Saints Row IV

【せいんつ ろう ふぉー】

ジャンル オープンワールドスーパーアクション


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対応機種 プレイステーション3
Xbox 360
Windows
Linux
Nintendo Switch
発売元 【PS3/360】スパイク・チュンソフト
【Win】ズー
【Steam】Deep Silver
開発元 Deep Silver Volition
発売日 【PS3/360】2014年1月23日
【Win】2014年5月30日
【Linux】2015年12月21日
定価 【PS3/360】5,695円
【Win】4,800円
プレイ人数 1人 (CO-OP:2人)
完全版 超完全版
【PS3】2015年4月16日/3,980円
Re-Elected
【PS4/One】2015年4月16日/5,800円
【Switch】2020年11月26日
 パッケージ版/3,980円(税別)
 ダウンロード版/4,850円(税10%込)
レーティング CERO:Z(18才以上のみ対象)
判定 バカゲー
ポイント セインツがまさかの大統領就任
エイリアン相手にスーパーパワーで大暴れ
徹底的なバカゲー路線
Saints Rowシリーズ

※データ内では日本語版のみを記載しています。




リアルなだけじゃつまらない!
ハチャメチャやろうぜ!



概要

GTA』フォロワーの代表格だった『Saints Row』シリーズの第4作。
かつて一ギャングの構成員だったボスが、遂には合衆国大統領まで上り詰め、スーパーパワーで大暴れする。
今度の敵はギャングや軍隊ではなく、地球を侵略しに来たエイリアンの帝国である。

国内CS版は発売が欧米と比較して約5ヶ月遅れたため、最初からほとんどのDLCをプロダクトコードという形でまとめて同梱し、『ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション』という無駄に長いサブタイトルを冠して発売された。
前作の販売戦略に比べればリーズナブルに購入可能。
PC版は海外Steam版の日本語化であり、サブタイトルは無く、パッケージ版はDLCが同梱されていない。また当時はDLC自体が日本語未対応だった。
後にPC版も全DLCが同梱された『Game of the Century Edition』がSteamで配信されている。

元は前作『Saints Row: The Third』の大型DLCとして開発されていたが、親会社THQの財政難に引きずられる形で新たに『IV』として発表されたのが今作である。
故にグラフィック面での進化は乏しく、クローン元の『GTA』とは大きく離されてしまっているが、代わりに前作のウリだったバカゲー要素を大幅にパワーアップさせ、シリーズの方向性を完全に決定づけた。
なお、前作のDLCとして開発されていた頃とは内容も大きく違っており、当初のシナリオは本作のDLCのネタ元として組み込まれた。詳細は後述。


ストーリー

対ギャング部隊「STAG」の元司令官サイラス・テンプルは、前作におけるスティールポートでの一件により全権を剥奪され、中東のテロ組織と手を組みアメリカに対し核テロを仕掛けようとしていた。
主人公ら「サードストリートセインツ」はサイラスを倒す為、秘密情報部のエージェントであるアシャ・オデカーと共に中東へ向かい、テロの鎮圧に挑む。

それから5年後、サイラスの核テロを鎮圧した主人公=セインツのリーダーは名実共にヒーローとなり、遂にアメリカ合衆国大統領に就任する。しかしその自己中心的な性格が災いし、政権は支持率の著しい低下に悩まされていた。

そんな折、突如「ゼン帝国(ZIN Empire)」と名乗るエイリアンがホワイトハウスを急襲。ゼン帝国の皇帝ジニャック(Zinyak)は閣僚を次々とアブダクションしていく。
主人公もまた独りで立ち向かうが、ジニャックの圧倒的な力には手も足も出ず、簡単にあしらわれる。

捕われたセインツ達は「バーチャル・スティールポート」と呼ばれる仮想空間に幽閉されてしまう。
果たしてセインツは仮想空間から脱出し、地球人類を救うためのエイリアンとの戦いに舞い戻れるのか?


特徴

  • 舞台は前作と同じスティールポートだが、敵勢力の作った閉鎖的仮想空間という設定であり、所々の地形が異なっている。前作のアジトが一掃された代わりにZ軸(上)方向へのオブジェクト追加が多く、探索量はむしろ増加している。
    • 前作で登場したセインツ印のアパレルショップ「PLANET SAINTS」が「PLANET ZIN」に改竄されていたりと、新作なりに芸が細かい。
  • 拠点は敵エイリアンから鹵獲した宇宙船。ここから仮想空間にダイブしたり、仲間達とコミュニケーションを取ったりできる。要は『マトリックス』のパロディー。
    • 仲間との会話では何故か全員に「○○とロマンス」という選択肢が用意されている。つまり、今回は仲間達と性別を問わず愛し合える。
      • 今回からの新キャラで機械生命体のCIDも例外ではない。
    • 仮想空間で入手したオーディオログを聴いたりノベルゲームで遊ぶこともできる。
  • 仮想空間なのを良いことに今回は「スーパーパワー」が使用可能に。『inFAMOUS』シリーズや『ライオットアクト』顔負けの超人アクションの習得が可能。ゲーム性が前作までとは大幅に変化した。
    • 前作DLCの流れをくむ要素で、ストーリーが進むと使用可能になる。マップ上にあるデータクラスタを集め、消費する事でスーパーパワーを強化したり、新たな能力を会得したりできる。
  • 基本システムも若干、前作までと異なる部分もある。
    • 今回は仮想空間内では悪評度がある限りライフは自然回復せず、代わりに敵を倒すと「ライフオーブ」という回復アイテムを落とすようになった。現実世界などスーパーパワーなしでのミッションでは旧作同様、自然回復制。
    • 前作までと違い、自分の所有する店舗に入っても悪評度が消えなくなった。悪評度が付くと付近に「ゴールデンCID(コマンドCID)」と言うものが出現し、これを捕獲することでと悪評度を0に出来る。
      • 悪評度が最大値に近づいたり、一定数毎の制圧ポイントを攻略すると、「ウォーデン*1」と言う強力なエイリアン(中ボス)との戦いになる。これを倒しても悪評度は無くなる。
    • スーパーパワーの存在で車輌の重要性が薄れたこともあり、旧作以来車に乗っていない時でもラジオを流せるようになった。
  • 仮想空間が主な舞台と言う設定上、バーチャル上の存在とはいえ過去作のキャラやシーンが再現された場面が多いなど、これまでのシリーズの総決算と言うべき内容となっている。

評価点・おバカな点

  • スーパーパワーの存在。
    • 地上を飛行機以上の速度で移動し大ジャンプ、そのままビルの壁を駆け別のビルへ…ということができる。移動手段としての車が全く必要無いほどで、ミッション時の移動はとても快適。
      • 一応、従来通りのガレージ機能もある。バーチャル空間と言う建前なので、車に乗り込みボタン1つでガレージ行きにできる。
      • 過去作では車を呼んでから部下が届けるまでタイムラグがあったが、今作はバーチャルなので呼べば即座に車が出現して乗り込んだ状態になる。
  • 攻撃用パワーも様々。敵から車までほとんどのオブジェクトを投げられる「テレキネシス」や、敵を凍らせたり燃やしたりする「ブラスト」等。従来の銃火器とも組み合わられるので、多彩でド派手な戦い方ができるようになった。
  • 銃撃の嵐から一瞬にしてダッシュで離脱し、ハイジャンプからテレキネシスで航空機を捕獲して地上に叩き付け、空中からのストンプで街区1ブロックの全てを吹き飛ばす…等々、ハジケ切った爽快な超人アクションは本作最大の魅力。
  • 旧来のアクティビティ「保険金詐欺」も、スーパーパワーによって壮絶にアホな光景を堪能できる代物となった。小型車に引っ掛けられてビルの屋上まで吹っ飛ぶ主人公の姿は、ラジオBGM次第で謎の感動すら呼び起こす。
  • 強力無比かつ頭のネジのフッ飛んだ新武器の数々。
    • エイリアン武器は序の口、跳弾やブラックホールを打ち出す武器から、照射地点の人を上空に吸い上げる「アブダクションガン」や、相手を膨らませて破裂させる「インフレートレイ」に加え、ダブステップを流し敵を踊らせながら光弾で一方的に蹂躙する「ダブステップガン」等々、突っ込む気力すら起きないほどアホらしいラインナップ。
    • DLCを含めればトイレ用のプランジャーを発射するもの、敵のア○ルに突き刺して上空に打ち上げ空中で爆散するロケットまで。
      • 極めつけは目に痛い合衆国カラーに、軍歌のような曲を流しながらミニガン+ロケット弾or火炎放射を凄まじいレートで発射できる「ウェポン・オブ・アメリカ」で、その圧倒的火力とナショナリズムの前に、敵は消し炭になるのみ(それらしく弾薬消費速度も凄まじい)。
    • 同じ武器でも見た目をいくつかのモデル・カラーリングから変えられるようになってもいる。ちなみにこのモデル替えは現実世界にも反映されるので…。
  • 前作に輪をかけてブッ飛んだ世界観。
    • 前作でもただのギャングチームとは思わせない大スターへと激変したセインツだったが、今回は早々に主人公がアメリカ合衆国大統領に就任すると言う更なる大躍進を果たす。そこにエイリアンの襲撃と、もはやシリーズ初期には『GTA』ばりの真面目なギャング抗争をやっていた事など完全に忘れていると言ってもいいほど。
      • 『1』では一般市民からギャングの下っ端だったプレイヤー。壮大過ぎるスピード出世である。
    • 設定もさることながら作中でも冒頭から超展開の連続である。
      + 序盤の展開
    • ゲームが始まったと思ったらいきなり『Call of Duty』か『スプリンターセル』もかくやというようなミリタリー系ミッションが始まり、早々にテロ組織と戦わされる羽目になる。
      • そのミッションのラストも、かの『アルマゲドン』の主題歌で有名な「I Don't Want to Miss a Thing」をバックに核ミサイルをよじ登って起爆装置を止めると言う謎の感動とツッコミ所が満載の展開に。挙句の果てに、生還した主人公はそのままホワイトハウスの大統領執務室の椅子に着陸し、そして表示されるミッションタイトル「ゼロ・セインツ・サーティ*2」。
    • 合衆国大統領就任後は、短い間とは言え大統領気分を満喫できるおバカイベントが用意されている。そのままエイリアンとの戦闘が始まるが、大統領執務室に重火器を隠していたり、ホワイトハウスの地下に超兵器を格納していたりと、やはりやりたい放題。嘗てのフロム製アメリカ大統領を彷彿させる無茶ぶりを見せつける。つーかなんで合衆国民はセインツに国を任せたのか。
    • ジニャックに負けた主人公は、自分にとっての悪夢を具現化した仮想空間に閉じ込められる。しかしそれが何故か50年代のアメリカのホームドラマ風の町である*3。演出もそれっぽく作ってあり、外野からご丁寧に笑い声まで響いてくる。
      • ちなみに、この世界はノリノリな足取りで歩く所為でダッシュが出来ない、車は決まった道しか走れずスピードも出ない、行動する度にいちいちQTEをやらされるなど、主人公より寧ろプレイヤーにとっての悪夢の世界だったりする。
        • パンケーキにフォークを刺して口に運ぶ動作落ちている新聞紙を拾う動作にまでコマンド入力を要求するQTEなど他のゲームではまずお目にかかれないだろう。しかも後者は何故か連打。バイオハザード6』も真っ青である。
        • また、素手攻撃のアイコンがこのイベント時だけサムズアップになっているのも芸が細かい。
  • 本編のストーリーも前作をも上回るはっちゃけぶり。バーチャル空間を攻撃・占領してエイリアン側にダメージを与えつつ、仲間達をそれぞれの悪夢の世界から救出していくのが主な流れだが、どの仮想世界も曲者揃い。
    • 過去作のエピソードをモチーフにした世界、別ゲームと化してしまうような世界など様々。
    • 一方、仲間との絆を実感できる熱い展開も多数あり、特に最終ミッションは胸が熱くなるような盛り上がりを見せる。ただおバカなだけでは終わらない!
  • 一部のミッションでは現実世界が舞台となる。ここではスーパーパワーは使えないが、そこでさえロボットや宇宙船などなどが入り乱れ、バーチャル空間にも劣らぬカオスな戦いが繰り広げられる。前作までとはえらい違いだが、セインツの世界ここに極まれりと言える。
  • 敵役であるジニャックも、やり口のえげつなさやラスボスの貫禄こそ旧作の悪役達とは比較にならない次元なのだが、一方でエイリアンなのにシェイクスピアやジェーン・オースティンといった地球の初期近代文学を愛読していたり*4ラジオのとある局のDJを務めていたりと、どこか憎めないお茶目な面も併せ持っている。
    • ちなみに作中で収集して遊べるノベルゲームは彼の半生を辿る内容となっている。
  • 夥しい量のパロディ。
    • ほぼ全ての場面で必ずどこかに仕込まれているほど、徹頭徹尾パロディまみれ。有名ゲーム・映画・時事ミームから過去作・自虐ネタまでとても一人では追い切れないほどの量が。全て知るには解説サイト閲覧必須。
    • 例えばオープニングのジェーン・オースティン風の語りの次がいきなり完全に映画『プレデター』の一コマ(曲まで一致)。
    • 日本人でも馴染みのあるシーンも多々あり、モロにベルトアクションの名作*5某諜報戦略アクション*6のパロディなミッションまである。
      • 後者ネタでは、娼婦らしい女性モブを前にした敵兵が、肉体の一部位の状態を「ベイビー、このスネーク、最高にソリッドだぜ」と申告する、というヒドイものもある。
  • ファンサービス。
    • パロディの一環で過去作ファンへのサービスも充実しており、これまでのシリーズの総決算と言うべき内容となっている。
    • 『1』からは元バイスキングスリーダーのベンジャミン・キングが久しぶりの再登場で仲間になり、『2』の頃の若いショーンディが現在のショーンディとは別に登場(声優も違う)。また『3』では敵だったマット・ミラーが、今度は味方として続投。
      • そして、『1』『2』で初代セインツリーダーのジュリアス役を務めた俳優キース・デイヴィッドがなんと本人役で登場。ただのゲストではなく、何気にストーリーに絡んで来る。当然、中の人ネタも完備。
    • シミュレーションである事を活かし、旧作で倒した敵ギャング達も多数登場。条件を満たせば仲間に加えることも可能。
    • 前作で生死不明となったジョニー・ギャットの復活もファンを喜ばせた。猛烈な後付けだが、セインツにとってそんな超展開は最早いつものこと。
    • あるミッションでは『1』『2』の主人公のデフォルトのデザインが登場。性別や人種に関係なく問答無用で「主人公の過去の姿」と言う扱いらしい*7
    • 序盤のホワイトハウス内にはセインツゆかりのオブジェが大量に設置されている。シリーズファンはストーリーを進める前に見て回って思い出に浸るのも悪くない。
      • イベントシーンでも、『3』の「タイガーエスコート」のトラが登場したり、『2』の「正義の汚水」を連想させる台詞が飛び出したりと、小ネタが随所に仕込まれている。旧作を知っていればいるほどニヤリとできる。
    • キャラ毎のサイドストーリーが独白ファイル・ミッション両方の形で追加。前作まで乏しかった歴代キャラの掘り下げに多少なりとも貢献している。
      • 仲間毎の固有ミッションは「ロイヤリティミッション」と呼ばれ、クリアするとその仲間もスーパーパワーが使用可能になる。また、全てのロイヤリティミッションをクリアしてからエンディングを迎えると…?
  • キャラメイクの自由度は前作より据置き。
    • 一部は変更されたパーツもあるが、ほぼ前作のデザインが流用されているので、前作の高いカスタマイズ性をそのままに今回もキャラを作る事ができる。
    • 衣装も元DLCを含めた多くが引き継がれている上、新しいコスチュームも増加*8。今作DLC配信分も合わせるとバリエーションは実に豊か。
      • 中には日本のアニメ、ゲームをモチーフとした「アニメパック」なんてDLCもあったりする。名前も「ショーネン」「ショージョ・キューティ」「超カワイイ*9」など、おかしなものが付けられている。
  • アクティビティも健在。
    • 保険金詐欺、メイヘム、と言ったシリーズお馴染みの一部や、スーパーパワー向けに大胆アレンジされたファイヤーレースとファイトクラブや「ゲンキ博士のブッ殺し大会(Prof. Genki's Mind Over Murder)」といった各アクティビティが存在する。
      • 『2』以来の復活となるファイトクラブは、対戦相手として過去作のキャラ達が登場。
      • 最終スコアによって3段階にクリアメダルがつけられるようになり、同種アクティビティで全て金/銀メダルを取ると、『2』以前のように特典としてスキンや独自アップグレードが手に入る。
      • 仮想空間でやる必要があるのかと思うかもしれないが、これらはすべてロイヤリティミッション以外の全サイドクエストの対象であり、仮想空間の掌握(データ収集やハッキングなど)という理由付けがされている。
    • 残念ながらエスコートやデリバリーなどのギャング系アクティビティは車両回収以外なくなっている。
  • DLCの追加ミッションも凄まじいカオス度。
+ 追加ミッション紹介

ENTER THE DOMINATRIX

  • 前作のDLCとして開発されていた当初のシナリオが元ネタだが、何を血迷ったか主人公達の解説付きのドキュメンタリー形式で進行する。開発中止になっていた事そのものをネタにしてしまったわけである。
    • つまり「こう言う内容になる予定だった」と言うダイジェストの形を取っている為、シーンが飛び飛びだったり簡単な解説だけで済ませてしまう場面が多々。言ってしまえば没シーン集のような内容である。
    • 「おい、アレを蒸し返しちゃうのか?」とか「今までの中でもサイアクのアイデアね」とか「脚本が意味不明」「ゲームに組み込む予算が無かった」など、ぶっちゃけた発言も普通に飛び出す。
    • なんと、本編ラスボスのジニャックもインタビュー対象としてチョイ役で出演している。ただし上記の内容の通りなので、彼の扱いはお察しの通り。逆に言えばあのような扱いから最終的にはラスボスとなったのだから大したものである。
    • なお、このシナリオは『IV』本編と違って、『3』の巨像爆破エンディングから続く内容であった。なのでピアースがスティールポートの新市長に就任し、代わりにヴィオラとレイノルズ市長は死亡している…が、ショーンディだけが何故かちゃっかり生還すると言う本人達も認めるほどの超展開であった。
  • ムービーが用意できないので絵コンテを動かして済ますイベントや、ミニチュアを使った実写で誤魔化しているムービーもあったりする。
    • さすがに絵コンテにキャラのカスタマイズは反映出来ないので、これらムービー中では主人公の姿は無難なデザインの白人男性で固定。一応、「キミの主人公に置き換えて見ようね!」という旨の注釈は入る。
  • 前作で多くのプレイヤーを爆笑させた人力車ドライブバイも再登場。本編でやれなかったのが惜しい。
  • 本編とはかなり毛色が違い、SMネタを完備した『3』に近いアブナイ大人な雰囲気である。そもそも「マトリックス」とかけたタイトルの「ドミナトリックス」がSMプレイの女帝を意味しているので…。
  • 『2』まではヘタレキャラだったドニーの他、『3』でモロにその手の分野を手がけているズィーモスなど、本編には出番が無かった過去作キャラも登場する。

How the Saints Save Christmas(セインツはどうやってクリスマスを救ったか

  • 読んで字の如く、クリスマスを救う為にサンタクロースと共に戦うと言う、もう何から突っ込めばいいか判らない代物。
    • 北極にあるサンタの町を舞台に妖精達やサンタの奥さんが銃火器を手に戦う異様な光景が拝めるのはこのシナリオぐらいのもの。
    • 扉の閂に使われているキャンディーをひたすら舐め続けるなどと言う小ネタもある。強制イベントではないが、舐め終わるまで相当掛かる上に*10扉自体に鍵が掛かっているので結局徒労に終わるのもまた何とも言い難い(トロフィー/実績は貰える)。
    • 挙句、サンタのソリに乗って良い子の家にプレゼント弾を、悪い子の家と敵のソリには実弾を撃てと言う眩暈がする(誉め言葉)ようなアクティビティまである。
    • エンディングや収集テキストはクリスマスを楽しみにしていた童心に帰れるような温かいもので、バカなだけではなく後味も良い。
  • 後にスパチュンは日本では配信時期を逸してしまった本DLCを2014年のクリスマスまで無料で配信するという暴挙に出た。正月ボケも終わった頃に公開されたPVの「スパチュンからの一足早いクリスマスプレゼント」に爆笑したプレイヤー多数。

賛否両論点

  • あまりに変化した世界観とゲーム性。
    • バカゲー路線に走り出したとは言え、前作はまだギャング抗争が基盤であった。それに対して本作はバーチャル空間や宇宙船で地球を救う為にエイリアンと戦うというもので、最早同じシリーズとは思えないほどに変化している。
    • クライムアクションは銃撃戦やカーチェイス等が目玉で、本作ミッション中にも確かに両方あるが、今回はスーパーパワーを使えるので大分印象が違ってきている。
    • ひたすらバカに振り切った作風が爆笑と共に歓迎された一方、従来のようなクライムアクションとしてのセインツを求めるプレイヤーからは「いくらセインツでも今回はやり過ぎ」と言う声が上がる事も。
      • ぶっ飛び過ぎたが故に、プレイヤーがセインツに何を求めるかで評価が分かれる側面があるのは致し方ない所かもしれない。
      • 作風においては大転換どころか逆走を決めていながら、ストーリーは(一応)旧作を踏襲しているため、所々で陰惨なシーンが挿入されたり、いかにも不良なナマっぽい暴力が炸裂したりと、落差の大きい展開が見られる。バカ騒ぎに水を注すような点ではある。
    • 序盤で地球が破壊され、セインツと拉致された人々以外の人類が滅亡したために仕方なくシミュレーションを荒らしている、というストーリーを反芻したとき、ふと迷惑行為の手を止めて我に返ってしまうプレイヤーもいるかも知れない。
      • グッドエンドでは地球を救う一応の手段が提示されるが、実際に地球が救われる描写は最後まで無く、続編『Gat out of Hell』に至っても地球は破壊された時点での幕間ストーリーになっている*11
  • ギャングゲーかバカゲーかは別にしても、本作のストーリーに拒否感を覚える、または受け入れられないプレイヤーも多かった。
    • 上述の通り本作は「仕方なしにシミュレーション内で暴れる」という物語で、ぶっ飛び具合はさておき規模自体は小スケール。
      物語の途中で地球が破壊されるという大きな展開こそあるが、それもあくまでストーリー上の話である。バーチャル空間という違いはあれど、舞台が前作と同じスティールポートである点、言わば流用・使いまわしな事もスケールの小ささに拍車を掛けている。
    • また、当然ながら前作の舞台設定は現実世界であり、その中で非人道的行為やひっどい犯罪行為をゲラゲラ笑いながらできる点が好評だった。
    • しかし、本作はシミュレーションが舞台であると明示されているため、どんなバカをやっても(元からゲームとは言え)これは現実ではない……という冷めた感覚は付きまとい得る。世界設定が没入を妨げるとも言える。
    • 根本的な話として、本作が「大統領に上り詰めたボスが侵略してきたエイリアンと戦う物語」だと期待したプレイヤーも少なくなかった。
    • しかしいざプレイしてみると、先述のような小スケールの物語でしかなかった他、それを示唆させる発売前情報も少なく、パッケージ裏等にも書かれていない。ボスvsエイリアンという構図自体は間違いないのだが、なんか違うと思わざるを得ない。
    • 総括すると「前作のバカゲー具合を好意的に見れたプレイヤーでさえ、本作の物語は手放しには受け入れられなかった」という結果となった。

問題点

  • ボリューム不足感。
    • アクティビティ・ロイヤリティミッション・各種収集要素等と総合的には充実しているのだが、本編のストーリー自体は短め。
    • 特に今回は倒すべき敵がはっきりしており、その打倒と言う目的も最後までブレないため、前作よりも駆け足な印象が否めない。
    • クリア済みのミッションに再挑戦出来ないと言う前作の短所を引き継いでしまっている。前作以上にユニークなミッションが多いだけに尚更残念。
      • また、今回もエンディングが2種類存在するのだが、前作と違って最終ミッションのやり直しが一度たりとも出来なくなっているので、データを分けない限り両方のエンディングを見る事はできない。
      • 前作同様、DLCの追加ミッションのみ何度も挑戦可能。
  • プレイヤーの動作に幾つか難点あり。
    • なぜか空中では武器が使えない。空中で放てる攻撃はスーパーパワーのみであり、空中にいる時間が圧倒的に増えたことを考えれば、かなり大きな難点。スーパーパワーが目玉とは言え、銃器が主力という事には変わりないので空中でもガンガン撃てるようにして欲しかったところ。
    • ダッシュや歩きから止まろうとすると、高速なら大きくスリップし、低速でも軽くつんのめる。この間はほかの動作ができず、戦闘中などはいちいち引っ掛かる。
    • ジャンプも必要以上に跳んでしまい、微調整に手間取ることがある。
  • 登場人物の格差。
    • 『3』の流れを汲んだ直接の続編なのだが前作でセインツに加わった仲間の殆どが未登場、もしくはすぐに退場する。利害の一致から一時的な協力関係を結んでいただけのズィーモスとエンジェルはともかく、オレグとジョッシュも序盤のみの登場。ヴィオラは会話の中に名前が出てくるだけである。
      • メインパーティメンバーにおける他作品キャラとの兼ね合いとも思われる。今回のセインツメンバーは『1』のベン・キングとジョニー、『2』からのショーンディとピアース、『3』のキンジーとマット、そして本作新キャラとしてアシャとキース・デイヴィッド氏(+CID、若いショーンディなどのAIキャラ)と考えれば、本作においては作品間のバランスが取れたものとなっている。
      • なお、ジョッシュとズィーモスは「ENTER THE DOMINATRIX」で仲間になり、ヴィオラは『Gat out of Hell』にて再登場し、オレグは後の関連作『Agents of Mayhem』で正式にプレイアブル化しており、本作の本編外では冷遇されている訳ではない。
    • 一方でキンジーはその頭脳とスキルを活かし、全編を通して主人公のサポート役として活躍する*12。しかも続編『Gat out of Hell』でもジョニーに並ぶ主人公の一人に抜擢され、『Agents of Mayhem』にもDLCながら参戦を果たしており、一部からは「スタッフのお気に入り」「公式メアリー・スー」呼ばわりされるほど露骨な優遇を受けている。
      • 余談だが、リブート版『Saints Row』の新キャラ「ニーナ」はキンジーに似ており、扱いもやや優遇されている。
  • バーチャルスティールポート内の時間帯は基本的に夜のみ。
    • ミッション中等を除いて、街には日中の時間が存在しない。常に赤く染まった夜で固定され、天候の変化も無い。
      支配地域が広がると、そのエリアの空や電灯が青くなるという変化が発生するが、やはり夜には変わりない。
    • 仮想空間らしさを出す演出には一役買っているが、変化が無い上に薄暗く、閉塞感も漂う画面になってしまっている。
      ゲームクリア後には自由に時間帯(マップの雰囲気)を変えられるようになるが、正直今更感が否めない。
  • バグ・フリーズは今回も多い。寧ろ旧作より頻発する。
    • ロード画面でフリーズ、宇宙船に戻ったらフリーズ…と、CS版プレイヤーにとってはエイリアンよりフリーズの方が遥かに強敵である。
      一応オートセーブが頻繁に入るので、進行面での障害は発生しにくいが、ハードへの負荷が怖い上に再起動の煩わしさに悩ませられる。
    • 今回はミッション開始地点に着くとイベントを挟んでミッション専用マップに移動する事が多いのだが、イベントが発生しない・専用マップに移動しない等のバグが発生する事がある。そうなるともうロードするしかなく、再発しないように間を置く必要まで出てくる。
    • ガレージにいくらでも突っ込めるのだが当然ながらこれでもバグる。具体的な上限数は不明だが、発生したが最後ガレージを開くことすらできなくなる*13場合や、開くものの何も表示されなくなったりする。また、メニューの選択肢の格納庫(航空機用の方)が複数になったり等、よくわからないバグり方をすることも。
      • こうなると削除もできなくなるため非常に厄介。本作では車の出番が少ないのが救いという本末転倒なことになっている。
    • 後発のSwitch版では改善されてはいるがゼロではない。
  • グラフィック・パフォーマンス関連
    • 本作ではバーチャル空間である事を意識した演出として、地形やNPCにバグったかのようなエフェクトが掛かっている。
    • 演出としては効果的なのかもしれないが、このエフェクトがやけにジラジラしていて見辛い上に目に悪く、視覚的に煩わしい。
    • また、このエフェクトは負荷が高く、先述のフリーズの原因の一つである他、前作と比較してフレームレートの大幅な低下を招いている。
    • 高速移動が主でゲームスピードが高い本作において、フレームレートの低さがゲームプレイに与える影響は大きく、ストレスになりやすい。
  • 字幕の問題
    • 規制も表現のごく一部のみで全体的に良好なローカライズなのだが、前作・前々作に続いて字幕は完全ではない。
      • 例として「ゲンキ博士のブッ殺し大会」は、前作と同様に字幕が無く、実況と解説の面白おかしい掛け合いを楽しめない。
      • また、これとは直接関係のない問題点だが、ランダムエンカウントで遭遇する野良のゲンキ博士は、あの特徴的なボイスが本作では無くなっており、相手にしていてかなり味気ない。
    • これはシリーズ共通の問題だが、今作もやはりカットシーンの主人公の字幕は固定。声に応じて変わるのはやはり操作時のみで、結局リブート前のシリーズでは最後まで改善はされなかった*14
      • 一応、残忍なサイコパスだった前々作、サイコ感は薄れたが基本は俺様キャラの前作に比べると、今作の主人公はカットシーンにおいても前作以上に陽気でコミカル寄りなキャラになっており、操作時の性格との乖離は若干だが軽減されているとも言える。
  • 実用上、車の出番がない。
    • 「スーパーダッシュ」と言うパワーがどう考えても車に乗るより使い勝手がよくアップグレードにより壁も登れるので、車に乗る必要が全くと言っていい程に無い。
    • アップグレードされていない序盤ではスタミナが消費されてスーパーダッシュが中断されるが、アップグレードによりスタミナ減少が無くなることもそのことに拍車をかけている。
    • なお、航空機はそれなりに使い道がある。移動能力を強化できていない序盤はもちろん、高所のアイテム回収や、目的地が遠方でジャンプ・ダッシュ移動が面倒なときなどになかなか便利。

総評

前作で見出したバカゲー路線を更に昇華させ、全身全霊でバカをやらかした快作であり、『Saints Row』の1つの到達点とも言える。
従来から変わり過ぎたゲーム性やその内容は受け入れられない人もいるのは仕方ない。
だが、この手のオープンワールドアクションでここまで好き放題にふざけまくった作品は極稀で、他のゲームでは到底味わえない無茶ぶりが楽しめるのは間違いない。

「リアルなだけじゃつまらない!ハチャメチャやろうぜ!」のキャッチコピーに一切の偽りは無い。
同プラットフォームに多いリアリティ重視のゲームに飽きてきた人は本作でハチャメチャに遊びつくしてみるのも良いだろう。


余談

  • 本国及びWin版では本作の続編となるスタンドアローンDLC『Saints Row: Gat out of Hell』が発売された。開発に後述のPS4/One版の移植も担当したHigh Voltage Softwareが参加している。
    • 名前通り、珍しく主人公がジョニー(とキンジー)で固定され、地獄の悪魔に連れ去られたボスを助ける為に地獄へカチコミに行くと言う今作並にぶっ飛んだ内容である。『IV』とは別方面だが、パロディや過去作ネタも健在。
      • SFである今作に対し、こちらはダークファンタジー風。地獄が舞台という事で、過去作で死亡した意外なキャラの再登場もある。
      • ギャグの面でも、いきなり『ディ○ニー』ばりのミュージカルが始まったりと『IV』とはまた違ったネタで笑わせてくれる。
    • システムはほぼ『IV』を踏襲している。スーパーパワーも「神秘」へと形を変えて使用可能。武器やアクティビティも地獄ならではの明後日の方向に振り切ったものが揃っている。セインツ一危険な男は地獄と相性が良い。
      • 一方、ストーリーミッションは極めて少なく、アクティビティやデバージョンをこなすなどして敵側の怒りを貯める事でストーリーを進行させる形になっている。
    • なお、『IV』を遊んでいた場合、ボスの外見は本作のセーブデータの最新のものが反映される。無い場合はデフォルトのデザインに。
    • ちなみに、CS日本語版は後述の『IV』のDLC全部入り版への同梱のみで単体販売無し。
      • そのため、既に『IV』を持っていても『Gat out of Hell』をプレイしたければ改めて全部入り版を購入しなければならなかった。
      • 現在はPS4/One/PS3版『IV』の配信終了、及びプロダクトコードの期限切れにより新規の入手は不可能となっている。
  • 後にPS4/One版においても『Saints Row IV Re-Elected』として全DLCを収録して発売。日本では『Gat out of Hell』のプロダクトコードを同封したバージョンのみ発売された。同じ収録内容のPS3廉価版『Saints Row IV 超完全版』も同時発売。
    • さらに2020年にはSwitch版が発売された。『Gat out of Hell』は未収録。ダウンロード版はKoch Mediaより、パッケージ版はDMM GAMESより発売。
    • 2022年にはWin版『Re-Elected』がEpic Games Storeからダウンロード販売され、販売開始から1週間は無料配布された。
  • ローカライズ会社の移行に伴ってか、スパイク・チュンソフトによる『Re-Elected (PS4/One)』と『超完全版 (PS3)』のダウンロード版の販売が告知なしに終了している。
    • スパイク・チュンソフトの商品ページは健在だが各ストアでは商品ページが検索不可能な状態である。
    • Switchに移植されていない『Gat out of Hell』の商品ページのみ中途半端に残っている*15などの状況から、ダウンロード版の販売権に縺れが生じている可能性がある。
  • 前作および本作のスクリーンショットや、容姿・服装をカスタマイズした主人公をネット上で共有できるサービス「マイ・スティールポート」が運営されていたが、2018年1月末でサーバーが停止された*16
    • マイ・スティールポートにキャラをアップロードする実績が、現状では達成不可になってしまっている。
  • 本シリーズのデベロッパーであるDeep Silver Volitionは、2017年8月に本作と世界観を共有する『Agents of Mayhem』をリリースした。
    • 時系列は『Gat out of Hell』のとあるエンディングの後であり、本作のキャラも登場する。日本語版は同年12月7日にスクウェア・エニックスから発売された。
    • プレイアブルキャラは複数存在し、いずれも新キャラだが、その中にしれっとセインツのメンバーが新たなコードネームを引っさげて参戦している。よって、意外なキャラが操作可能に。
  • その後、2018年2月14日にオーストリアに本拠地を持つゲームパブリッシャー、THQ NordicがDeep Silverの親会社であるKoch Mediaを総額1億2100万ユーロ(報道時の為替レートで約161億円)で買収した*17
    • この買収により、一度はTHQの元を離れた数々のタイトルが一部を除き再び「THQ」へと戻ると思われたが、最終的にはTHQ Nordicの親会社であるTHQ Nordic ABが持株会社であるEmbracer Groupへ転身後、THQ Nordicが持つ『Red Faction』と『Painkiller』の権利をDeep Silverへ移管するにとどまり*18、本シリーズの権利は引き続きDeep Silverが保有する形となっている。

その後の展開

  • 2022年8月23日にリブート版『Saints Row*19』がPS5/XSX/PS4/One/Win*20で発売された。世界観やキャラクターは一新され、(小ネタを除けば)過去のシリーズ作品とは一切繋がりは無い。
    • 舞台となるのはメキシコ国境に近く位置する都市「サント・イレソ」で、学生上がりの若者4人組が犯罪組織を立ち上げ、犯罪帝国を築きながら裏社会の頂点を目指す。
      • ストーリーはシリーズ初期のギャング同士の抗争へ原点回帰。そこに学費の返済や就職難にぶつかる若者達の悪戦苦闘が反映されると言った「アメリカの現実」が描かれる。
      • こう書くと真面目そうだが、実際は『The Third』以降の雰囲気を引き継いでおり、ぶっ飛んだノリやはっちゃけぶりは健在。『2』以前のリアリティと『The Third』以降のバカゲーらしさを融合させた作品とも称される。
        敵勢力にも、「暴力と車を武器とするギャング」といういかにも初期の雰囲気の組織がある一方、SF軍隊サイバーパンク集団も存在している辺りからそれが察せられるだろう。
    • マップはVolitionが過去に手掛けた作品の中では最大であると同時に多様性に富んでおり、主人公である「ボス」のキャラメイクはシリーズで最も入念に手を加えることができ、これまでのシリーズ同様に2人でのCO-OPプレイに対応している。
      • しかし、このリブート版『Saints Row』は発売時の深刻なバグ等が原因でシリーズ最低の評価となってしまい、結果として発売から1年後にVolitionが閉鎖されることになってしまった(参照)。
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最終更新:2024年03月20日 10:00

*1 「看守」の意。ゼンに支配されている別の異星人種族。

*2 タイトルの元ネタは2012年に公開された、ウサマ・ビン・ラディンの捕縛・殺害に挑む特殊部隊を描いたアメリカ映画『ゼロ・ダーク・サーティ』である。

*3 しかも57~63年に放送されたドラマ『Leave It to Beaver』をパロって「Leave It to the Saints」と言うロゴまで出る。

*4 ジニャックの趣味やプレイヤーなどセインツたちの悪夢の理由はゲーム中でちゃんと明かされる。ちなみに、主人公もジェーン・オースティンのファンと言うに設定なっており、エンディングでは意外な事実が判明する。

*5 ドット絵風のモザイクレンダ、イベント用のイラスト等本格的に作り込んである。

*6 ダンボールを被るのは当たり前で、発見された時の演出もモロにそのまま。ご丁寧にミッション失敗画面では仲間が叫んでくれる。

*7 そもそも『1』のデフォルトは白人なのに、『2』は黒人だった。

*8 舞台に合わせてかコスプレのようなものが多い。

*9 意訳ではなく原語版の時点で「Totes Kawaii」である。ちなみに「totes」は「完全に・超~」と言った意味のスラング英語。「very cute」ではないのがポイント。

*10 しかも舐めている最中にTIPSで「他にやる事は無いのか?」「もう少しだ!」→「ウソだよ」などと散々からかわれる。

*11 最終的には『Gat out of Hell』のあるエンディングで地球は再生され、パラレルワールドという形をとって『Agents of Mayhem』へと続いていく。

*12 あろうことかストーリー後半には、大統領でありボスである主人公を殴り飛ばすシーンすらある。

*13 例えばWin版の場合、ゲームが強制終了する。

*14 『Gat out of Hell』では本作のセーブデータがあればボスの容姿と声も反映されるが、案の定、字幕に変化は無い。

*15 Googleでパソコン版のPSストアの商品ページが検索可能。

*16 ちなみに、運営期間中にも長期間サーバーがダウンしていた時期があった。

*17 ただし、Koch Media及び傘下企業の運営自体は引続き独立事業体として存続することがTHQ Nordicより報じられている。

*18 逆にDeep Silverからは『Risen』『Rush for Berlin』『Sacred』『Second Sight』『Singles:Flirt Up Your Life』の版権がTHQ Nordicへ移管された。

*19 他のリブート作品でよくあるように、ナンバリングは付かないタイトルとなっており、表記の際は『Saints Row(2022)』などと書かれる。

*20 Win版はEpic Games Storeでの独占配信となっている。