【すーぱーまりおぶらざーずつー】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
任天堂 エスアールディー |
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発売日 | 1986年6月3日 | |
定価 | 2,500円(税別) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | なし(クリア回数のみ保存) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) ※ファミコンミニシリーズ版以降より付加 |
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配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2007年5月1日/500Wiiポイント(税5%込) 【3DS】2012年7月25日 【WiiU】2013年8月8日/上記共に500円(税5%込) |
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備考 | GBA『ファミコンミニシリーズ』第三弾(2004年8月10日発売) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
シリーズ最高レベルの難易度 毒キノコや逆ワープといったトラップ マリオとルイージの差別化 FOR SUPER PLAYERS |
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マリオシリーズ・関連作品リンク |
世界的大ヒット作品となった『スーパーマリオブラザーズ』の続編。
ストーリー自体は前作とほぼ変わらず、取扱説明書では「前作のパラレルワールド」との記載がある。
基本的なシステムは前作を踏襲しているが、ジャケットカバーや取扱説明書に「FOR SUPER PLAYERS」と記載されているように、前作を遊びつくしたプレイヤーを対象として開発された(*1)ため、難易度は大きく上がっている。
現在でも、スーパーマリオシリーズで最も難しい作品と言われるほど難易度が高いため、前作を本格的にやりこみ尽くした上級プレイヤーやアクションゲームが得意なプレイヤーでない限り、気軽に触れるのはお勧めできない。
しかし基本システムは前作そのままであるため、「マリオを動かすだけで楽しい」という大原則を維持したまま、難易度の高いマップをプレイヤーの技量で潜り抜けていく快感を大いに味わえる。
また、ただむやみに難しいだけには終わっておらず、慣れれば無限増殖をせずともワールド9に到達できるような、絶妙のバランス調整はさすがの一言。
腕に覚えのあるプレイヤーにぜひとも挑んでみてほしい作品である。
その他、以下のタイトルも本作のコースをベースにしている。
+ | メディアミックス |
*1 当時は「前作をクリア済みであることを前提とした上で、内容自体はほぼ同一のまま、続編と言うよりもバージョン違いという形で難易度を上げて発売する」ということは珍しくなかった(『チャンピオンシップ・ロードランナー』等)。
*2 地上エリアの場合は踏んで倒すことができる。
*3 水中エリアに登場した場合、踏むことが出来ない。そのため、ファイアボールが効かないメットは実質無敵である
*4 前作および今作の緑色のパックンフラワーは、プレイヤーが横から土管に接触していれば出現しない
*5 前作のハンマーブロスも、そのまま放置して8回ほどジャンプさせると歩行して近づいてくる
*6 前作ではAボタンを連打していないと途中で着地してしまうことがあった。
*7 その際には、ポールに飛び付いた高さに応じてのスコアボーナスはもらえない。
*8 ただし、前作未プレイの人にとっては、黄色に赤い斑点を模したスーパーキノコの方が、現実的に毒キノコに見えるかもしれない。
*9 ワールド8-4で、ピーチ姫を救出した際に残り人数1人につき100000点のスコアと交換されるため。
*10 ただ、ワールドC-4だけは、特定のパワーアップ状態でクリアするには話が別であり、非常に困難である。
*11 毒キノコやトラップワープ等はその代表例とも言える
*12 おそらく、残機数を「-128~127」までの間でしか値を扱えない8ビット符号付整数で管理しているゆえの問題。『1』で129機になると内部で格納されている数値がオーバーフローを起こして「-128人」という扱いになってしまい、130機以上だと1減らした後もマイナスになっている(130機の場合129→128のはずが-127→-128として認識される)ためゲームオーバー処理へ移行するという挙動が確認されており、本作でも(数値の持ち方に相違がある可能性はあるが)理屈自体は同様と思われる。ちなみに、そこからさらに128人以上残機数を増やすと、それ以降はまた1人、2人…と増殖していく
*13 最たる例として、ゲーム番組「ゲームセンターCX」において有野課長がこのゲームに挑戦した際
*14 具体的に『VS.』→『2』のエリアの対応で記載すると、1-4→1-4、3-2→2-2、6-3→4-3、6-4→5-4、7-2→6-2、7-3→6-3。
*15 『ANN』→『2』のエリアの対応で記載すると、5-3→4-3、5-4→2-4、6-4→4-4、7-2→6-2、7-3→6-3、8-4→8-4、B-1→5-1、B-3→3-3、C-3→7-3、C-4→7-4、D-1→8-1アレンジ。
*16 LEVELには「コース、ステージ、面」という意味もある。
*17 彼女は素のしゃべり声の時点で滑舌があまりよくなく、その発声から「やばせばび」とネタにされる事も多かった。
*18 公式ストーリーでは「ピーチ姫に魔法を解除されることを防ぐため」であるが、本作当時は「ピーチ姫を妻にするため」という理由での解釈は多く、その中でもさらに独自の理由づけを行っている。
*19 これは前述のアニメ映画版でも同様のギャグが存在する。
*20 以後は「キョンちゃん(ぜんきよし)」「ど根性ガエル(吉沢やすみ)」(全8巻)とゲームと関係ない作品となっている。