体内にあるという凄まじい状態になっている。
 
ちなみに、『5』でウェスカーが作った「ウロボロスウイルス」はジルの体内にあった「非常に強力なウイルス抗体」が材料になっているのだが、
 
本作でのワクチン投与もそのウイルス抗体の生成の一因かもしれない。 あと後ろ姿の尻がとてもエロい
 
……その後の時系列の彼女はと言うと中々出番が無い。
 
というのも基本的にバイオシリーズのナンバリングタイトルは作中とゲーム発売時の時系列をリンクさせているため、
 
最初期の生年月日設定をたまに弄られるCAPCOM代表ヒロイン と違い、
 
ジル(1974年生まれ)やクリス(1973年生まれ)達はゲームが発売される度に容赦なく加齢し続け、
 
2021年発売の『ヴィレッジ』の時点のジルに至ってはもう45歳 である。 45さい!!}
 
ベテランの貫禄が溢れていた『1』のバリー・バートンが38歳なのでそれをも上回っているのだ。
 
20代前半で主人公デビューしたヒロインが40半ばになった姿を描くというのはやはり難しいようで、
 
かつてのダブル主人公の片割れであったクリスが『5』以降も出ずっぱりになってシリーズを繋ぐ中心人物になっているにも拘らず、
 
彼女だけは不自然なまでに出番が無く、ようやく再登場できたのは『3』と同じ時系列のリメイク作の『Re3』。
 
年齢を考えれば引退も当然ではあるが、もはや公式でも彼女の再登場は諦めて若い頃の姿を『Re』で描くに留める事にしたのか……
 
と思われていた矢先に『バイオハザード:デスアイランド』にて本編時系列の彼女が久しぶりに再登場。
 
後述のコラボゲーである『PROJECT X ZONE』を除くと、公式でレオンと初の共演を果たした。
 
舞台設定はやや遡って2015年であり、ジル自身ががっつりアラフォーなのは変わらないのだが……。
 
『5』で投与されたT-ウイルスの影響で肉体の劣化が抑えられているという設定で、
40を超えながら若々しい肉体のまま不老状態である事が明らかになった。美魔女ってレベルじゃねえぞ!
 一応、『6』でもシェリー・バーキンがG-ウイルスの影響で20歳前後で加齢が止まっているという前例があるため、
 それ自体がいきなり生えてきた不自然な設定という訳ではないのだが、
 『リベレーションズ』以降の不自然なまでの出番の少なさと、唐突に発表された不老設定の事を踏まえると、
 CAPCOMも40歳を超えたジルの扱いには相当の葛藤があったであろう事が窺える。
 
 いずれはクレアやレベッカも理由を付け不老にされるのだろうか | 
格闘ゲームのキャラクターとしての初出は『
MARVEL vs CAPCOM 2』。具体的な数値は不明だが
かなりの戦闘力を保持している。
同作では特殊部隊仕込みの戦闘術に加え、
どうやって手懐けたのかゾンビやケルベロス、挙句の果てに
タイラントまで従えて格ゲー界に殴り込む。
まぁゾンビやケルベロスを呼び出す技名は「緊急回避」なので、このゾンビ達は本当はジルを襲ってきているのだが。
本家での弾薬節約の鬱憤を晴らすかのようにハンドガンやグレネードを撒き散らし、
ロケットランチャーで相手ごとタイラントを爆殺するなどやりたい放題である。彼女が戦場に立つ時、そこはラクーンシティと化す。
そのため、『バイオ』シリーズ本編では普通の人間であるが、『MVC』では完全なイロモノと化している。
    
    
        | + | ジル…およびバイオハザードの面々の外部出演 | 
格闘ゲーム『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』にはクリス、ウェスカーと共に参戦した。
 
ジルの方はDLCであるが、全員『バイオ5』仕様での登場である。
 
ちなみに『MVC3』においての参戦は洗脳されている状態での参戦 のため、言動がアレな事になっている。
 こんなのじゃなくて『MVC2』のスタイルの彼女が使いたかったユーザーをがっかりさせる結果であるが、その「乱入してきたゾンビ共を巻き込んで諸共に相手を倒す」というスタイルは戦場カメラマンの方に引き継がれてしまったから仕方ないのである
 (実質的な前作である『タツカプUAS』からそれだし)。
 ついでに技の名前も一部分だがウェスカーの変なセンスを引き継いてしまっている
なお、公式HPで見られるムービーでクリスと対峙するのは、あのハルク である。
お前等もう人間じゃねぇ。 まぁ、ウェスカーはシリーズ途中から既に人間止めている のだが。
 
さらに、『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』では『3』でジルをさんざん苦しめた追跡者(ネメシス) まで参戦。
 
『バイオハザード』枠からなんと4名の参戦である。
 
『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』ではクリスとネメシスのみが参戦し、『2』から登場し続けていたジルはここで欠場となった。
 
さらに、モノリスソフト 開発の『PROJECT X ZONE』に『リベレーションズ』から相棒のクリスと共に参戦。
 
そのせいで特に水中に行くわけでもないのに、潜入用のウェットスーツを常時着用している。
 
ライバルキャラとしてネメシス-T型(追跡者)が参戦している。
 
死霊の館で再会してから何度か交戦するが、第36話で決着を付ける事になる。
 
「……奴からの逃走劇、ここで終わりにするぞ、ジル。」
「わかったわ。……決別よ。忌まわしい過去と!」
 
 
戦闘前の掛け合いでは『ゴッドイーター 』のリンドウの右腕を心配したりと、やはり化け物に侵食された体は気になってしまうようだ。
 
『ゆめりあ』のねねこに「体に痒みとか空腹感とかない? 」と尋ね、クリスから「心配しすぎだ」と言われる姿も。
 
また、クリスに対して「私はいなくならないから」と『5』を知っていると複雑な気持ちになる事を発言している。
 
『ゾンビリベンジ』の毒島との掛け合いで格闘に磨きをかけなければと言うクリスに対して「グルグル回ったり炎を出したり しないでよ」と返しているが、
 
2人ともマブカプ仕様で暴れ回る上、特に必殺技 の「ペイルライダー&ジェネシス」では、
 
ジルが炎を纏って体当たりをする 攻撃が含まれている。どういう事なの…
 
(しかもご丁寧に「近接戦闘A+(エープラス)!」と技名まで叫んでいる)。
 
ちなみに『リベレーションズ』よりも未来にあたる『5』『6』を知ってるプレイヤーからは、
 
「それこそ炎でも出すとか以外でお前ら鍛える部分無いだろ」と突っ込まれている。
 
続編『PXZ2』にもクリス及び『6』時代のレオンと共に参戦。
 
出展は変わらず『リべレーションズ』だが、相変わらずのマブカプ仕様で敵を撃つ殴る蹴るとやりたい放題。
 
最大の特徴は携帯型解析デバイスの「ジェネシス」、名前の通り本来はただの解析用の道具のはずなのだが、
 
サポート攻撃では敵の動きを止める効果に加えてサイコロック にも匹敵するブロック破壊を誇り、
 
スキルとして使うと味方の獲得経験値を上昇させる事ができる。…これただの解析装置ですよね?
 
掛け合いでは手から炎とか出したがる相方に苦言を言っているが、やっぱりジルは炎を纏って体当たりができる。
 
なお手から炎や雷はアウトだがビッグの術 はOKらしい。
平八が髪を金髪にする薬を開発中と聞いて呆れるなど、やはり『5』を意識したネタも目立つ。
 
 
「三島平八、まだおかしな薬を開発しているのか?」
「次は髪を金髪にする薬を作ろうと思っておる。」
 「……誰が好き好んで、わざわざ金髪になるのよ?」
 
 
		| 『PXZ』掛け合い集 
 | 
 |  		| 『PXZ2』掛け合い集。『バイオ』主人公3人の揃い踏み 
 |  |  
 
スマートフォンアプリ『勝利の女神:NIKKE』にもコラボレーションイベントの一環としてクレア、エイダと共に参戦している。
こちらではなんとクレア共々、ラクーンシティを脱出した直後の時間軸からコラボ先の世界に召喚されており、
 
 通常であればED仕様のカプコンヘリは墜落しないが、安心していたところでまさかの異世界転移であるその直後に怪物に襲われていた現地の警察官ニケ(※『NIKKE』の世界における女性型のサイボーグ兵器)をクレアと共に救出。
 自分達の置かれている状況を把握した後も罪無き人々を守る一人の警察官としてこれに協力し、事態解決に奔走した。
 | 
『MVC』におけるジル・バレンタイン
『MVC2』では、彼女の呼び出すゾンビ達には
飛び道具は勿論、打撃攻撃も当たり、どんなに弱い攻撃でも一発で死んでしまう。
攻撃判定が
喰らい判定より外に来る攻撃があるなら無理に避けるより倒してしまうのもいいだろう。
逆に喰らい判定が攻撃判定と同じもしくは攻撃判定が喰らい判定より小さい攻撃だとダメージを受けてしまう。
火のついていない人型ゾンビはガード不能であり、当たるとかなりの間相手を拘束できる。
更に、このゾンビが歩いてる時にジルの攻撃(犬とカラスのゾンビも含む)を当てるとゾンビが転び、地面に暫く留まる。
この状態のゾンビは時間経過以外で消える事は無く、ガード不能な拘束なのはそのままなので非常に便利な
設置となる。
だが、
超必殺技を出すとゾンビが相手を離してしまう(暗転直前に離すので暗転中には相手がガードをできる)ので、
補正無し超必をぶつける事はできない。残念。
本体性能もスライディング(屈強K)がかなり使い易く、ゾンビ等を絡めればそれなりに戦っていける。
が、いかんせん
紙であり一度
コンボを喰らうとごっそり体力を持っていかれる上、
アシスト性能も決して良いとは言えないため、弱キャラ気味なのは否めない。
彼女の登場演出で投げ捨てている「もの」、実は全部『バイオハザード』に関連するアイテムであり種類も結構多い。
全て分かったならあなたは立派なバイオハザードマニアだ。
余談だが、彼女が格ゲーに参戦するよりも先に、『ポケットファイター』で
春麗がフラッシュコンボ中にジルのコスプレをしている。
そして外部出演の項でも書いたように『MVC3』にも続投したのだが…なんというか
何から何まで不遇としか言い様がない。
まずキャラ設定からしてウェスカーに洗脳されており操り人形状態である。そのせいか顔が非常に怖く、言動もヤバイ。
勝利演出で
プレイヤー視点に歩み寄ってきてナイフを怒りの形相で振り被ると言えば変貌ぶりが伝わるだろうか。
キャラ性能はと言えば表裏・
中下段を
択り続けてダメージを取るスピードキャラといった感じなのだが、はっきり言って
弱い。
そもそも空を飛び回り飛び道具と超
判定を振り回すこのゲームにおいて、
空中制御と牽制能力が悪いジルは相手に触れる事が(コンセプトの割に)難しい方である。
そして触れる事ができたとしても基本火力が絶望的に低く、
ゲージ技もダメージを取るのには向いていないため、
1キャラを倒すのにすら何度もチャンスを掴む必要がある。
火力インフレの『UMVC3』において、軽量キャラでも頑張ればワンタッチ3割(=対戦相手の1キャラ即死)が狙えるといった所に、
基本コンセプトである「コンボ火力が低いのをタッチ性能と補正切りを駆使して頑張る」という点が
絶望的に噛み合っていない。
3ゲージ技も用意されているがその性能は「もの凄く速くなる」というもので
普通の人が使うとまともに操作する事すらできなくなる。
頑張って操作したとしても火力が大幅に伸びたりする事も無く、3ゲージの消費に見合う成果はほとんど得られない。
どこぞの
ウロボロスとは大違いである。
おまけに発動中は
四つん這いの体制になり、速さとジル本体の黒さも相まって
Gにしか見えない。
一応LV3XF獣性暴走下では超お手軽
永久があったりするが、そんなもん他のキャラにもある上に、
LV3XFの超火力を前提にすれば永久なぞ狙わなくても1ゲージやノーゲージで1キャラ倒せて当たり前の世界である。
極め付きが
この作品に2キャラしか存在しないDLCキャラクターである事である(もう1キャラは
シュマゴラス)。
通常状態ならまだファンもいたものの、まるで愛嬌の無い洗脳状態かつ弱キャラというジルの需要は推し量る事すらできない。
課金DLCキャラという体制はバージョンアップである『UMVC3』でも崩される事は無かったため、殆どの人は気晴らしにジルを操作する事すらなかった。
……といった具合に、
「誰得な設定」「可愛くないグラフィック&生理的に受け付けないモーション」「ガチ対戦に絡まないキャラ性能」「追加出費を要するDLC」
が合わさった結果、その存在はもはや絶滅危惧種を超えて絶滅したとまで言われるレベルとなってしまった…
一時期はDLC配信終了に伴い
プレイヤーがジル(およびシュマゴラス)を入手する事が不可能となり、不遇ここに極まれりといった感じだったが、
後にDLC全部入りパッケージが発売され、誰でも入手する事が可能になった。
まぁ、入手できた所で本気で使う奴が居るかどうかは…言わぬが華という奴であろうか。
レイレイすらリモコンアシ目当てで稀に見るのにジルは本気で見ないので
"I'm a member of S.T.A.R.S!"
MUGENにおけるジル・バレンタイン
MUGENでは『MVC2』を再現したものが多い。
また、ほとんどが海外産、WinMUGEN用、
AI込みの強さは強下位以下などの共通点が見られる。
    
    
        | + | 悪咲3号氏製作 | 
『CVS 』仕様。
 
ニコ動で最もよく見られるジルであり、貴重な国産キャラ。
 
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
 
エリアルレイブやタイラントの追加入力が無い代わりにグルーヴシステム を使用する事が可能。
オリコン やSグルの超必殺技 連打が見れるジルはこれだけである。しかも超必を撃ってもゾンビが相手を離さない。
 
外部AI はホルン氏によるものが公開中。
 
恒例のコンボ・立ち回り ・反応・ガードレベルに加え、ブロッキング &ジャストディフェンス 頻度、グルーヴの設定が可能。
 
想定ランクは強との事。
 
かつてはヅァギ氏によるAIも公開されていたが、こちらは2013年9月22日に公開停止となった。
 
2017年2月にCVSイングリッド のAIと共に更新・再公開されたが、
 
同月末までの期間限定公開で現在は入手不可であり、最新版にも対応していない。
 
 | 
    
    
        | + | Ryou Win氏製作 | 
非常に古くから存在するジル。
 
デフォルトでAIが搭載されているが、設定全開でもデフォのrei氏トゥエルヴ にも手こずる強さなので、
 
動画で見る事はまず無いだろう。
 
他のジルと見分ける特徴としては、AI起動時に「PRESS START BUTTON」とライフバー の下に表示される事や、
 
ハンターとおぼしきクリーチャーを召喚する事が挙げられる。
 | 
    
    
        | + | Sludge氏製作 | 
『MVC』仕様ながら随所に相違が見られるジル。
デフォルトでAIが搭載されているが、AIレベルをdateのsparknoを引用して決定するという独特な手法が取られている。
 
 | 
    
    
        | + | XCB氏(Big Eli King氏)製作 | 
XCB氏が中途で製作を断念、公開していたものを、Kamek氏が改変、完成させたもの。
「Random Select」にてXCB氏名義で代理公開されていたが、同所が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
 「YES」「DANGER」などのフォントが非常にシンプルかつ大きく表示されるので見分けやすい。
 デフォルトでAI搭載済み。
 
 | 
    
    
        | + | REDHOT氏製作 | 
上記XCB氏のジルを参考に製作された『MVC2』再現仕様(6ボタンアレンジ)。
原作再現度は随一だが、AIは搭載されていない。
 
 | 
    
    
        | + | Magus氏製作 | 
ゾンビを召喚せずに戦うジル。ただしバイト としてならその限りにあらず。
 
勝利イントロにはバリーやカルロスが現れ、他のジルに比べて賑やか。
 
ゲージがたまると即ぶっぱ する、男気溢れるデフォルトAIが搭載されている。
 
なお、フォルダ名が「jill」になっており、Ryou Win氏のジルと被るので気を付けよう。
 | 
    
    
        | + | Human氏製作 JillKOP | 
上記Magus氏のジルを改変して作られた、ネオポケの『KOF』風にアレンジされたジル。
AIは搭載されていない。
 
 | 
    
    
        | + | Sean Altly氏 & DivineWolf氏製作 | Sean Altly氏 & DivineWolf氏製作
 
Pots氏風アレンジ。
 
ゾンビは召喚せず格闘と火器で戦う。
 
AIは搭載されていないが、パッチ製作は自由となっており、
 
NS氏によるものとJadeeye氏によるもの、二つの外部AIが存在する。
 
Jadeeye氏のものはMUGEN1,0 用に作られており、Win版で使用する際は多少の記述変更を必要とする。
 | 
    
    
        | + | Zeiba氏製作 | 
2014年1月17日公開。
悪咲3号氏製を改変したと思しきジルだが、『CVS』関連のシステムやゲージ類は全てオミットされている。
 微妙にディレイのかかった非常に特異な動きを見せるのが特徴で、実に優秀なAIがデフォルトで搭載済み。
 4sharedにアップされただけで、どのMUGENサイトでも代理公開されていないので注意。
 
 | 
    
    
        | + | Lost Avenger氏製作 CFJ風アレンジ | 
新MUGEN専用。
 
海外代理公開専門サイト「trinitymugen」で公開されているが、ジルに限らず氏のCFJアレンジキャラは、
 
「trinitymugen」携帯版サイトでしかDLできないので注意。 
 
これも優秀なAIがデフォルトで搭載されており、実に強い。他のジルに比べ「緊急回避」を多用するのが特徴。
 
 | 
    
    
        | + | FlavioCamarao氏製作 | 
新MUGEN専用。
 
多くのオリジナル要素が追加されている。
 
他のバイオハザード勢との間に特殊イントロ が搭載されている。
 
飛び道具が豊富でありハンドガン、グレネード(正面)、グレネード(上方向)は弱中強の使い分けが可能。
 
ゾンビ召喚は何故かタイラントの代わりにハンターを呼び出す。
 
超必殺技はバリーやクリスと共に一斉射撃したり、大量のゾンビ化カラスを呼び寄せたりと演出が全体的に派手。
 
AIはデフォルトで並~強ランク相当のものが搭載されている。
 
 | 
    
    
        | + | みーご氏製作 ハッピーバレンタイン | 
2016年2月に公開された凶・狂化改変。
 
トリガーハッピーと言わんばかりに重火器を多用する弾幕キャラ。
 
…なのだが、その銃弾がたけのこの里やポッキー になっている。
 
氏のキャラ恒例で6Pまでは凶、7Pからは狂で、個々のカラーに差がある。
 | 
    
    
        | + | armin_iuf氏製作 私服コスチューム | 
新MUGEN専用。
 
『バイオハザード3』で見せた私服姿のジルで、ドットは他とは違い手描きで製作されている。
 
ゾンビを召喚せずに格闘と武器のみを使って戦うのが特徴。
 
機動力が高めな分、紙で低火力な点という点は『MVC2』と変わらない。
 
デフォルトでAIが搭載されている。アサルトライフルやストライカー の軍用ヘリからのミサイルで牽制しつつ接近戦に持ち込み、
 
超必殺技で攻撃範囲の広い銃火器やロック式の乱舞技を叩き込んでくる。
 
ランクは並~強下位相当。
 | 
    
    
        | + | ストーリー動画ネタバレ | 
ストーリー動画では春麗 と同様に警官の役が多い。
 
また、ゾンビ達を巧みに操る事からコメではネクロマンサー の異名を持っている。
 
しかし『便利屋のリーゼさん 』では街中でゾンビなどを呼び出し銃火器を乱射、怪しげな薬用植物を服用、
 
ウィルス入りのビンを紛失、不謹慎な発言など徹底的にダメ警官 として描かれており、
 
この動画の影響か他のストーリー動画でも無能・ヤンデレなどの負の要素を持つキャラクターとして描かれる事がある。
 
原作の彼女は一応まともな人物なのに。
 | 
上記の他にもりゅん氏によるものが存在する。
ちなみに、armin_iuf氏やFlavioCamarao氏を始めとする海外勢を中心に、『バイオハザード』シリーズの他のキャラも多数MUGENに参戦しており、
などが存在する(詳細は各ページや個別ページの無いキャラ一覧を参照)他、
ライフバーや
ステージ、スクリーンパックまでもが製作されており、
YouTubeではこれらを使用したかなりの数の動画が確認できる。
しかし、知名度の低さや多くが
新MUGEN専用である事、そして
AIの強さの都合からか、ニコニコで見かける事はほとんど無い。
また、ジルが召喚(?)するゾンビは超神氏による
ボーナスゲームとして公開されている。 
"Let's go!"
(これが究極の生命体タイラントだ!)
出場大会
    
    
        | + | 一覧 | 
    
    
        | + | ジル・バレンタイン | 
シングル
 
タッグ
 
チーム
 
その他
 
更新停止中
 
凍結
 
削除済み
 
非表示
 |  
    
    
        | + | ハッピーバレンタイン | 【ハッピーバレンタイン】
シングル
 
タッグ
 
その他
 |  | 
出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
なお、『1』はクリス編とジル編が完全パラレルであり、クリス編の場合は、
「バリーとはぐれ、クリスと
ウェスカーと共に洋館に辿り着くも、クリスが離れた所を本性を現したウェスカーに拉致され研究所地下牢に監禁。
 その後クリスに救出され、クリスによってタイラント(スーパータイラント)は倒され無事にヘリで脱出」となる。
…え、バリーはどうなったかって?……一切不明です。マジで。
 
最終更新:2025年10月28日 22:10