※本ページではPS版『ゴエモン 新世代襲名!』及び移植であるGBA版『ゴエモン ニューエイジ出動!』を併せて紹介しています。
ゴエモン 新世代襲名!
【ごえもん しんせだいしゅうめい】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメント東京 ナウプロダクション
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発売日
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2001年12月21日
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定価
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5,800円(税抜)
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廉価版
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PS one Books 2002年12月12日/1,800円
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判定
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良作
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シリーズファンから不評
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ポイント
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襲名失敗 ゲームの出来自体は良好
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がんばれゴエモンシリーズ
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概要
『がんばれゴエモン』の新シリーズとして作られたゲーム。
世界観設定が刷新され『がんばれゴエモン』本編よりも後の時代を舞台とした近未来調の世界観になっており、ゴエモンが義賊を引退して世代交代が行われているという設定となった。それに伴い、キャラクターも過去のキャラクターを意識しつつ一新されている。
ゲームジャンルはエリアマップ型の横スクロールアクションで、キャラクターは2Dスプライト、地形は3Dポリゴンで表現されるという2.5Dに近い構成になっている。
ストーリー
高度文明が発達した、六十余州からなりたつ近未来国家「NIPPON」は大混乱に陥っていた。
ある日突如として国中に謎の怪物「妖魔」が溢れ出し、各州は被害甚大。
治安を守る大名や役人も妖魔に操られ、お城では乱痴気騒ぎ、セクハラ大会である…
遂には、妖魔に操られたと思しきEDOのショウグンが政を放り出し、行方不明になってしまう。
海外留学に出かけたものの落第してしまい、世界のあちこちを放浪した末、
NIPPONに帰ってきたゴエモンは、江戸一番の腕利きと評判のOEDO警備隊「ご組」の頭に命じられ、
新入りのご組隊員「エビス」と共に、ショウグンを救出すべく妖魔討伐の旅に出るのだった。
ゲーム内容
エリアマップ型横スクロールアクション
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本作は横スクロールアクション系列の作風を踏襲しており、町ステージを経由してアイテムを整えつつアクションステージをクリアしながらエリアマップを進み、エリア最後のボス戦とインパクト戦をクリアすることで進行する。
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性能差のある4人のキャラクターの能力を使い分けて進んでいく点も過去作を踏襲している。
ライフ
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プレイヤーのライフは3メモリ。1メモリにつきダメージ2回まで耐えられる。残機数は3。
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ライフは1つずつ隠されているハートを取ると半メモリ分増やすことが出来る。つまり、2個で1メモリ増やせる。
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ライフがなくなる、穴に落ちる、時間内にクリアできない等で残機が減り、残機がなくなるとゲームオーバー。
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コンティニューは通過したチェックポイントから再開。何度でも可能だが所持金が半分になる。初期値である100G以下にはならない。
ノーダメージ勲章
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お尋ね者妖魔や、ステージをノーダメージでクリアした際に贈られる。
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ノーダメージクリアを達成したステージは以後、難易度が上昇する。
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具体的には敵配置などが変更され、より強力な敵が配置される。
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また、各キャラクターの4段階目の武器は、全クリア後にノーダメージ勲章を規定個数集める事で解禁される。
お尋ね者
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お尋ね者はほとんどのマップに存在するが街の人から話を聞くなどしてフラグを立てて条件を満たすと出現する。
喫茶店
メインウェポン
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パワーアップボールを取ることによって3段階までパワーアップし、ダメージを受けるとパワーダウンする。
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ダメージを受けるとパワーアップボールが飛び出すようになっており、すぐに取り戻すことが可能。
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「ノーダメージ勲章」の規定個数入手で手に入る4段階目の武器はそれぞれ特殊な効果がある。
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メインウェポンのパワーアップ状況やエネルギーゲージはキャラクター毎に独立しており、コンティニューしても回復しない。
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本作ではサブウェポンは専用のエネルギーゲージを消費して使う。エネルギーゲージは敵が落とす電池を取ることで回復できる。
各キャラごとに2種類のサブウェポンを持っているが、2種類目の方がパワーゲージの消費が大きい。
キャラクター性能
本作ではキャラの性能がS~Cの4段階にランク付けされており、サブウェポンを各自2種類ずつ保持している。
+
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操作キャラクター一覧
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ゴエモン
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EDOの平和を守る警備組織「ご組」の若頭。
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攻撃力、素早さ、ジャンプ力共に平均的なバランス型。
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メインウェポン:キセル→シルバーキセル→ゴールドキセル→プラチナキセル
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サブウェポン1:G-マグナム
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サブウェポン2:G-ブラスター
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大型の銃から敵を貫通する巨大なエネルギー砲を発射する。
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特殊能力:電磁キセル
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『きらきら道中』のチェーンキセルと同等の武器で、キセルの電磁チェーンを伸ばして攻撃や卍ブロックに引っ掛けての空中移動が可能になる。
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エビス
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ゴエモンに憧れる「ご組」のメカニック担当の少女。
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攻撃力が全キャラ中最高だが、素早さ、ジャンプ力は全キャラ中最低。
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メインウェポン:ピコピコハンマー→ビッグピコハンマー→メガトンハンマー→ねこにゃんハンマー
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サブウェポン1:花火爆弾
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サブウェポン2:ワイドスターマイン
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特殊能力:爆発ピコハンマー
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ハンマーのマークがついた特殊ブロックを破壊できる。
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ユイ
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公儀隠密のくのいち。将軍捜索の密命を帯びているが、本人はいい男探しに夢中。エビスとは犬猿の仲。
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スピード型で、攻撃力及びジャンプ力が平均的だが、素早さが全キャラ中最高。
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メインウェポン:名刀夜桜→名刀彼岸桜→名刀八重桜→名刀桜吹雪
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サブウェポン1:手裏剣
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サブウェポン2:誘導手裏剣
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巨大な手裏剣を投げて攻撃する。手裏剣は十字字キーで操作可能で、「ユイがダメージを受ける」「手裏剣が画面外に出る」「一定時間経つ」のいずれかになるまで自由に操作できる。
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特殊能力:ドルフィンダイブ
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効果は概ね「人魚変化の術」と同一で、変身中は超音波を放てる。ただし、超音波で敵を倒すことはできず一定時間、足止めできるのみ。
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サスケMarkII
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からくり忍者「サスケ」の後継機。MarkIIなので前作までのサスケとは別個体である。
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攻撃力が全キャラ中最低で素早さも普通だが、ジャンプ力が全キャラ中最高。
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メインウェポン:クナイα→クナイβ→クナイγ→クナイΩ
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サブウェポン1:バズーカ
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サブウェポン2:ホーミングバズーカ
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特殊能力:ホバリング
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背中のバーニアで滑空する。『宇宙海賊アコギング』のババンと同等の能力だがそちらと違って上昇は不可。
滑空中に無防備になってしまう代わりに移動可能な距離は非常に長く、遠く離れた足場にも到達できる。
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評価点
やりこみ要素が豊富
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ステージ毎のタイムアタックやノーダメージクリア、本編とは直接関わりのない「お尋ね者システム」など。やりこみ要素が乏しいゴエモンシリーズにしては珍しい作風となっている。
質の良いBGM
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和風色控えめのロック調の曲がメインだが、近未来化した世界観にはよく合っており、質も良好。過去作品のアレンジ曲もいくつかある。
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インパクト戦ではオープニングムービーで流れる主題歌「Destination Freedom」のオフボーカル版が流れ、闘いを盛り上げてくれる。
世代交代後も踏襲された要素
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世界観やキャラクターが大きく様変わりしたが、横スクロールアクション系列の過去作のシステムの大枠はきちんと踏襲している。
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小判やアイテムをとった時、攻撃時など、効果音も過去作と同じものが使われており統一感を保っている。
快適なロード時間
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CD-ROMメディアであるため画面の切り替わり時にロードが入るが、ロード時間は総じて短めでありテンポは良好。
賛否両論点
設定・ビジュアル面の大幅なリニューアル
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エビス丸の後継キャラが女性設定になったのをはじめとして、デザイン面、世界観、各所にわたって大幅な変更がなされた。
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FC版『ゴエモン2』のエビス丸も実は美女だったという設定が存在していた(参考)のだが、その設定は早い段階で無かった事にされていたので、ある意味旧設定復活とも言える。
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しかし既存ファンには案の定受け入れられず、本作発売の三年前から発生していたユーザー離れが更に悪化してしまった。
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些細な点ではあるが、主人公一行の内、ヤエの後継キャラクターであるユイは、その名の通り唯一キャラ名が新規であり、ヤエの名はパワーアップ後の武器の名称に名残を残すのみとなっている。
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新しい名前のメンバーを入れることで新世代であるという事を表わしたかったのかもしれないが、他キャラが名称だけでも旧キャラから「襲名」しているのに、彼女だけ新規の名前というのもいささか腑に落ちない話である。
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誤解なきように説明しておくが、本作の設定やデザインそれ自体のクオリティは(ゴエモンシリーズとして見なければ)決して低いものではない。下記のような本作を支持するファンの存在こそがその証明と言えるだろう。
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正統派美少女と化したエビスや、完全にお色気方面へと舵を切ったデザインのユイは、2020年代においても新規のファンアートを見かける機会がある。またボス敵では、強さを求めて自ら妖魔と融合した剣豪少女ムサシの人気が特に高い。
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どこぞのガ〇ダムを思わせるリアルな変形ロボとなった本作のゴエモンインパクトを、本家ガン〇ムゲーで再現してしまったファンまで居たりする。
結局やる事は世代交代前と同じ
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ゲーム内容では舞台はより近未来風になっているものの、旧作との違いはギャグ要素が減った程度で、やっている事は結局従来のシリーズ作品と変わり映えしない。
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「キャラデザインがコミカルな『ロックマン』に対するシリアスハードな雰囲気の『ロックマンX』」のように、ストーリーや世界観の雰囲気などの面で明確な差別化ができていないのが痛い。
問題点
新規ユーザー向けとは思えない難易度設定
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デザイン面で新規層の取り込みを行おうとしているのに対し、ステージ構成やボスの強さなどの難易度は完全にハードユーザー向けとなってしまっている。
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最初のエリアのボスからして変則型で初心者殺し要素が強い。新規ユーザーバイバイとなってしまった事は説明するまでもないだろう。
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パワーアップボールによる武器強化で攻撃力が上がるという仕様上、Lv1武器のまま進めてしまった場合は相対的に敵の耐久力を削りにくくなってしまう。
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序盤は効果の低いアイテムしか売っておらず、アイテムによるゴリ押しもし辛いのも泣き所。
インパクト戦の粗
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インパクト戦でできることは増えたが、その代償とでも言わんばかりに、敵側の機動性が旧作に比べて格段に上がっている。
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常に素早く飛び回る相手を画面内に捉えるために、小まめに視界を移動させなければならなくなった。
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敵側のガス(旧作における油)が全体的に高めに設定されているのに対し、味方側のガスは400と少ない上、前哨戦パートが存在しておらず初期値から増やすことができない。インパクト戦が苦手な場合、攻略は中々に厳しいものがある。
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『でろでろ道中』でも同様の仕様だったが、そちらでは2体のインパクトを同時に操作するため、実質的なHPは2倍の800となっていた。
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演出面においても、過去のインパクト戦と比べると劣化点が多く見られる。
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特に指摘されがちなのは攻撃ヒット時の効果音。本作での効果音は明らかにしょぼくなっており、爽快感に欠ける。
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他にも細くなったインパクトの腕や、破片が飛び散ったりしない事などが不満点として挙がっている。
その他、細かな問題点
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ワンボタンでのキャラチェンジができない。
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『大江戸大回転』同様、ポーズ中に選択するが、そちらと違ってロードも入らないのでストレスはかからないものの、選択の度にポーズ画面に切り替えないといけないのはやはり煩わしい。
総評
PS版シリーズの不評を払拭する意味合いも込めてのシリーズ刷新であったと思われるが、肝心の設定の一新が成功したとは言い難く、あまりにも急激な変化がファンに受け入れられなかったために作品そのものへの大きな批判に繋がってしまった。
それのみならず、新規層の取り込みを狙うという目論見もやたら高めな難易度のために外れてしまい、どっちつかずな作品となってしまったのも痛い。
この失敗により新シリーズとしては定着できず、本作の3年前に発売された『綾繁一家』によって生じていたユーザー不信に追い討ちをかける結果となってしまった。
だが、シリーズのブランドから切り離して見ればキャラクターデザインや設定にも見るべきところはあり、本作単体でクオリティが低いわけでは決してない。
単体のアクションゲームとして見た場合でも、難易度は高めだが粗は少な目で比較的良好な部類に入り、極端にレベルの低いものではない。
実際、現在の相場はPSソフトとしてはかなり高めで手放す人の少なさが窺える。そのことからも本質的な部分での評価そのものは悪くないと言って差し支えない。
ゴエモンと名乗らなければ良作以上の評価を受けていたのは間違いなく、シリーズ作品として制作した事がかえって足を引っ張ってしまったと言える。それだけに、非常に惜しい作品である。
本筋に勢いがある時期に外伝作として出していれば、ゴエモンシリーズの1作としての評価もまた違っていたかもしれない。
その後の展開
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『コミックボンボン』にて津島直人氏の手で漫画化もされた。
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津島氏は本作以前に『ビストロレシピ』の漫画も手掛けており、ボンボンのお色気漫画談義で必ずと言っていいほど話題に上がっている。後にガンダムやトランスフォーマーのコミカライズや『スーパーロボット大戦α外伝』でキャラ、メカデザインを手がけている。
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展開はPS版を元にしているが「ゴエモンが妖魔の力を使える」「エビスとユイの仲が良好」「ベンケイとヨシツネとは戦うことなく終わる」「黒幕がアマクサ(GBA版のトキタダにあたる)である」「インパクト同士の戦いが無い」「清姫第二形態がGBA版のものになっている」など相違点が見られる。
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アマクサを打ち倒した後、ヨシツネとベンケイは「真・妖魔軍団」の一員となり、ゴエモンとエビスが再び旅立つという打ち切りの様な終わり方をしている。
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その一方でオリジナル展開も多く、本編終了後、漫画オリジナル展開としてゴエモン達の子供時代「KIDS編」まで描かれている辺り、一定の人気はあった模様。
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また、ゲーム本編では顔に陰がかかって正体がボカされていたお頭が先代ゴエモンである事が確定されている。中盤から元祖ゴエモンインパクトに酷似したインパクトに搭乗し、最終決戦に加勢した。
余談
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単体の作品としては上述の通り良好であり、ファンの中にも作品を及第点と認める向きがある一方、上述のように本作をゴエモンシリーズに泥を塗った問題作のひとつと見なして批判的にみる層も多い。
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その要因としては、180度真逆の方向性への世界観・デザインの一新自体に加えて、発売当時、開発スタッフがキャラクターデザインの刷新について「ゴエモンシリーズはキャラが古い」という趣旨の発言をしたことで、旧シリーズのファンの多くから反感を買ってしまったことも大きい。
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幅広い新規層を視野に入れてキャラクターや世界観を新しくすること自体は考え方としては決して悪いものではないが、本家シリーズそのものやスタッフを軽視していると受け取られても仕方ない発言であったため、本作に対する風当たりの強さを助長してしまった面は否めない。
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また、「本家シリーズのスタッフを差し置いて外部開発チームが『新シリーズスタート』を宣言する」というファンにとっては微妙な状況であったことに加え、結果的に新旧シリーズ二本立てとせずに本家シリーズを切り捨てるような形にしてしまったことが、逆風に追い打ちをかけてしまったと言える。
ゴエモン ニューエイジ出動!
【ごえもん にゅーえいじしゅつどう】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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メディア
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32MbitROMカートリッジ
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発売元
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コナミ
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開発元
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コナミコンピュータエンタテインメント東京 ナウプロダクション ワークマン
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発売日
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2002年2月28日
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定価
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5,800円(税別)
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判定
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シリーズファンから不評
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概要(GBA)
『ゴエモン 新世代襲名!』のGBA移植作品。内容はオリジナル版をほぼ踏襲しているが、変更点が多い。
変更内容
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PS版にあった各ムービー、ボイスがカットされ、静止画のみとなった。
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使用BGMの大部分が刷新されており、旧作(主に『でろでろ道中』)からの新規アレンジ曲が多く追加されている。
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エリア数が6から4に減っている。また、同じステージでも仕掛けが異なっている。
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使用可能キャラがゴエモンとエビスのみとなり、ユイ、サスケmarkIIはヨシツネ同様一部のステージのみの限定キャラとなった。使えるサブウェポンもGマグナム(ゴエモン)と花火爆弾(エビス)のみ。
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水中ステージでのユイの衝撃波で敵を倒せるようになり、パワーアップアイテムをとることで衝撃波の威力が上がるようになった。
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ボスキャラクターの数が減らされており、それに伴って一部のステージボスが変更されている。
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PS版に出ていたボスのうちムサシとコジロウは登場しない。
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ハンゾウ、ベンケイ、ヨシツネ、清姫は今作オリジナルの第二形態に変身する。変身の際にはGBA版にのみ登場するトキタダのカットインが入る。
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第二形態は上述のコミカライズを手がけた津島直人氏によるデザイン。
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インパクト戦はハンゾウの「不如帰(ホトトギス)」、ヨシツネの「鵺(ヌエ)」の2戦に減っている。ベンケイの「大槌(オオヅチ)」は登場しない。
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ゴエモンインパクトの攻撃もキセルを使った技が無くなっている。
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GBA版ならではのオリジナルステージが用意されている。
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シナリオ展開が一部PS版と異なる。
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それに伴い、各エリアごとのデモシーンの内容が変更されている他、ラスボスも清姫第二形態からオリジナルキャラクターのトキタダに変更されている。
評価点(GBA)
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完全2Dになったが、操作感覚はほぼオリジナル版と同じ。
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メインキャラから外れてしまったユイとサスケMarkIIだが、彼等を操作する機会も限定的ながらきちんと用意されている。
問題点(GBA)
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演出面の劣化やステージ数、戦えるボス敵の減少。
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これ自体はハードの制約上仕方ないが、価格と照らし合わせると相応のボリュームとは言い難くなっている。
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ユイとサスケMarkIIがメインキャラから外されてしまった。
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新規追加曲はアレンジがチープで中途半端に原曲重視した感が強く、音質も含めて出来はイマイチ。また、使われているシーンと曲がイメージ的にズレている箇所も目立つ。
総評(GBA)
ハードの制約上仕方ないことではあるが、オリジナル版よりも劣化している箇所が目立ち、ボリュームの面でも足りない部分が多い。
内容そのものはオリジナル版と遜色ない感覚でプレイでき、原作の面白さはきちんと保っている。
携帯機ならではのお手軽さで遊べるのが利点と言えよう。
余談(GBA)
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開発元の「ワークマン」とは、ナウプロダクションの元スタッフが起こしたゲームメーカーである。
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何気に『カスタムメイド3D』などを売り出している「KISS」などのエロゲーブランドを持っていたりする。
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なお現場作業や工場作業向け衣料・関連用品販売等を行っている同名企業の「ワークマン」とは無関係である。
最終更新:2024年08月01日 07:30