士師記

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士師記 - (2017/03/05 (日) 19:03:56) のソース

**名称
ヘブライ名は"ספר שופטים"‎‎ (Sefer Shoftim, 裁き人たちの書)である。 
ギリシャ語名の"Κριτές" (Krités, 裁き人たち)は、「裁き人」のギリシャ語訳である。 
英語名"Book of Jodges"はヘブライ名の英訳である。 
和名『士師記』は、「裁き人」の漢訳である「士師」に由来する。

**内容
1.時代背景(士師1:1-3:6)
-ヨシュアの死後の状況(1章)
-イスラエル人への神の怒り(2章)
-民を試した主(3:1-6)
2.士師たちの活躍(士師3:7-16章)
-カレブの弟オテニエル<ユダ族>(士師3:7-11)
-士師エフデ<ベニヤミン族>(3:12-30)
-士師シャムガル(3:31)
-士師デボラ<エフライム族>と将軍バラク<ナフタリ族>(4-5章)
-士師ギデオン<マナセ族>(6-8章)
--偶像を破壊するギデオン(6章)
--同士討ちさせられるミディアン人(7章)
--敵を討つギデオン(8章)
-アビメレク王の悪事と死(9章)
-士師トラ<イッサカル族>(10:1-2)
-士師ヤイル<東マナセ族>(10:3-5)
-士師エフタ<マナセ族>(10:6-12:7)
-士師イブツァン<ユダ族?>(12:8-9)
-士師エロン<ゼブルン族>(12:11-12)
-士師アブドン<エフライム族>(12:13-15)
-士師サムソン<ダン族>(13-16章)
--マノアの妻の妊娠(13章)
--謎解きに負けるサムソン(14章)
--ペリシテ人に復讐するサムソン(15章)
--騙されるサムソン(16:1-22)
--死の間際の復讐するサムソン(16:23-31)
3.ダン族の定住(17-18章)
-祭司を得たミカ(17章)
-祭司を奪ったダン族(18章)
4.ベニヤミン族の討伐(19-21章)
-妾を殺された男(19章)
-ベニヤミン族への復讐(20章)
-ベニヤミン族への処遇(21章)

**士師記の年代の矛盾
[[士師記の年表]]を参照するとわかるように、士師記の年数は他の[[歴史書]]と矛盾している。