『The Last of Us Part I(Win版)』が「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。
この記事では『The Last of Us』『The Last of Us Remastered』『The Last of Us Part I』を取り扱っています。
【らすとおぶあす】
ジャンル | サバイバルアクション | |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売元 | Sony Computer Entertainment | |
開発元 | Naughty Dog | |
発売日 | 2013年6月20日 | |
定価 |
(ディスク) 5,695円+税 (ダウンロード) 4,900円+税 |
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プレイ人数 | 1人(オンライン時2~8人) | |
通信機能 | PlayStation Network対応 | |
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | |
判定 | 良作 | |
The Last of Usシリーズ The Last of Us / The Last of Us Part II |
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SIEワールドワイド・スタジオ作品 |
『クラッシュ・バンディクー』シリーズや『アンチャーテッド』シリーズを手掛けたNaughty Dogの作品において、初めてCERO:Z(18歳以上のみ対象)のタイトル。
当初は詳細な内容は発表せず、登場するキャラクター達がどういった関係でどういった世界観なのかは曖昧のままで進められた。
なぜなら、このゲームが映画そのものであるかのような演出を前面に押し出しているということもあり、ネタバレは極力抑えていたからだと思われる。
そして、発売後は完全新規IPの作品でありながら700万以上の売上を挙げ、遂には『The Elder Scrolls V: Skyrim』を越えて歴代ゲーム史上最多のGOTYを獲得する程までに高い評価を得た。
ある日、強力な細菌によって世界的な感染(パンデミック)が発生。
原因不明、出所不明の細菌によって人間は凶暴化。
世界は荒廃し、人類は絶滅の危機に瀕していた。
以降社会的にも腐敗した世界に生き残った人々は、今だ衰えない細菌への恐怖、貧困から来る絶望に襲われ、生きる目的すらも失いかけていた。
昨今のビジュアル重視という悪いほうにも傾いてしまうことがある要素をトコトン追求して、ゲームらしからぬ高いクオリティの脚本を完成させた本作。
プレイ部分もぬかりなく、非常にわかりやすい緊迫感を与えるようになっており、ライトゲーマーでも耐えられる作りになっている。
一筋縄ではいかないキャラクター達の思いは、プレイしている人に訴えかけるかの如く重く圧し掛かり、ラストへと進める様はまさしく映画であり、「映画的なゲーム」で成功した数少ない作品のひとつと言ってもいい。
ただし、良くも悪くもストーリーありきのゲームとなっている部分もあり、若干人を選ぶかもしれない。
ジャンル | サバイバルアクション | |
対応機種 | プレイステーション4 | |
発売元 | Sony Computer Entertainment | |
開発元 | Naughty Dog | |
発売日 |
(通常版)2014年8月21日 (廉価版)2018年7月26日 |
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定価 |
(ディスク) 5,900円+税 (ダウンロード) 4,900円+税 |
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廉価版 | 1,990円+税 | |
プレイ人数 | 1人(オンライン時2~8人) | |
通信機能 | PlayStation Network対応 | |
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | |
判定 | 良作 | |
SIEワールドワイド・スタジオ作品 |
2014年夏にPS4タイトルとして発売された完全版。主要DLCが予め収録されている他、1080p/60fpsに対応しており、快適性が劇的に向上している。
キャラモデリングやテクスチャもほぼ作り直されており、ただでさえ綺麗だったグラフィックがより一層向上、PS4作品としても見劣りしないものとなった。
その他、ディレクターと英語版主演キャストによるコメンタリーの収録と、臨場感溢れる写真を取れるフォトモード機能を搭載している。
PS3版の完全上位互換である他、後にハイダイナミックレンジにも対応したので、PS4を所持している場合はこちらを選択するとよい。
余談だが、本作はPS3のSPUに完全完璧に特化して作っていたため、PS4への移植作業は言葉では表現し尽くせないほどの地獄であったという。
【らすとおぶあす ぱーとわん】
ジャンル | サバイバルアクション | |
対応機種 | プレイステーション5 | |
発売元 | Sony Intractive Entertainment | |
開発元 | Naughty Dog | |
発売日 | 2022年9月2日 | |
定価 | 8,690円 | |
プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | |
判定 | 良作 | |
備考 |
良くも悪くもそのまんまなリメイク グラフィックは大幅に向上 一方で一部要素の削除あり 『Remasterd』の上位互換とは言い難い |
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The Last of Usシリーズ The Last of Us / The Last of Us Part I / The Last of Us Part II |
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SIEワールドワイド・スタジオ作品 |
『The Last of Us』のPS5向けリメイク。リメイクと同時に本編だけでなく、追加DLC「Left Behind ‐残されたもの‐」も収録されている。
グラフィックはPS3のオリジナル版、PS4のリメイク版からアセットの再構築もあり、大幅に向上しており、それに加えパフォーマンスも改善されている。
一方で、マルチプレーヤーの削除など、リマスター版・オリジナルと比べると完全上位互換とは言えない。
グラフィックスの大幅な向上
カットシーンの処理の変更
AIの改善
やりこみ要素の追加
良くも悪くもそのまんま
マルチプレーヤーの削除
良くも悪くも忠実なリメイク。
向上したグラフィックなど、目を瞠る点は多いが、マルチプレーヤーの削除など完全上位互換と言えないのが惜しいところである。
本作を買うかリマスター版を買うかは、シングルプレーヤーとマルチプレーヤーのどちらを重視するかの個人の好み次第か。
とはいえ、元は『The Last of Us』のため、一定の品質は保証されているだろう。
【らすとおぶあす ぱーとわん】
ジャンル | サバイバルアクション | ||
対応機種 | Windows(Steam/Epic Game Store) | ||
発売元 | Sony Intractive Entertainment | ||
開発元 | Iron Galaxy(*7) | ||
発売日 | 2023年3月28日 | ||
定価 | 6,490円 | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
レーティング | CERO:Z(18才以上のみ対象) | ||
判定 | 修正前 | クソゲー | |
劣化ゲー | |||
Ver1.10以降 | 改善 | ||
備考 |
尋常じゃないVRAM使用量 度重なるクラッシュやグラフィック崩壊等のバグ 推奨スペックでは足りないほどに重いゲーム アップデートでパフォーマンスの改善はされた しかし根本的な改善には未だ至らず |
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SIEワールドワイド・スタジオ作品 |
『The Last of Us Part I』のWin移植版。
本作のWin版リリースはPS5版のアナウンスからPS5の後でリリースされることが発表されており、1年遅れでリリースされたのが本作。
1回その上に延期されたのだが、蓋を開ければとてつもない量のバグと重さという致命的な欠陥を残し、未完成品も同然のままリリースされた。
Win版の移植は過去に『Spyro Reignited Trilogy』や『Batman: Arkham Origins』のWin版などの他、近年では『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』のWin版を手掛けたIron Galaxyが担当している。
長すぎるシェーダー構築
異常なほどの重さとVRAM使用量
長いローディング
バグの多さ
一部機能の追加
あろうことか高い評価を得ている『The Last of Us』と賛否両論ながら一定の評価を受けた『The Last of Us Part II』という数々の賞を受けたシリーズの面汚しとなる劣化移植版。
PS5を超えるスペックのPCハードウェアでもバグの多さゆえ安定動作は厳しいという、非常に動作が厳しい代物である。
『Part II』リリース以降、スタッフの離脱が相次ぎ色々と心配されていたNaughty Dogだが、それが見事に的中する形となってしまった。
今のところ一定の改善は見られるが、PS3/PS4/PS5を持っていないPCゲーマーでも無ければわざわざ手に取る必要がない。
*1 作中の台詞によると、ベーコンがご馳走とのこと。
*2 本作でNaughty Dogは「PS3の性能を最後の一滴まで絞り取った」と発言している。
*3 稀に敵に拘束されることがあり、その時は救助しないとやられてしまう。
*4 もっとも、最高難易度でも無ければこのようなことをする必要は無く、普通に攻略した方が圧倒的に早い。
*5 キャラクターが棒立ち状態になったりするなど。
*6 画質設定オプションでは動的4Kと表記されているが、これは真っ赤なウソ。Digital Foundryの調査によれば、1440p固定解像度となる。
*7 Naughty DogはSteamストアでの表記のみ。Iron Galaxyが移植を担当。
*8 エフェクトの一種で、部分的に短いループを繰り返したり、音のオン/オフを繰り返して変化を付ける効果のことだが、ここでは意図しない動作を指す。原義は「どもり」である。