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モーセ五書 - (2018/01/23 (火) 23:25:29) の1つ前との変更点
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イスラエルの最古の歴史を語る歴史書で、モーセの時代とそれ以前の歴史について触れた書である。律法を含んでいる。
なお、サマリア人の正典であるサマリア五書も、モーセ五書とほぼ同内容のものである。
*名称
現在使われている名称は七十人訳のギリシャ語名に由来する。
『モーセ五書』の由来は、伝統的にモーセが書いたとされてきたためであり、ヘブライ語では"תורה" (Torah トーラー)と呼ぶ。
本来のヘブライ名のタイトルを順番に並べると、"בראשית שמות ויקרא במדבר דברים" (初めに荒野で呼ばれた名は言葉)となる。
*構成
-[[創世記]] [0年-2309年]
-[[出エジプト記]] [2373年-2353年]
-[[レビ記]] [2353年]
-[[民数記]] [2354年-2393年]
-[[申命記]] [2393年11月]
*作者
旧約聖書の始めの五書であり、伝統的には預言者モーセが書いたとされてきた。
近代以降の[[高等批評>モーセ五書への高等批評]]では、バビロン捕囚後に学者たちが長い年月をかけて、イスラエルの古資料や伝承を元にしてまとめたものとされる。
*内容
+天地創造と原初の人類(創世記1-11章)
+太祖たちの物語(創世記12-36章)
+ヨセフの物語(創世記37-50章)
+エジプト脱出(出エジプト1-19章)
+神と民との契約(出エジプト20-40章)
+祭司の規定(レビ1-16章)
+神聖法集(レビ17-27章)
+シナイ山での新年(民数1:1-10:10)
+シナイ山からモアブまで(民数10:11-21:20)
+モアブからヨルダン川にたどりつくまで(民数21:21-36章)
+モーセの説法、モーセの死(申命記)
*地図
モーセの旅(出エジプト、民数記)
#image(https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/trinity_kristo/attach/12/382/ExodusMap5-534x442.jpg)
イスラエルの最古の歴史を語る[[歴史書]]で、モーセの時代とそれ以前の歴史について触れた書である。律法を含んでいる。
なお、サマリア人の正典であるサマリア五書も、モーセ五書とほぼ同内容のものである。
*名称
現在使われている名称は七十人訳のギリシャ語名に由来する。
『モーセ五書』の由来は、伝統的にモーセが書いたとされてきたためであり、ヘブライ語では"תורה" (Torah トーラー)と呼ぶ。
本来のヘブライ名のタイトルを順番に並べると、"בראשית שמות ויקרא במדבר דברים" (初めに荒野で呼ばれた名は言葉)となる。
*構成
-[[創世記]] [0年-2309年]
-[[出エジプト記]] [2373年-2353年]
-[[レビ記]] [2353年]
-[[民数記]] [2354年-2393年]
-[[申命記]] [2393年11月]
*作者
[[旧約聖書]]の始めの五書であり、伝統的には預言者モーセが書いたとされてきた。
近代以降の[[高等批評>モーセ五書への高等批評]]では、[[バビロン捕囚]]後に学者たちが長い年月をかけて、イスラエルの古資料や伝承を元にしてまとめたものとされる。
*内容
+[[天地創造]]と原初の人類([[創世記]]1-11章)
+太祖たちの物語(創世記12-36章)
+ヨセフの物語(創世記37-50章)
+エジプト脱出(出エジプト1-19章)
+神と民との契約(出エジプト20-40章)
+祭司の規定(レビ1-16章)
+神聖法集(レビ17-27章)
+[[シナイ山]]での新年(民数1:1-10:10)
+シナイ山からモアブまで(民数10:11-21:20)
+モアブからヨルダン川にたどりつくまで(民数21:21-36章)
+モーセの説法、モーセの死([[申命記]])
*地図
モーセの旅(出エジプト、[[民数記]])
#image(https://img.atwikiimg.com/www65.atwiki.jp/trinity_kristo/attach/12/382/ExodusMap5-534x442.jpg)