朱鷺宮神依

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朱鷺宮神依 - (2014/01/12 (日) 23:55:50) の編集履歴(バックアップ)




          「この身、この剣の

                         背負いし宿命……わかるまい 」
初出作品: アルカナハート
格闘スタイル: 我流剣術
武器銘: 珠依姫 三門守宗
出身地: 国籍:日本/現住所:豊島区池袋プリンスホテル(和室)
誕生日: 2月27日(うお座、16歳ぐらいに見える)
身長: 166cm
体重: 51kg
スリーサイズ: B77 W56 H81
血液型: O型
好きなもの: 蕎麦、天麩羅、このはの握り飯、ぬいぐるみ
趣味: 日記、このはと過ごす時間
苦手なもの: 炭酸飲料
特技: 茶道
家族構成: 死別
得意な科目: 古文、漢文、書道(行書)
苦手な科目: 現代語、外国語
所属(学年、部活): 都立御苑女学園中等部3年A組
キャッチコピー: 「宿命を負いし時代の護り手」
関連キャラクター: 冴姫 - このは - 舞織 - ゼニア


アルカナハート』に登場するセーラー服美少女剣士*1。「ときのみや かむい」と読む。
CVは「アイドルマスター」の菊地真ゾイドジェネシスのルージ・ファミロンなどで有名な平田宏美さん。

 「千年守」と呼ばれる、物質界と聖霊界の均衡を守る使命を負う。
 はるか応仁の時代から戦乱や恐慌がおこるたびにを目を覚まし、
 役目を終えるとまた長い眠りにつくという生活を送っている。
 時のアルカナである機械時計「アヌトゥパーダ」と契約を結んでおり、
 彼(彼女?)の力のおかげで眠っている間は歳をとらない。
 前に目覚めたのは聖霊庁の記録では30年前。
 「洋式の便所紙が飛ぶように売れた」と言っていることからオイルショックの頃と思われる。
 当時の春日の当代であった、春日舞織達の母とは面識があったようだ。
 ちなみに千年守になる以前は弥勒院葦胤(みろくいんあしたね)という名前だった。

技名や台詞にも梵字(ぼんじ)や真言*2をはじめ難解な言葉が並んでおり、
長寿ゆえの悟ったような達観した佇まいだが、単純にめまぐるしい時代の変化についていけないだけ。
そのため現代用語や外来語が苦手。(…なのだが何故か『3』のエクステンドキャンセル時には「えくすてんど!」と言う)

実際には周囲に対する思いやりがあり、特に自分を慕ってくれるこのはを可愛がっている。
毛がふわふわしたかわいい動物が好き。最近はぬいぐるみ収集が密かな趣味。
保護という名目で沢山購入しては自分の住居へと持ち帰っている。
攻略ムックに載っていた小説ではペンギンがお気に入りになっている。
『アルカナ2』では、ゼニア・ヴァロフと契約している氷のアルカナ・アルマシアの子ペンギンも「実に良い」と返答している上、EDではそのゼニアと人形の争奪戦を繰り広げた。
『アルカナ3』では、きらのスライムやキャサリンのヨドガワをペンギンの形にしてくれるよう頼んでいる。
美凰には「いつかの時代においても、その姿のまま私の友でいて欲しい」と老いぬ友人を得られたことを喜んでいる。

神依は一度寝ると何らかの害意(殺気や極端に強大なエーテルの流れ等)を感じない限りは
12時間経過しないと自分からは起きない。
戦闘中もレバーをニュートラルにして放っておくとウトウトしだしてしまう。
この時攻撃されると被カウンター扱いに。

+ 年齢:不明(16歳ぐらいに見える)
聖霊庁の徹底調査の結果、時のアルカナ・アヌトゥパーダの力で眠りに就いている間、
細胞・遺伝子レベルで完全に時間が止まっているという。
神依の「アヌトゥパーダと出会い、今の役目を負ったのは10歳を数えた頃」という発言を基準に考えると、
神依は目覚めている間は普通に歳を取っていると推測され、
目覚めている間は可能な限り付けているという日記を元に目覚めている時間を算出すると、
その年齢は16~17歳ぐらいではないかと推測される。

生まれは応仁の時代だが眠りに就いている間は生命活動をしていないのでそういう扱いをするには不適切であると思われる。


愛刀の名前は「たまよりひめ みかどもりむね」と読む。
+ ゲーム中では刀身があるが、
刀身はわずかに三寸足らずで圧し折れている。そんな刀で大丈夫か?
だが、珠依姫はそもそも刃で敵を斬る武器ではなく、
刀身に帯びた光(聖霊力)で敵のエーテル体を斬る特殊な武器であり、
その能力は抜き放つ際に神依の剣気と鞘に蓄積された聖霊力が融合し、光る刃の形を成す。
ようはビームサーベルみたいなものである。

また、まるで意思があるかのように神依以外の者には扱う事は勿論、抜く事すら出来ない。
(珠依姫を扱う素養を持った者しかアヌトゥパーダと契約出来ないという説もある。)

よく見るとスカートにスリットが入っている。
本人が入れたのか、はたまた服を用意した聖霊庁の趣味なのかは不明。
他の色だと分かりにくかったが、足部分が生足になるカラーだとスリットが結構大きく入っている事が分かる。

『1』の稼動前人気投票では1位を獲得している。その記念イラストをアルカディア本誌に掲載していた(このイラストは攻略ムックに掲載されている)。
開発初期は外見彼女で性格がはぁとなキャラが主役だったらしく、彼女のデザインはその名残。
ヒーロー物の主役に近いキャラ設定(?)、『アルカナ2』でラスボスキャラを使用した場合の最後の対戦相手だったり
『すっごい!2』では新キャラの関係者だったり、ある意味主人公よりも活躍するのはこのためかもしれない。
どうでもいい事だが、キャラ紹介では3番目を維持している。
コンセプトは「使っていて恥ずかしくなくて、言い訳できるキャラ」との事。
ぶっちゃけた話、このゲームをプレイしてる時点で既に言い訳のしようがないような気もするが、何、気にする事はない
というかキャラコンセプトからして既に言い訳になっている辺り、色々とおかしいと言わざるを得ない

戦闘のエキスパートであり、魔王ミケランジェロを封じた事や某大戦で名を馳せた事から、
尊敬され戦いを申し出るキャラ(ゼニア)まで居るが、本人は少々困っている。
また『すっごい!2』の隠しボス、パラセ・ルシアとは過去何度か面識があり、
その度に彼女を追い払ってるらしく、設定上はかなり強いようである。

+ しかし漫画版では…
  • 描写は無いがリーゼロッテの奇襲を受け、引き分けに終るも負傷
  • 愛乃はぁとと対立し、前述の負傷が癒えないまま戦闘して敗北
  • はぁとと冴姫に代わってフィオナと交戦するも、ミルドレッドが倒された事でフィオナも聖霊界に引き戻され、決着は着かず。
と、実は主要キャラ相手に一度も白星を取れていない。
しかも「無怨」や「死祀」などの超必殺技の見せ場ももらえずじまいで終了してしまい、ちょっと不憫。
作中では通常必殺技の「吐切」がなぜか切り札的な技として使われていた。
これらは設定上強キャラであるが故に、漫画的に色々とハンデを背負って描かれた結果と言える。
+ 設定上最強?
前述のように、彼女は物質界と聖霊界の均衡を守る使命を負った存在なのではあるが
現時点において、何故そのような大任を負ったのかは明らかにされていない。
あるいは今後明らかにされるのかもしれないが、これに関して、見方を少し変えれば、下手をすれば
彼女は「高次の世界」という超存在によって、自由を奪われ闘う事を強いられたいわば「奴隷」の如き存在であるかも知れず
また、『3』のEDでは、「何時までこの時代に目覚めていられるか分からない」と言う発言もしている。
設定上最強?と先に述べられてはいるが、彼女の立場は非常に危ういものなのかもしれない。

参考動画(未プレイの方はネタバレ注意)

原作での性能

リーチが長く、高性能な当身技「欺封」を持ち、飛び道具「吐切」も完備。
反面、下段技の発生が遅く崩しが苦手で、切り返しに乏しい。
ゆえに近距離に入るとガチガチ固めてくるこのはとは相性が悪い。

当身技「欺封」成功時にだけ繰り出せる「死祀」は、無印時代では珍しい「3ゲージ超必殺技」で、
使用条件からして使いづらい技であるが、ヒットさせれば相手を切り刻みまくって5割ほどのダメージを奪う。
「切り返しが弱い」などと高を括っていると悲惨な目にあいかねない。
「アルカナハート2」以降は各キャラが一つだけ持つ「3ゲージ超必殺技」である「クリティカルハート」に格上げされ、
「アルカナハート3」では更に大ダメージを与える「クリティカルハートエクステンド」版の「死祀」も追加。
この「クリティカルハートエクステンド」版は技のモーションが大きく異なっており、
真っ黒の背景に梵字が現れ、BGMが消え、梵字が消えた瞬間に無数の斬撃が襲い掛かるという演出で、一見の価値アリ。

オススメのアルカナは無敵超必殺技で切り返しの弱さを補う火のアルカナか、
ツタを絡めたコンボで相手の体力をゴッソリ奪える樹のアルカナ
時のアルカナも残像バックステップがなかなか厄介でグッド。

稼動初期こそお手軽最強キャラとして猛威を振るっていたが、
調整版の『FULL』で下方修正を受け、少しおとなしくなった。

「無印」、「FULL」の続編である「アルカナハート2」では他のキャラ以上に性能変化がなされ、お手軽強キャラではなくなったが、
技の変更部分もあって自身のアイデンティティ自体は確保できていたため、
キャラランクはゼニアアンジェリアらの最上位クラス「6強」の次点に位置しており、
まだまだ強キャラといっても差支えがなかった。
一番の変更点は前作までは「体力と引き換えにゲージを溜める必殺技」だった「功刀」で、
「体力を消費して強化版必殺技を1回だけ使えるようにする必殺技」に仕様変更された。
重ね掛けしても強化必版殺技は1回しか使えないが、使用した分だけ技の攻撃力が少し上がる。
限界まで重ね掛けした場合は相手が通常技一発で死ねるほどの超火力が手に入るが、普通は先に自分の体力のほうが尽きるので実戦で脅威にはならないはずである。

「功刀」使用後に使える「強化版必殺技」は「影宿」「枯霊」「逝斬」「九石」の4つ。
「枯霊」「逝斬」の2つは前作からも使用できた技で1ゲージ消費の超必殺技扱いだった。「九石」は「巫流」と同じく「3」での追加技。
「影宿」は「閏間」の強化版で発生6F、技発生まで完全無敵、裏回り、ガードさせて6F有利の下段突進技。
「枯霊」は「吐切」の強化版で前方を攻撃しつつボタンをはなすまで停滞し、放せば高速で移動する飛び道具を設置する技。
(至近距離でも最初の斬りつけと飛び道具でガードさせて16F有利の固め技になる)
「逝斬」は「天鎖」の強化版で技発生から攻撃判定が消えるまで無敵、一方的に相手の攻撃に勝つ強判定、当たればコンボ始動(継続)可能の空中技。
「九石」は「巫流」の強化版で空中ガード不能、MUGENなら画面端まで届くリーチ、ガードさせて有利の攻撃判定を3つ同時にばらまく居合技。
(3つの攻撃判定はそれぞれ上・中・下の3方向になっており、下段のほうは立ちガード不可能)
どれも超性能技ではあるが、上記の技を一度でも使えば「功刀」の効果は切れてしまうので、(攻撃力上昇効果も解除される)
消費した体力を無駄にしないためにも使うタイミングを見極める必要はある。
また、「超必殺技」「クリティカルハート」を使用しても「功刀」の効果は切れてしまうので気を付けたいところ。


『2』ではラスボスであるアンジェリアをストーリーモードで使用した場合、彼女がラスボスを務めることになる。
この時の彼女はいわゆる「ボス性能」で信頼と伝統のBC無怨で体力の約半分を奪い去ってしまう超絶火力である。

3では、全体的にゲームスピードが上がったことによる飛び込みおよび火力の強化から神依のようなけん制の差し合いからじっくり、
というスタイルではかなり苦しくなっている。戦えないほど弱いわけではないが無敵技、起き攻めの継続性、崩し、通常技判定など3において重視される
ほとんどの要素に嫌われた感があり、ランクとしては最下層に位置している。

3の調整版である「LOVE MAX!!!!!」ではガン攻め有利なゲームシステムがいくらか見直されたため、
性能がシステムとかみ合わないということが無くなり、キャラランクは中堅くらいになったらしく、プレイヤー人口も増加した。
しかしながら今作でプレイヤーを引き付けた要素といえばやはり「本気神依」の登場であろう。

+ “最強の刺客”「本気神依」
「LOVE MAX!!!!!」で遊べるモードの一つの「サバイバルスコアアタックモード」で
22連勝するとボスモード仕様の神依に挑戦できる。
しかし、このモードでは体力引き継ぎ(試合終了時に少し回復する)かつ連勝するごとにCPU側の攻撃力が上がり、
さらに22戦目ではボスモード仕様のミルドレッドを連れたアンジェリアと戦わなければならないため、
挑戦するまでの道のりもなかなか厳しいものになっている。
そしてこのアンジェリアを攻略するとようやく神依との対戦になるのだが、性能強化が凄まじく、
前座のアンジェリアら22体とは比べものにならない強さを誇る。

具体的な強化点を列挙していくと、
  • 最大体力がほぼ2倍
  • アルカナゲージが最初からMAX+回復スピード倍増
  • コンボチェーンがEF時のもの+α
  • 功刀効果永続で強化版必殺技が使い放題
  • 必殺技を必殺技でキャンセル可能(ループ制限無し)
  • 超必殺技を超必殺技でキャンセル可能(ループ制限無し)
  • 超必殺技をアルカナ超必殺技、ホーミング、エクステンドフォースでキャンセル可能
  • 始動無敵高速中段当てたらそのままコンボ移行可能の超性能技「地上版逝斬」追加
  • 全画面範囲攻撃判定空中ガード不可能の新超必殺技追加

上記に加え、アルカナの強化点を挙げると、
  • 因果の意(時間差で攻撃する残像を設置する技)の溜め時間大幅短縮+発生保障付き
  • 空中版因果の意追加(JEのモーション)
  • 因果の意がダメージを受けた時も解除されない
  • 因果の意の設置制限が無限
  • アルカナイクリプス「無垢塵の意」が効果永続でワープ使い放題

2で登場するボスモードも霞む超性能と化している。まさに「本気を出した」神依ともいうべき性能である。
試合開始と同時に移動中無敵の高速ワープで画面を駆け回り、その間に因果の意で残像を張り巡らせてくる。
こちら側は神依が近づいてくるまでほぼ何もできない。一方で神依はどの間合いでもワープですぐに攻撃しに行ける。
また、迂闊に牽制しようものなら全画面攻撃の餌食となる。
接近戦では発生6F、移動中無敵、ガードさせて有利の下段技「影宿」を何度も使用し、
ガードしてもすぐ背後から高速中段技の「地上版逝斬」or下段技の「九石」の二択が飛んでくる。
これをガードしてもまだ神依側が有利。運が悪いと上の技が無限ループで繰り返され、削りだけで体力を持って行かれる。
ガードを崩されてしまった場合は必殺技→必殺技→超必殺技→超必殺技…といった連携で4~5割を奪う。
このときゲージを大量放出するが、ゲージはすぐに最大まで回復するので神依側は全く気にならない。
何とか攻撃をヒットさせても因果の意を近くで設置された場合は問答無用で割り込まれて逆に起点にされる恐れがある。
捕まえたら今度は起き攻め…といきたい所だが、
実際にやろうとすると無敵技のリバサ地上版逝斬が飛んできて逆にコンボの起点にされるため無駄。
立ち回りでは圧倒的に不利ではあるが起き攻めを中止して振り出しに戻したほうが無難である。
また、最大体力が2倍であること、EFでタイムカウントが加速することから
タイムオーバー負けにも気をつけなくてはならない。

一見すると無理ゲーだが、前作からもいた超鬼畜ボスキャラのパラセ・ルシアと比べると、
アルカナバースト(くらい抜け)を連続使用できないこと、1ラウンド勝負であることからやや有情…なのかもしれない。
尤も、比較対象のパラセ・ルシアはアルカナシリーズのみに及ばず
格ゲー界全体から見てもトップクラスの凶悪ボスキャラなのだが。

↓比較及び攻略動画



契約アルカナについて

契約アルカナは前述の通り、時のアルカナ「アヌトゥパーダ」
+ “最古の機械”
全てが謎に包まれた、失われた古代文明の機械時計。
そこにどのような思惑が働いたのか、或いはそのように作製されたのか、機械時計は意思を持っている。
最古のアルカナと呼ばれる存在として認識されているが、そもそも本当にアルカナであるかも疑わしい存在である。

時間と空間を制御する特異な能力を有するアヌトゥパーダは、
悠久の時を生き物質界と聖霊界の均衡を保つために戦い続ける役目を負った者に無償で力を貸す
━━或いは、アヌトゥパーダと契約したが為にその役目を負わされるのか━━それは不明である。
少なくとも、アヌトゥパーダと契約した者は神依が最初ではない。

特徴的な動きが多いアルカナで、自分で使うにも相手をするにも、慣れるのに時間が必要。
バックステップを開始した位置に残像が残り、この残像に相手が攻撃を当てると相手のみ普通に攻撃を当てた時のように硬直を起こす。

打ち上げ・吹っとばし攻撃の溜めが成立するとCボタン(2以降ではEボタン)を押しっぱなしにしている間その場に不可視の攻撃準備状態をセット。
ボタンを離したときに残像が出現し、あらかじめ成立させていた技を繰り出す。
残像を出す前に攻撃を受けたりすると消失。

フロントダッシュが相手を通り抜ける残像付きの移動になる。
相手のガード方向を惑わすのに便利だが、他のアルカナで使えた6Dのホーミングダッシュを用いたコンボは使えなくなる。

必殺技は発生が遅いが異様にヒットストップの長い飛び道具や、カウントダウンを出しカウントダウンが終わると相手をしばらくの間動けなくしたり。
アルカナブレイズ「本不生の意」はゲージが無くなるまで相手の動きを止めるという、まさにアヌトゥパーダの世界
相手が無敵技を出したりしたときに発動すると悲しいことになってしまう。

「LOVE MAX!!!!!」で追加されたアルカナイクリプス「無垢塵の意」は、
全アルカナイクリプスの中でも珍しい自己強化技。
この効果が継続されている間はホーミングが移動中無敵の高速ワープ技になる。
その動作は北斗神拳史上最も華麗な技を持つ男が持つ移動必殺技と似ているが、
こちらは動作キャンセル時はホーミングキャンセルと同じくゲージを消費してしまう。
そのかわり、空中での移動方向はあちらが真下一択に対してこちらは8方向に移動可能で、
着地するまでに3回まで連続で使用できる。
但し、肝心の始動技「無垢塵の意」は自身がしばらく無防備になるため、コンボには組み込めない。
相手との間合いを狂わせたり、表裏を迫ったりと攪乱目的に使うのが良いとされている。

基本的には起き攻め重視により選択されるアルカナ。能力値補正は低く、地上6Dコンボも捨てただけあってアルカナ超必〆からのセットプレイはどのキャラでも強烈である。


MUGENでの神依

+ ドロウィン氏製作
ドロウィン氏製作
同氏製作のフィオナ同様、全てのアルカナが搭載されており、
それらを切り替えながら戦う事が可能。
平成㌢氏(試作版)、J・J氏によるAIパッチが作られていた。
前者は08年4月現在、Lv11にバグがあるので使うならLv10が望ましい。
+ 使用アルカナの固定方法
[state -1,アルカナ固定]
type = VarSet
TriggerAll=MoveType != H
TriggerAll=var(41) = 3
Trigger1 = var(59)
var(33) = 1

この部分を1:火のアルカナ or 8:樹のアルカナに変更。
他のアルカナではAIが対応していないためこのどちらかを選択。
また、柊・竹・梅氏のカラーパレットが公開された。同日にこのはのパレットも公開している。

なおSoraXNagisa氏によってボイスライダーになるパッチが製作されている。
こちらは同氏製作のはぁと用ボイスパッチと同じところで代理公開中。
またチョイヤー氏によってボイスが『2』仕様のものになるパッチも存在している。
+ Ina氏製作
Ina氏製作
アルカナキャラに定評のあるIna氏によって新しく製作されたもの、最近見るのはこちら。
他キャラ同様初代、Full準拠性能のモードとアレンジモード、ボイスとカットインを初代と2から選択可能。
アレンジモードでは「死祀」が「斯封」の当身成立時の派生技ではなくなっている(単発で出せる)。
8段階に設定できる優秀なAIがデフォで搭載されており、時アルカナの効果が付属したバックステップや溜め攻撃、
当身技「斯封」を上手く活かした立ち回りをしてくる。
また、数値をマイナスに設定することでボスモードに変化する。
Carlidge氏のサイトで代理公開していたがサイトが消失したため、蜂百合氏が氏のSkyDriveで代理公開している。
ボスモードでは神依の周りに淡いオーラが現れ、攻撃力・防御力が上昇、常時ゲージが増加していく。
超必の「無怨」が「死祀」のような多段斬りになり、「逝斬」共々技後の硬直が減少。さらに時止め技「本不生の意」
発動までの待機時間が無くなるという大幅強化がなされている。

その他、アルカナブレイズかクリティカルハートでKOした場合にファン感涙の特殊な演出をオプションで付加でき、
『3』のエクステンドフォース中に発動する強化版クリティカルハートも搭載(条件はアルカナフォース中に発動)。
ちなみにこの技は成立するとほぼ即死に匹敵するダメージになる。

新規の画像素材が無いので演出は実物とは異なるが、
8月17日の更新で通常クリティカルハート版「死祀」のような演出になった。
ボスモードではさらに剣閃が黒く変化するが、高性能な超必を惜しみなく使うので、あまり見る機会はないかもしれない。

また、NT氏による追加カラーとカットインアニメをカラーに対応させるパッチがIna氏のサイトで代理公開されている。
追加カラーには、御苑女学園中等部制服高等部制服、『3』のやや色違いの神依と新キャラのカラー、
さらには、某軍医陸軍技官世紀末病人のようなカラーまである。

また、DHQ氏によるアレンジパッチが公開されている。
このパッチを適応すると同氏のアレンジ美凰のような非コンボゲー仕様となる。
アルカナハートのキャラに興味はあるのだがコンボゲーなので手を出しにくい、という人は使ってみるといいだろう。

2013年10月14日に蜂百合氏によるAIが氏のSkyDriveで公開された。
10段階にAIレベルの調整が可能な他、コンフィグで細かい設定ができる。
AIレベル10に加え、ボスモード設定にしていた場合は、
無怨→(キャンセル)→アルカナフォース→本不生の意→死祀という恐ろしい即死コンボを見ることができる。
+ みかえる氏製作・神依MA
みかえる氏製作・神依MA
氏のキャラに共通の特徴として、2R以降も必ずイントロが発生する。
12Pカラーは「剣王神依」となり、Attackが2倍、Defenceが1.5倍、補正解除、ゲジマシ、攻撃と食らい以外全て無敵に
と性能が凶悪に変化する。

デフォルトでAIが搭載されている他、Y.K氏による外部AIも公開された。

また、TN氏も簡易AIを氏のSkyDriveで公開している。
+ りゅん氏製作・KOF XIII仕様
りゅん氏製作・KOF XIII仕様
りゅん氏お馴染みの生足アルカナKOFシリーズ第8弾。
フォルダ名及びディスプレイネームは「S_KAMUI」となっており、Sは「shine」のS。
性能はエリザベート・ブラントルシュがベースになっている。
AIは標準搭載されている。

プレイヤー操作
+ 匿名スマブラー氏製作 「LOVE MAX!!!!!」原作仕様
匿名スマブラー氏製作 「LOVE MAX!!!!!」原作仕様
同氏製作のフィオナと同じく最新作「LOVE MAX!!!!!」仕様システムの神依。
Defファイルが3つ用意されていて、Winmugen、mugen1.0、mugen1.1の全バージョンで使用可能。
ゲージ表示は3のものを用いている。改変、無断転載は自由とのこと。
初めはβ版で公開されていたが、現在は3で追加された新技「巫流」から、功刀使用後に出せる各強化版必殺技、
クリティカルハートエクステンド版「死祀」まで、すべての技が完成している。
システム面もホーミングのボタン連打加速やEF時のコンボ変化、KO演出など、ほぼ原作に準じたものになっている。
もちろん「LOVE MAX!!!!!」の新共通システムの「エクステンドブラスト」も搭載。
また、「放置していると勝手に眠ってしまう」という仕様も再現されている(movetype=Aとなっており、カウンターヒットを受ける)が、
眠ってしまってから更に30秒ほど放置し続けていると立ち寝したままで体力が0になって負け判定になる。
(普通に操作していればこれが試合に影響することはほぼ0に近いので大丈夫)

アルカナは「時のアルカナ アヌトゥパーダ」のみが搭載されており、属性効果からアルカナイクリプス「無垢塵の意」まで搭載されている。
但し、属性効果の一つ「離言説の意」は周りのゲームスピードを遅くする仕様になっている。

7P以降は同氏製作のフィオナと同じく強化モードになっており、
7~8Pは「本気神依モード」で先述の「本気神依」がそのままの性能で使用可能。
高性能ワープ、永久固め、無敵切り返し技、ゲジマシ、制圧性能、超火力等も健在。
AIは未搭載なのでランク付けはまだ未知数だが、そのうちその凶悪ぶりを披露してくれるだろう。

9~12Pでは更に凄まじい強化モードになっているが、デフォでは封印されているので使用する場合はDefファイルを弄る必要がある。

↓製作者によるプレイヤー操作 左は通常モード(凶)、右は本気神依モード(狂)を使用している
動画のサムネイルから見てわかる通り、原作風の勝利画面も搭載されており、(素材は3のもの)
表示される台詞は汎用のもので10種類、対専用キャラ別のものまで含めると60種類以上もある。


空耳として「閏間(うるま)!」が「ブルマ!」と聞こえることから、
よくブルマ字幕をつけられてしまうお人。確かに従者ブルマだけどさ。





          「世の理を曲げて在るこの身

                         敗亡には縁が無い」

関連項目:ジョインジョイントキィ


出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結

出演ストーリー

+ ...


*1 セーラー服に日本刀という格好はアニメ映画BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年)、続編的作品のTVアニメ「BLOOD+」の音無小夜により一つのスタイルとして確立されている。
但し女子高生剣士としては(西洋剣ではあるものの)川澄舞のほうが1年早く登場している。恐るべしKey。
また、「つよきす」のヒロインの一人鉄乙女やライトノベル「灼眼のシャナ」の主人公の一人シャナはこのスタイルに少なからず影響を受けていると思われる。
映画BLOODに感銘を受けたタランティーノ監督が映画「キル・ビル」にて日本刀使いの主人公の相手として棘付鉄球の使い手でセーラー服を着た女子高生用心棒「GOGO夕張」を登場させている。
BLOODシリーズの製作に携わった押井監督曰く「セーラー服の少女が機関銃やバズーカではなく日本刀で戦うというのが新鮮。もともと男が着る服を上半身だけ着ることでユニセックス且つ性的なものを連想させられる。個人的には好きじゃないが」と語っている。
余談ではあるが、漫画『スケバン刑事』で有名な和田慎二の超少女明日香シリーズ第二作目「明日香ふたたび」(1976年)にて日本刀で敵の忍者軍団の頭領と斬り結ぶ場面があり、この作品がセーラー服の少女が日本刀で戦うシーンのある作品として最古のものと思われる。

*2 神依が必殺技等で発している真言は以下の通り(※耳コピです)
尊仏 真言(よみ)
無怨 勢至菩薩 ?三髯髯索娑婆訶(オン・サンザンザンサク・ソワカ) 悟りのための智慧を得る
枯霊 阿?如来 ?悪乞蒭毘也吽(アン・アキシュビヤ・ウン) 不動の信仰と智慧を得る
逝斬 文殊菩薩 ?阿羅跋者娜(オン・アラハシャノウ) 智慧・ひらめきを得る
死祀 不動明王(小呪) 曩莫三曼多縛曰羅怛?(ナウマクサンマンダ・バサラ・ダンカン) 煩悩を絶つ
アルカナ発動 阿弥陀如来(小呪) ?阿密?多帝際賀羅吽(オン・アミリタ・テイセイカラ・ウン) 無明(煩悩にとらわれた世界)を遍く照らす
アルカナブレイズ 大日如来・胎蔵界(小呪) ?阿尾羅吽欠(オン・アビラ・ウンケン) すべての仏の加護を得る
小呪とはいわゆる略式の真言のこと。胎蔵界とは仏教の曼荼羅(マンダラ)の形式の一つ。
なお、アヌトゥパーダの力を使う場合にのみ、大日如来の真言の後ろ『アヌトゥパーダ』と付けている。
『死祀』以外の真言での尊者(仏様方)のほとんどが非戦闘向き。
なお、時間に関連するのは『南無阿弥陀仏』でおなじみの阿弥陀如来のみで、この仏様は「時間的・空間的干渉を一切受けない」(無量光仏)とされる。
さらに阿弥陀のサンスクリット読みは『アミダーパ』(無量光仏)なので、意外とアヌトゥパーダの元ネタは阿弥陀様なのかもしれない。
「無量光の意」「本不生の意」もここからきているのだろう。

「本不生の意を解せぬ内は私とアヌトゥパーダには及ぶまい。真言を欲し、精進することだ。」