フリーダムガンダム

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フリーダムガンダム - (2023/08/08 (火) 15:53:19) の編集履歴(バックアップ)




「希望を消さないためにも、今は!」

  • 型式番号:ZGMF-X10A
  • 全高:18.03m
  • 本体重量:71.5t
  • ジェネレーター出力:計測不能
  • スラスター総推力:計測不能
(HGCE 1/144 フリーダムガンダム 説明書より引用)

21世紀初のガンダム作品『機動戦士ガンダムSEED』の主人公機。
それまでのストーリー前半でストライクガンダムに乗っていた主人公キラ・ヤマト(CV: 保志総一朗 )が搭乗し、後半での愛機として使用した。
ハリウッドで製作された実写作品『Gセイバー』に登場するRGM-196フリーダムや、
機動武道伝Gガンダム』第二回大会優勝機及び外伝である『機動武闘外伝ガンダムファイト7th』に登場した、
ネオアメリカ代表GF7-023NAガンダムフリーダムや、『SDコマンド戦記II ガンダムフォース』のキャプテンガンダムFF(フリーダムファイター)とは関係ない。
というかガンダムの「ダム」も元々フリーダムが由来なので二重表現である(SEEDでは由来が異なるため問題ないが)

本来は一対多の砲撃戦を想定して造られており、特徴的な「マルチロックオンシステム」によって数機の敵機を同時にロックする。
大出力のプラズマビーム砲二門、腰部にレールガン二丁を装備し、ニュートロンジャマーキャンセラー*1搭載のエンジンによってほぼ無限の動力を誇る。
マルチロックオンシステムを用いて上記の武装を一斉掃射する七色ビーム「ハイマット・フルバースト」は、
同作品内でも対多戦においてトップクラスというより最強と言われる性能を誇る。
同時に建造された格闘戦重視のジャスティスガンダムと比べると遠距離重視の機体だが、
腰レールガンの脇にはビームサーベルも1本ずつ計2本装備しており、接近戦もこなせる。
というか、乗ってるのがキックに定評のあるキラのため、エース級相手には格闘戦で戦ってるシーンが多い。
ここで、メタ的な話をすると格闘戦をしないのであれば、人型兵器の意味(迫力)が無いと言う話である。
事実、外伝を除き宇宙世紀でビット*2を搭載した主人公機はνガンダムしか存在しておらず、そのνガンダムもビットは主に牽制として使用していた。
また、特徴的なウイングにより、大気圏内外どちらでも高い機動性を発揮する。

しかし(特にテレビ放映された)ガンダムシリーズの主役機にしては、「主役機だけのトンデモシステム」を積んでいないという少々珍しい機体であり、
その上、後述するが元々はザフト用だった訳で、主人公専用機という訳でもない。
言ってしまえば単なる高性能機であるという設定は、ガンダムシリーズの主人公機としては少々淋しさを覚えずにはいられない。
尤も、初代ガンダムも単なる高性能機でしか無いのだが(総合能力で、敵の最終量産機・ゲルググにも劣ると言う設定。当時は乗り換えイベントも無かったし)。
独自のシステムを持たないという点は、次回作の主人公機であるデスティニー及び後継機であるストライクフリーダムもほぼ同様。
一応後者はキラの搭乗を前提とした仕様(操縦者の反応速度と操縦技術に依存した超運動性と超紙装甲)になってはいる。
ただし、前述のニュートロンジャマーキャンセラー搭載機は続編や外伝作品を含めても10機程度しかなく、作品世界の中では希少な機体ではあると言える。
ニュートロンジャマーキャンセラーの恩恵は、稼働時間がほぼ無制限な事と、
前述のハイマット・フルバーストのような高出力の武装をドライブ出来るという事なので、
作品的にメリットが目立ちにくいのも事実である。

設定画での野暮ったさや、ネーミングから当初はあまり歓迎されていなかったが
(ガンダムという名前自体が「ガン」とフリー「ダム」に由来している事から、それにちなんで福田監督が反対を押し切って命名した)、
いざ本編に出ると、それらのマイナス要素が霞むほどにクリンナップされたスタイリッシュなフォルムで登場。
デザイナーの大河原氏によると「ストライクの武装全部乗せ」した機体をリクエストされたため、「格好悪くなりますよ」と別案を出し現在の形になったとの事。
その甲斐もあり劇中での活躍も相まって前評判を完全に覆し、見事に人気を勝ち取ってのけた。
そのせいか、プラモデルはMG以外はあまり評価が高くない
(設定画準拠であるせいと思われる。映像作品準拠で開発されたMG版は案の定絶賛された)。

これが件の「ハイマット・フルバースト」。
+ 余談
実はこのハイマット・フルバースト、当初は高機動のハイマットと砲撃用のフルバーストのみであり、本来は存在していなかった。
フリーダムガンダム登場とほぼ同時期に発売された1/100,1/144HGのフリーダムガンダムが、
ハイマット・フルバーストを再現できないのはその名残とも言える。
(後に発売されたマスターグレードではちゃんと再現されている)
劇中でなんでそんな事が可能になったかというと、福田監督曰く「その方が派手でかっこいいじゃないか」
(福田監督は元々監督としては思いつきで周りを振り回す事が多いのだが、演出家としてはピカ一である)。
その見栄えの良さから、フリーダムの代名詞として認知されるまでに至っている。

ちなみに、高山瑞穂氏による漫画版『機動戦士ガンダムSEED』(通称:ボンボン版)では、
このハイマットモードとフルバーストモードの同時使用不可の設定が引き継がれているのか、それぞれ別に使い分けている。
そのため、最初フリーダムで敵陣をハイマット・フルバーストで一網打尽にするシーンが丸腰で説得という場面に変わっていて、
これはこれで人気の高いシーンとなっている。


兄弟機であるジャスティス(こちらは格闘戦寄り機)と共に、
「ナチュラルに「正義」の鉄槌を下し、コーディネイターの真の「自由」を勝ち取る旗印」としてザフトに開発された。
しかし、ラクス・クラインの手引きでキラに強奪される。
その後、兄弟機・ジャスティスを配備したら裏切られて持ち逃げされ、最終的には両機を運用するために造った艦まで強奪された。
更に更に、フリーダムの後継機として研究されていた機体(これがストライクフリーダムだそうな)さえ戦争終了後に盗まれ、
おまけにあらゆるデータを消去・施設を破壊されて新しく開発する事すら不可能になった。
管理がザルすぎ…と言いたい所だが、フリーダム強奪を手引きしたラクスはプラント最高評議会議長の娘、
ジャスティスを持ち逃げしたアスランはプラント評議会初代国防委員長の息子と、どちらも国の重要人物の子なので、
誰も彼らが反旗を翻すなんて疑えなかったのだから仕方ない
余談だが、フリーダム強奪や後継機奪取及びデータと施設の破壊などは、
クルーゼが戦死した上に、戦後すぐに戦争犯罪者認定されたのを良い事に、クライン派の人達が全部クルーゼに擦り付けている。
本作においては、プロヴィデンスガンダム強化人間三人組を除く敵に対してはほぼ無敵であり、
続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にて再登場した際も、
『SEED』後に結ばれた停戦条約で軍事利用を禁止されていたニュートロンジャマーキャンセラーを依然として積んでおり、
キラのずば抜けた操縦技術も相まって絶対的な強さを誇っていた。
最終的には新主人公シン・アスカの乗るインパルスガンダムによって撃墜される事となるが、
その後フリーダム以上の恐怖性能を持つ兄弟機「ストライクフリーダム」が登場。更にザフトを苦しめたのだった
(なお、ストフリにはドラグーン(他シリーズにおけるビットに相当)が搭載されているがキラはあくまでも旧主人公だからセーフ
 そのためか、最終戦はデスティニー対インフィニットジャスティスによる格闘戦となっている)。
ちなみに、強奪されなければフリーダムにはイザークが乗る予定だったとか。

+ 武装
  • MMI-GAU2ピクウス 76mm近接防御機関砲
マイウス・ミリタリー・インダストリー社製の機関砲で、ゲイツなどにも搭載されている。ピクウスはラテン語で「キツツキ」の意。
  • MMI-M15クスィフィアス レール砲
両腰部に搭載されたレール砲兼スラスター基。
側面には保持性を高めるグリップも存在。普段は3つ折りの状態でAMBACユニットとして姿勢制御に関わったり、推進器としても機能したりしている。
また、ビームサーベルのマウント部も兼ねているが、ビームライフルを腰に下げる時は、スペースの関係でレール砲を後ろ廻す事から、
ビームサーベルを抜きづらい欠陥設計だと指摘されている(ビームライフルを投げ捨てるなら別だが)。
クスフィアスはラテン語で「メカジキ」の意。
余談だがレール砲の類はビームに近い表現で描写されるが、ビームは緑(強力なものは+赤)で、こちらは黄色と色で違いが表現されている。
なお、リマスター版では表現がビームとは差別化され、実体弾らしくなっている。
  • MA-M01ラケルタ ビームサーベル
ジャスティスと共通のマティウス・アーセナリー社製ビームサーベル。
柄同士を連結させると「アンビデクストラス・ハルバード」と呼ばれる双刃のナギナタ形態にする事も可能だが、
キラは二刀流の方が得意らしくあまり使われない
(なお双刃(ツインブレード)を「ナギナタ」「ハルバード」と呼ぶのはガンダム世界でしか通用しない。
 念のため書いておくが、ナギナタ呼ばわりは『機動戦士ガンダム』のゲルググに従ったものであり、良くも悪くも『SEED』独自ではない)。
ラケルタはラテン語で「トカゲ」の意。
  • MA-M20ルプス ビームライフル
機体よりも早く完成したビームライフル。
ビームサーベル同様にジャスティスと共通規格。
ルプスはラテン語で「狼」の意。
  • M100バラエーナ プラズマ収束ビーム砲
最上部に位置する2枚のウイングに内蔵されているビームキャノン。
ランチャーストライクのアグニに匹敵する火力と射程を誇りつつ2門も装備されている(ランストのアグニは1門のみ)フリーダム最強の火器。
バラエーナはラテン語で「鯨」の意。
  • ラミネートアンチビームシールド
ジャスティスと共通規格の盾。
通常の対ビームコーディングの盾と違いラミネート装甲で作られている。
台形の部分には銃眼があり、ビームライフルを保護しながらの射撃が可能。

+ 『Gジェネレーション』シリーズでは
『Gジェネレーション』シリーズでは流石に主人公機だけあり、他作品の歴代主人公と並べても屈指の機体性能を誇る。
サーベル・ライフル・バルカンと一般的な武装の他、長射程・高威力のBEAM2兵器「バラエーナ」と、
マルチロックオン対応の特殊射撃「ハイマット・フルバースト」により高い対応力を持つ。さらにMAP兵器まで使える。
原作通り空適性Bで飛べるため足回りも良く、ウイングガンダムゼロカスタムと並びマルチとMAP兵器で敵機をどんどん殲滅出来る。
唯一の難点はEN消費の激しいハイマット以外に特殊攻撃がないため、防御アビリティに引っ掛かりやすい事。
とはいえ、ハイマットで対策できるだけ、本当にビーム攻撃しかないゼロカスと比べれば大分マシである。

また、こちらはフリーダムに限った事ではないが、ニュートロンジャマーキャンセラーを自前で搭載しているため、
本来は毎ターンEN消費という無視できない欠点のあるフェイズシフト装甲を無消費で機能させられる。
フェイズシフト装甲は実弾攻撃によるダメージを軽減する上、盾も持っているので、多少腕の悪いパイロットでも安心して出撃させられる。

演出面でもやや優遇されており、ハイマット・フルバーストは原作のマルチロック演出が再現された上、SEED覚醒できるキャラなら種が割れる。
ラケルタ・ビームサーベルも作品によって原作で多用した突撃しての居合、またはセイバーガンダムを達磨にした一瞬での滅多斬りと、
どちらもスピード感とインパクトを両立した演出となっている。ジャスティスガンダムとの合体攻撃演出にも対応している。

なお、初登場の『GジェネレーションA』では、クルーゼがフリーダムに乗って襲いかかってきた。

+ 『連合VS.Z.A.F.T(II)』及び『ガンダムVS.』シリーズでは
『機動戦士ガンダムSEED 連合VS.Z.A.F.T』では最高クラスの機動力と性能のいい武装を持ち、格闘も並よりいい性能のものばかり。
またハイマットフルバーストも再現されており、原作とは違い1機のみにしか攻撃できないが威力がとても高く、照射系の部類では隙が少ない。
以上よりこのゲームの最高コストの機体として相応しい性能を持っている事から、初心者から上級者まで幅広く愛されている。

次作『連合VS.Z.A.F.T.II』では、ゲームの仕様自体の変更の影響もあまり無かったので初心者から上級者まで扱いやすく、
更に前作同様ブーストが速度・持続共に高レベル、射撃面でもサブ射撃であるバラエーナの誘導性が強化等、
格闘面でも「誘導性の強化」等全体的に強化され、その上で最強コスト編成である「560+420」を組める事もあり、
非常にレベルの高いオールラウンダーに仕上がった。
新機体のストライクフリーダムもフリーダム同様非常に高性能な機体に仕上がっているが、コスト編成面の関係で最終的にフリーダムの方が評価が高かった
(コスト590機体の中では最強クラスの性能だったが、対コストのメインになる280機体の性能が420機体に比べてかなり劣っていたため)。

次シリーズ『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』では、何故か無印『SEED』ではなく『SEED DESTINY』枠から参戦。
これは一作品二機(初代ガンダムのみ連邦とジオンで別枠)という参戦枠の制限からだと思われる。
基本性能は『連合VS.Z.A.F.T』シリーズのものを踏襲しつつ、キラのSEED覚醒を再現したキャンセル覚醒が搭載されたが、
このキャンセル覚醒がヤバイほど強力だった。着地硬直以外のほぼ全ての動作をキャンセルして高速移動するという代物で、
元々機動力が最高クラスなのにキャンセル覚醒がついた事で、よほどのにわか仕込みでない限りフリーダムに弾がかすりもしないのは日常茶飯事。
キャンセル覚醒の弾切れ時は発動できないのだが、これの空撃ち動作を利用した回避技術まで編み出された。
明らかに他機体とは一線を画し、一人だけ別ゲームをしているような錯覚さえ覚えるほどである。
体力が異常に少ない(他の同コスト帯の体力が650~750。この機体は550と1ランク下のコスト帯の平均をも下回る)とはいえ、
それを補って余りある壊れぶりから本作の7の中でも1とまで称された。
機体制限のない大会などではフリーダムを使用しないペアはまず存在しないという惨状で、全国大会は正にフリーダム祭りといった状態であった。
フリーダム!フリーダム!フリーダム!どいつもこいつもフリーダム!なぜ奴ばかり(ry
ゲストで呼ばれた古谷徹氏の「なんでフリーダムとキュベレイばかりなんですかね?」発言はもはや伝説。
さらにはお互い逃げ回り時間切れ続出で、予選決勝に至ってはスタッフが「逃げないで戦って下さい」などと発言する始末である。
元々作品・機体・パイロットを嫌っている人達もいたのが追い討ちをかけ、掲示板などは荒れ模様となった。
しかし、ここまで異常な性能として君臨したフリーダムでさえ、
キュべレイMk-IIのファンネルだけは相手側がミスをしない限り回避する事が不可能であったため、
互いにフリーダムとZガンダムか、試作二号機のコンビの対戦でもない限り、「負けそうになったら逃げて引き分け」という戦法を取れなくなった。
画面内で戦って下さい
「クルンジャナイ!ヤメロ!モー!」

更なる次作『ガンダムVS.ガンダムNEXT』では枠が無印『SEED』に移り、これに伴いパイロットがDESTINYキラからSEED連合キラに変わった。
キャンセル覚醒に相当するNEXTダッシュが共通システム化して全機体で使用可能になった事を受けて、
覚醒の性能が大きく変わった(一定時間、ブースト消費量を大幅軽減する。しかしリロード時間と効果時間のギャップが大きく使いにくい)。
その上、前作の反省から猛威を振るった機体はかなりの弱体化を受ける事になり、
その筆頭であったフリーダムの『ガンダムVS.ガンダムNEXT』におけるランクは下の上レベルになった。
機動性を活かしBRと格闘を当てていくというコンセプト自体は変わっていないものの、
ロック距離の短さや格闘の伸び・判定と不安定さ、低い耐久力などが足を引っ張り扱いが難しい。

なお、隠し最終ステージにて(プレイヤー仕様とは別の)ラスボス版ストライクフリーダム先生が降臨。
パイロットはプレイヤー仕様、ラスボス版共にDESTINYキラ。
プレイヤー仕様ストライクフリーダムは弱機体だから別に用意しないと張り合いなくね?は禁句
CPU専用だからこそ許される超性能武装と高耐久力で暴れ回る。
さらにコンティニュー不可能であり、初心者~中級者の関門となっている。
ボスラッシュでは大トリこそ譲ったものの、デスティニーガンダムと共に登場。
デスティニーが暴れ回るおかげで、攻略難易度は隠し最終ステージ以上と言われる事も。

『EXTREME VS』ではストライクフリーダムが続投。
前作でさんざん弱機体と言われた反動か、3000相応の性能を手にして帰ってきたが、詳細はここでは割愛する。
肝心のフリーダムは家庭機版の有料DLコンテンツ機体として無印SEED枠からジオングと共に参戦。

同時解禁のジオングとは打って変わって、癖のない高機動タイプの射撃寄り万能機体。コストは下がって2500に。
BRを軸に、CSでのアスランのジャスティス召喚、バラエーナ(プラズマ砲)とクスィフィアス(レールガン)を撃ち分け可能なサブ射撃、
さらに特射のハイマットフルバーストと射撃の手数が多い。
かと言って格闘が弱い訳ではなく、2500として過不足ないそこそこの性能の格闘を備えている。
参戦前はプレイヤーからジオングと同じく産廃なのでは?と危惧されていたがそんな事はなかった。

やはり売りは豊富に揃った射撃武器。
弾速の速い射撃武器をレールガン・フルバーストと2つ揃えているため、不用意な着地などを狩る事に優れている。
また機動力が高いので回避性能に優れ、総じて動かしやすい。
そして、何と言っても本作におけるフリーダムの大きな特徴は火力
本作のフリーダムは「サブ射撃(プラズマ砲)の威力が高い」「BD格闘と特格格闘派生の補正が緩い」という2つの特徴を持っており、
これが噛み合った結果、格闘機もビックリの高火力機体となっている。
具体的な話をすれば、BRやいずれかの格闘からBD格闘・特格派生を当て、サブ射でフィニッシュするだけで220ダメージ以上を叩き出す。
他の機体がカット耐性やBD消費を妥協しないと高火力を出せない中、
複雑なコンボも必要とせず、簡単なルートで高火力を叩き出せるのはフリーダムだけの特権である。

反面耐久は600と2500帯では低めであり、こちら側がワンチャンスで流れを持っていかれる事も多い。
また射撃武器は優秀ではあるが回転率が悪く、
特に着地取り・コンボと様々な用途で使うサブ射撃はレールガン・プラズマ砲で弾数が共有されている上、
弾数2発、10秒で1発リロードという低速リロードなので、おいそれと連射する事が出来ない。
その上BRを除けば射撃武器は全部足が止まるため、気軽に撃てないのもネック。
また、性能はともかく「パシュ!(発射音)ピチチチ…(ヒット音)」とやたらとしょっぱくなったフルバーストのSEは、多くのフリーダム使いの涙を誘った。

総じてバランス良く仕上がっており、2500の中でも評価は安定している。
初心者から上級者まで様々なプレイヤーのニーズに答えてくれる良機体と言えるだろう
(事実次回作では、公式サイドからも初心者向け機体としてオススメされている)。
ちなみに無印からの参戦ではあるが、本作は前格闘にステラのデストロイを撃墜した場面の再現技を搭載している。

『EXTREME VS. FULL BOOST』にも引き続き参戦、基本的な部分は殆ど変わっていない。
ただ、全機体共通でBRの誘導が下方修正された事が、BRへの依存度が高いフリーダムにとってはやや痛手となっている。
さらに急降下格闘、キャンセル落下テク持ち機体が増加し着地が読みづらい環境になったため、硬直を取る事を主とするこの機体は相対的にも弱体化した。
唯一移動中の相手にも当たりやすい横格闘は格闘機並みに早いとはいえ、耐久の低めの本機にはリスクが高い。
闇討ち機体としての色が強くなったが、高い機動力は健在で最低限の事は出来るので現在は中堅ぐらいとされる。

また『FULL BOOST』では全機体に覚醒技(バーストアタック)が追加されたが、
フリーダムのものは『スパロボ』シリーズでお馴染みでもある、アスラン駆るジャスティスガンダムと同時攻撃を仕掛ける「コンビネーション・アサルト」。
フリーダムとジャスティスが交互に斬り抜けた後、二機同時にフルバーストで敵機を撃ち抜く。
威力は高く見た目も映えるが、ジャスティスが斬り抜けを行ってからフルバーストで撃ち抜くまでフリーダムは空中で完全に静止するため、
敵僚機のカットの的になってしまうのが欠点。

『EXTREME VS. マキシブースト』でも継続参戦。
サブや特格のリロードがやや速くなるなど微強化に加え覚醒時限定でミーティア換装が加わったが、
操作が非常に独特で扱いづらくほぼ魅せ技・ネタの領域を出ないのはやや残念な所。

『EXTREME VS. マキシブースト ON』では使い道の無かったミーティア換装が削除されたが、
格闘CSにNEXT以来となる機動力強化&ブーストを一定量回復するSEEDが追加された。
一落ちするまで一度限りの使用という点、発動中は被ダメが1.5倍になるデメリットもあるが、
攻め&逃げ両面で活躍する。

『EXTREME VS.2』では長年微妙だった射撃CSのジャスティスがリストラされ、新たにムウ搭乗のランチャーストライクに変更。
レバーNでアグニによる照射ビーム、レバー入れで対鑑バルカン砲&ガンランチャーによる攻撃を行う。
またバーストアタックがアンビデクストラス・ハルバードモードのビームサーベルによる斬り上げ&突き→後方に飛び退きながらBR連射を繰り出しつつ、
最後に逆さフルバーストで締める連続攻撃に変更。
本作稼働以前にPS4で発売したガンダムVSシリーズ家庭用オリジナルタイトル『GUNDAM VERSUS』にて、
フリーダムに搭載されていたバーストアタックが逆輸入される形となった。

『EXTREME VS.2 XBOOST(クロスブースト)』では、
BD格闘が完全新規の連続斬りに変更され、前格闘にNEXT以来久しぶりとなるキラキックに戻った。
これまでの前格のデストロイ突きはN格と横格からの後派生専用に変更となり、カット耐性の無さは変わらないが威力が大幅に上がるテコ入れがなされた。
他にも格闘CSのSEEDが開幕時より使用出来なくなった&機動力上昇が控えめになった代わりにリロード対応するようになり、
特射のハイマットフルバーストはようやくTV版と同じ発射音が使われるようになった。最初からそうしてくれよ…

このように本作では格闘関連に大きくアッパー調整が入り、
リロード対応になった武装のSEEDによる足掻き&逃げ性能に磨きが掛かった事で2500コストの中でも高い評価を受けていたが、
アップデートによりストライクフリーダム、インフィニットジャスティス、そして本作よりプレイアブル機としてようやく参戦したジャスティスと共に、
武装のSEEDが発動時の機動力アップと引き換えにリロード非対応になった。
要は前作までと同じ仕様に戻ったのだが、ジャスティスとは違いピョン格やアメキャンなどの降りテクが無い本機にとってかなり痛い弱体化となっており、
プレイヤー達からは「ジャスティスの下方修正の煽りを受けた」と嘆かれる事に…。

その後のアップデートでガンプラのMG ver.2.0をベースにしたものに機体モデルが一新され、
各種武装の性能向上に加えアスラン搭乗のジャスティスが戻ってきたほか
(以前の斬り抜けではなく、ビームサーベルによる初段攻撃がヒットすると連続攻撃を行う)、
新武装としてバーストアタックにミーティアによるフルバースト or ビームソード斬り下ろしの二種が追加された。

+ 『スパロボ』シリーズでは
一貫して乗り換え不可能のキラ専用機となっている。
『第3次α』では、原作通りの展開で手に入るのだが、何故か付けなくてもいいニュートロンジャマーキャンセラーを搭載している
原作通りなのになんで付けなくてもいいかというと、同作のニュートロンジャマーはUCガンダムシリーズと共演した関係上、
コロニーや戦艦の周りにしか効果のない、対核兵器用の装置という扱いだからである。…スパロボだからしょうがないね。
+ ニュートロンジャマーとUCガンダム
ニュートロンジャマーは核分裂を抑制する機能を持つ装置である。
これに対し、宇宙世紀世界でのMSの動力炉は核融合なのである
(ちなみに西暦世界は太陽光発電が主流となっており、核自体が時代遅れのエネルギーとなっている)。
よって、ニュートロンジャマーを地球にバラ撒いた所で、核融合には関係ない以上、エネルギー問題に支障は全く無い
他には正暦世界では∀ガンダムやスモーなど一部のMSが縮退炉で動いている。
未来世紀やアフターコロニーのMSについては動力が明記されていない。
一方、『W』ではしっかり原作通りの機能を発揮し、日本以外の各国がエネルギー問題に悩まされるという描写がある。
なんで日本以外かって?日本には超エネルギーの研究を行っている所がたくさんあるから

ちなみに、『スパロボ』参戦作品でニュートロンジャマーで止まるロボットはジャイアント・ロボとメカンダーロボ。
他にも『J』でも共演しているコン・バトラーVボルテスVが実は原子力エンジンを積んでいるのだが…『J』においても平気で動いている。
おまけに『冥王計画ゼオライマー』の敵メカである山のバーストンや、隠し機体のグレートゼオライマーに至っては、
核ミサイルをぶっ放して爆発させている。
尤もこのメカ作った組織は普通にジャマーキャンセラー(あるいはレーザー核融合弾頭)ぐらい余裕で開発できる技術力だが。
さらに言えば、『J』に加え『W』でも共演している『フルメタ』のアームスレイブパラジウムリアクターという核融合動力搭載だが、
上述の扱いの『W』でも特に言及はない。尤もこの技術を所有しているのがいずれも表に姿を見せない組織なので、
他所に伝播させてないという事なのだろうか。
ライターがうっかり失念していたという可能性も十分ある(特に『J』は開発期間的に)が、それを言ったらお終いである

なお、アークエンジェルを守るために姿を現すシーンはムービーなど一切無く、マップ上で隣のマスに降りてくるだけなのだが、
位置によっては滝の上のアークエンジェルをスルーして、滝の下に落ちていくシュールな事になる。
性能面では強力な移動後全体攻撃のハイマット・フルバースト、ジャスティスとの合体攻撃があるなどかなりハイスペック。
弱点は燃費が悪い事、当時はミーティア装備時の合体攻撃がない事だろうか。
ミーティア初登場の際には、機体特性が似ているガンダム試作3号機を駆るコウ・ウラキからアドバイスを受けるというクロスオーバーもある。
ちなみに、『第3次α』のCMでは檜山修之氏、日髙のり子氏、水木一郎氏と共演していたが、一人だけ音声が別録だったらしい。

『J』では、周囲のスーパー系の影響でも受けたのか、原作に比べて悩みはするが、前向きに行動し、
原作でも論破出来なかったクルーゼを明確に否定した唯一の作品である。
また、フレイを殺された怒りのあまり、次にクルーゼが登場した際に「クルーゼエエ!」と呼び捨てで叫んだ
はっきり言って同じ声の別人と化している。
……まあ英語版では最終話でクルーゼ相手に「Die!(死ねぇ!)」と叫んだり、「You are crazy(貴方は正気じゃない)」とか言うらしいので、
『J』のキラは英語版なのだろう、きっと。

『W』ではストーリー的に外伝作品の『SEED ASTRAY』が主軸に置かれている事と、
ルート選択での「SEEDルート」と同時に選択可能の「テッカマンブレードルート」の原作再現率・主人公を食う立ち位置等の評価が非常に高いため、
少々影が薄い。
テッカマンブレードが初参戦した『J』では、逆に同じルートになる事が多かったので差別化を図ったのかもしれない。
ついでにイザークとカナードよりもテッカマンレイピア(ブレードの妹)を仲間にしたくてテッカマンブレードルートを選ぶ人も多いとか…
SEEDルートも熱い場面があるが活躍するのは『ASTRAY』の面々。それに加えて、
  • (正しい意味で)中二病な発言が印象的な主人公カズマ
  • 件の『ASTRAY』主人公ロウと劾
  • 勇気で色々と乗り越えまくった
などといった濃い面々と比べれば、
(特にメンバー入りする前のストライクに乗っている頃)自己主張がやや弱い主人公であるキラでは印象が薄くなってしまうのも仕方ない事かもしれない。
というか、『J』の反動なのか、とにかく「どうして…」と言っては全否定され、一周目のラスボスには「うるせぇ!」とか言われる始末である。
一方で、同作のフリーダムはニュートロンジャマーキャンセラーが毎ターンEN15%回復という原作無視の設定で初めて特殊能力として実装され、
敵味方識別の広いMAP兵器などのアドバンテージもあって、キラの扱いは悪いが、フリーダムの能力は歴代最強とか言われる事も。
イーベルのほうがヤバイけどさぁ…
しかし、『SEED』のキラが一番救われた『スパロボ』も『W』である。
フレイがアークエンジェルに救助されてキラに謝罪、アスランとの確執の原因になったトールとニコルも『ASTRAY』の劾に救助されて生還、
ムウとナタルも劾の行動によって行方不明や死亡になる事無く生還、他の外伝作『X ASTRAY』のカナード・パルスとの直接対決と和解と、
原作での不幸が殆ど無くなっている。あとキラにはあまり関係ないがミゲルも生き残る
逆に言えばみんな生きてるから、人の死による成長の分が減ってしまった訳で、登場の遅さも重なり殆ど序盤の雰囲気のままEDまで行ってしまった事になる。
だが、彼を導き支えてくれる仲間も多く存在するため、良くも悪くも発展途上と言った所か。
ある意味では本作の彼はかなり幸せである。

そして、『スパロボ』としては『SEED DESTINY』の初参戦作となった『Scramble Commander the 2nd』では、
初登場時にウイングガンダムゼロカスタムと二機並び立って「羽根付きのガンダムが二つ!?」と刺客達を混乱させた後、
敵対組織に情報操作で嵌められた主人公達と序盤の内に合流、
戦場への介入も主人公達の汚名の返上と、異世界からの侵略者による戦乱を沈めるのが主目的、と初参戦としては無難な活躍をしている。
キラ自身も天然かつ飄々とした性格で、カガリやアスランをからかうなど、中々愉快な性格になっている。

同じく『SEED DESTINY』基準で出演した『Z』では、原作同様に戦場への乱入行動を行った結果、
プレイヤー部隊から猛烈なバッシングを受けるハメとなった。
まあ、半分は自分達の自業自得なので仕方ないのだが、どういう訳かキラ達が戦争根絶を目的とした集団になってたり、
キラ達と出会った時だけ一部の人間の態度が露骨に悪くなったりと、賛否両論となっている。
しかも、一方ではキラ達と違って民間人にはっきりと多大な被害を与えた強化人間組や百鬼帝国の一味、
その他敵勢力からの寝返る人達や捕虜、元仲間だったが自分の意思で裏切り、「醜い人間に生きる価値は無い」
「お前達と一緒にいたのは恥だ」とまで言っちゃう人とまで、いつものシリーズ通りあっさり心を許して打ち解けているが…。*3
ifルートに行くためには、キラとアークエンジェルを数回撃墜しておく必要があったり、
よりにもよってキラ達が正式に仲間になるシナリオで味方増援に出て来て、
「お前らの手助けなんかいるかよ! 邪魔だから、とっとと帰れ!」(原文ママ)とか言われたり…何とも酷い扱いである。
この辺り、リアル系男主人公とまで言われるほどに待遇が良かったシンとは正に対照的である。
……一応フォローすると、ここまで酷い扱いを受けるのは第三勢力として介入してしまった女主人公ルートのみで、
男主人公ルートでは基本的に味方として登場する事で「なんだかよく解らんけど敵ではなかろう」程度の反応で落ち着いている。
また、キラがハリー・オード大尉からカミーユが言った「正しかろうと、正しくなかろうと人は自分のやるべき事を果たすまでだ」という言葉を聞いて、
自分達がやるべき事を見出すシーンや、ifルートにおけるシンとの和解劇は概ね好評価を受けている。
介入行動をした結果がこれだよ!
その事もあり、加入した時はZEUTHに上手く馴染めずにいたが、ZEUTH側が進んで歩み寄った事により打ち解ける事が出来た。
なお、この時に『宇宙大帝ゴッドシグマ』の吉良謙作(キラケン)から「キラキラコンビ」の結成を持ちかけられている。
しかも続編のキラを見る限り満更でもなかったようだ。
+ とはいえ…(批判的言及と多少の脱線につき注意)
とはいえ、このライターのアンチ思考が丸出しと揶揄されるほどの展開が大きい非難を浴びた事も事実であり、
普段は温厚な人物がアークエンジェル一行を激しく非難する場面に違和感を持った原作視聴者も多く
「種死は嫌いだけどこれはやりすぎだ」「『スパロボ』にこういう展開は求めていない」「他作品をダシにして叩いているようにしか見えない」
という意見も出ており、某ミストさんと並ぶ『スパロボ』負のクロスオーバー例として現在でも語り草となってしまっている。

一応擁護すると、この頃は所謂「種叩き」がまだ盛んで、前述の展開を歓迎する声も少なからずあったのも事実。
公式ラジオ番組でも最終回などに対するツッコミや、
『SDガンダムガシャポンウォーズ』でも、当時最新作であったはずの種系作品の扱いがかなり雑だったりするので
(オープニングで主役機が瞬殺される、公式サイトのMS解説でボロクソにけなされる等々)、
どうもメーカー側としても擁護プッシュし辛い時期だったようだ。
「最新作の種は出す」「種嫌いも満足させる」両方やらなくっちゃあならないのがメーカーの辛いところだな
福田監督もムック本のインタビューにて本作を不完全燃焼と語るなど、思う所があったようであり、
後述の『L』ではストーリーに大改変が行われた事や、スペシャルサンクスとしてスタッフクレジットに記載されている事などから、
スタッフに口添えをした可能性も考えられる。

『K』ではこの時の扱いを返上するかの如く、終始味方側として活躍……というか、原作や『Z』とは違い、全然介入行動をやっていない。
唯一、介入した際にはオーブ側だけを攻撃し彼らを撤退させ、ミネルバを助けるという流れになっている。
代わりにシンの影が薄くなったが気にしない
本作ではとにかくデュランダルが悪人化しているので、キラは逆に普通に良い人という扱いで味方部隊でも頼りにされている。
フリーダムはほんの少しの間スポット参戦するといった感じで、燃費が異常によろしい。武器改造費も安い。
ストフリは燃費が異常に悪いのでホント、この燃費の良さを分けて貰いたくなる。
ちなみに介入行動せずに何をやっていたかというと、カガリからの依頼でフェストゥムの調査をしていたらしい。
なお、フリーダムを撃墜された後にボスにボスボロットに乗らないかと提案されている。当然というべきか、やんわりと断ったが

『L』においては普通に墜ちる
本作は敵の命中が軒並み上方修正されたのに加え、連続して狙われると被弾率が上がる仕様(『K』よりマシだが…)であり、
追い討ちとばかりにフリーダムの機体性能が全盛期のエールストライクであるという悲劇。
雑魚の攻撃にもそこそこ当たり、ボス級と鉢合わせるともう駄目。無限復活NPCなので心配は無いのだが。
よりにもよってエンジェルダウン作戦のシナリオでは復活しない
ちなみにエンジェルダウン作戦でフリーダムがシンによって破壊される事もないので後継機搭乗後もどこかで眠っているはずである。
持ってきてくれよ…とか、裏設定通りにイザークを乗せたかったと思ったプレイヤー多数
ただ理由があり、本作ではデスティニーのストーリー自体にかなりの手が加えられているからである。
+ 変更点
シンがキラの存在(人格、フリーダムに乗っている事)をかなりの初期から認識
  • シンとキラの初邂逅においてシンの「綺麗に花が咲いても、人はまた吹き飛ばす」という発言に、
    キラが「もうそんな事を繰り返してならない。いつまでも花が咲いていられる世界を作らないと…」と返答。
    シンもそれに同意する(何気に原典の「何度でも花を植える」から変わっている)。
  • 前大戦でキラと共に戦ったディアッカからキラの人となりについて聞かされ、シンはキラへの考えを改める。何でアスランには出来なかったんだろうな
  • ベルリンでの戦闘では当初はキラがステラを攻撃しようとしたため、シンがマジギレして一触即発の状態になるものの、
    ステラを救おうとしたシンに感化されたキラが爆発寸前のデストロイをフリーダムで抑え込む事で加勢、その間にシンがステラを救出。
    ステラが確実に生き残る(パイロットになるかは別条件)
    (このイベント、特に他作品のキャラ達の介入があってこの展開になった訳ではなく、原作キャラ達だけでステラ救出まで持って行った
       原作ではいないディアッカが関わってるけど)。
  • エンジェルダウン作戦は実行されるものの、ステラの一件からレイ以外はやる気が全く無く
    (シンに至っては「一緒にステラを助けたあの人と戦いたくない」と明言している)、
    同行していた自軍の提案でアークエンジェルを自軍側に参加させる事で、エンジェルダウン作戦を回避させようと交渉を行う事になる。
    この時点でまだラクスがアークエンジェルにいるため、アークエンジェル側は本物のラクスの所在と、
    彼女がザフト軍らしき部隊に暗殺されかかった事を公表して交渉決裂。
    シンとキラが戦闘するかと思われたが、そこで現れた他作品の敵の不意打ちからシンをキラが守り、その場は共闘する。
    戦闘終了後、ミネルバ&アークエンジェル両艦長が協力してアークエンジェル偽装撃沈、体裁は守る。
    レイが密告したせいでデュランダルも真相を知るが、本作では元々キラ達の抹殺は他作品の協力者から要請されたもので、
    デュランダルも本心ではやる気がなかったため、見逃す事に。
    一方フリーダムはNPCとしてイクサー2に攻撃を仕掛けて返り討ちに合うが、ここで撃墜されなくても以後登場しない。
  • ジブリールのオーブ逃げ込みシーンでは、
    一部オーブ兵も出てくるが、主な敵はデストロイなどオーブを焼き払うのも辞さない方針の連合軍(ロゴス)なため
    キラもシンもカガリもその他も共闘。オリ敵がオーブを壊滅させようとし、登場したばかりのストライクフリーダムを翻弄するも、
    助っ人に入ったシンが逆にオリ敵を翻弄。シンが作った隙を最大限に活かし、キラとアスランが即興の合体攻撃でオリ敵を撃破、完全和解
  • こんな状態なので、アスランはラクスから∞ジャスティスを託された際に迷いを断ち切り、シンに後を託した上でアークエンジェル側に参加
    (この時点でアスランはまだFAITHなので、独自行動が許されている)。
  • 結局議長は運命計画を実行するが、タリアはFAITHの独自行動権を盾にミネルバ隊ごと反乱。
    レイだけが裏切るものの、最期は「私の愛した世界を守ってくれ」と言い残しメサイアで他作品の敵バリアに特攻。
    レイも条件次第(何気に前作の『Z』や『K』の時よりゆるい)で復帰する。
    また、原作では家族を失った自分を保護してくれた恩人で、互いに敵同士になっていた事に気付かず、
    自らの手で殺してしまったトダカも死亡しない(但しゲームには登場していない)とHAPPY END!!

スパロボ補正ってレベルじゃねーぞ!
原作とは大きくかけ離れすぎているものの、改変に対しての評価は高い。
評価は高かったものの、シンにスポットライトを当て過ぎてキラの扱いが悪かった『Z』を、ある意味更に昇華させた展開かもしれない。

『第2次Z』では、前作で原作シナリオが終わっているので既にストライクフリーダムに乗っている。
キラ自身は色々ふっきれたのか、ランカの歌を「キラケンさんにも聴かせてあげたい」と言ったり、
そのランカの護衛を決める際に女たらし共と一緒くたに有害扱いされたアスランに「言われちゃったね、アスラン」と言ったりと、
『Scramble Commander the 2nd』を彷彿するかなり愉快な性格になっている。
一方でフレイを救えなかった事を未だに引きずっていると伺わせる場面も存在し、『第3次Z』においても恋人を救えなかった人物に対して、
「自分と同じ想いをしてもらいたくない」と励ましている。

『UX』では原作終了後のため、ラクスと共にプラントに渡っていたが、
第2部中盤でアスランと共にELSに取り込まれそうになった刹那のピンチを救って自軍に参加。
シンとアスランはファフナーに大きく関わるが、キラは『ガンダム00』に関わる形になる。
特にソレスタルビーイングのメンバー全員に専用援護セリフがあるため、前日譚で『SEED』と『OO』が同時進行だったのでは?
とファンからは推測されている。
本作ではシンが完全に『SEED DESTINY』の主人公で、キラはあくまで前作主人公という扱いらしく、
シンはボス級と戦闘前会話があるが、キラは無いというシナリオがいくつか存在する。
また、登場が遅いのとシンがファフナーに馴染みまくり、アスランが『スパロボ』史上最高にカッコいい煽りを喰らってやや影が薄い感がある。
尤も、終盤のシナリオではシン・キラ・アスランの3人でボスキャラと一つの戦闘前会話を行う形になるし、
要所要所で他の主人公格と共に啖呵を切る場面もあるので、扱いが悪いとまでは言えないだろう。
EDではなんと刹那達と共にソレスタルビーイング号でELS本星に旅立つ
ラクスは本作ではプラント議長である関係上プラントに残り、シンとアスランはアルヴィスオーブ軍に残っている(当然カガリもオーブに残っている)ので、
姉、恋人、親友の全てと別離するという地味にとんでもない結末を迎えている。
何故キラがこのような行動を取ったのかは不明だが、キラが「最高のコーディネイター」である事、
コーディネイターは本来調停者としての役割をジョージ・グレンに望まれていた事を考えると、
革新者である刹那に対し、調停者としてキラが同行したという事なのかもしれない。
『劇場版00』のオチを考えると50年どころじゃないレベルで帰れないんじゃないかと思いたくなるが、実は『マクロスF』のフォールド技術が提供されている
地球圏に帰ってきた時に銀色になってないか心配である。
この他にも、キラはソレスタルビーイング勢への援護セリフが豊富なため、『00』のキャラと言われる事もある。
余談だが、後輩であるシン達がやたら馴染んでるファフナー勢は、人工子宮で生まれ遺伝子調整もされているため、
ある意味ではキラ同様のスーパーコーディネーターと言える*4

『第3次Z』では自軍部隊へ参戦するのはキラとシンの新旧主人公のみとなっている。アスラン?天獄篇で召喚要員になりましたが何か?
多くの歴戦を潜り抜けたためか、白兵戦において手加減する余裕はないと漏らすなど、原作での不殺主義を割り切る事が出来るようになった。
一方で天獄篇において黒い台詞が多くなるなど、天然な性格が妙な方向へシフトしたが

『V』では福田監督がクリエイティブプロデューサーを務めた『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』と共演している。

戦闘デモ
『J』版
『第3次α』版
『Z』版
『L』版

+ 『A.C.E』では
PS2の最終作である『3 FINAL』に『SEED』枠で参戦。
OPムービーに登場しておきながらストーリーに全く絡まないという騙して悪いがryっぷりを披露してくれる。
お助けキャラ的な意味合いが強いのか、高性能で使いやすく多数の火器とハイマットも再現されている。
後にミーティア装備verも扱えるようになり、ミーティア付きフルバースト→分離→ハイマットの連続攻撃が可能になる。

PS3の『A.C.E:R』では、『DESTINY』枠でストライクフリーダムが参戦。
機体と中の人だけの登場だった『3』とは違い、ハイマット・フルバーストで崩れ行く洞窟から活路を切り開く、
あるロリ(『ACE』のオリキャラ)の特攻に対し、
汚れ役を買って出ようとしたヒロインの代わりにファンネルドラグーンでブースタのみを破壊し未然に阻止するなど
そこそこ出番が与えられており、不覚にも「おおっ」となった人多数。
性能面では『3』同様、いやそれ以上に"お助けキャラ"な調整がなされており、例を挙げると、
  • 連射してるだけで勝手に敵がバッタバッタ薙ぎ倒れる高威力&高連射のBR
  • テンション(スパロボのENとSPを足したようなもの)自動回復。
    サイバスターのように範囲攻撃を大量にバラまいて大暴れみたいな芸当はできないが、ボスでも雑魚でも安定して活躍可能
  • SEED覚醒すると一定時間異様に硬くなり、さらにこの間もテンションは自動回復する
  • 覚醒はコスト5かかるが、一度覚醒すると 1 で乱発できるハイマット・フルバースト、0で派生できる格闘斬り抜け連打など使用可能になり大暴れ
これ一機と中の人を強化していくだけで一周目通しプレイから最高難易度までクリアできてしまう、隠し機体並の性能を誇る。

+ 『友と君と戦場で』
ゲームボーイアドバンスで発売された、『ガンダムSEED』本編のストーリーを追いかけつつ、
if展開や恋愛や友情を楽しめる『友と君と戦場で』では後半操作する機体として登場。
ビームサーベルとビームライフルはエールストライクと特に変化はないが、其の真価はハイマットフルバーストにある。
スパロボ風に言えばマップ兵器にあたるのだが、射程がほぼ無限、横幅も広く10体くらいまとめて雑魚を撃破できる代物。
さらに、フリーダムはエネルギーが勝手に回復するため、連発してガス欠になったら逃げ回って回復し、また撃ちまくるなんて事も出来る。
ただし、命中率は悪いため、ネームド相手には威力・命中共に高いビームサーベルを使った方が速い。
ビームライフルは、自機も敵も動き回るこのゲームではあまり使い勝手は良くない。
ちなみにPS装甲も再現されているが、フリーダムに乗り換えた後はレイダーくらいしか実弾兵器を使ってこないため、恩恵を実感する事はほぼ無い。

なお、先述の通りこのゲームは恋愛や友情を楽しめるのだが、相手はフレイやラクスは言うに及ばず、
ミリアリアやマリューやナタル、果ては姉(妹)であるカガリとも恋愛関係になれる。
ちなみに、ナタルに関しては自分と恋愛する以外にも、操舵神ことノイマン少尉との仲を取り持つ恋のキューピッドとなるイベントもある。

他にも開戦の経緯(貿易摩擦による経済格差)などにも触れられている。

+ コンパチヒーローシリーズでは
コンパチヒーローシリーズでは、『グレイトバトル フルブラスト』に参戦。
中の人はいないと思われるが、性格はキラ・ヤマトを元にしたものとなっている。
性能としては遠距離に強く近距離が苦手。同じMSであるガンダムよりも遠距離型になっている。
仮面ライダーディケイド、ウルトラマンメビウス、ガンダム仮面ライダー1号ウルトラマン達と力を合わせ、
ジオン・ザフト連合軍」「大ショッカー」「怪獣軍団」を打ち破った。

フルブラストの初回特典ソフト『バトルドッジボール3』では、ジャスティスガンダム、デスティニーガンダム、ストライクダガー(外野)と共に、
「C.E.ガンダムズ」の一員として参戦。
必殺技は「ハイマットフルバースト」。ボールを使っていないのはいつもの事。

『スーパーヒーロージェネレーション』では初期から使えるキャラの一人として登場。
最初から習得しているレール砲に攻撃力ダウン効果があるなど使い勝手が良く、
さらに本作屈指のぶっ壊れ技「フルバースト」を持っている。ちなみにハイマットフルバーストは登場しない。
この技はマルチロック(対象複数選択可)技の一つだが、Sランクまで鍛えると6体同時に狙えるようになる。
さらに本作では、全キャラがデフォルトでスパロボでいう所の連続行動にあたるチャンスステップがあるため、
一体でも破壊出来ればもう一度動けるという恐ろしさ。
だが、フリーダム以外の全味方キャラのマルチロック技は、最大で3(4、5が一人もいない)という謎の優遇をされている。
そのため、フリーダムを育てないのは縛りプレイなどと言われる事も。

『HEROES' VS』にはゲスト参戦としてストライクフリーダムガンダムが登場している。

+ 『ガンダムトライエイジ』では
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では、6弾「運命が紡ぐ未来」から参戦。
パーフェクトレアの一枚として参戦。
Pレア版はHPが高めでバランスの良いステータスと、一定値以下の攻撃を無効化し0ダメージにするアビリティ「装甲」を持つ。
地形適性は地上◎、宇宙○と地上戦が得意なバランス型。
必殺技は「ハイマット・フルバースト」。
ビームサーベルで斬り付けた後に一斉射撃。概ね原作再現
オリジナルの技名が多い『トライエイジ』では、珍しく原作通りの技名である。
尤も、Gガンダム勢以外では原作で技名のついた攻撃方法を持っている機体の方が珍しいのだが。

次の「ジオンの興亡 1弾」ではマスターレアで登場。
特定機体と出撃させると強力な効果が発揮するアビリティ「小隊」を持つ。
フリーダムの場合はジャスティスガンダムと出撃させると最終ラウンド突入時に仲間全員のスピードを+1000する「ラクス・クラインの剣」。

インパルスガンダムの参戦した「ビルドMS 4弾」でも再びマスターレア化。
バランスのいいステータスと、先攻を取った時にスピード差に応じてダメージがアップするアビリティ「突撃」を所持。

「ビルドG 1弾」では「オールガンダムキャンペーン」の一枚として登場。
HP・アタック重視のステータスと、スピードで負けているときに先攻を取る事ができるアビリティ「先制」を持つ。
また、このカードを使う事で後述するミーティアフリーダム使用時とは別の特別なフリーダムガンダムをビルドモビルスーツとして開発できる。

『DESTINY』本格参戦の「ビルドG 4弾」でもマスターレアで登場。
銅弾でもHP・アタック重視のステータス。アビリティはHPが半分以下の時の通常攻撃時に強力な攻撃を行い、同時に自分のHPが10になる「捨身」。

また、「ビルドMS 1弾」ではフリーダムガンダム(ミーティア装備)がパーフェクトレアで参戦。
ミーティアは全射発動時と必殺技発動時の演出に登場する。
地形適性も宇宙★、地上○、森林・砂漠×と(水中△を除いて)大幅に変更されているが、
内部的にはフリーダムと同一機体として扱われているためジャスティスからの「ラクス・クラインの剣」も発動可能。
Pレア版は(ガンナーなのに)アタック重視のステータスと、
動き回るターゲットスコープをタイミングよく止め、ロックオンした相手に追加攻撃を行うアビリティ「全射」を持つ。
全射は最大3機までの同時攻撃が可能で、全射アビリティ持ちの中でもアタックが高いこのカードは、雑魚機体をまとめて破壊する事も可能。
必殺技は「フリーダム・ミーティアストリーム」。
ミーティアとドッキングし、ミサイルを発射した後に火器すべてを一斉発射する。演出が長い。
ウイングガンダムゼロPレアに並ぶコスト8、威力6000の高コスト高威力である。
『ガンダムトライエイジSP』のCMではこの技名をキラ…というか保志総一朗氏がやたら熱く叫んでいる。必聴。
また、敵専用機体として「ハイマット・フルバースト」を持つミーティアフリーダムも存在する。

ちなみに、このカードを使う事で特別なフリーダムガンダムをビルドモビルスーツとして開発できる。
先攻時防御効果を無視したダメージを与えるアビリティ「速烈」を持つ。
「ビルドMS 5弾」以降はチューンアップを重ねる事で「狙撃」、「装甲」も選択可能になった。
「狙撃」はラウンド開始前に攻撃しダメージを与えると同時にアタックを減少させる効果になっている。

専用機パイロットはもちろんキラ・ヤマト。
こちらはエールストライクガンダムの参戦した2弾「目覚めし力」でマスターレアで参戦。
スピード補正が高めのアタックバースト持ちで、ガンナータイプのMSに搭乗するとアタック+600のスキルを持つ。
対象はある程度限定されるが、アタックとスピードが強化されるのは使いやすい。がその分HPは低め。
エールストライクPレアと相性がいいのはもちろんだが、全射の威力が上乗せされるミーティアフリーダムPレアとの相性もいい。

5弾「脅威!水中突破戦」では「トライエイジ絆キャンペーン」のカードが登場。
「絆カウンター」の相方はもちろんアスラン(SEED版のみ)。
スピード補正が高めのアタックバースト持ちで、ラウンド2突入時にGパワーが+2されるスキルを持つ。
使い勝手は2弾マスターレアと大体同じ。

フリーダムがPレアで登場した6弾ではレアで登場。
アタックが高めのステータスと、ディフェンダータイプのMSに搭乗するとアタック+400のスキルを持つ。
アタックの伸びはいいがスピードが低いのが弱点。
このカードでも「絆カウンター」が発動可能で、裏面が後期準拠(無所属扱い)になっている数少ない一枚でもある。

そしてフリーダムガンダム(ミーティア装備)の参戦した「ビルドMS 1弾」で、パーフェクトレアに昇格して登場。
スピード補正高めのスピードバースト持ちで、スキルは先攻をとると、追加ダメージ+1500。
高いスピードを持ちつつスキルで火力を補える強さは正にパーフェクトレア。
さらに今弾から一部のSEED系パイロットに「覚醒(SEED)」が搭載。もちろんこのカードも覚醒持ち。
HPが半分程度になると覚醒可能で、ステータスとバーストが強化される。
弱点はHPが低い事だが、一応覚醒しやすいという利点にもなる。
スキルの関係上、同弾のミーティアフリーダムよりも、「突撃」や「装甲」を持つストライクやフリーダムの方が相性が良い。

「ビルドMS 4弾」でもレアとして登場した……のだが、『DESTINY』組が新規参戦しアスランも『DESTINY』版になる中での無印準拠だった。
ステータス補正が現行コモン以下で、バーストやスキルもコモン並、さらに覚醒も持たない、と残念ながら弱い。
おかげで(無印準拠なのに)エンジェルダウン作戦時の再現か、なんて言われる事もある。

そして、「ビルドG 4弾」で『DESTINY』本格参戦が行われ、満を持して『DESTINY』版キラも参戦した。
ノーマルカードと「覚醒 SEED DESTINYキャンペーン」の一枚として登場。
ノーマル版はアタックが高めのバランス型で、最終ラウンド突入時必殺+800のスキルを持つ。
ノーマルカードながら中レベルアタックバーストを持っているのもミソ。
腐っても元主人公、下手なレアカードには後れを取らないという事か。

CP版はHP・スピードが高めのバランス型で、高レベルスピードバーストを持つ。
スキルはラウンド1のみ敵全員のアタックバースト封印、とかなり強力。
そして、『SEED』よりも強化された「覚醒 SEED DESTINY」が最大の目玉。
発動すると二つの能力を同時に引き上げ、更にバースト大成功時に追加効果まで発動するおまけ付き。
ただし、発動に必要なHP減少量も増加しているので、これまで以上に撃墜されないように気を付けよう。

「鉄血の2弾」では2度目(『DESTINY』版としては初)のパーフェクトレアとして登場。
HPとアタックが高めで、高レベルスピードバーストを持つ。
スキルは単機でロックオンした時に、相手の全てのバーストを封じるという非常に強力なもの。
アスラン・ザラ(DESTINY版のみ)とタッグを組めば、撃墜を回避してカウンター攻撃を放つ「絆カウンター」も発動可能。

+ 『ビルドファイターズ』では
ガンプラバトルを題材としたアニメ『ガンダムビルドファイターズ』の1話でモブプラとして登場。
主役機でありながら同じモブプラのディジェにあっさり撃墜されるという原作ではまず有り得なかった姿を見せ、一部視聴者を唖然とさせた。
ついでに相方のジャスティスも4話でザク(ビーム装備のザクウォーリアでは無い)の改造機に撃墜されている。
しかし主役機・ビルドストライクはストライクガンダムの改造機なので、別に『SEED』の扱いが悪いという訳ではない。
同じく1話に登場したウイングガンダムもライバルの一人が操るギャンに撃墜されたり、
GP02がビルドストライクにほぼ一方的に撃破されたりと、
原典の主役機・ライバル機といえど決して贔屓はしない(更には原作設定(PS装甲)もある程度は無視する)と言う事だろう。
事実、第一話のウイングVSギャンは「ガンダムだからと言って勝てる訳ではない」という意図の戦いとの事。
ウイングが選ばれたのは原作から負け越したり自爆してるからとか、なにそれ酷い
ガンプラバトルでの性能は原作設定よりもガンプラの完成度(プラモに対する情熱)が重要である 」という事を表している重要な場面であるとも。

外伝作品『ガンダムビルドファイターズ炎トライ』では、主人公ソウマ・ツバサの使用ガンプラとして、
フリーダムがベースの「フリーダムガンダムフェーダー」が登場している。

+ 外部出演?
『SEED』シリーズの監督であった福田己津央氏がクリエイティブプロデューサーを務めているアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』の第4話にて、
フリーダムの武装がいくつかカメオ出演した事が話題となった。
さらにこのシーンは福田氏が直に原画を描いているため、確信犯的な演出となっている。


他にも、主役機であるヴィルキスのデザインとカラーリングがまんまストライクフリーダムガンダム(武装と戦闘スタイルはデスティニーに近いが)だったり、
殆どキラにしか見えないキャラ(ただし中の人は刹那)が登場したりと、至る所に『SEED』を彷彿とさせる要素が多く話第となっている。

そして、『スーパーロボット大戦V』において『SEED DESTINY』と『クロスアンジュ』が同時参戦。
似ている機体繋がりか多くのファンの期待通り両作品共に多く絡むのだが、
本作でのストライクフリーダムはヴィルキスを元にして作られたという設定となるなど、良い意味で単なるネタを越えたクロスオーバーを見せてくれた。
中断メッセージでも上記の武装ネタが拾われていたりもする。

なんだかんだで有名になっているためか、後にキラ役の保志氏が主人公を務めた某アニメでは、
主人公のパートナーの進化体の羽根と中の人ネタから、その進化体がフリーダムだと呼ばれるようになった。


MUGENにおけるフリーダムガンダム

+ Rikard氏製作
  • Rikard氏製作
GBAの格闘ゲームのスプライトを使用したものであり、素早く間合いを詰められる高い機動力、高性能なライフルを装備している。
元ゲームの再現にはなっておらず、まずスラスターが無制限なので、自由に空を飛び回れる。
次にSEEDを発動しなくても1ゲージ消費するだけで超必殺技「ハイマット・フルバースト」が使える。
ある程度ダメージを受けるとフェイズシフトダウンを起こし、灰色になる演出が用意されている。
こうなると被ダメージが2割増加してしまう。
元ゲームでは核動力搭載のフリーダムはフェイズシフトが自然回復したが、このフリーダムにはそれは無い模様。
2ゲージ消費でSEEDを発動し、攻撃力と飛行速度が上昇する。

+ hyuga氏製作
  • hyuga氏製作
スパロボの画像を使ったSDのもので、恐らく動画でよく見るのはこちらであろう。
原作のキラのボイス必殺技が高いクオリティで再現されている。カットイン付き。
参考動画

同製作者のウイングガンダムゼロカスタムゴッドガンダムのように、素早い動きと空中コンボでダメージを稼いでいくタイプ。
空中ダッシュや避けもある。
多少安いとはいえ、始動が入れやすいので強力。ゲージ回収率も中々のもの。
2ゲージ消費のフルバーストはほぼ全画面を射程に納めており、非常に強力だが、空中で当たるとカス当たりしやすくなるのが欠点。
原作での切り抜けもあるが、これの始動は遅いため固め抜けは難しい。
ちなみにフルバースト使用時、大量のターゲットをマルチロックするカットインが入るため、
「そんなに敵いねーよw」とか「お前は一体何と戦っているんだとか突っ込まれる事も。

現在のバージョンは1.0。
更新でついにレベル3必殺技のミーティアによる攻撃が実装された。
SEが重厚になり、やや速度が上昇、さらにカラーパレットが数種類追加された。

デフォルトでAIを搭載している他、リュウセイ氏のAIが本体同梱で公開されている。
2013年4月の更新で当時DL出来なくなっていた本体が同梱されるようになり、11Pを選択する事でゲジマユ状態になるように改変された。
さらにAIの動き自体も大幅に強化され、最大レベルだと容赦なく10割コンボを仕掛けてくるようになった。

+ 天田志朗氏製作
  • 天田志朗氏製作
Rikard氏と同じくGBAの格闘ゲームのスプライトを使用。
元ゲーム同様、スラスターゲージを搭載し、SEEDが発動しないと超必殺技が使えないが、
発動しなくても使えるゲージ消費技を持ち、逆にSEED発動中の攻撃力上昇と、フェイズシフトダウンは未搭載。
他にもストライカーを呼べるなどのアレンジが施されており、5ゲージ消費でミーティアとドッキング出来る。
ミーティアモード時はレフトアーム部、ライトアーム部、バック部の3つにそれぞれ個別のHPを持ち、
アーム部のHPが0になると一部技が使用出来なくなり、バック部のHPが0になるとMSモードへ戻る。
ちなみにミーティアは手描き。AIも標準搭載している。

+ 製作者不明 ガンダムKOOL
  • 製作者不明 ガンダムKOOL
MUGEN天下一武道会にて登場した改変キャラクター。現在は公開終了しており入手不可。
見た目はGBAの格闘ゲームのフリーダムガンダムだが、名前から分かる通り音声が前原圭一のものになっている。
+ 何故「 C OOL」ではなく「 K OOL」なのか、について
『ひぐらし』作中で登場人物が「クールになれ」というセリフを言うと総じてクールになれずに暴走する事、
そして最初に言って暴走したのが前原圭一こと「K」である事から、「KOOL」という言葉が誕生した。
意味はCOOLと同じ意味の「冷静」ではなく、「暴走」「狂気」などの正反対、今で言うL5的な意味。
言うまでもなく、彼らは別に「KOOL」になろうとしている訳ではなく「COOLになれ」と言っているのだが、
言ってしまったが最後、暴走ルートまっしぐらである。
なお、英語のスラングにも「KOOL」という言葉があるが、こちらはCOOLと同じ意味

元のフリーダムの技を継承している他、種割れならぬ「L5割れ」という特殊能力を持ち、
発動すれば攻撃力がなんとなく上がる、素早さがなんとなく上がる、防御力がなんとなく下がるといった効果を得られる。
また、部活メンバーを召喚して一斉攻撃する超必殺技も搭載されている。


「僕達は…どうして…こんな所へ…来てしまったんだろう…僕達の…世界は…」

出場大会

+ 一覧
+ フリーダムガンダム
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
+ ガンダムKOOL
【ガンダムKOOL】
凍結

出演ストーリー



*1
『SEED』世界では、連合から宣戦布告されて3日後に、地球連合により宇宙コロニーへの直接核攻撃が行われる事件が発生し、
その再発を阻止すると共に連合の国力を殺ぐため、「ニュートロンジャマー」という核分裂抑制装置が中立地球全土に大量に投下された。
これにより核分裂が封じられ、副作用ながら電波の伝達も阻害され、
そのために地球・宇宙問わず原子力発電と長距離通信が不可能になった。
この環境においても原子力発電を利用できるようにする代物が「ニュートロンジャマーキャンセラー」である。

…しかし、続編『DESTINY』においては、前作で地球軍側が戦力的に絶対的不利に陥っていた原因の一つがこれで、
キャンセラーの導入によってそれが改善されたのにも関わらず(条約で軍事利用は禁止されたが原子力発電そのものは可能なため、国力は回復している)、
依然として圧倒されっぱなしで最終的にはザフトに壊滅させられてしまう。
というのも、コズミック・イラの地球では化石燃料資源が既に枯渇し、世界中のほぼ全てのエネルギー生産が原子力発電に依存していたために
(飛行機・船舶・車などの乗り物の動力も含む)、
前述のNジャマーキャンセラーが手に入るまでの間に、墜落・凍死・餓死等で地球の総人口1割(少なくとも数億)が死亡という最悪の事態になってしまう。
一応復興した『DESTINY』でも、ブレイク・ザ・ワールド(安定軌道上のユニウスセブンが元ザラ派のザフト脱走兵により落下したテロ事件)で、
地球各地(特に赤道付近)に津波が発生、別のザラ派がそれに乗じて復興中の都市で同時多発無差別テロを起こし、
更に連合過激派(ブルーコスモス)の秘密部隊がザフトのフリをして穏健派の都市でテロを起こし(アニメ『スターゲイザー』等で見られる)、
ユーラシアはCE72年から東西に分かれて内乱、73年に終結の兆しが見えるもユニウスが落下し、
直後に復興名目で降りてきたザフトと連合が、東西それぞれに加担して代理戦争を開始するなど、
実質大西洋連邦だけで戦争してる事や地上の甚大な被害を考慮すると、明らかに不利な状況である事は否めない。
これに加えてデュランダルの演説により、ロゴスと特に繋がりの強い大西洋連邦以外の加盟国や、
中立国(オーブ除く)の殆どが敵に回り、戦争の趨勢は決定的になる。
前述のNジャマーの被害などで連合への志願兵が大幅に増えたであろうとはいえ、
ザフトと戦争出来ていた辺り、プラントと地球の戦力差は途轍もなく大きかったと思われる。

*2
『ガンダム』シリーズにおける遠隔操作兵器。
宇宙世紀第二作『機動戦士Ζガンダム』においては小型化された発展型兵器・ファンネルが登場するが、
これは形が漏斗に似ていたために付いた通称であり、正式名称ではない。

*3
念のために言っておくと、鉄甲鬼は別のルートに行き、一旦袂を分かっているし、非難する前に人類間で色々といざこざがあった時であった。
強化人間や一度裏切った人などは、アークエンジェル組とも一応打ち解けた後、
黒歴史を見て色々と思う所があった末に仲間になるので、展開的におかしい訳ではない。

*4
厳密に言うと、ミールの毒性から守るためと、ファフナーに乗るためにフェストゥムの因子を多く移植され、
それによる個人差はあるが、それぞれある能力が非常に高くなる天才(サヴァン)症候群を発生している。
『スパロボK』ではロード・ジブリールがこれをコーディネーターと似ていると判断し、一騎を実験モルモットにしようとした。
また、島の子供達が人工子宮で生まれて来たという説明を聞いてキラが驚くシーンもある。