【じっきょうぱわふるぷろやきゅうてん】
ジャンル | スポーツゲーム(野球) | ![]() ![]() |
対応機種 |
プレイステーション2 ニンテンドーゲームキューブ |
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発売元 | コナミ | |
開発元 |
コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ (パワプロプロダクション) |
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発売日 | 2003年7月17日 | |
定価 | 7,140円 | |
レーティング | CERO:全年齢対象 | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
サクセスはオリジナルプロ球団編 「マイライフ」初登場 名モード「対決!伝説選手」 ゲームの難易度は全体的に上昇 友沢亮・橘みずきが初登場 |
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実況パワフルプロ野球シリーズ |
言わずと知れた人気野球ゲームの10作目。PS2シリーズにおける4作目。PS2版では今作からDVD-ROMを起用。容量を増してボリュームが上がっている。
GC版では『パワポケ5』(超決定版では『パワポケ6』も含む)の選手をパスワードでやり取りできる。
マイライフの初登場、次世代の主要キャラである友沢とみずきが主人公の後輩で登場する。
日本ハムファイターズ(現北海道日本ハムファイターズ)は、2003年を最後に本拠地を北海道の札幌ドームに移転したため、東京ドームを本拠地としていた日本ハムファイターズの登場する最後のパワプロとなった。
本作以降、『2009』『NEXT』まで実況は河路直樹氏が担当。河路氏は安部憲幸氏に続くパワプロ実況の代名詞となった。
細かい点だが、「ストライク」「ボール」といった球審の音声も変わっている。
その代わり、「チェンジ」の音声が何故かなくなった。
パワプロ10周年にふさわしく、ごった煮のボリューム満点な一作となっている。
人によっては『9』『11』を支持する意見もあるが、本作はとにかく新しい事を詰め込んでさらに進もうとする意思が見えるのが楽しい。
サクセスは全体的に前作より難易度が上昇しておりあまり初心者向けではないが、その分クリアした時の達成感は大きい物となっている。
「マイライフ」もまだまだ荒削りだが、新しい事を詰め込んで面白くしようという産物であり、功を成した一例と言える。
【じっきょうぱわふるぷろやきゅうてんちょうけっていばんにせんさんめもりある】
決定版ならぬ「超決定版」で、のロゴが阪神タイガースに似ており「当時のパワプロスタッフから猛虎魂を感じる」と揶揄されるレベル。
+ | 参考画像 |
まさに超決定版と呼べる出来。
サクセスオールスターズは冥珠島とは別ベクトルで試合進行サクセスとしては面白く、『2016』で登場したパワフェスなどに通じるものがある。
サクセスオールスターズで勝敗にかかわらず日本シリーズ後に見られるエンディングでは3~10、98~2001、ポケ1~5のサクセスのプレイ画像が時系列順に並んでおり、これまでの10年の歴史を感じさせる。
*1 各モードのチーム選択画面において、日本一に輝いたチームに初期カーソルが合っており、日本一に輝いたチームが所属しているリーグが上に表示されるのが基本である。翌年発売の『11』開幕版ではこれまでの原則通り、前年度日本一のダイエーに初期カーソルが合っていてパ・リーグのチームが上に表示されている。