COASTLINE ー海岸線ー
戦略マップ
解説
2017 シーズン1 DLC VELVET SHELL で追加。スペイン、イビサ島が舞台。
1階と2階、屋上の全てから射線が複数通る中庭が特徴的。
外壁に面した目標部屋設定が非常に多いが、同時に防衛側から複数の射線を外へ敷いたり飛び出しが有効な窓も多い。
攻防どちらもマップ知識が試されるマップであり、研究が進み公式の
プロリーグ等でも比較的よく見られるマップとなっている。
Y6S3にて小規模なリワークが施され、鉄格子が削除されたほか2階VIPラウンジの窓が破壊可能な外壁に変更されている。
戦術
2階の西側中央にあるビリヤード室と南西のテラスから南西側や北側狙い等、スポーンキルポイントが比較的多いため要警戒。
防衛側も中庭に面した通路は軒並み屋上から射線が通るため、特に遊撃で通ることになりやすい2階の南側のアクアリウムやL字通路北辺は迂闊に頭を出して止まっていると撃ち抜かれる可能性あり。
2階の室内は軒並み床へのブリーチングが通るため、1階が目標部屋に指定されている場合は直上を取られると1階北西のサンライズバーにあるカウンター裏や北東勝手口側の爆弾裏等、防衛側が有利な物陰を突き下げされることになり危険。
2階が目標の場合でもフラググレネード持ちやBUCK等に南西からの侵入を有利に迎撃出来るカウンター裏を狙われる可能性がある他、階段に侵攻されるとフッカーラウンジ側は食い止めるのが難しくなる。
総じて目標内だけで撃ち合っても防衛側の強みは薄く、外窓への対処も別の階層から射撃した方が楽なことも多いため1人か2人は上下に広く遊撃を行う人員が欲しい。
1階の窓はサンライズバーにあるもの以外はおおむね2階から防衛優位な形で入りを監視出来るため、ショットガンやインパクト持ちで遊撃に回ると対処の幅が増える。
ハードブリーチが有効な主な位置としては1階サンライズバーの北側にある扉を挟む壁の西側と、2階の北側のVIPラウンジとペントハウスを隔てる壁や西側の中庭に面した壁あたり。
サンライズバーの物は上階から射線が通せず、飛び出しや長距離の撃ち合いを防衛側に強いる形で外から射線が通る位置にディフューザー設置が行える。
VIPラウンジとペントハウスの間の壁も同様で、ベランダ(DJブース)側から射線を敷けるためVIPラウンジを制圧した段階で攻撃側が格段に有利になる。
2階の中庭側の壁は屋上東側からビリヤード室内に対して長い射線を敷ける。
単独では効力がやや薄いが、ビリヤード室は大窓からフッカーラウンジの外に居る敵を狙えるため数人が中に居ることが多く、南側からの侵入も合わせると逃がしにくい。
各スポーンポイントの安全性
正面入り口(西):安全
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解説 |

 特に狙いやすいスポーンキルポイントは無く、建物至近までは狙われること無く接近出来る。 強いて言うなら写真のように2階の階段付近にある窓や正面入り口扉で待ち構えていたり、2階窓から飛び出しての特攻程度。 前者は狙えるチャンスが少なすぎるので退かせるのも簡単で、後者は自動検知までが1秒になった今となっては実行側のリスクが甚大。 |
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プールサイド(北):比較的安全
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解説 |
 正面入り口同様、あまり狙われる危険無く建物に接近可能。 一つだけ注意すべき戦術としてブラックアイの遠投やデフォルトカメラの破壊を見てのDJブースへの飛び出しがある。 フッカーラウンジ攻めの場合はどの道警戒すべき場所であるので、準備フェイズ中にVIPルームにドローンを仕込んでおきたい。 |
 階段を登り切った先にあるヤシの木の植え込み付近が危険エリア。 カメラはそこに到達する前には壊せるので、破壊後は少し隠れてガラスやバリケードの破壊音を警戒した方が良い。 |
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廃墟(南西):非常に危険
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解説 |
 北に移動しようとすると廃墟内を通っても必ず西側にある2つの窓から射線が通る場所が存在する。 先に建物に接近してもブルーバーとサンライズバーにある窓が90度クロスの形になっているので、必ず撃たれるタイミングが出来る。 |
 南側から入ろうとしてもサンライズバーの窓から射線が通る他、それぞれの扉からロックや飛び出しで奇襲される可能性がある。 どのルートを選んでもスポーンキルの可能性を完全に排除出来ず、あまり使うべきではないスポーンポイント。 |
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爆弾ルールでの具体的な工事例
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1階キッチン・勝手口防衛 |
 キッチン側の中庭通路に面した壁。左2枚を閉めて右2枚は足元と上を開ける。 バー側から侵攻してくる敵がわかりやすくなる他、中庭側から戻ってくる遊撃が行える選択肢が増える。 |
 1枚だけ補強して爆弾と冷蔵庫の陰になる位置をしゃがみ開通。 勝手口外やキッチン窓からの侵入と戦うために必要。ブラックミラーを勝手口へ向けて張っても良い。 |
 一番左をトイレ側へしゃがみ開通と一番右を駆け込み設置防止用に足元開通。真ん中2枚分は補強して遮蔽にしても良い。 SMOKE等の投げ物持ちでトイレに篭る場合、補強を1枚だけに留めてもう片方は上を開けておくと良い。 |
 3枚目の写真のしゃがみ開通上を破壊しておくことで、2階ペントハウスから勝手口に強力な射線を通せる。 大窓から飛び出しを狙える位置でもあり、ブラックアイも残っていると相当な脅威。 |
 2階VIPラウンジからはキッチン窓への射線を通せる。 上記の物も合わせると2階の遊撃を潰さない限り現地への攻撃の択をかなり狭められる。 |
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2階フッカーラウンジ・ビリヤード室防衛 |
 右をしゃがみ開通と補強、扉から少し下げた位置に展開型シールド。 補強の裏にADSを設置してもらえばより万全。シールドより左は屋上からの狙撃圏内に入るため、基本的には右寄りで戦う。 |
 フッカーラウンジとビリヤード室の間3枚は中央を補強して一番右を乗り越え開通。 左は目線の高さで壊しておくとビリヤード室の比較的安全な位置からも戦える。 左にある通路に面した3枚壁はフッカーラウンジ側から見て右2枚を補強し、通路からカウンター裏への射線を切る。 |
 あらかじめ床を開通しておくことで、1階サンライズ・バーからE側ラペリングへ比較的潜みやすいカウンター裏から奇襲出来る。 存在がバレると大抵遊撃狩りの手が回ってくるため、初見殺しとしての使用がメイン。 |
 ビリヤード室側爆弾の陰は定番の強行設置ポイントなため、床を破壊しておくと1階遊撃が対処出来る可能性が出る。 現地壊滅後の場合は突き上げの危険性が無いビリヤード台上に設置される可能性が高く、こちらを見に行くかは状況で判断。 |
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最終更新:2025年03月02日 12:24