失われた書

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聖書内に登場するものの、現在にまで伝わっていない書物の一覧。 **主の戦いの書 民数記21:14に現れる。 スラエルの文学史上重要な役割を果したものと思われるが、民数記の記事からその内容を判断することは難しい。おそらく、カナン先住民との戦いにおいてイスラエルのためになされた神の力強い救いのみわざを記録した文書であったと思われる。年代はわからないが、イスラエルの最古の文書の一つであったことは確かである。 **ヤシャルの書 ヨシュア記10:13、サムエル記下1:18に現れる。 ヤシャルの書に言及している聖書の箇所は、アモリ人と戦う間、太陽と月が静止するようヨシュアが懇願したことについて述べているヨシュア10:12-13と、「弓」と呼ばれる詩、つまりサウルとヨナタンのことを悼む哀歌を記載しているサムエル下1:18-27である。それゆえ、「ヤシャルの書」とは詩や歌や他の著作を収集したものであると考えられる。 ある学者たちは「主の戦いの書」と「ヤシャルの書」を同一視するが、一方で、韻律、文体、内容全般から見て両者にはかなりな相違が見られるため、同一視するのは無理であろうと言う学者もいる。 **ソロモンの事績の書 列王記上11:41に現れる。 **先見者サムエルの書 歴代誌上29:29に現れる。 **預言者ナタンの書 歴代誌下9:29に現れる。 **預言者シマヤの書 歴代誌下12:15に現れる。 **預言者イドの書 歴代誌下13:22に現れる。 **エヒウの書 歴代誌下20:34に現れる。 **先見者の記録 歴代誌下33:19に現れる。 **エノクの言葉 ユダ1:14に現れる。おそらく外典のエノク書より引用されたものと考えられている。 **コリントの信徒への手紙三 1コリ5:9に現れる。1コリ、2コリとは異なるものと考えられる。 **エペソの信徒への手紙二 エペソ3:3に現れる。現行の『エペソの信徒への手紙』とは異なるものと考えられる。 **[[ラオディキアの信徒への手紙]] コロ4:16に現れる。
聖書内に登場するものの、現在にまで伝わっていない書物の一覧。 **主の戦いの書 民数記21:14に現れる。 スラエルの文学史上重要な役割を果したものと思われるが、民数記の記事からその内容を判断することは難しい。おそらく、カナン先住民との戦いにおいてイスラエルのためになされた神の力強い救いのみわざを記録した文書であったと思われる。年代はわからないが、イスラエルの最古の文書の一つであったことは確かである。 **ヤシャルの書 ヨシュア記10:13、サムエル記下1:18に現れる。 ヤシャルの書に言及している聖書の箇所は、アモリ人と戦う間、太陽と月が静止するようヨシュアが懇願したことについて述べているヨシュア10:12-13と、「弓」と呼ばれる詩、つまりサウルとヨナタンのことを悼む哀歌を記載しているサムエル下1:18-27である。それゆえ、「ヤシャルの書」とは詩や歌や他の著作を収集したものであると考えられる。 ある学者たちは「主の戦いの書」と「ヤシャルの書」を同一視するが、一方で、韻律、文体、内容全般から見て両者にはかなりな相違が見られるため、同一視するのは無理であろうと言う学者もいる。 **ソロモンの事績の書 列王記上11:41に現れる。 **先見者サムエルの書 歴代誌上29:29に現れる。 **預言者ナタンの書 歴代誌下9:29に現れる。 **預言者シマヤの書 歴代誌下12:15に現れる。 **預言者イドの書 歴代誌下13:22に現れる。 **エヒウの書 歴代誌下20:34に現れる。 **先見者の記録 歴代誌下33:19に現れる。 **エノクの言葉 ユダ1:14に現れる。おそらく外典のエノク書より引用されたものと考えられている。 **コリントの信徒への手紙三 1コリ5:9に現れる。1コリ、2コリとは異なるものと考えられる。 **エペソの信徒への手紙二 エペソ3:3に現れる。現行の『エペソの信徒への手紙』とは異なるものと考えられる。 **[[ラオディキアの信徒への手紙]] コロ4:16に現れる。 現存するものは後世につくられた儀典である。

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