『レゲンダ・アウレア』または『黄金伝説』(羅: Legenda aurea または Legenda sanctorum)は、ヤコブス・デ・ウォラギネ(1230頃–1298)による
キリスト教の
聖人伝集。1267年頃に完成した。タイトルは著者自身によるものではなく、彼と同時代の読者たちによってつけられたものである。中世ヨーロッパにおいて聖書についで広く読まれ、文化・芸術に大きな影響を与えた。
イエス、マリア、天使ミカエルのほか、100名以上にものぼる聖人達の生涯が章ごとに紹介され、その分量は『
旧約聖書』と『新約聖書』を足したのとほぼ同じである。最初の章では
キリストの降誕と再臨があてられており、本書は新約聖書の続編として読むこともできる。
なお、ウィリアム・キャクストンによる翻訳版(英: The Golden Legend)が存在する。
構成
第1巻
第2巻
第3巻
第4巻
後世に追加された章
含まれていない主な聖人
最終更新:2018年01月15日 19:45